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ほとんどの疑問は、以下の説明とリンク先を読めば解決しますよ!

質問する前に読むページ

青切符について質問する前に

反則点数6点未満の反則行為違反の容疑で、通称「青切符」正しくは「交通反則告知書」を切られた方は、御質問の前にリンク先の記事を御一読下さい。

知りたい事のほとんどの答えはそこに書かれていると思います。

赤切符を否認する場合のプロトコル(会員限定)

反則点数6点以上の非反則行為違反の容疑で、通称「赤切符」を切られた方は、リンク先の記事を御一読下さい。

99.9%以上が不起訴になる青切符とは異なり、赤切符を否認する場合はそれなりの覚悟が必要です、また、否認の仕方によって不起訴率もかなり変わります。

手の内を警察・検察に晒さないために、赤切符関連の記事は会員限定記事とさせていただきました。

代わりに、会員限定記事では具体的な上申書の書き方などもわかるようにしてあります。

人間の不安のほとんどは「わからないこと」に対するものですので、仕組みがわかれば不安はかなり軽減されます。

よくある質問のQ&A

警察がこんな酷い対応をしました。おかしいですよね!

私にしてみれば、警察が腐っていることは既知の事実ですので、単に警察の対応への不満を書きたくられても、「そうですね。」としか答えられません。

どうすればいいかアドバイスをお願いします。

「何かアドバイスして下さい」というのはあまりにも抽象的ですし、記事を読めば書いてある事を要約してアドバイスしろというのは勘弁して下さい。まずは関連する記事を読み、それでもわからない点について具体的にご質問下さい。

急いで下さい!今日中に返答して下さい!

申し訳ありませんが、本業が別にあります。警察署や検察庁への出頭日は電話一本で変更出来ます。出来るだけ速やかな返答を心掛けておりますが、今しばらくお待ち下さい。

違反が事実なら否認すべきではない!

それってあなたの主観的判断ですよね?人の生き方やイデオロギーの域を出ませんので、議論するだけ無駄だと思います。私は「被疑者には否認する権利がある」と言っているのですが?

私の考えは違うので賛成できません!

もちろん、私とは異なる考え方をする方がいて一向に構いません。その主張は自らブログなりサイトなりを開設して持論を展開して下さい。

検挙に納得が出来た方は反則金を納めるなり、赤切符ならば素直に認めて略式裁判で罰金刑を受ければよいと思います。その人には「是認」という選択肢を選ぶ権利があります。

一方で、納得がいかなければ「否認」という選択肢を選ぶ権利が誰にでもあり、その権利を侵害する事は許されません。

否認すると逮捕されるぞ!裁判になって大事になるぞ!

あなたは警察官ですかw 否認する権利を行使しないよう圧力をかけたいのですね。

誓って言いますが、元が青切符の反則行為で、逮捕理由が「否認したこと」である例は一例もありません。

ちなみに、警察のバイブル本にも「否認は逮捕事由にならない」と書かれています。

こちらの記事に証拠も載せていますが、残念ながら会員限定記事です。

やっぱり質問したいから会員になろうかな?会費は高い?

それは大変ありがたいのですが、登録前によく検討してからにして下さい。私が逆の立場だったら、ちょっとコメントをするためだけに有料会員になるのはもったいないと思います。

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どうせ会員になるのであれば、会費分の元を取る為にも、ちゃんと対処法を学んで二度と警察の嘘に騙されない人間になるんだという決意を持って読んでいただきたいと思います。

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コメント

  1. Ikkun より:

    昨年末スピード違反で赤切符を切られた際に、こちらで相談させていただきました。
    切符に押印をして裁判所からの呼び出しの際に、略式裁判を断り持ち込んだ上申書通りの調書を作成しました。その後警察からの身上調査を断り音沙汰もありませんでしたが、最近になり検察庁から調書作成の呼び出しがあり応じました。

    その際上申書を提出し調書を作成する段になってこちらの上申書をもとにしているも、「周りの状況は覚えていない、や当時の状況はあいまいであったが」などとこちらに不利が働くような表現が節々に見られる内容でした。

    私の意図と違う上申書通り一字一句違わぬように作成てくれと要請するも、それだと調書の意味がない、そんなは調書は作成できないと向こうから調書作成を拒否されました。

    結局時間が押していたので上申書を提出し、次回までそのままのとおりベタ打ちで作成し身上調も作っておくので押し印しに来てくださいと言われました。

    上申書通りに作っていけない決まりはあるのでしょうか?
    身上調査もとられっるとのことですので起訴されるかどうかわかりませんが、検察官の対応が意外でした。
    あと私が以前コメントした内容が消えているようなのですがいくつか整理はされたのでしょうか?

    • 取締り110番 より:

      御無沙汰しております。
      以前いただいたコメントはこちらの記事へのコメント欄に残っております。

      既に御存知の情報かと思いますが、検察官には被疑者の供述通りの調書を録る義務はありませんが、刑訴法198条の規定により「増減変更の申立があった場合にはそれを記載しなければならない義務」があります。以下の条文の第4項ですね。

      第百九十八条 検察官、検察事務官又は司法警察職員は、犯罪の捜査をするについて必要があるときは、被疑者の出頭を求め、これを取り調べることができる。但し、被疑者は、逮捕又は勾留されている場合を除いては、出頭を拒み、又は出頭後、何時でも退去することができる。
      2 前項の取調に際しては、被疑者に対し、あらかじめ、自己の意思に反して供述をする必要がない旨を告げなければならない。
      3 被疑者の供述は、これを調書に録取することができる。
      4 前項の調書は、これを被疑者に閲覧させ、又は読み聞かせて、誤がないかどうかを問い、被疑者が増減変更の申立をしたときは、その供述を調書に記載しなければならない。
      5 被疑者が、調書に誤のないことを申し立てたときは、これに署名押印することを求めることができる。但し、これを拒絶した場合は、この限りでない。

      なお、第3項で「これを調書に録取することができる」となっていますので、被疑者が供述してもそれを調書に録取しなければならないわけではありません。1時間の供述を15分程度で読める量に減らすなどしても構わないということですね。

      しかし、第4項で「被疑者が増減変更の申立をしたときは、その供述を調書に記載しなければならない」ですので、納得いかない部分については「周りの状況をよく覚えているし記憶は鮮明であると変更して下さい。刑訴法198条第4項の規定により貴方はこれを記載しなければなりませんよね?」と言えば、検察側としては渋々記載するか取調べをやめて被疑者を帰宅させるかの2択となります。第1項で「取り調べることができる」とありますので、取り調べない自由は認められますので…

      最近はサイトの更新をサボってしまい、2017年のデータとなってしまいますが、香川県における赤切符の不起訴率は43.8%です。過去の御相談者全体の不起訴率が約80%ですので、このサイトのプロトコルに従って否認すれば相場よりも20~30%程度は不起訴率を上げられると予想されますが、やはり地域差と(副)検事の当たり運が大きい部分は否めません。最大でも罰金10万円の速度超過では、平均3回の公判維持に掛かる人的コストを考えれば、司法側としては起訴して有罪にしても完全に赤字ですし、検事としても通常業務が減るわけでもないのに公判の為に時間と労力を割かれますので、それが面倒だと感じる検事は不起訴(起訴猶予)を連発します。逆にどこの組織にもいるようなワーカホリック的な仕事好きが担当者だと、起訴して有罪判決を導くのが仕事だと勘違いして起訴を連発する者もいます。

      そもそも、交通違反の担当になっている時点で検察内の出世ルートからは大きく外れていますし、交通違反の場合は元警察官がお情けでなれるような副検事にも公訴権を与えているのが、欧米から「司法制度が中世並み」と批判されている日本の現状ですので、その点に関しては生まれた国の運が悪かったと思うしかありませんね…

      身上調書を録られたからと言って必ず起訴されるわけではありませんし、体験談の記事をお読みいただければ御理解いただけると思いますが、もし起訴されてもそれはそれで人生の経験値が上がるという意味では無駄ではありません。今回の一件を通してIkkunさんとしても、警察の取締りが事故防止など眼中にないことや、刑訴法198条があっても直接それを指摘しなければ検察が応じないなど、日本の司法制度の矛盾や問題点を理解されたのではないかと思います。法律を守らせる側の公務員が法律を守っていないのですから、もし起訴されて罰金を支払う羽目になったとしても、被害者の存在しない速度超過容疑程度で罪悪感を覚える必要はありません。彼らにとって法律は利用するものであって守るものではないのですから、我々も利用できる法令は利用しつつ、実際に運転する際には事故防止と円滑な交通の維持を念頭に、周囲の状況に合わせた臨機応変な運転をすればよいだけです。

      その上で、「効率よく反則金を集めたい警察」ならばどこでどのような取締りをしそうであるかを理解すれば、検挙ポイントが事前に察知できるようになってきますので、もう二度と検挙されず、あるいは止められても現場で切符処理を回避してゴールド免許を維持できるようになります。

      話が逸れましたが、罪刑法定主義という建前を持っている日本では「義務ではないことはしなくてもよい」となっていますので、「検察側には上申書通りの供述調書を録る義務はないが、増減変更の申立があればそれを記載する義務はある」というのが回答となります。

      検察官の対応が意外だったとのことですが、まともな判断力と良心を持っていたら、警察官や検察官は続けられません。与党政治家の犯罪や生活保護申請の窓際での拒絶(違法です)、労基法違反などは華麗にスルーしつつ、貧困故にやむを得ず万引きしてしまったり、空いている道路を特に危険もなく流して走行しただけの者を犯罪者扱いして断罪出来るようなサイコパス的な資質がある者しか組織に残れないようになっているのですから…

      とはいえ、これらのことを完全な他人事と考えるのもよくありません。今はコロナ禍で都市部から地方への移動を自粛しろという論調が主流で、それでも移動した者に対して市民が他県ナンバー狩りのような犯罪行為を繰り返していますが「違法ではないことを個人の価値観で断罪し、保障なき自粛を求める政府や自治体の無為無策については批判しない」というのは、完全に警察・検察と同じサイコパス的な思考回路です。我々自身がそのような怪物にならないよう気を付けながら「皆が従っていようが関係ない。おかしいものはおかしい」と言えるだけの強さを持つ覚悟が必要なのです。

      あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。それをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである  ガンジー

  2. safty より:

    昨日、新潟県の磐越道で覆面に止められました。プリウスに追従していたところ減速したので追い越したタイミングでした。否認し青切符にも供述調書にもサインしてませんが(調書にサインしない理由は警察の書類は気持ち悪いから触りたくない)、巡査部長の話を聞いている時の状態を巡査長に全景写真撮影され、拒否したのに、捜査なので拒否できないと言われて、車とマスクを外した私の写真を撮影されました。また調書に指を指した状態の写真も撮られました。納得できないです。その部分は録画出来なかったのが悔やまれます。
    おかげさまで、ここまでゴールド免許証で来ましたが、今回は行政処分やや諦めています。

    • 取締り110番 より:

      御返信が遅くなり申し訳ございません。コロナ禍の影響で給料は上がらないのに本業がアホみたいに忙しくなっていました…
      今回の違反容疑は速度超過でしょうか?
      切符処理が回避出来なかった場合は反則点については勝手に付加されてしまうパターンが多いですが、覆面追尾は否認の仕方を間違えなければ割と高確率で切符処理を回避出来る事が多いです。特に速度超過の場合は「計測した速度は覆面が出した速度であって違反車両にレーダー等を当てたものではない」という弱点が警察側にはありますので。
      今回の経験を糧に二度と切符を切られないように警察の取締りロジックを学んでおきましょう。また、高速の覆面は取締りロジックを理解すると事前に見抜けるようになりますので、車種や色の傾向、無線用のアンテナ形状などについても少し知識を入れてえおかれることをお勧め致します。

  3. R418 より:

    質問なんですが、住宅地の路地の十字路で、片方は一旦停止になっていて、片方はなっていないという交差点がありますが、そこで一旦停止になっていないほうの車両が無駄に一旦停止して交通の流れを乱すなんていうことがあるのですが、円滑な交通を阻害したということで違反にはならないんですか?

    • 取締り110番 より:

      そういうのいますよね。まあ自転車が飛び出してくる可能性もありますので、見通しが悪い所では徐行して安全確認とかはやってくれて全然構わないのですが、優先道路の意味わかってんのかよ?という挙動の車がいると迷惑ではありますね…

      しかし、残念ながら一時停止義務がなくとも一時停止すること自体は違法ではありません。急ブレーキで止まれば急ブレーキ違反になりますが、そういう車は大体異常に遅いですしね…

      今の私の解決策は「家族連れ以外の時はなるべくバイクで移動する」です。遅ければさっさと抜き、スイスイ走れるのでバイク移動時の方がストレスがまるでありません。

  4. くるマニア より:

    ご無沙汰しております。
    くるマニアです。

    特に面白い話でもないのですが、先日信号無視で止められた友人の話です。

    納得いかない取締りを受けた時は、最低でも道路交通法64条と刑事訴訟法198条と犯罪捜査規範219条は覚えておいて、それを主張しながら戦うようにと伝えておりました。
    で、先日の信号無視です止められた時に否認したそうですが、警察が訳のわからない事を言い出したそうです。

    『特別法の捜査違反になるぞ!』

    わけがわかりません(笑)

    私が当事者であれば、間違いなくツッコんでましたね!

    まず何の特別法かのか?
    具体的に何という法律なのか答えてみろよ?

    100歩譲ってそういうものがあるとして、捜査違反ではなく捜査妨害なのではないのか?
    捜査違反ならお前らの犯罪だろ?

    みたいな感じで(笑)

    で、結局友人は解放されたそうです。
    一般人に具体的な法律を挙げられて否認された事が悔しくて、脅すつもりだったのでしょうか?
    真意はわかりませんが、やはり嘘つきは警察のはじまりというのは正しいようですね。

    あと余談ですが、おかげさまで2回目のゴールド免許更新となりました!
    もちろん5年間の間に何回かは止められましたが、切符を切らせていないので無事ゴールドです!
    本当にこちらのブログのおかげです。

    ありがとうございます(^ ^)

    • 取締り110番 より:

      無事にゴールド免許を維持されているようで何よりです。
      特に今年はコロナ禍で観光客狩りに失敗した警察が予算目標に足りずにかなり強引な取締りもしているようですので注意が必要ですね。

      御友人が体験した「特別法の捜査違反」の件ですが、警察は息を吐くように嘘をつく組織ですから驚きはしませんが呆れるばかりですね。
      そもそも被疑者には黙秘権まであるのですから、免許証の不提示を続けたとか警察側が撮っていたドラレコ映像を消そうとしたならともかく、刑訴法や犯罪捜査規範に則って捜査しなさいと促す行為に違法性があるわけがありません。
      やはりそういう時は「ホントですか?何という法律のどの項目にそれが書いてあって、私の行為のどこが違法なのか教えてもらえますか?失礼ですが司法警察員の方ですよね?」くらいの返しはしたいところですね。

      対処法が役に立って切符を切られていないのは幸いですが、理想は止められないことです。初見の場所でも取締りポイントが予想できるようになれば一番ですし、いくら対処法を駆使してもネズミ捕り式の速度超過は切符回避が難しいのでくれぐれも御注意下さい。

  5. gussan より:

    10日にコメントしたものです。その後、あり得ないことがありました。警察からの連絡を無視していると、なぜか私の元旦那のところに電話がいき、反則金を払ってないから私の電話番号を教えてほしいと言ったそうです。教えたよ!って連絡がありびっくりしました。電話番号がウソだと思ったのかもしれませんがこれは守秘義務違反ではないでしょうか?だとしたらどのような対応したらいいでしょうか?

    • 取締り110番 より:

      何故元旦那さんのところに連絡したのかは謎ですが、日本の捜査権はかなり範囲が広いので違法とまでは言えないでしょうね。

      現状で無視を続けてもこちらにメリットがありませんので、こちらから連絡して「財布代わりのポーチを見ていただけでスマホの画面は点いておらず違法行為はしていない」と主張して否認する旨を伝えた方が良いかと思います。処理を早めたいなら調書くらい応じてあげても良いでしょう。

      青切符に過ぎない上に状況から見て否認すれば99.9%以上不起訴ですから、今のように警察にしつこく付きまとわれてストレスを感じる時間が無駄です。署名した理由を突っ込まれても「画面が点いていなくても違反だと言われたから署名したが、後で調べたらそれはおかしいとわかったので否認することにした。見ていたのはカード入れの中身であってもスマホではないし」とでも言えば良いでしょう。

  6. gussan より:

    こんにちは。去年の11月に携帯を見ていたと止められました。私のスマホケースは2つ折で片側のカード入れのところは財布がわりにしてましたので回数券やら、色々刺してあったものを見ていただけで操作もしていなければもちろん画面は真っ暗。ただ見ていただけでもダメなの?かと聞いたらダメだというし、三人のおまわりに威圧的に言われて仕方なく署名しました。何をみていたのかと聞かれて、何も見れるはずない!とも言いましたが、取り合ってもらえませんでした。家に帰ってからよくよくみると画面を注視したことの違反とのことで、とても、納得いきませんでした。そんななかこちらのサイトにたどり着いたのですが、無視し続けて半年、とうとう毎日、何度も電話がなり、朝から家に警察はくる、ピンポンも100回くらいならし、まるでヤクザの借金取り立てみたいです。山形の警察、よっぽど暇なんですね。早く送検してくれ!とこちらから言ったほうがいいと思いますか?

  7. kingkazuaki より:

    こんばんは。早速本題に入らせていただきます。平成29年4月27日に一時不停止にて青切符を切られました。その後内容にあるように通告書・納付書が届きました。否認するつもりなので支払いはしていません。3年以上経過しましたが、その間、警察、裁判所からの出頭命令等の連絡はありません。郵便等の見逃しは無いと思うのですが、万が一見逃していて、無視ととられるのが心配です。納付せずに、どこからも何の連絡もないことがあるのでしょうか?こちらから検察庁に確認をした方が良いのでしょうか?
    もしその場合は通告書の内容を告げれば良いのでしょうか?
    宜しくお願い致します。

    • kingkazuaki より:

      6月6日のご相談の件ですが、検察庁へ確認したところ半年後の10月に不起訴になっていたようです。

      • 取締り110番 より:

        御回答が遅くなってしまい申し訳ございません。
        東京などの大都市では反則金を支払わずにいると、その後の捜査や取り調べのないまま送検されて不起訴になることもよくあります。
        たまにTVで報道されるような繰り返しの出頭要請を無視して逮捕というのは、反則金を支払わせるための見せしめのレアケースで、1件当たり1万円前後の反則金あるいは罰金・過料では、逮捕するコストを考えたら赤字になってしまいます。

        事件の少ない地方部では、それでも警察官を遊ばせておくよりは、未払いの者を脅して集金した方がマシとなりますが、大都市では人員不足ですし、未払いの者を追跡するよりも新たなカモを捕らえる方が楽なので早々動きません。まあ、督促状くらいは送ってくることが多いですが…

        いずれにせよ3年が経過してしまったら公訴時効なのでその後に何かあることはありませんね。今回は半年後に無事に不起訴になっていたとのことで何よりでした。違反歴自体は5年経たないとゴールド免許への復帰が出来ませんので、あと2年弱無検挙で頑張りましょう。

  8. no-name より:

    今回のコロナ記事、大変興味深かったです。
    他にもコロナ等に関する大変興味深い記事を見つけたのですが、できたらRさんにその記事を読んだ感想などを教えてもらいたいなぁと。
    そのコロナ記事から派生するもの全て読もうとしたら膨大な量になるのですが、とりあえず記事のタイトルだけ貼っておきますので興味を持ったら検索してみてください。
    まあRさんならもう知ってるかも知れませんが。

    アンドリュー・カウフマン:コロナウイルスは存在しない

  9. Jinバウ より:

    管理人様
    はじめましてこんにちは。
    昨日一般公道40kmでステルスのネズミ捕りに引っかかり31kmオーバーで検挙されてしまいました。私以外にも次から次へとゾロゾロと車が止められていました。
    否認は私だけのようで、警官とは別に白バイ隊員も脅しレベルのことを言ってきましたが、以前このブログを読んだことがあり、一切否認し、調書部分のみ署名して免許証も返却されたので帰宅しました。残念ながら調書作成時は録音しませんでした。

    今後ブログに記載のあるとおり上申書を作成しようと思いますが、否認理由のポイントやこのようなケースの雛形などご指導いただけると幸いです。

    また埼玉の鶴ヶ島なのですが移動中の出来事であり、正確な場所がわからず、その場合の記述をどうすればよろしいでしょうか?

    どうぞよろしくお願い致します。

    • 取締り110番 より:

      お疲れ様です。今年は行楽自粛の影響で警察のノルマが大分足りないようですね。

      検察出頭時用の上申書は記憶が鮮明なうちに書いた方が良いと思います。以下の2つの記事を参考にして下さい。
      [交通違反]検察提出用の上申書について[赤切符を否認]
      [赤切符を否認]検察提出用の上申書について2[上申書例あり]

      検挙地点の割り出しについてですが、赤切符を受理したのであればそこに記載されているハズです。受理していない場合は、大体の場所からGoogle Mapやストリートビューで止められたポイントを探しましょう。その手前200~500m以内には測定ポイントがあったはずです。

      居住地とは異なる県外の取締りで、否認したがその場では実況見分も行われていない状況と思われますので、鶴ヶ島の所轄から実況見分への出頭要請が来る可能性もあります。少しでも不起訴率を上げたいのであれば、立ち会って測定ポイントや測定係(現認係)が1名しかいなかった事などを確認しておき、より具体性の高い内容の上申書を仕上げた方が良いと思います。

      とはいえ、起訴不起訴は最終的には検事の当たり運による影響が大きいですし、今年はコロナショックで裁判所も止まっている状態のようですので、おそらくなかなか検察からの出頭要請が来ないでしょうし、コロナ終息後に処理が集中すると裁判所がパンクするので、例年よりは不起訴率が上がると予想しています。日本はとっくに医療崩壊していますし、与党だろうが野党だろうが政治家の不正や違法講義は滅多に立件されない時点でとっくの昔に司法崩壊しています。なので、不起訴を得るためにやれるだけのことはやっておいた上で、万一起訴されて有罪になっても罪悪感など抱かない事が大切です。

      戦後まもない道路が土だった時代に定められた法定速度や制限速度がいまだに緩和されていないのが原因の大半で、郊外の見通しの良い場所など諸外国なら80km/h制限が普通です。ましてや、警察がネズミをやるような場所では、速度超過が主因の事故などまず起きませんからね。

      • Jinバウ より:

        ありがとうございました。
        早速仕立て上げてみます。ドライブカメラで映像が残っていますので探してみます。実況見分立会は呼び出される限り行ってみます。測定ポイントや現人人数などがポイントですね。
        確かに外出自粛に乗って捕まえるのが躍起のようで、全部で10名くらいいたと思います
        素直に外出自粛しとけば良かったです。
        状況変わりましたらお知らせ致します。引き続き、どうぞよろしくお願いします

  10. frank より:

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00501057-autocar-ind
    【移動式オービス】全国各地に続々 生活道路以外でも 10km/h超過で取り締まり対象になることも

    まさに神出鬼没の移動式オービスだが、さらにニュースがある。それは、これまではめったになかった「超過速度15km/h未満」を対象とするケースが年々増え始めていることだ。

    警察庁が2020年2月に公開した2019年中の「道路交通法違反の取締り状況」によると、2018年→2019年に時速15km/h未満で最高速度違反となった例は43件→340件と件数だけを比較すると8倍増にもなっている。
    生活道路での取り締まりが目的だったはずが
    最新の情報によると、生活道路での設置をメインとした移動式オービスの運用状況にさらなる変化がみられるという。

    日本全国のオービスを実際に自ら足を運んで調査している、アプリ「オービスガイド」を運営する有限会社パソヤの大須賀克巳氏は以下のように分析している。
    「小型の新型オービスが登場した時は、多くの新聞やテレビのニュースで『狭い道にも設置できるので、生活道路や通学路を中心で取り締まりに当たる』と紹介されていました」

    「ニュースで写真や映像が使われる時は、通学する小学生と一緒に移動式オービスが写っているものがよく用いられ、
    これにより多くのドライバーは取り締まりの必要性や重要性を納得していました」
    「しかし、最近気になっていることがあります。時が経つにつれ、移動式オービスで取り締まられる場所が歩行者も自転車もいない見通しの良い自動車専用道路、深夜のバイパス、高速道路のトンネル内など(歩行者を護るという)当初の目的とは違うのではないかな? とも思う場所に進出していることです」

    「もちろんこれらの場所でも事故はゼロではありませんが、個人的には歩行者や児童がいるような狭い道での利用をメインにしてほしいと正直思います」

    深夜はもちろん、未明~明け方も
    最近の傾向として、取り締まりが行われる時間帯にも変化が起きている模様。

    午後10~12時の遅い時間帯はもちろん、未明(午前0~2時)や早朝(午前5~6時)にも移動オービスによる取り締まりが実施されている。
    少人数で運用できる移動式オービスゆえの傾向か。

    筆者も利用している「オービスガイド」に届く通知が午前2時や午前5時といった時間帯であることも珍しくない。

    アプリ「オービスガイド」を運営する有限会社パソヤの大須賀克巳氏は以下のようにコメントする。

    「深夜の移動式オービスは地域にもよりますが、確実に増えている印象です」

    「当初はこんな夜中にやっているのか? と疑いながら、アプリの投稿を頼りにすぐに現地に向かったことがありますが、間違いなく取り締まりが行われていました」

    取り締まりは未明や早朝を含む、あらゆる時間帯に行われ、超過速度10km/h程度でも捕まる可能性がある。

  11. ajtgjm より:

    是非質問させてください。
    去年末にネズミ捕りにかかったのですが、スピード違反は否認したのですが、切符は受け取りました。その後出頭して改めて否認するか反則金を支払うか悩んでいたのですが、
    いきなり実況見分をやるから来るようにとの手紙が届きました。もし今からでも反則金を支払えるのなら支払いたいのですが無理なのでしょうか。
    そもそもその場で調書を取ったのみでその後出頭無しで検察庁に送る事自体納得できないのですがこの後の対応方法を是非教えてください。

    • 取締り110番 より:

      反則金を支払うかどうか迷っていたということは、青切符の範囲内での速度超過容疑だと思います。

      青切符の不起訴率は99%以上ですので、否認を貫けばまず間違いなく不起訴になりますが、検察庁への出頭などの手間を考えると反則金を支払う方がコスパが良いと判断されたということでしょうか?ならば今からでも支払って構わないと思いますが、以下の事実を踏まえた上で後悔しない選択をして下さい。

      ・実況見分をすると言っている時点で、ajtgjmさんの違反容疑はまだ送検されていません。
      ・実況見分への立会いは任意です。行きたくなければ「立ち会わないので実況見分はそちらでやってくれ」と連絡しましょう。
      ・現場で切符を渡されている時点で、完全に否認した形にはなっていません。現場で反則金の支払意思がなく刑事処分で争う意思表明をした場合、最初から区検併設の部署への出頭を促す黄色い紙を渡されるだけです。
      ・よって、実況見分は拒否出来ますが警察は「調書を録るからそれとは別に出頭しろ」と言ってくる可能性が高いです。
      ・それも任意ですので拒否できますが、何度も出頭要請が来たりして送検→不起訴が遅くなりますので、時間があれば調書に付き合ってあげても良いでしょう。
      ・送検後に検察から出頭要請が来るかどうかは居住地によります。東京などの大都市では青切符で送検されても自動的に不起訴になり、青切符で検察官と会えたことなど私ですらありません。逆に検察がヒマな地方部では検察に呼ばれることもありますが、否認を貫くとやはり不起訴です。

      上記の手間を考えると反則金を支払った方がマシだと判断されたのであれば、反則金を支払って終了させることもできます。検挙当日には反則金の仮納付書を渡されたと思いますが、その後1~2ヶ月後に通告センターから「通告書」と「本納付書」が入った封筒が届いていないでしょうか?もし手元にあれば、本納付書の支払期限内なら払ってしまえますし、期限を過ぎているなら、通告センターに電話して「期限までに支払うのを忘れてしまったのだが、今から支払いたいがどうしたらいいか?」と聞くと、先方は喜んで納付書を再発行してくれます。

      なお「警察は息を吐くように嘘をつく組織」ですので、実況見分への立会いを連絡してきた所轄署にそれを言うと「今からは切り替えられない」「否認したんだからいずれ送検されて裁判になる」とか平然と嘘をついてくるケースもありますが、騙されないようにしましょう。送検前ならいつでも反則金が支払えますし、最近は区検に出頭しても警察官取調室に通され、そこで支払いたいと言うと当日限り有効の納付書をくれたりします。警察は反則金が欲しいのであって、違反や事故が減って欲しいなどとは微塵も考えていません。

      上記を踏まえ、後悔のない選択をして下さい。ただしajtgjmさんは納税している主権者で、警察官は我々の税金によって全体の奉仕者として勤務している公僕である点を忘れないようにしましょう。警察官はただの地方公務員であり、偉くも何ともありません。

  12. kushun より:

    ご無沙汰しております。
    (取り締まり110番さんの2019年11月13日 11:46 PMの続きです )

    ご連絡が遅くなり申し訳ありませんでした。

    その後検察に行って来て
    最初の市役所の方に関しては「本当に危ないなら、横断歩道の手前で止めるはずなのに、向こうで止めること自体がおかしいのではないか」という主張をしてきました。
    2番目は「中学生がいたのはわかるが渡ろうとしてるかわからなかった」という言い方をして来て、その場で2件とも不起訴処分になりました。(後日、検察から結果が送られて来ましたが封も開けてない。笑)

    免許証の点数をその場で減点を回避されるスキルはまだまだですが、「反則金を払わない」という方法だけは学べたのはよかったと思ってます。
    ありがとうございました。

    • 取締り110番 より:

      無事に不起訴になったようで何よりです。青切符の不起訴率は99%以上ありますが、実際に不起訴が出るまでは御不安な気持ちもあったかと思います。

      万一の検挙に備えてこのサイトの対処法を学んでおくことも大切ですが、一番良いのは「警察がどういう場所で取締りをしているかを事前に察知出来るようになること」だと考えています。

      多くの方は無意識に「危険な運転や迷惑な運転を警察が取り締まってくれるはず(べき)」という勘違いをしていますが、交付金のカラクリを見ればわかるように、警察がそのような運転を取り締まることは滅多にありません。警察の交通違反の取締りの主目的は「予算を満たすまで反則金を集めなくてはならないが、事故自体が減ってしまうと交付金も減ってしまうので、出来るだけ事故とは無関係な軽微で悪質性の低い違反を取り締まる」ということです。

      それを理解すれば、見通しの良い直線道路や、歩行者のいないオーバーパス(陸橋)などでは、ネズミ捕りや白バイ追尾が行われやすい事が理解出来るでしょうし、「信号が無くても事故など起こらないから横断歩道だけの場所」でこそ横断歩行者等妨害の取締りが行われる理由がわかると思います。

      今年はコロナショックで外出を自粛している方が多いため、警察の取締りノルマも達成率が低いようで交通課が焦っている様子が伝わってきます。こういう時には今までなら見逃していた速度域でもスピード違反の取締りをしたり、主観でどうとでも取り締まれる横断歩行者等妨害や車間不保持での取締りが増えると予想されます。特に交通安全週間には取締りを警戒した運転を心がけて下さい。

  13. アラフィフ より:

    ここのところ、神奈川県警の取締りが活発です。
    パトカーに何度も出くわし、お決まりのスポットには何人も警官が立っています。
    夜11時過ぎに赤信号で停まろうとしたら、
    歩道で見張っている警官が目に入って、ビックリでした!!
    警察信頼度最下位は、やることがえげつないです。

    春の交通安全週間(4/6~15と確認したところです)には早いと思い、
    久しぶりに公安委員会のHPを覗きました。
    昨年の交通事故死者数がワースト6位(1/8議事録)で、
    1月の死者数はワースト1位(2/5議事録)とのこと。
    暫く躍起になっているでしょうから、一段と注意しなければ!!
    (こちらの相談も増えるのでは?!)と思ったところです。

    natsumechanさんの件は、反則センターが手続きのミスを認めたところで、
    違反自体は事実とされ(流れ作業で検察庁に送致されて不起訴になり)
    「違反点数は付加」かなと思いました。点数がちょっと気になりました。

  14. MATT より:

    警察から前回(1か月前)の違反の切符と罰金を払っていただきたいので出頭して頂けますか?との連絡を受け、あきらめ気分だった自分は了承し日時を決めました。
    しかし、その時の納得のいかなかった気持ちが蘇ってきて、どうにかならないものかとネットで検索しているとこのページに出会い、会員にさせて頂きました。

    状況は一ヶ月前の(1/25)深夜に信号の無い横断歩道を渡っていた人が見えました。何か様子が変だったので老人か酔っ払いかと思いクラックションを鳴らしました。近づいて見ると学生か?20代くらいの男性の感じなのに、あまりにもゆっくりと渡り切ったことに悪意的なものを感じ私はもう一度クラックションを鳴らしました。すると男は走って来て、私の車の前に立ち塞がり怒鳴り始めました。もちろん私もクラクションを鳴らし窓を開け怒鳴り返しました。「危ないだろうが!後ろから車が来てるんだぞ!早くどけ!」しかし相手は聞く耳ももたず、降りて来いというので、私も怒って車を降りようとしたのですが、隣にいた妻に危ないからと止められました。「こういう時は窓を閉めて車からは出ない方がいいとTVで言ってた!」と、私も最近のあおり運転のニュースを思い出しそれに従いました。
     すると相手はスマホを取り出しナンバープレートの写真を撮り、電話をし始めました。話してる様子から警察に連絡している様だったので、私たちも警察の到着を待つ事にしました。途中あまりにも警察が来ないので相手の虚言かと思い、こちらからも電話を掛けてるときに警察官が到着しました。
     始め来た警察官が4人。その内の二人はバイクで、車で来た普段着の二人は後で分かったのですが刑事だったとの事です。始めは刑事が私の話を聞いて同情的だったのですが、警官が話を聞いていた相手が私の切符を切ってくれと言ってるとのことで、交通課を呼んだという事でした。すると刑事が「交通課が出て来ると状況が変わるかも知れませんね。」と彼らの到着を待って去っていきました。
     交通課の人たちが到着すると、まずは相手の話を聞いていました。そして私の話の番になった時に刑事の言っていた意味が分かりました。「なんでクラクションを鳴らしちゃたの?」私は状況を説明したのですが「どんな理由があるにせよ横断歩道の相手にクラクションを鳴らした方が悪い。」と、動揺した私は「なんの為のクラクションですか事前に危険を知らせる為じゃないんですか?」「だとしたら一体いつ鳴らすんですか?」すると彼らは「山道などで視界が悪い時ぐらいですかね。ほとんど鳴らしませんよ。」「とにかく交通法ではあなたが違反をしたという事になりますから。」
     ショックでした。自分は普段あまりクラクションを多用する方では無かったのですが、まさかこれが違反に該当してしまうとは・・・。
     その後、警官は「普段は何も無く終わることが多いですが、今回は相手の方があなたの切符を切ってくれということなので、一月くらいたって出頭して頂くことになります」「連絡が無かったら何もありません」と、どうやら相手しだいと言う事らしく時間が経ってから相手がまだ主張するなら、その時は切符2点と罰金7000円くらい掛かるということでした。
     じゃあ相手が「車の前に立ち塞がり車を止めたことは、危険行為じゃないの?」「喧嘩だったら、交通課が来ないから切符も罰金も無かったってこと?」と叫びたかったのですが2時間もの間寒空の中に立たされ、その気力も無く帰途につきました。

    そして一月経った頃、警察から連絡がありました。
    このページを見つけてから、出頭の日時は伸ばしましたが電話でも否認する事はまだ告げていません。何をどう対処すればいいのかアドバイスを頂ければ幸いです。

    • 取締り110番 より:

      御返信が遅くなり申し訳ございません。
      車が待っているのになかなか渡らない歩行者も迷惑ですが、横断歩道上だと圧倒的に歩行者側が有利です。君子危うきに近寄らずという言葉を思い出してクラクションは鳴らさない方が良かったかもしれませんね。

      それはそれとして、何の容疑で切符を切られそうになっているのか御存知でしたら教えて下さい。横断歩道手前で停車して歩行者を先に渡らせたのですから、横断歩行者等妨害は成立しないと思いますが、警官が見ておらず、証拠の動画もないのに切符を切るというのは通常ではあまり考えられないので私も興味があります。

      状況からすると警音器使用制限違反あたりかなと思いますが、道交法第54条ですので、否認するのであれば内容をよく理解しておきましょう。

      第五十四条 車両等(自転車以外の軽車両を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。
      一 左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき。
      二 山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。
      2 車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。

      否認するとして、「警音器など鳴らしていない。渡るのが遅いので睨んでいたら絡まれた」と主張する方法もありますが、現場では認めたのでしょうしあからさまな嘘も良くないので、私なら以下のように主張します。

      「警音器は鳴らしたが、横断歩道上で立ち止まって渡ろうとしていなかったので、酔っ払っているのか意識が混濁しているのかと思って注意喚起で鳴らしただけだ。そもそも警察官が現認しておらず、動画などの客観証拠もないのに、深夜に横断歩道上で立ち止まっていた上に、ドライバーに絡んできて切符を切れと警察に電話するような一般人の証言のみで切符処理していいのか?道交法126条をどう読んでもそんな結論にはならないぞ。しかも現場でも「相手が切符を切ってくれと言うから」と言っていたが、そんな理由で切符処理するかどうかが変わるなら、今この場で「警官が現認していなくても一般人の目撃証言だけでも切符処理出来ます。切符を切るかどうかは目撃したと主張する一般人が切符処理を求めるかどうかで変わります。」と一筆書いて、お前の署名も入れて寄こせ」

      一度切符処理モードに入った警察はそう簡単には引かないと思いますが、「警官が現認しておらず客観証拠もない」というのが向こうの弱点です。とはいえ、日本は法治国家ではないのででっち上げでも無実でも切符処理は可能なのですが、建前上は警察官の現認か客観証拠が必要ということになっていますので、「通報した人が証言してる」とか「あなたも認めていたでしょう」というようなロジックを主張された場合でも、怯まずに「じゃあこの場で警察は一般人の目撃証言だけでも切符を切る。切るかどうかは通報者が処罰を求めているかどうかで変わると署名付きで書け。正しい事を言っているなら書けるはずだ。書けないなら厳重注意で帰せ」と主張し続けましょう。

      出頭するにせよ電話対応するにせよ、録音は必須です。警察がおかしなことを言った時に確実に録音した上でそこも責めましょう。

      ただし、今回の場合間違えてはならないのは、一番悪いのが警察ではないという点です。その歩行者が何故ゆっくりと渡っていたかはわかりませんが、横断歩道上の歩行者は法律上はスター状態のマリオレベルで強いので、注意喚起のクラクションはともかく、渡り切った後のクラクションは余計でした。逆の立場だったらケンカを売られたと感じる人もいるでしょう。今回のトラブルの責任度は、歩行者>MATTさん>警察くらいの順番ではないかと思います。

      従って、私だったらこう主張するという上記の内容についても、言い方・伝え方には留意した上で「警官が見ていたわけでもないし、道交法違反は親告罪ではないので通報者に処罰感情があるかどうかで切符処理するしないが変わるのはおかしいでしょう?私とその横断者はケンカしてたようなもので、警察は民事不介入が基本ですよね?向こうは怒鳴った。こっちはクラクションを鳴らした。ケンカについては反省してますから、切符処理は勘弁して厳重注意処分で済ませて下さいよ。先方にも「厳しく処分した」と伝えれば良いでしょう?」くらいから主張しても良いと思います。

      それでも切符を切ると言われたら、とりあえず上司を呼べ、ですね。現認も証拠もなしでの切符処理は流石に無理筋だと思うので、上司を引っ張り出して法的根拠と発言内容を書面にするから署名しろと迫れば諦める可能性もそこそこあると思います。

  15. natsumechan より:

    質問です。
    9月11日、信号無視という事で車を止められました。
    状況ですが、片側2車線の右側を通行中、信号を通過しました。
    前方にコンテナを積んだ背の高い車が両車線に並んでいて、見える限り緑色の信号を見ていました。(赤信号で緑の→が直進と左折)コンテナの陰に信号が隠れ、緑を認識のまま信号に入り通過したところ信号無視といわれました。切符は切られましたが、納得できないといい、捺印はしませんでした。すると、別の用紙に(供述書?)のようなものに私の言い分を警察官が書きました。内容が一部違ったので書き換えてもらい、その用紙には署名捺印しました。ところが帰るときに、「一応持って行って」と緑色のいわゆる違反切符のようなものを渡すので、なぜですか?と聞くと一応渡しておきますと言われました。そのまま、現在まで何も返事がなく私の供述書のことは忘れかけていたところ、本日配達証明で納付書が届きました。
    質問、署名捺印しなかった違反切符が有効になった?
    それとも、そのあと書いた供述書が認められなかった?
    納付期限3月23日とあり、通告の日付は3月12日となっています。
    何が起きているのかわからず、どうしたらよいのかもわかりません。
    アドバイスを頂けたらと思います。

    • natsumechan より:

      管理人 様
      先日の質問を取り消します。疑問が解決したからです。
      郵送されてきた納付書に書いてあった問い合わせ先である運転管理課交通反則通告センターに電話をし、質問をしました。とてもよく教えてくれました。当日の警察官が、私が青切符に署名捺印しなかったら、私を被疑者と呼び急いでいると伝えたのに強制的にその場にとどめられ、供述書を作成させられました。しかし電話で、警察の人から、その必要はなかった、急いでいるなら後日でも良かったから、当日の警察官の言動は間違いだと言われ驚きました。20分ほどの電話で取るべき行動は、このまま反則金を払わずにいること。
      管理人さんにお詫びします。このコラムを読めばわかることでした。

  16. yamaguchi より:

    久々に、取り締まりにあい、ムカつきましたので、書き込みがしたくて、再度登録しました。先日、一旦停止の取り締まりにあいました。もちろん、間違いなく一旦停止をしましたので、当然否認しました。さて、ここからですが、録音開始して、免許証を提示せよと言われたので、手にもってかざしました。すると、これは提示ではない、逮捕するぞ。と言われたので、ダッシュボードに置いて、“見ろ”というと、それは見えない。と言われ、逮捕だ。と手錠に手をかけて、脅されました。押し問答していると、警官は仲間を呼び、どんどんと増えていきました。そこで、その上司が“否認してよいし、切符にサインしなくてもよいし、切符や納付書をすぐ破ってもよいから、”と言われ、ダッシュボードにおいた免許証から、切符を書かれました。サインはしてませんが、ダッシュボードの置いたままなら、普通に書かれます。

    そこで質問です。免許証を提示してから、引っ込めて、たとえば写真付きのマイナンバーカードで身分証明すればどうですか?逮捕されますか?あとは、パトに停止命令を知らずに無視して、細い道で止めてしまうのはどうですか?狭いので、動かせと言われるが、動かすと、逃亡したとして逮捕されるからと拒否した場合はどうなりますか?逮捕されますか?
    また、所用があるので、あとで出頭するは通用しますか?
    多くてすいません。

  17. Sho@10 より:

    左側追い越しで質問させて頂いている者です。
    先程、取締りを受けた警察の上司が電話に出て、これまでのやりとりを踏まえて、出頭するつもりはない。どうしてもと言うなら自宅まで調書取りに来いと言ったところ
    あなたに対して切符は切る。
    自宅まで行くから都合のつく日程をいくつか出しなさい。
    との結果になりました。
    ここまでくると点数は切られてしまいますよね?
    このまま日程の連絡を入れないでいるとまずいですよね。。。

    • 取締り110番 より:

      残念ながら警察が本気なら仮に無実であっても切符が切れますので、今回は切符処理と反則点加算は諦め、不起訴でよしとするしかないかもしれませんね。
      私が対応しても切符回避率は80%程度が限界で、相手がどうしても切ると言ったら切られます。また、現場段階で諦めさせるのが一番簡単で、後日出頭する的なやり取りで現場を離れてしまうと、担当警官は所に戻って取締りをしたことを報告書に書いてしまいます。そうなると上司が許可しなければ本人の意思では警告指導等への切り替えが出来なくなり、今回のように上司が何が何でも切符を切ってやるというタイプの場合はどうしようもなくなります。
      ドラレコ映像が手元にあり、左からの追い越しではなく追い抜き後にしばらく左車線を走行してから右車線に戻ったのであれば今からでも切符処理を回避する事も可能だと思いますが、ドラレコに関するコメントをいただいていない点を鑑みますと、そのようなこちらに有利な物証はお持ちでないのでしょう。

      仕方がないので日時を指定して自宅まで警察に来させ(近所の目線が気になるならこちらから出頭しても構いません)隠し録音をしながら「どうして追い付かれた車両の義務違反をした車両は取り締まらないのか?」と「警告指導や警告書という手段もあるのに切符処理が必要と思われるほどの可罰的違法性がどこにあるのか?どのようなケースなら警告書で済むのか実例を挙げろ」という2点は主張してみましょう。おそらく無駄な努力になりますが、泣き寝入りよりは良いかと。

      万一、その上司が「警察が取り締まりたい違反だけ取り締まればいいんだ」とか「警告書なんてものはない」というような明らかに虚偽の発言をした場合は、直ちにその警官の所属階級氏名を聞き出してメモしながら「明らかな憲法違反(あるいは虚偽の教示)なので苦情申立、不服審査請求、監察室への通報を行うのでそのつもりで。後で言った言わないにならないために、今の発言をしたことを認める一筆を書いてくれないか?」と攻めてみても良いでしょう。当然書いて来ないでしょうし、そもそも慎重なタイプなら上記のような不用意な発言はしないと思いますが、現状から切符回避出来る僅かな可能性はそのくらいです。なお、警告書については以下の記事で予習しておいて下さい。
      交通違反容疑で切符を切られない為のパワーワード

      自宅での対応ならば録音がバレても何ら違法性がありませんし、むしろ失言が録音出来たらそれを教えた上で対応した方が良いですが、警察署内の場合は施設管理権として録音を禁止しているケースがあるため、録音の有無については仄めかす程度に留めた方が良いでしょう。警官がアホ過ぎると強引に取り上げられて闇から闇へというケースもなくもありません。

      あまりお力になれず申し訳ありませんが、警告指導や警告書での決着はやはり現場でケリを付けるのが一番成功率が高く、しかも白バイ>覆面>パトカー>交差点>ネズミ捕りの順に成功率が下がっていきます。白バイ隊員は1名で取締りをするので、警告で済ませても誰にもバレないので一番ハードルが低いのです。今回のケースにしても、現場で粘って「法の下の平等に反するから譲らなかった車両も今すぐ捕まえろ」とか「お前らも左から追い越して追い付いてきたんだから危険性は低かったと認めてるようなモンじゃないか。警告指導なら従うが切符処理するというなら徹底的に争う」と言っていたら違う展開になっていたかもしれません。

      青切符ですのでどうせ不起訴で反則金を支払う必要はなくなりますが、点数が痛いですよね。これを人生最後の反則点にするつもりでサイト内の記事で学んでいただき、まずは止められない為の運転、次に万一止められても切符を切られない対処法を身に付けていただければ幸いです。

      • Sho@10 より:

        お返事ありがとうございます。
        やはり積んでしまったようですね。。。
        一応、今日の録音の内容に

        警告指導なんてものはない、警察はそんなことしていないから。
        あなたに対して切符は切ります。
        その結論は変えません。
        など、
        こちらのドラレコの記録なんて見せられない。
        警察には警察のやり方があるからこちらの対応に間違えはない

        とありますので、最後の一手で日時指定の時に所属階級氏名を聞いて苦情申立を訴え、突き詰めてみようと思います。

        結果は変わらないと思いますが、最後にやるだけやってみます。

        • 取締り110番 より:

          「警告指導などという行政行為は存在しない」と「虚偽の教示をした」という点で苦情申立や審査請求をしてみても良いかもしれませんね。既に効力が切れているとはいえ、昭和42年8月1日警察庁乙交次長通達で「警告による指導を積極的に行う」というフレーズが出ていますから「警告指導なんてものはない」は明らかにウソです。

          やるだけやっても結果は変わらないかもしれませんが、言いたいことを言って、やりたいことやった上での結果であればそれなりに納得できる事もあるものです。私の場合のそれは「今まで日本は法治国家だと思っていたけど実は違った。警察どころか裁判所まで法原則を守らない国だった」でしたが(笑)

          「募ったけれど募集はしていない」という安倍首相の発言が問題視されたりしていますが、安倍に限らず「東大文学」と呼ばれる高級官僚達の答弁やロジックも似たようなものです。「社会保障の為には消費税増税が必要」と言っておいて、実際には法人税減税の穴埋めに使っているだけで日本の税収は増えていませんからね。そもそも社会保障を充実させる気などなく、納税負担を富裕層から中流層以下に付け回し、その代わりに自分達だけは大企業に天下り先を確保して美味しい生活をしたいというのが彼らの本音です。

          警察側のドラレコ映像を見せろという話については、大阪高裁の裁判打ち切りの件を出すと理論武装しやすいかもしれませんね。

  18. @FCinter06 より:

    初めまして。
    日頃から貴殿サイトにて勉強を重ねておりましたが、ついに成果を発揮出来たのでご報告します。(約1年前の話ですが…)
    2019年2月
    神奈川県環状2号線を新横浜方面に向かっていました。平日の昼間ということもありガラガラのだだっ広い3車線の真ん中を90km前後(60km制限)で快走していました。一番右の車線には並走するインプレッサがいました。
    このような状況下では取締りの格好の餌食だと思いましたのでルームミラーはこまめに確認しながら走っていました。が、新横浜陸橋手前あたりでインプレッサが急に減速した為、ミラーを確認すると既に赤色灯を回した覆面が私の後ろにいました。
    脇道から出てきたと思うのですがミラーを見ていた感覚から確実に追尾の内規である200mを測定したとは思えません。並走していたインプレッサは停められなかった所等、突っ込みどころは満載でしたので戦うことにしました。因みに当方、前後にドラレコ搭載しています。
    案の定、私だけが停止を命じられましたので素直に停車。20台中盤あたりの若い警官が来たので早速スマホで撮影開始。
    警官「ちょっと撮らないで貰えますか。」
    自分「なんで?」
    警官「撮らないで貰えますか。」
    自分「任意ですよね?」
    警官「任意です。」
    自分「でしたらお断りします。」
    警官「撮らないで貰えますか。」
    自分「だから何で?国の仕事してて撮られたらまずいことでもしてるんですか?」
    警官「撮らないで貰えますか。」
    自分「証拠保全のために撮ります。違法な捜査かもしれないので。」
    警官「速かったのでお停めしたんですけど何キロぐらい出してました?」
    自分「いやーわかんないですね…。でも今すぐ事故を引き起こすようなアホみたいな速度は出してないですね。」
    警官「確かに危険な運転では無かったですけどもう少し抑えてください。」
    以降、世間話して2分程で解散。
    長期戦を覚悟していたので拍子抜けもいいとこでした…。
    そして最後まで「撮らないで。」の理由は聞けませんでした(笑)
    自分としては手帳の提示とか追尾方法とか神奈川県警の不祥事とか色々弄りたかったのですが指導書もない警告で済んだので良しとしました。
    スマホの威力は絶大ですね。後はリアのドラレコも見てた気がするのでそれも効果があったのかもしれません。
    既出の様な案件ですが、このサイトで勉強してなければ確実に切符処理されていたと思います。これからも勉強を重ねて次なる試練に備えたいと思います(笑)
    因みに撮った動画をネットに上げようとも思いましたが面倒くさいので止めました…。

  19. Sho@10 より:

    初めまして。
    私と似たような事例のQ&Aを拝見させてもらい、そのように対応していこうと思っておりましたが、やはり直接質問させて頂こうと思い購読させていただきました。私の場合も青切符6に該当すると思うのですが。。。
    先日、都内で左側追い越し?という違反で止めまれました。
    そのような違反があることをその時初めて知りました。
    免許の提示を求められましたが
    いつも持ち歩いている小銭入れを忘れており、その中に免許が入っていたので不携帯となります。
    保険証もその中だったので、他の名前のわかるものを提出(Tカード)、住所氏名電話番号を教えて、パトカーで警察が照会。
    『逃亡の恐れもないだろうし、あなたが本人だと信じられるとも思いますが、後日出頭して下さい』
    といわれました
    仕事が忙しいく行ける日時が読めないと伝えると
    『10日の7時に電話を下さい、その時に来れる日時を教えてください。』
    といわれ出頭場所略図をもらいました。

    そして当日、仕事中でかけられなかったら警察の方から電話がきました
    その時の対応としては
    これから出張で(事実)来週の15日に帰れる。
    時間はわからない
    と伝えると
    『その日(15日)は一日中署にいるから来れるなら直接来てもらっても構わない』
    と言われましたが流石に出張のあとはキツいと思い、また15日にこちらから電話すると言って今に至ります。

    私の場合、日時の記載がない出頭場所略図をもらっているのですが、これは書面での告知に該当するのでしょうか?

    一応、私なりには今後の対応としては出張から帰ったらこちらから電話して警告指導処分を主張しようとかんがえていますが、お返事頂ければ幸いです。

    • 取締り110番 より:

      まず切符処理が既にされているかどうかについてですが、まだされていないと思います。
      いわゆる青切符(告知書)は以下の記事に画像がありますので、受け取ったものと見比べてみて下さい。
      [交通違反]青切符(交通反則告知書・免許証保管証)をじっくり眺めてみる

      次に今後の対応についてですが、いきなり出頭せずに電話で警告指導処分を主張するという点は賛成ですが、それだけで警察が簡単に諦めるとも思いません。電話をするまでにそれなりの理論武装をしておきましょう。

      まず、左からの追い越しについてですが、右車線走行中に前の車が遅かった際に、左車線に車線変更して追い抜き、すぐに右車線に車線変更して戻ると追越し違反となり普通車で2点9000円の違反項目に該当します。しかし、左車線で追い抜いたまましばらく左車線を走行してから右車線に車線変更するのは違反ではないため「右車線に戻るタイミングが早かったか遅かったか」という曖昧な基準で取締りがされてしまっている事自体がトラブルの原因です。

      車にドラレコを付けているのであれば映像を確認し、左車線をしばらく走行してから右車線に戻ったのであれば「車線変更して追い抜いてからしばらく直進し、それから右車線に車線変更しただけだから追越し違反には当たらない」と主張しても良いでしょう。

      当然警察は「すぐに右車線に戻ったから追越し違反だ」と主張してくると思いますが、その場合は「ならば私が追い越したとされる車両は「追い付かれた車両の義務違反(道交法27条)」だからそちらを先に検挙してくれ。左からの追越しが違反だとは知らなかったのは私の過失だが、そもそも前走車が道交法27条に従って、追い付かれた時点で左車線に車線変更していたらこのようなことにはならなかった。私の追越しを現認したというのであれば、前走車が道交法27条に違反して右車線を走行し続けた事も見ているハズで、憲法で保障されている法の下の平等に照らしても、私だけが検挙され、私が違反をしてしまう原因を作った車両が無罪放免というのは法の趣旨に合わないのでは?」と主張してみましょう。

      追いつかれた車両の義務違反については以下の記事を御一読下さい。
      [あおり運転]追い付かれた車の義務違反は?[警察の無作為]

      電話では埒が開かず、最終的に出頭することになった場合も、隠し録音しながら上記の主張を繰り返すべきだと思います。「すぐに右車線に戻ってはいないから追越し違反ではない」と「違反の原因を作った前走車を検挙するのが先だ」です。

      当然警察は「同時に2台は検挙出来ない」とか「他のドライバーが違反しているからと言って貴方が違反して良い事にはならない」などと言うと思いますが、そういう詭弁に騙されずに反論して下さい。「例えば交差点手前の車線変更禁止区間であっても、急に歩行者や自転車が飛び出してきたら、事故を避けるためにハンドル操作を行って隣の車線に避けることもありますよね?その時にも貴方は違反せずにぶつかるべきだと言うのですか?今回は前の車が27条に違反して左車線に寄らなかったので、私が車線変更して追い抜き、その後に右車線に車線変更しただけです。違反にならない為にはもう少し走ってから車線変更すべきだと言うのであれば、その点は真摯に受け止めますが警告指導処分で十分でしょう?切符処理をするほどの重大な違反だと言うなら、どうして27条違反の車両は検挙せずに逃げ得を許すのか?貴方が切ろうとしている切符にも記載されている追いつかれた車両の義務違反は一体いつ検挙するのか?ちゃんと納得のいく説明をして下さい!」などと返せるようにしておきましょう。

      担当警官が交通課所属の場合はそれでも難儀すると思いますが、地域課等でたまたま停めただけなら警告指導で済ませる事に応じて来るかもしれません。

      なお、警告指導処分と切符処理の間には「警告書」というものもありますので、それも含めて妥協点を探ってよいと思います。警告書なら署名しても点数も反則金もないので実害がありません。
      交通違反容疑で切符を切られない為のパワーワード

      • Sho@10 より:

        お返事ありがとうございます。
        細かいアドバイスもとても参考になります。
        ちなみに切符はもらっていないので切られていないと思います。
        もらったのは出頭場所略図というものだけです。
        そして警察の所属は交通機動隊です。

        この出頭場所略図というものは、切符では無いので書面での告知には該当しないという認識でよろしいでしょうか?
        たびたびの質問で恐縮ですが、お返事いただければありがたいです。

        • 取締り110番 より:

          出頭場所略図は告知書ではありませんから書面での告知はまだされていません。

          問題は相手が交機ということですね。交通違反の検挙を専門としている部署なので、高飛車で威圧的で何が何でも
          切符を切ってやろうとしているタイプの隊員が多いです。まあ、白バイで一人勤務の時は割と譲歩してきますが、
          機動隊の部署に出頭して押し問答をしても、相手としても「みんなの前でゴネ得を認めたような形になるのはマズい」
          という心理が働いてしまうでしょう。

          電話で一通りの主張をして、埒があかないようでも「警告指導や誓約書では済まないほどの危険な違反だったと
          言うなら自宅まで取調べに来てくれ。こちらから切符を切られる為に出頭するメリットが何一つ感じられない。
          ちゃんと見てたなら危険な運転ではなかったことは貴方にもわかるだろ?」とでも言ってみましょう。

          そこから先は相手の出方次第ですが、とにかく理論武装だけはしておいて下さい。

          • Sho@10 より:

            先程改めて警察の方から電話がきましま。

            私。
            今回の件は警告指導処分でお願いしたい。
            当時、身元もハッキリしていて逃亡の恐れがなかったので切符を切らなかったのは警察の方だ

            警。
            今は免許不携帯だとその場で切符は切らないんです。

            私。
            加えてドラレコを確認したところ言われるほど危険な運転でもなかってし、前方の追いつかれた車両が避けなかった違反を取り締まらなかった事実もありますよね?

            警。
            それはドライバーさんの見解ですよね?

            私。
            警告指導ですまないのであれば、自宅まで調書取りに来てください。

            警。
            そちらに伺う事はできません。
            調書だけではなく、切符の作成もあります。

            私。
            でしたら録音してある内容を元に詳しく調べてまた改めます。

            警。
            わかりました。録音もレコーダーの記録も証拠として残しておいて構いません。

            このような形で終わりました。
            今後は出頭して調書取らせて否認という流れになってしまうのでしょうか?
            何度も恐れ入りますが、お返事頂きたく思います。

          • 取締り110番 より:

            御返信が遅くなりまして申し訳ございません。やはり相手が交機だとそう簡単には引きませんね…

            出頭すればまず間違いなく切符処理されますので反則点が付加されます。不起訴は容易ですが点数に関しては諦めるしかなくなります。

            抗うのであれば、やはり以下のように対応し相手の出方を見るしかありません。ただし、職場に警察から嫌がらせの連絡を入れられたりするケースがありますのでそれなりの覚悟が必要です。

            ・告知書交付が必要な程の重罪だと思うなら自宅まで告知及び取調べに来てくれ。警察官が被疑者の自宅に行く事を禁じる法令を知りません。
            ・私に切符を切るなら、追い付かれた車両の義務違反をした車両の運転手も既に検挙したんですよね?あなたは間違いなく現認したハズですが、私が左から追い越したとされる車両の運転者は既に特定されていますか?
            ・この通話も録音していますし、たかが2点の交通違反容疑の為に逃亡もしません。どうしても警告では済まないと言うなら自宅まで来て下さい。その時に私が違反をした場面の録画映像があるなら見せて下さい。
            ・私は前の車両が追い付かれた車両の義務違反を続けるのでやむを得ず左車線に車線変更し、追い抜きをしてしばらく直進してから右車線に再び車線変更しただけですので、追越し方法違反であるとは認識していません。

            これで交機が引くとも思いませんが、犯罪捜査規範219条の縛りがあるので警察としても逮捕までは難しい案件です。自宅まで乗り込んでくるようなら録画しながら取調べに応じるのも一興ですし、年度末までグダグダしてると異動で担当者が変わって有耶無耶になることも稀にあります。

            やってはいけないのは、着信拒否したり、連絡が来ているのに折り返さない事です。無視はせずに繰り返し上記の主張をぶつけましょう。

  20. harumama より:

    はじめまして。極力質問は控えるようにしてきましたが、どうかご教示下さい。

    鳥取県米子市在住です。8月に携帯電話保持で青キップを切られましたが、納得いかず、こちらのサイトで知識を得て検察からの封書を待ちました。先日、「米子簡易裁判所 交通裁判室」への出頭通知書が届きました。
    ここからが本題です。今日、出頭の日時変更をしたくて通知書に記載の問い合わせ先へ電話しました。問い合わせ先は、米子警察署の交通課でした。担当者は、
    「日時の変更はできない」
    「否認するなら、簡易裁判所へは出頭はしないでよい。簡易裁判所では略式裁判のみで、調書を取ることはできない。代わりに警察署に出頭して下さい。警察署で調書をとります。」
    と言いました。通話の録音はしました。
    本当に、簡易裁判所へは行かなくて良いのでしょうか?それとも、この警察官は私を警察署へ誘導するために嘘を言っているのでしょうか?
    簡易裁判所への出頭日時は明日、1月9日(木)です。明日、簡易裁判所へ出頭すべきか、警察署へ出頭すべきか、分からなくなりました。
    検挙された当日、女性の私を警察官3人で取り囲み、嘘や脅しのオンパレードに屈服させられました。警察はその日以来全く信用できなくなりましたので、警察署など極力行きたくありません。

    • 取締り110番 より:

      簡裁には必ず区検が併設されており、通常であれば区検内に「警察官取調室」もあるのでそこで調書が録れます。ただし、米子簡裁に行った事がないので確認は必要です。

      まずは米子簡裁に電話して「交通違反の件で呼ばれているのだが、そちらの建物内に警察官取調室もありますよね?」と確認を取りましょう。無いと言われたら非常に珍しいパターンですが、鳥取県が平和過ぎて区検に警察官を配置しないほど警察官が少ないということです。もし「区検があり警察官取調室もある」と言われたら、所轄が嘘をついたことになります。

      まあ、警察としては否認事件であれば調書を録ってから送検という流れに乗せたいだけで、電話に出た担当者が無知だっただけの可能性もありますので、所轄に電話して「米子簡裁の建物内の警察官取調室で調書に応じる」と言って米子簡裁に出頭してしまいましょう。問い合わせ先が所轄であっても、直接米子簡裁に電話して事情を話せば日時の変更には応じてくれます。と言いますが、指定日以降なら書類が届いているので別にいつ出頭しても何とかなるものです。

      とはいえ、米子簡裁の方が遠くて交通費が掛かる場合や、本当に簡裁内には警察官取調室が存在せず、所轄で調書を録らせるしかない場合は、所轄に出頭して調書を録らせましょう。心配する事は何もありません。青切符という時点で違反が事実であっても99.9%は不起訴ですから…

      警察を信用すべきではありませんし、所轄に行きたくない気持ちもよくわかりますが、今回そのような交通違反の容疑を吹っ掛けられたという事は、いつまた同じ目に遭うかわかりません。その際に苦手意識から警察の言い分に屈してしまってはいつまで経っても切符の回避は出来ません。警察官はただの地方公務員で、納税者であるharumamaさんの方が本来立場は上です。隠し録音(検挙現場なら堂々と録音・録画ですが、所轄内では隠し録音に留めましょう)しながらであれば、妙な事を言われても「〇〇さんは今間違いなく✕✕と言いましたね?」とオウム返しに確認していけば、後でリベンジする為の証拠が積み上がるだけで緊張する事もありません。例えば「調書を録るには何時間も掛かる。終わるまで帰れない」というような発言があったら「調書の録取が終わるまで帰らせないと言いましたか?刑訴法198条の規定に反して不当に拘束するということですね?ちょっと今言った事をここに一筆書いてもらえませんか?」と言えば大抵は黙るかしどろもどろになります。

      何はともあれ簡裁への確認の電話が先決です。明日の朝に電話して警察官取調室が併設されているなら、出頭して否認する旨を伝えて調書を録らせてしまいましょう。

      • harumama より:

        管理人様

        先日は、ご返信下さりありがとうございました。その後のご報告です。

        翌朝、米子簡裁へ有休を取って行ってみました。すると、なんと前日電話対応した警察官が来ていて「否認するなら来なくていいって言ったじゃない」と言われました。
        米子簡裁と米子区検とは全く違う場所にあり併設されてはいませんでした。簡裁には 略式を認める人々が反則金を支払う部屋はありましたが、警察官取調室はありませんでした。平和すぎるのか、特殊なのかは分かりません。

        これでは有休が無駄になるので、午前中に刑事訴訟法198条と管理人様からのお返事を頭に叩き込み、その日の午後に米子署へ行き調書を取らせてきました。
        密室で複数名の警察官に囲まれるのではと恐れていましたが、 実際は警察官は一人だけでした。ただ、取調室のドアを閉めようとしたため「閉めるんですか?」と突っ込みました。すると「いえ、閉めません」と閉じかけたドアをサッと開けておりました。油断なりません。

        取調室に入る前に全ての荷物をロッカーに入れるよう指示されました。携帯電話はもちろん、飲み物さえ。ですが管理人様の「隠し録音を」とのアドバイス通りボイスレコーダーをポケットにしのばせていたので、警察官が完成した調書を読み上げる声もばっちり録音できました。
        嘘デマで脅される事もなく、こちらの主張は記録され、拍子抜けするほどあっさりと調書の作成は終わりました。

        そして、2月1日に米子区検察庁から封書が届きました。2月7日(金)に出頭するようにとのこと。検察庁も行ったことがないので、後学のためにも出頭してこようと思います。

        少し前の自分なら、所轄や区検から呼び出しがあれば震え上がっていたと思います。このサイトに出会えたお陰で強くなれました。ありがとうございます。

  21. MM より:

    初めまして
    10月に新東名下り愛知県新城市のオービスを光らせてしまい出頭通知を受け取っている者です。電話を掛けて日にち調整をした後、否認する為出向くつもりですが、(私は奈良県に住所があります。)
    こちらのサイトでは、オービスの起訴率が高い事や赤切符の否認等の記事は読ませていただきました。
    恐らくオービス出頭ですので赤切符は切られてしまうであろう事は避けられない様に思います。
    ただ、切符への署名や速度違反用紙への署名は拒否するつもりです。
    で、あれば調書の作成になろうかと思われます。
    そこで、管理人さんに聞きたいのは当日それらに付き合うのにどれぐらいの時間付き合えば受忍義務を果たしたと言えるでしょうか?
    また、この状態で切符を回避することは可能でしょうか。
    否認内容は「その様な速度は出した覚えが無い、私には急ぐ必要がなかった」で、押し通すつもりですが。また、出頭段階で免許を差し出す必要性があるかどうか、です。
    どうしても出す必要があれば担当者のバッチと引き換えに出すつもりですが。
    一応サイトの赤切符、オービス関連の記事には目を通したのですが検察段階での調書作成記事はありましたが、警察でのものが見つけられませんでしたので、お聞きします。

    • 取締り110番 より:

      御返信が大変遅くなり申し訳ございません。
      既に出頭や調書作成も済んでしまっているかと思いますが遅ればせながら御回答致します。

      >管理人さんに聞きたいのは当日それらに付き合うのにどれぐらいの時間付き合えば受忍義務を果たしたと言えるでしょうか?
      免許証を提示し切符処理が終われば、刑訴法198条の規定によって別にいつ帰っても構いません。ただし、調書が録れなければ警察は何度でも出頭要請が出来るので、結局調書を録られるまでは面倒が続く事になります。
      調書の録取は30分~1時間も付き合えば十分受忍義務を果たしたと言えますが、同じく調書が不十分だと警察が思えば何度でも出頭要請が出来ます。日本という国は、被疑者の人権などまるで考えられていない警察国家なのです。

      >また、この状態で切符を回避することは可能でしょうか。
      オービス事案で出頭した上で切符回避が出来るとしたら「運転者が明らかに別人」または「運転者の特定が困難なほど画像が不鮮明」の場合のみです。車両の車検証上の使用者が貴方で、画像もクリアであれば、公訴時効の3年間を逃げ切る以外には切符回避はまず不可能です。

      >否認内容は「その様な速度は出した覚えが無い、私には急ぐ必要がなかった」で、押し通すつもりですが。また、出頭段階で免許を差し出す必要性があるかどうか、です。
      免許証の提示義務はありませんが、免許証を提示しなければ警察は「免許証を持って再出頭しろ」と要請してきます。要請を拒否し続けると逮捕状の請求も可能です。3年間逃亡する覚悟がないのであれば出頭して免許証を提示するところまでは仕方ありません。ただし、調書の内容に納得がいかなければ、増減変更の申立をして書き直させたり、書き直しに応じなかったら署名をしないという選択肢はあります。

      オービスを光らせた場合は、基本的には行政処分は諦めて不起訴を狙うしかありません。起訴率が高いので公判を受ける覚悟が必要ですが、少数ながら不起訴事例も存在しますので、後悔のない選択をして下さい。
      オービスで不起訴を勝ち取った逆鱗さんの体験談

  22. GMP より:

    はじめまして。一昨日入会した者です。
    私は新潟に今住んでいて、新潟で赤切符を切られてしまいました。
    ネズミ捕りで速度計測されました。(レーダーによる測定だと警察官は言っていました)
    30km/h制限の道で70㎞/h出してしまい、40kmオーバーで赤切符です。
    警官は5~6人いたように思います。近くの警察署の交通安全課長もいました。
    免許の登録地は東京都であるため(実家が東京です)、免許は返却され、後日郵便が届く旨を話されました。

    質問です
    ➀不起訴にできる可能性とできない可能性、どちらのほうが高いとお考えですか?rakuchiさんのご意見をお伺いしたいです。
    ②この事件は東京地検・東京地裁でのことに変えることはできるでしょうか?
    私は新潟で大学生をしています。その話は警察にしており、赤切符の職業欄にも「大学生」と書かれました。(「大学を休学するので」といったような嘘をつけば、東京地検に変えてもらえないかなと考えています。)
    ③もし②がうまくいき、東京地検で取り扱ってもらえるようになった場合、東京にはどれくらい往復する必要が出てくるでしょうか?
    ④判決確定(不起訴を含む)までにかかる期間はどれくらいでしょうか?国家試験の受験も今後2025年の2月にあるため、それへの影響を考えています。
    ⑤罰金刑になった場合、いくらくらいの金額を覚悟すべきだと思われますか?

    管理人さんお忙しい中大変申し訳ありません。
    もしお時間なければ一部の質問の解答だけでも大変助かります。
    ご回答頂けると嬉しいです。
    よろしくお願いします。

    (追伸。余談ですが管理人さんのコラムも見ました。管理人さんの政治スタンスには全面的に賛成です。私もこの国は敗戦国で実質米国の植民地だといつも悲しく思っていたので、管理人さんが同じ考えだと知り、嬉しいです。)

    • 取締り110番 より:

      出張中で御返信が遅くなりました。御質問にお答えして参ります。

      1. 新潟・東京どちらの地検が管轄するかによって大きく変わります。まだ2018年分はまとめていませんが、2017年のデータによれば、東京ならば不起訴率86.1%で1位 新潟は9.7%で全国最下位です。
      2. 現場では署名したのか、現場段階から否認されたのかが文面からは読み取れませんが、おそらく前者かと思います。通常の流れでは居住地とされている東京の区検への出頭通知が届き、そこで否認すると違反地の新潟に移管されます。明確な嘘をつくのはバレた時にダメージが大きいのですが、「新潟の大学に通っている」と現場で答えてしまったのでしょうか?大学生という情報しか与えていないのであれば、東京居住のフリをして「新潟は遠すぎて出頭するだけで受忍限度を超える交通費が発生するので、居住地である東京で処理して欲しい」という旨の上申書を送ってみるという手はあります。ともあれ、最初に呼び出されるのは東京の区検になるハズですが、切符の住所欄にも東京の住所が記入されていますか?
      3. ケースバイケースですが、東京は不起訴率の高さが示す通り、交通違反如きに司法システムを浪費するつもりはないようです。上申書を用意していけば通常は1回の出頭で済みます。しかし、現場で是認している場合は、初回出頭時に否認した時点で新潟に逆送して否認事件として再捜査という感じになるため、仮に東京への再移管が認められてももう一度呼ばれる可能性があります。また、東京地検で2回以上呼ばれたら起訴される可能性が高いとも言えます。
      4. 初回出頭から最短で3ヶ月。通常の流れだと半年。移管だの出頭だので揉めると1年以上掛かることもあります。国家試験の受験資格に「交通違反の罰金刑の前歴」も含まれるのであれば、涙を飲んで略式に応じてしまう手もあります。ただし、交通違反の罰金刑の前歴は、他の刑法犯罪と異なり5年間しか参照されない特殊な物ですので、それが国家試験の受験資格に影響を与えるものなのかについては、別途御自分でお調べ下さい。
      5. 罰金刑の相場は超過速度5km/hあたり1万円です。40km/h超過であれば8万円と予想します。

      余談ですが、売国政権は日米FTAを結んで医療保険制度なども米国並みに崩壊させ、資産家とタックスイーターだけが美味しい国にしたいようですね。公務員と資産家だけが報われる酷い国になりそうです。

      • GMP より:

        返信ありがとうございます。有益なアドバイスを頂き、本当に助かります。

        結論から申し上げると、不起訴狙いを断念して検察と争わずに略式裁判に同意し、その代わり早期決着を目指すことにしました。その代わり、国家試験への影響を食い止めるため、できる限り手続きを進めたいと考えています。

        管理人さんのコメントを一語一句読み、不起訴可能性についても考えました。
        私が現場で署名したこと、新潟の大学に通っていると現場で答えてしまったこと、赤切符の住所欄にも新潟の住所を記入してしまったこと、などを考えると、仮に否認しても東京地検への再移管が認められる可能性も低いように思いました。

        私は、以下2つのことを今後望んでいます。
        ①最優先事項として、できれば3か月、長くても4か月以内に罰金の支払いが終わること。(それを超えると国家試験に大きな影響が出てしまいます。国家試験に関しては弁護士にも相談した上での判断です。)
        ②次点として、罰金額をできる限り低くすること。

        そこで以下相談です。
        1.地検に手続きを早く終わらせてもらうために、私にはどのような手立てができるでしょうか?
        警察には「地検に電話して事情説明して手続きをできる限り早くしてもらうようにいってみたらどうか?」と言われましたので、明日あたりに電話してみるつもりです。その他に、もしできることがあれば、それも(ダメ元でも良いので)すぐにやってみたいと考えています。

        2.罰金額を下げる意味で、検察呼び出し時に罪を認めた上で、(反省文のような意味で)上申書も検察官に提出するのは効果ありますでしょうか?文体はこのサイトのものを参考にしつつ、検察・警察とは争わない文面にするつもりです。
        上申書にはざっくり以下のような趣旨で書くつもりです。「取締りレーダーの前にカーブが2ヶ所あり、そこで減速した後に直線部分になります。(写真添付)。その日は晴れた日で視界もよく、その直線部分で前に危険な歩行者や車がないことを確認後、速度を出しすぎてしまいました。自分の感覚では62~3㎞出していましたが、そこまでの速度とは気付かず、猛省しております。また、当時制限速度は30㎞だと気付いていませんでした。赤切符交付後、制限速度を逐一見て運転するようになりました。バイク乗りたてであったため、『慢心』があり、それが大きな原因となっていたと思います。以後、速度超過で二度と立件されないように、事故を起こさないように、制限速度を順守して参ります」といったような趣旨の文面を考えています。(文面は今後も自分で推敲します。)
        これにより、情状酌量が得られやすくなり、略式起訴での証拠採用がなされて罰金額が少しでも下がると良いなと思うのですが…。いかがでしょうか?

        3.今後、速度違反で警察に捕まらないようにするために、バイク用のレーダー探知機を購入しようと思っています。ブログの趣旨から少し外れますが、レーダー探知機はネズミ捕り対策に役立ちますか?(もちろん速度順守も怠らないつもりなのは言うまでもありません。)

        余談ですが、今のままだとこの国の先には絶望しかありません。日米FTAは致命的ですね。まずは東京地検特捜部の廃止だとか日米地位協定の改正、駐留米軍の撤退などをしてほしいのですが、今の売国政権だと難しそうですね。小〇進〇郎もCSISの手下ですし。米国に逆らった政権は東京地検特捜部に逮捕されるか不審死になったり脅されたりしてますし。今後も対米自立派の長期政権はなかなか現れなさそうですよね。
        私は国家試験合格後、海外で生きる道も探らないといけないかなと考え始めています。本当は日本が大好きなのですが……。正直とても悲しいです。

        管理人さんもお忙しいと存じますので、コメントは短文で構いません。
        長くなってすみません。ご意見いただけると嬉しいです。
        よろしくお願いします。

        • GMP より:

          誤字訂正です。
          ×その代わり、国家試験への影響を食い止めるため、できる限り手続きを進めたいと考えています。
          〇国家試験への影響を食い止めるため、できる限り早く手続きを進めたいと考えています。

        • 取締り110番 より:

          取り急ぎ御回答致します。

          1. 現場では署名して違反を認めているので、地裁ではなく簡裁で略式命令を出す流れに乗っています。通常であれば1~3ヶ月後に免許証上の居住地である東京の区検からの出頭要請が来ます。出頭して調書&略式に応じる旨を伝えると、待合室で待たされてから罰金刑が申し渡され(用紙をもらうだけです)その日のうちの払えば終了です。お役所仕事なのでせっついても処理が早まるとは限りませんが、手元に赤切符があるのであれば事件番号の記載があると思いますので、まずは検挙した新潟の所轄署に電話して事件番号を伝え、処理状況がどうなっているかを聞きましょう。既に送検したという話であれば東京の居住地を管轄する区検(墨田分室か八王子支部でしょう)に電話して同様に問い合わせをします。その際に「出来るだけ早く終わらせたいので急いでくれ」と言うくらいしか出来ません。

          2. 略式に応じるのであれば上申書は無意味です。略式命令では書類通り、相場通りに罰金額を申し渡すだけの流れ作業で、情状酌量などの余地はありません。それを求めるなら否認して正式裁判で弁論をするしかないのです。今回のケースであれば、相場は8万円で運が良ければ7万円という程度のブレしかありません。東京までの交通費を考えると新潟で処理してもらった方が安いのですが、既に東京の区検に送致されてしまっている場合は、逆送をお願いするとさらに日数が掛かります。1.で警察がまだ送検していないという回答だった場合は「実際には新潟に居住しているので新潟の区検に送って欲しい」と言ってみる価値はあるでしょう。

          3. バイク乗りならば前後ドラレコは是非付けておくべきですが、レーダー探知機はほぼ無意味でしょう。速度違反の取締りはオービス・ネズミ捕り・追尾計測の3種類がありますが、バイクの場合はオービスは気にしなくていいですから、ネズミか白バイ追尾という事になります。そのネズミも今は可搬式レーザーオービス・レーダー・光電管の3種類があり、レーダー探知機がカバーするのはレーダーのみで光電管でやられたら探知機は反応しません。レーダー探知機に投資するよりは、滅多に変わらないネズミ捕りスポットの情報収集をして頭に叩き込んでおく方が有用です。今回取り締まられた場所では今後も定期的に取締りがあると思って下さい。

          これは完全な余談で参考にすべきではありませんが、バイクが250cc未満の小型バイクの場合は、白バイから逃げ切るのはかなり難しいので、ネズミ捕りスポットと白バイ頻出エリア・時間帯に注意して走るしかありません。400cc以上のスポーツ系バイクの場合は、本気組の人々はインナーナンバー化した上でナンバーを隠して走っていて、白バイに追われても焦らず、止まらずに逃げ切ってしまいます。
          逃げるは恥でも罪でもない-走り屋がゴールド免許を維持出来る理由

          高速や峠をサーキットと勘違いしてかっ飛ばす人々はゴールド免許で、原付で周囲の流れに乗って50km/hで走っていたら捕まりまくるのですから、法の下の平等なんてどこにもありません。でも、日本は法治国家ではないのでそんなものなのです。与党政治家だったら高速を140km/hで走ってもSPが庇ってくれるのですから、速度超過に罪悪感を持てと言われても難しいところですよね。私は車はともかくバイクに乗っている時は、制限速度なんて気にした事はありません。周囲の流れに合わせて運転し、ネズミ捕りスポットと白バイ頻出エリアだけは気を付けて運転する。ただそれだけです。

          独身ならば海外移住も視野に考えるべきだと思いますが、米国は日本以上の格差社会ですし、欧州でも格差や政治の腐敗はいくらでもあります。私は今後もこの国で生きていくつもりですので、れいわの山本太郎が政権を取って日米FTA等を破棄してくれる事を願うくらいしか出来ませんね…

  23. tokyo23 より:

    大臣なら”ぬうわキロ”で飛ばしても警告指導未満で済むらしいですね・・・。
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191106-00015259-bunshun-pol

    管理人様のおかげで覆面や白バイに絡まれかけても、止められない運転をできるようになりました。感謝いたします。微力ではありますが、RTや友人との会話などで拡散してまいります。

  24. アラフィフ より:

    てんちょうさんの投稿を見て、改めて神奈川県警の怖さを感じていました。
    先月秋の交通安全週間があったのに、今日はやけに取締りが多かったので、
    久々に神奈川県公安委員会のHPを覗いてみました。

    今年上半期の交通事故死者数がワースト1位!!
    最新の1~9月でもワースト4位と、上位をキープしています。
    給料日後の日曜で交通量が多く、ドライバーの懐も潤っているので、
    狙い時なのでしょう。

    前後カメラのドラレコは取付け済みです。
    ICレコーダーも持ち歩いていますが、咄嗟に操作できそうにないので、
    以前から気になっていたペン型カメラを買おうかなと思ったところです。

  25. てんちょう より:

    管理者様

    HN:てんちょうより
    いつも愛読させていただいています。本日速度違反にて警察に止められたやり取りを報告します。よろしければご覧ください。今後のみなさんのお役にたてればと思っています。

    2019年10月23日10時31分 神奈川県西湘バイパスにて(小田原→平塚方面)
    左車線を走行中、前方に軽自動車が走っていたので車線変更し右側から抜いていきました。このあたりは覆面が多いので後ろは常に注意していたのですが停止するよう覆面パトカーに言われたので停車しました。
    今までの経験から窓を全開にすると手を入れられてレンズを隠されたので止められた際に運転席の窓は5cm程度しか開けませんでした。まず携帯電話を取り出し録画を始めました。すぐに車のエンジンは停止させ、免許証は提示しました。その際警察官手帳も掲示させました。僕からは警告指導であれば受けると、切符を切るなら免許証の提示はしませんと言いました。窓越しに免許証の提示は何度もしました。警察官は正規の手続きをするので提出はしなくてもいいので提示し続けなさいと言われました。僕から道路交通法のどこにそんな記載があるのか聞きましたが、自分で調べなさい。私たちはそこまで覚えていないとも言われました。書こうとすると引っ込めていたら違反切符を切るのに提示し続けないと逮捕すると何度も言われました。最初は脅しかと思いましたがパトカーの応援を3台も呼ばれ、8名ほどに囲まれました。手錠をちらつかせ本気で逮捕するぞ、という警察官の言動から身の危険を感じたので免許を提示し続けました。
    告知書製作の際、パトカー内で測定した速度を確認しに来てほしいと何度も言われたが逃げられなくなる可能性があり、公務執行妨害罪で逮捕される可能性があるので断ると伝えました。その後、供述調書を作る際こちらの言い分はできる限り書かせました。不安があるとすれば控えがもらえなかったことです。今思えば写真を撮っておけばよかったと思っています。
    書いた内容として覚えていることは日時と氏名、車種、目的(その日はクルマのディラーから自宅に帰る途中)西湘バイパスを走行していたところ、パトカーに速度違反をしていると止められた。警察官の測定方法に誤りがあると考えている。私自身は交通状況を鑑み、安全に走行していたと自負しています。パトカーの計測した速度は27km超過という紙を見ましたが(この前に見て確認したと書かれていたので見ましたに訂正させた)確認印は押しません。押さない理由は警察官には言いたくありません。実況見分が行われますが、その際日程が合えば参加する旨を書きました。警察官からは実況見分の日程は後日警察のほうで決めるので僕の意見は聞かない、と言われました。告知書と納付書をもらい開放されました。トータル時間では40分ほどでした。

    帰宅後ドライブレコーダーの映像を見ましたが200mの等速追尾は出来ていないように見えました。今後の進展がありましたがまた報告させて頂きます。もちろん反則金は納付しない予定です。

    • 取締り110番 より:

      悪名高い神奈川県警ですね…

      覆面追尾は切符回避成功率が高いだけに切符処理されてしまい残念に思います。否認しているのに告知書と納付書を渡されているのも本来ならばおかしな点です。否認事件ならば告知書・納付書は飛ばして通告書を、出頭先の区検への出頭通知書を渡すのが本来の手続だからです。

      今回取るべきだった対応、今から出来ること、今後の展開予想の3点に分けてコメントさせていただきます。

      今回取るべきだった対応
      ・「測定したのは私の車両の速度ではなく、警察車両が出していた速度ですよね?」という確認
      ・「等速度・等間隔で何メートル(または何秒程度)程度追尾してから測定ボタンをロックしたのか?」という確認
      ・「警察車両のドラレコがあるのか?その映像でいつロックしたのかも映っているのか?」という確認
      ・「自分の車両には後方ドラレコも搭載しているので、本当に等間隔で追尾していたかも後で確認して裁判でも徹底的に争う」という意思表示

      特に2番目が重要で、ここをしつこく問い質して何らかの回答を得てから後方ドラレコの件を伝えると8割以上は警告指導で終わります。違反の有無で争っても無意味ですので、あくまでも「どうやって測定したのか?その測定値は警察車両の速度だろ?本当は追い上げ中にロックボタンを押したんじゃないのか?等速度・等間隔での追尾中にロックした事を客観的に立証する証拠はあるのか?こっちにもドラレコがあるから徹底的にやるぞ」という論点で押すのが一番でした。

      今から出来ること
      ・ドラレコ映像を確認し、赤色灯が点滅していない、等間隔で追尾した区間が存在しないなどの立証が可能そうであれば、録画映像をDVDに焼いて所轄署または交通機動隊ならば機動隊の基地に出向いて暴れまわりましょう。
      参考:[神奈川県警]ドラレコ映像によってmagumaguさんの冤罪が晴れるまで[スピード違反]

      今後の展開予想
      ・納付書を渡されている時点で否認事件になっていないので、本納付書や反則金の督促が届きます
      ・否認して無事に送検されても、青切符の否認事件ですので不起訴(起訴猶予)になります
      ・勝手に反則点を加点され、これの抹消は至難の業です

      どうせ不起訴になってしまうので、検察段階でドラレコ映像を武器に戦っても無意味です。ドラレコ映像で戦えると判断したなら所轄等に乗り込んで撤回させなければなりません。
      しかし、現場で「何メートル(何秒)は追尾してから計測した」という言質を取っていない場合、証言の矛盾を突くのが難しいので切符処理の撤回が難しいケースです。

      私の対処法の記事の記載に甘い部分があったかもしれません。覆面追尾や白バイ追尾は切符回避が最も成功しやすいケースですので(何しろ奴らが出した速度しか計測していませんから)私の記事をお読みいただきながら、今回回避出来なかった事は申し訳なく思います。

      いただいたコメントから、動画リンクの部分は特定を避ける為に削除させていただきましたので御了承下さい。

      • てんちょう より:

        早速のご返信ありがとうございます。
        今回取るべきだった点は今後の参考にさせて頂きます。

        これは補足になります。
        クルマを停車させられてから動画撮影の開始、運転免許を提示しすぐにしまったあたりで巡査部長が「いつもこうやって逃げているのか、最悪だな」と言いました。このあたりでこいつは慣れているな、めんどくさいやつだと思ったのでしょう。点数だけでも食らわせてやると考えたのかもしれません。私はこのサイトを出来るだけ読み込み、取り締まりに使える法令集を暗記&紙に印刷し携帯もさせて頂いています。しかしながら相手がアホだと法律も知らなくてキツイと思い知らされました。

        ・「測定したのは私の車両の速度ではなく、警察車両が出していた速度ですよね?」という確認
        ・「等速度・等間隔で何メートル(または何秒程度)程度追尾してから測定ボタンをロックしたのか?」という確認
        →この2点に関して警察官に言ったのですが、「私たちは規則に沿って行っている、何の問題もない」と意味不明な答えを繰り返すのみでした。
        ・「自分の車両には後方ドラレコも搭載しているので、本当に等間隔で追尾していたかも後で確認して裁判でも徹底的に争う」という意思表示
        →これも警察官に言ったのですが、「この場ではそれは確認しない。裁判で出せばいい」との返答。青切符なので不起訴になるから見せる機会は無いぞ、という事だとその場で思いました。この返しは結構きつかったです。
        ・納付書はいらなかったのですが告知書は情報を得るため(警察官の名前や取り締まりの住所など)にこちらから欲しいと言ってもらいました。

        一番驚いたのが巡査部長の逮捕する、という言葉です。2名の警察官にはクルマのエンジンは停止させ、キーは抜き、免許証も見せているので住所不定ではない。こちらに逃走の意思は無いし、犯罪捜査規範の内容とは異なる対応ではないのか、とはっきりと伝えたのですが巡査部長は告知書作成まで見せ続けなければ本当に逮捕する、と言ってきました。また逃走の可能性があるからと保身のためか分かりませんが応援のパトカーを3台呼ばれました。このあたりで「こいつ、キ●ガイの中でもヤバい奴だ」と思い観念しました。あいつらは理由はなんでもよく逮捕できますから。この内容での返しはどうするのが良かったのでしょうか。

        免許証の提示に関して出し続けなければいけない、という法律はあるのでしょうか。もちろんその場で「どこにそんな法律があるのか何条の何項か言ってみろ」と聞いたのですが「自分で調べろ、こちらは間違っていない」と繰り返すだけでした。これって職権乱用罪には当たらないのでしょうか。もし当たる可能性があるのであれば今後の対応として検察庁に告発してもよいかと考えています。

        • 取締り110番 より:

          なるほど。それは相当ヤバイ警官ですね。下手をすると御紹介した体験談のmagumaguさんを冤罪で挙げようとしたキチガイと同一人物かもしれませんね。神奈川県警交通機動隊には意図的に冤罪を仕掛けるレベルの異常者がいますからね…

          詳細をお聞きしますと、今回の相手では私がドライバーでも切符処理を回避できなかった気がします。道交法違反は完全に無実でも警官がキチガイなら切符処理が可能なシステムですからね。

          >免許証の提示に関して出し続けなければいけない、という法律はあるのでしょうか。

          ありませんが、法律は解釈次第でどうとでも解釈出来ますので、相手がキチガイだと提示を止めた時点で強引に逮捕され、それを不当逮捕だとして訴えても「違法とまでは言えない」というような判決で逮捕が合法とされてしまうでしょうね。なお、免許証の提示要件は67条の1項と2項です。

          第六十七条 警察官は、車両等の運転者が第六十四条第一項、第六十五条第一項、第六十六条、第七十一条の四第三項から第六項まで又は第八十五条第五項から第七項(第二号を除く。)までの規定に違反して車両等を運転していると認めるときは、当該車両等を停止させ、及び当該車両等の運転者に対し、第九十二条第一項の運転免許証又は第百七条の二の国際運転免許証若しくは外国運転免許証の提示を求めることができる。
          2 前項に定めるもののほか、警察官は、車両等の運転者が車両等の運転に関しこの法律(第六十四条第一項、第六十五条第一項、第六十六条、第七十一条の四第三項から第六項まで及び第八十五条第五項から第七項(第二号を除く。)までを除く。)若しくはこの法律に基づく命令の規定若しくはこの法律の規定に基づく処分に違反し、又は車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊(以下「交通事故」という。)を起こした場合において、当該車両等の運転者に引き続き当該車両等を運転させることができるかどうかを確認するため必要があると認めるときは、当該車両等の運転者に対し、第九十二条第一項の運転免許証又は第百七条の二の国際運転免許証若しくは外国運転免許証の提示を求めることができる。

          日本が法治国家であれば、免許証を提示して内容(住所・氏名・資格・有効期限など)を確認させたら、その時点で「提示した」と解されますが、実際には法治国家ではありませんので、「権力者や公務員が行った行為は法律に関係なく全て合法。稀に末端の不祥事だけ処分して自浄作用があるように見せかける」というシステムで動いています。

          現場で取り締まっている警官など末端もいいところですから、少しは頭が回る警官なら「下手をすると足元を救われて処分されたり出世のチャンスが潰えるかもしれない」と考えて、強引な検挙や逮捕はしてこないものですが、「まさかそこまで頭が悪い警官」や「出世など諦めてドライバーを詰る事を生き甲斐としている警官」の場合は何でもやってきます。まさにキチガイに刃物を持たせた状態なのが今の警察システムです。

          話を戻して免許証の提示に関してですが、「告知書を書き終わるまで提示を続けなければ逮捕する」は職権乱用罪が成立するほどの違法性が認められないと思います。これが「告知書に署名しなければ逮捕する」とか「違反を認めなければ逮捕する」というような発言を録画出来ていればワンチャンあるかもしれませんが…

          今からでも出来る一番の行動は、後方ドラレコの映像をチェックして「赤色灯が点滅していない」「等速度で追尾した区間がなく、追い付くなり制止している」などの違法な取締りであることが立証可能であるならば、それを根拠に処分の取消を求める事です。もし、等速度で追尾している区間が映ってしまっている場合、今から切符処理を撤回させるのは至難の業と言わざるを得ませんので、反則点を諦めてさっさと不起訴をもらう作戦に変えるしかありませんね。

          県民の警察信頼度ワーストの神奈川県警の異常さは伊達ではありませんし、異常なのは交通課だけでもありません。神奈川では以前から異常な殺人事件と思われる事件の多くが、単なる不審死や自殺で処理されて闇に葬られ続けてきています。西湘バイパスや小田原厚木道路などは、覆面がいない日の方が珍しいくらいの路線ですので、今後も細心の注意を払って運転して下さい…

  26. けむ より:

    管理人様、始めまして。サイトの趣旨に賛同して会員登録させていただきました。

    私はここ十年もらい事故を除き交通違反で検挙されていませんが、先日放置駐車違反で警察官にステッカーを張られてしまいました。
    現在進行中ですが、ちょっと予想していない経過をたどっているので共有させてください。

    9月上旬、車道幅約5.3m+左右路側帯幅約1mの一方通行路に路上駐車をしました。条件は以下です。
    ・進行方向左側に駐車禁止標識あり
    ・進行方向右側に駐車禁止標識なし
    ・路側帯はいずれも歩行者専用等ではない
    ・右側駐車とされないよう、道路上で転回して左に寄せ、路側帯の中の余地0.8m弱を残し道路と平行に駐車
    ・実車にて上記の条件の場合に車端から反対側の路側帯までは3.5m以上となることを確認済み

    駐車して2時間ほど経ってから戻ると、放置駐車の証票が貼られており、「無余地駐車 3.4m」とありました。
    路肩からタイヤまでチョークが引かれており、「80」と書かれていたので80cmと測ったのだと思います。(実際はほぼ78cmでした)

    納得がいかなかったのですが出頭して異議申し立てをしても認められないと思い、免許に傷がつくよりはと放置違反金の仮納付命令の段階で弁明を行うことにしました。
    内容については車端から反対側の路側帯までは3.5m以上となるはずであること、路肩から車端までを80cmとしたならば正確に計測しておらず、同様に車端から反対側路側帯の白線中央までの距離が3.5m未満であったというのは誤測定と思われるため、道交法第45条2項に違反した事実はない、というようなものです。

    その後2週間くらいして警視庁の放置駐車対策センターから電話があり、違反した内容が道交法第45条2項ではなく道交法第47条2項だったので、再度仮納付命令書を送る、とのことでした。
    ・弁明を受けて調査したところ、違反の内容が違っていた。(「間違っていた」とは言わない)
    ・こちら(警察側)にもデータがありそれを確認したが、どのようなデータがあるのかは回答しない。(写真とかですかね?)
    ・道交法第47条2項の「道路の左側端に沿い」という部分に違反しているので、改めて仮納付書を送る。
    ・もし弁明があるのなら、改めて道交法第47条2項に対して弁明書を送付してほしい。

    何も証拠提示していないのに違反認定が変わったのも驚きでしたが、こじつけのように0.75mから4-5cm多く余地を取っているから違反とされたのも驚きました。(パトカーを運転する人でも0.75mピッタリには停められないでしょう。)
    意地でも取り消ししないという感じを受けましたので、今どう弁明するか考えています。
    進展があればまたコメントさせていただこうと思います。

    • 取締り110番 より:

      なるほど。こういうパターンの一方通行に逆向きに停める裏技を使ったのですね。

      Uターンして左側(一方通行の進行方向からすれば右側)に停め、左側0.75m以上、右側3.5m以上の余地を残して駐車したなら、合法的な駐車ですから違反にはなりませんよね。そこで無余地駐車で強引に検挙したが、弁明されてしまったので警察が屁理屈を捏ねている状態と理解しました。

      法47条2項での検挙に切り替えてきたようですが、基本的には無理筋ですね。私なら弁明書には以下のように書きます。

      「車の前方に対して左側端に適切な余地を空けた上で駐車していたのであるから、法47条2項に反しておらず、そもそも合法的な駐車方法である。「道路の左側」とは一方通行の進行方向ではなく、車両の前方方向に対して左側を意味するものである。自転車も軽車両に分類されるが、自転車が当該路線を一方通行とは逆方向に進行する場合、当然進行方向に向かって左側を走行しなければならないのであり、今回警察が主張している「一方通行の進行方向に対して左側が道路の左側である」という珍説に従った場合、一方通行路において自転車は双方向共に同じ側を走らなければならない事になってしまい正面衝突してしまうことになる。私の車両は道路の左側端に沿って停められており、この道路の左側は駐車禁止指定がされていない路線であるから、駐車禁止違反ではなく、駐車方法も合法である。以上により私の車両が法47条2項に違反しているとする警察の主張は失当である事は明らかであるので、速やかに今回の処分の取消を求めます。」

      検挙した駐車監視員は合法的な停め方だとわかっていたんじゃないですかね?でも納得いかなくて何とか検挙してやろうと思って無余地駐車をでっち上げた。しかし弁明書で無余地駐車ではない事を主張されてしまったので、駐車対策課のアホ警官が法律を勘違いして47条を持ち出したというあたりが実状だと思います。

      御存知の通りパーキングメーターは指定時間内なら手数料を払わなくても駐車違反になりませんが、私が警視庁の駐車対策2課に電話して「メーターには料金を入れないと駐車違反になると書かれているが本当に料金未納だと駐車違反なのか?」と質問した時、最初に電話に出た女性警官は「違反になる」と嘘をつきました。再確認したら上司から電話が掛かってきて違反ではない旨の説明をしましたが、自分が所属している課に密接に関係した違反項目ですらちゃんとわかっていない輩がいるのが警察クオリティです…

      経過報告をお待ちしております。

  27. tomo-chan より:

    いつもお世話になっております。4月6日の夜に赤信号点滅の一時停止違反で青切符を切られてしまった件で、先日コメント投稿させていただきました。現在の状況についてです↓

    「9月19日(木)の午前9時に、略式裁判を行うので、簡易裁判所に必ず出頭してください」とのハガキが届いていましたが、私はその日、その時間には仕事の都合でどうしても行く事は出来なかったため、日にち、または時間の変更をしてもらうために、電話で問い合わせました。(➡️連絡先は、検挙された所の警察署になっていました)ハガキに書いていた担当者が不在で、他の分かる係が対応しますとか言われて、別の警察署に転送されました。
    (何だそりゃ。案外、適当ですよね 苦笑)

    管理人さんがこちらのブログでアドバイスしてくださったように、「否認するので、略式を受ける気はないので、午前9時ではなく、時間を変更しても構わないだろうか?」みたいな事も言ってみました。対応した相手いわく、「略式裁判は”何月の第◯週目の朝9時”と決まっているので、日にちや時間の変更は出来ないんです。お仕事のご都合もあると思いますが、そこを何とかやりくりをして、とにかく、略式裁判は必ず受けていただいてます」みたいな返事でした。

    「とにかく、9月19日は無理です」「いや、そこを何とか」等々、こうした問答がしばらく続きました。「何度も言いますが、9月19日は無理です。この日に行かなかったら、どうなるんですか?」と聞くと「その場合は10月の同じ週の朝9時に来てください、と言った案内がまた、届くと思います」➡️・・・なんだ、要するに、別の日に変更になるにしても、結局、変更は出来るって事じゃないか!と、呆れてしまいました(苦笑)
    その対応した警察官は、「◯◯さんが、9月19日は来られないという旨は、担当者に伝えておきます。・・・ちなみに、否認されている理由をお伺いしてもよろしいでしょうな?」と聞いてきました。

    (ここで、この人に色々話しても、あまり意味がないと思ったので、とにかく、”理不尽な検挙”であった事、”違反はしていません”➡️こちらのブログで学んだ、”安全で円滑な・・・の、道交法には違反していない”と言う意味で。と、言った事を伝えました)

    私はてっきり、次回は「10月の第◯週目に、簡易裁判所へ出頭してください」といったハガキが、また送らるはて来るものだと思っていましたが、昨日、検挙した警察署から携帯に「調書を取らせていただきたいのですが、10月のお仕事の都合はどうでしょうか?」と、電話がありました。

    この前はあんなに、「簡易裁判所が指定した日にちと時間以外はダメ」みたいな事を言っていたのに・・・今度は向こう2ら、私の都合に合わせてきました(苦笑)

    そこで、質問させていただきたいのですが、
    1.一度は、簡易裁判所からの出頭要請だったのに、今回の呼び出しは所轄になりました。
    これは、ただ単に、調書を取る場所が変わっただけで、青切符を切られて、否認をしてからの流れとしては、別に普通にあり得る事でしょうか?

    2.こちらの都合に合わせて、来週(10月11日の金曜日、午後14時)に調書を取られに行く事になりました。
    隠し録音が鉄則と言う事も、こちらのブログで学ばせていただいたので、もちろんボイスレコーダーの準備はしていきますが、向こうが、どう出てくるか分かりません(もちろん、それはこちらのブログで体験談を投稿されている皆さんも同様だと思いますが)
    私は、とっさのアドリブと言うか、上手な言い回しが出来ないタイプなので、その点が不安です。もちろん、管理人さんにアドバイスしていただいたり、皆さんの体験談での警察とのやり取り等を総動員して、うまく立ち回れれば・・・と思います。
    ➡️あ、これは質問と言うより、私の気持ちになってしまいましたね・・・苦笑

    それと、不起訴はもちろんですが、管理人さんも再三、仰っているように、行政処分の取り消しは、難しいのは承知していますが、やっぱり、どうしても、ゴールド免許は、最後まで諦めたくありません。➡️今回の検挙は、本当にそれが悔しくて悔しくて・・・・
    なので、自分に出来る事は最後までやろうと思います。

    • 取締り110番 より:

      前回のコメントを確認せずに回答していますので、一部事実誤認があるかもしれませんが、今回そのような流れになったのは「取締り現場では結果的に切符に署名してしまったから」である可能性が高いです。

      単なる反則金の支払い忘れとして処理され、今回電話で初めて「否認する」と伝わった為に、所轄が調書を録って送検し直すという流れになった可能性が最も高いです。人口の多い都市部の場合はイチイチ所轄に戻しても時間ばかりかかって面倒なので、簡裁の建物内にある「警察官取調室」で調書を録って終了としてしまう事が多いのですが、エリアによっては警察も暇なので所轄で調書を録り直す事もあります。警察が暇でも不起訴率は変わりませんので、安心して否認してくれば大丈夫です。

      隠し録音をお勧めしているのは、証拠保全というよりも心の安心の為です。赤切符ならば実際に起訴されるリスクもあるので本当に必要な証拠になることがありますが、青切符はどうせ不起訴なので録音証拠も本当は要りません。警官は「息を吐くようにウソをつく」ので、おかしな事を言われて脅された時に、隠し録音していれば、堂々と「本当にそうなんですか?後で確認して今の発言内容が事実ではなかったら虚偽の教示として審査請求するので、所属階級氏名を教えていただけますか?メモしますんで」と言い返してそれ以上の脅しを止めさせる事が出来ます。

      アドリブが苦手なのであれば、否認理由だけ事前に考えておいて、あとは「警官はきっとウソをついて脅してくる」「何かちょっとでも怖い事を言われたらオウム返しに確認しよう」とだけ決めておけば大丈夫です。例えば「否認すると裁判になって金も時間もかかる」と言われたら「否認事件は100%起訴されて有罪になる事も既に確定していると言う事ですか?」というような感じです。

      実際には脅さずに淡々と調書を録るだけの警官も多いですので、それほど心配する事はありませんが、稀にアホすぎて嘘デマばかりを並べる輩に当たる事もありますので、そういう際にはとにかく「オウム返しに確認いsて言質を取る」事だけしておけば良いです。「警官が間違いなく現認してるので違反は事実だ」→「警官の現認は100%正確で誤認検挙など過去に一度もないという事ですか?」くらいの言い換えが出来るとなおいいですね。

      行政処分に関しては本当に難しいですが、ともあれ刑事処分で不起訴を得て不起訴処分告知書まではもらっておきたいところです。頑張って下さい。

  28. Shinihiro より:

    はじめまして。
    先刻青キップを切られた際のやりとりでお尋ねしたいことがあり、有料会員登録してコメントさせていただいております。福岡県の福岡市東区です

    一時不停止で、警官二人と言い争いになりました。以前からこちらの記事を拝見しており、参考にしながら対処していて、今回もこちらの記事を頭に入れていたので否認するつもりでした。

    ただ、三年程前に似たような一時不停止で停められたことがあり、その際はまだ知識がなかったので一度キップにサインしてしまい、その後にこちらの記事を拝読したので直ぐに警察に出向き否認手続きをし、検察からの呼び出しもありませんでした。

    警察官にそのような話=前回も止まった止まってないの話になったので、否認して不起訴になっている、といいました。

    すると、警官が「前回は一回目だったから猶予かもしれないが今回はわからない。起訴される可能性が。私達も貴方が否認するなら逃げ得にはさせない、ちゃんと裁判で証言やドラレコも出す。会社にも連絡行く~」などと言ってきて、不安になったのと急いでいたので一旦サインをしてしまいました。

    事後否認で警察に出向くこと、不起訴になることもあるのではと考えてのサインでした。ただ点数加点が消せないことは失念していました…

    さておき、納得が行かないのですが、前回の違反、否認から三年程度の場合、検察が青キップを起訴にする例などはありうるのでしょうか。

    県や地区で差があることは承知の上でのお尋ねです、よろしくお願いいたします

    • 取締り110番 より:

      会員登録していただいておりながら、今回も切符処理されてしまったようでお力になれず申し訳ありません。対処法の記事にも繰り返し書かせていただいておりますが、違反の有無(今回であれば止まったか止まっていないか)について争っても無意味です。別に違反の事実などなくとも「警官が見た」と言えば切符は切れますからね。

      従って、切符処理を回避して警告指導で済ませられるかどうかの分岐点は「警官の言動の中に問題になりそうな部分があって、それを突かれると後で処分を受けたり上司に怒られたりするのではないかという恐怖心を警官に持たせられるかどうか?」となります。とはいえ、録画・録音をしていなければ何の証拠にもなりませんから、警官が怖れる唯一の行為は「取締りの様子を録画・録音されながら対応されること」です。今回はすぐにスマホを取り出して撮影しながら対応されたでしょうか?もし違うのであれば、次回(次回があっては欲しくはありませんが)は必ず録画しながら対応するようにして下さい。仮に一時不停止が事実だとしても「一時停止しなくても危険じゃない場所だから待ち構えていたんだろ?反則金徴収額に予算があるから予算達成の為に取締りしてるだけだろ?」と詰め寄っていたら、警告指導に切り替えてきた可能性も十分あります。

      さて、御質問にお答えいたします。「交通違反の前歴の有無で、青切符の不起訴率が下がることはありません」が御回答です。

      青切符の不起訴率が高いのは、違反が軽微だからでも初犯で反省しているからでもありません。反省しているなら反則金を納めるハズで、否認しない限りは送検されないのですから。

      では何故不起訴率が99.9%以上になるのか?理由は「起訴する手間に比べて罰金額が安く、検察から見れば完全な赤字案件だから」です。大昔は交通違反も全て送検していましたが、件数が多すぎて検察も裁判所もパンクしてしまうという事で反則金制度が作られました。考えてみて下さい。交通違反の取締り件数は年間約650万件。否認率が1.5%くらいで交通違反の否認事件は年にもよりますが年間7万~10万件もあります。簡裁は否認事件を扱うようには作られていませんから、起訴するなら基本的に地裁で裁判するしかありません。そして、地裁は全国で50庁、支部を入れても253庁しかありません。仮に10万件の否認事件を250庁で処理しようとすると1庁あたり年間400件。裁判所は年間200日くらいしか開いていないので毎日2件も交通違反如きで公判をスタートさせなければならなくなりますね。しかも公判は短くても3回くらいは開かれるのです。他に殺人・強盗・窃盗・詐欺・傷害などの重大な刑法犯罪がいくらでもあるのに、違反だけで被害者もいない交通違反なんぞをイチイチ起訴していられません。しかも、有罪を出しても青切符の違反では罰金額は最大でも3万円程度です。公判を開くために必要な裁判官・検察官・裁判所事務菅・廷吏などの人件費だけでも大赤字になるのが御理解いただけると思います。

      警官は息を吐くようにウソをつきますし、公判への恐怖心を煽って切符に署名させ、反則金を払わせられれば予算達成が近付いて喜ぶ存在です。青切符の不起訴率が99.9%以上あることはデータからも明らかですから、どんなウソをつかれても動じず冷静に対応し、仮に不安になるような事を言われても、スマホで録画しながら「今の発言内容に間違いはないですね?事実ではない事で脅して義務ではない事を行わせる行為は私人でも脅迫罪や強要罪、公務中だと言うなら職権乱用罪が成立しますがそれが分かった上で言っているんですよね?もう一度このカメラに向かって所属階級氏名を述べた上で今の発言を繰り返してもらえますか?」というように対応して下さい。

      検察官は青切符など起訴しません。年間数件~10件程度の青切符の起訴事件は、余程検察官の当たり運が悪くて、暇で性格の悪い副検事あたりが「誰が被疑者でもいいから1回くらいは公判請求をしてみたい」と考えた時のみ発生します。

      不景気なのに消費税増税を主張し、法人税減税の原資にするような財務省などを見ればわかる通り、公務員の発想は我々とは大きく異なります。交通違反の取締り目的に交通安全や事故防止は入っておらず、「いつでも誰でも検挙出来る交通規制にしておいて、必要な予算分だけ取締りが出来れば、警察官の人件費と反則金収入で二度美味しい」と考えているだけです。交通課の警官だって、事故処理と事故防止のための要員だけならあんなに要らないのです。でも「年間650万件も交通違反の取締りをするためには何万人もの警官が必要だ」と言って税金から警察官人件費の為に予算をもらい、その税金を使って反則金を集めさせ、警察官僚の天下り企業に流して天下り先を確保させるのが目的なのです。

      長くなってしまいましたが、もう二度と警官のウソや脅しに動揺して、ウソを真実だと思い込まされない事を願っております。

      • Shinihiro より:

        お早い御返事ありがとうございます。

        やはりそうでしたか…
        記事を隅々まで読んでいたにも関わらず、一瞬よぎった不安に騙された私がいけなかったですね。それに今回はスマホでの記録を忘れたのが致命的でした

        警察手帳の掲示と所属まで確認しておいて迂闊でした。

        警察官が事故抑止の為に職務を遂行しているなら、当該の場所で安全啓発活動として立ち番でもすればそれで十分なはずですが、明らかに反則金を徴収するための行動、言動なのが許しがたいです。

        件数からしても青切符の否認が複数回だろうが起訴になる率が上がらないだろうとは思いましたが、自らの対応のまずさと気の弱さを悔いるばかりです。

        とりあえず、センターに事後否認に行くのも時間がもったいない気がしますが(点数が加点されてしまっているでしょうし)一度だけ聴取に出向いてひたすら無視を決め込もうかと思います

        • 取締り110番 より:

          反則金の振り込みに対する督促は無視して構いませんが、調書の録取や簡裁からの出頭要請は、さっさと応じた方がさっさと不起訴になりますので無視はせずに所轄での調書録取なら1回だけ応じて「さっさと送検しろ」と言っておきましょう。簡裁併設の部署からの出頭要請は、それが最後の1回だと言っているようなものですから、サクッと言って調書を録らせれば都市部の簡裁ならそれで終了です。
          多くの場合は簡裁等には駐車場がありますので、車かバイクで行けば良いですし、こういう機会に警察官や検察官といった公務員に対して毅然とした態度で対応する経験値を稼いでおいても損はありません。

          私の経験上は、簡裁併設の部署の警察官は調書を録って送検するのが仕事なのであまりウソや脅迫はしてきませんが、所轄のアホはダメです。「きっとまたウソをつくだろう」くらいの気持ちで臨んで、少しでも変な事を言われたら「本当にそうなんですか?後でそんなこと言ってないとか言われたくないんで、今の発言内容をこちらがメモするので確認のサインもらってもいいですか?」と聞き返しましょう。

          • Shinihiro より:

            御返事有難うございます。
            すっかり忘れていました、前歴1の10/10追突事故歴あり、でした。

            週をまたいでしまった為厳しいとは思いますが明日か明後日、管轄の警察署に乗り込んで、録画録音しながら戦ってこようと思います

          • Shinihiro より:

            今、調書を取るための日程調整で所轄に電話したときの内容報告です

            私「◯月×日の違反処理について確認と事後否認に伺いたいのですが」
            地域課長「どういった内容ですか」

            私と課長しばしやりとり

            私「ということで、この日この場所で一時停止していないということで止められました。警察官は、いきなり切符処理をはじめましたが警告指導にせずいきなり切符処理を始めた理由、それほど重大な可罰的違反があったのか教えていただけませんか」
            地域課長「固定取締を実施中で、その間は平等に違反行為は切符をきっています」
            私「御自身達の頭で考えることやや裁量は放棄して、一律横並びですか」
            地域課長「平等に切符です」
            私「違反行為がどのような内容か を考えることなく、例えば一時停止で言えばタイヤが僅かに止まって居なかった人も、無停止で突っ切った人も同様の処理なのですか」
            地域課長「平等に切符です」
            私「では、違反の内容・重大な違反であるかどうかよりも、取締中であるか否かか重要ということですね」
            地域課長「取締中であれば平等に違反で、警告指導はしません」

            私「取締の目的は検挙ですか
            事故の防止ですか」
            地域課長「究極的には事故の防止です」
            私「ではあなたは、停止線の前で一時停止を呼び掛けるような啓発活動より、物陰からの取締で切符を切るほうが事故防止に役立つとお考えなのですね」
            地域課長「私は切符をきることが事故防止に役立つと考えています」
            私「重ねてお尋ねですが、取締をしている間は一律で警告指導でなく切符処理ということで、その切符処理が事故の防止に役立つとお考えですね」
            という具合でした

            (もちろん録音しました)

            地域課長とは電話だけでしたので
            22時から交番に行って事故処理をした警官と話をしてきます

          • 取締り110番 より:

            お疲れ様です。今から切符処理が撤回される可能性は非常に少ないので、不起訴狙いであれば否認理由でそんなに悩む必要はありません。
            「可罰的違法性があるとは思えないため」とか「警察が違反を抑止せずに隠れて待ち構えていた時点で、その交差点が一時停止をしなくても危険ではない場所であることは明らかである」とかで大丈夫です。まあ、「宇宙神のお告げである」でも青切符は不起訴にしかなりませんが。

            警察に取締りの理不尽さを認めさせようとする行為も現場以外では無意味です。「交通取り締まりで事故防止」は「消費税増税で社会保障」と同じレベルのウソですが、嘘つきは嘘を嘘だと認めないから嘘つきなのです。

          • Shinihiro より:

            度々の御返事感謝致します

            ご指摘頂いたとおり
            現地、現場で否認しなかったのが
            最大の失策でした

            今現在、取締の際の違法行為があったのでその取締、切符は無効だという主張をしています

            切符への押印か調書をとらないと返さないと強制を迫られ錯誤の状態で「押します」とだけ言って切符へ押印したが、納得が行かなかったので調べたら告知書という手段があった。選択肢として示されていない。道交法126条に違反し、かつ虚偽の教示と不当な拘束である、というような話で。

            地域課の警官だと取締の目的は切符を切ることなどと言ってましたし、ご指摘頂いた「ウソつきはウソを認めないからウソである」の状態でした。警色法5条での矛盾指摘も理解できていない様子でした(録音はしましたが)

            調書をとるという話になりつつありますが、結果的には不起訴になっても切符を交付された事がきえないので、これについてもう一段食い下がってきます

            「切符に押印した際は選択の強制をされつつ、かつ、告知書という手段を提示されていなかった。正常な取締でない」というところを争点にしたいと思っています。無駄かもしれませんが。

            調書をとったとしても検察できそになるかならないかの材料であり警察の取締に関する違法性を追及するものではないと理解しています。

            とことんまでやろうとしたら、管理人様同様の警視総監相手での行政訴訟かなと思いますが(勝ち目なしかな…)

            ここで何かのお役になればとも思いますので、報告だけはさせて頂きます

          • 取締り110番 より:

            切符を切られた後で反則点が付かずに済むパターンは2つしかなく、処分後に処分を取り消す方法も2つしかありません。
            そして、そのいずれも成功確率は非常に低いです。

            1. 違反登録前に警察が切符の取り下げに応じる
            切符を切られても諦めない!後で出頭して切符が撤回された事例!

            2. 所轄が違反登録を「保留」にする
            [驚きの結末!]切符処理されたのに加点されなかったMTSさんの体験記[携帯使用等違反容疑][録画対応の勝利]shumariさんの切符回避体験記[検察に呼ばれたのに加点なし]

            3. 行政処分後に審査請求が認められる
            [体験談]行政処分(免停)の取消に成功!審査請求が認められた!

            4. 行政訴訟で勝訴
            ※私は2回負けましたし、勝訴の判例も見つかりませんでしたが、刑事訴訟で無罪判決は過去にいくつか出ているので、そのケースは行政処分も取り消されたものと思われます。

            可能性が低くても、出来る限りの抵抗はしておきたいと動かれた方だけが、レアな成功事例に当たる権利を持てるのですが、やっぱり可能性は低いので多くの方が失敗しています。
            事後に切符を撤回させる事を難易度に比べたら、現場対応で警告指導で済まさせる方が100倍くらい簡単です。その為の対処法はサイト内に数多く残してきたつもりです。今回の加点を取り消させることが出来るかどうかはわかりませんが、もう二度と切符を切らせないためにも、対処法の習得と同時に、警察が待ち構えていると思われるポイントを見抜けるようになりましょう。

            発想を180度転回して「ここは違反しても安全そうな場所だから警察が隠れていそうだな…」という予測を常に立てるようにして下さい。

  29. natsumechan より:

    管理人 様

    お忙しい中、早速の回答をいただきありがとうございました。
    お陰様で、疑問だらけだった頭の中がすっきりしました。

    一つだけ知りたいのですが、回答の中に「不起訴が欲しいならば」とありますが
    不起訴の場合は、不起訴だという連絡があるのでしょうか?

    先に納得できないことが二度あったと書きましたが、一度目の経験からこの疑問が来ています。一度目には他の車と間違われて青切符か切られました。、反則金も支払わず4年がたっていますが、何の連絡もありません。

    一度目も同じバイパスで、信号無視と切符を切られました。白バイでした。身に覚えがなく「どの信号ですか?」と聞くと「二つ前の信号です」ということでした。とっさに二つ前の信号を通った時のことが思い出せず、否定もできず、急いでいたのでサインしました。しかし後になって二つ前の信号の時のことを思い出しました。私は青信号で通過し私の後から何台もの車が通過していったのを思い出したのです。私は2車線の右側を青信号ではしり、右車線はスムーズに次々と車が通りましたが、左車線は大きなトラックがゆっくり左折しようとしていて。その後ろの車がストップし渋滞していました。私は右車線でラッキーと思いながら通過したのを思い出したのです。しばらくすると左車線のトラックが速いスピードで走ってきました。左折のトラックが曲がり切って、その後ろで止められていたトラックが追い付いてきました。私の車とそのトラックが並んだところで、信号無視ということでトラックと私と両方同時jに止められました。

    後で思い出し、警察に行って違うと言いまして調書も書いてもらいましたが、後になって私の言い分は認められないという返事がきました。私の車と並んだトラックは信号無視をしたのかもしれませんが、私は、そのトラックと一緒に通過した別の車と取り違えされました。
    その結果、ゴールド免許ではなくなりました。後で否定してもダメでした。反則金は支払っていません。不起訴の連絡もありません。4年以上たっていますが、まだ審理中ということでしょうか?

    • 取締り110番 より:

      不起訴(起訴猶予)処分の場合は検察からの連絡はありません。交通違反(道交法違反)の公訴時効は3年間ですので4年以上前の事件については知らぬ間に不起訴が出ていたと考えて間違いないでしょう。

      いずれにせよ、通常は否認した場合は一度は簡裁併設の部署に呼ばれて調書を録られ、その1~3ヶ月後には勝手に不起訴になっています。不起訴かどうかの確認がしたければこちらから電話するしかありません。
      また、東京のような大都市の場合は、簡裁に呼ばれる事もないまま不起訴になるケースもあります。

      今の御時世ではドライブレコーダーが必須装備となっておりますので、今後の為には前方だけでも付けておくことをお勧め致します。今回の件に関してもドラレコを搭載していて、現場で「ドラレコがあるから徹底的に争う。黄色に変わった時点で停止線手前に安全に停止出来る距離でなければ交差点を通過してしまうのが道交法上正しい運転だろ?ましてや、完全に赤に変わった後に交差点を通過してきたパトカーに危険だなんだと言われても説得力ない」というような話を、スマホで録画しながら対応していたら、警告指導で済んだ可能性が高いと思われます。

      • natsumechan より:

        管理人 様

        ありがとうございました。
        ドライブレコーダー入れます。スマホで録画します。
        警察が善良な市民を苦しめるようなことをするなんて、おかしな話ですね。
        コーヒー一杯程度のお礼で恐縮です。

  30. natsumechan より:

    はじめまして

    納得できないことが二度起こりましたので警察の取り締まりに疑問が生じ、
    どう行動すべきか、どう行動すべきだったのか知りたいのでよろしくお願いします。
    これは、2度目のケースですが、
    9月11日、2車線のバイパスを走っていたらパトカーに停められ、信号無視といわれました。全く覚えがないのですが、赤信号に変わった2秒後に交差点に入ったという事でした。
    私は大きなコンテナを積んだトラックの後ろを走っていて、青信号を見ていました。信号がトラックの陰で見えなくなり、そして通貨したあとパトカーが追ってきました。
    昼の11時ころで、バイパスは2車線ともトラックだらけで、普通乗用車の私は前後も横もトラックという状態でした。赤信号で入ったといわれても私には信号が見えなかったのではっきり否定することも出来ず、言われるままに免許証を出しました。警官が何か書類を書いている間に、整体の予約に間に合わないことになりキャンセルの電話をし、その他の約束のある相手にも遅れる連絡をしました。
    しかし、変だなあ・・と言う感じがしてきました。私は40年以上運転してきた感覚から、直前まで青信号を見ながら運転していて、トラックの陰で見えなくなった数秒に信号が青から黄色にそして赤になるだろうか?スピードもかなり出ていたので、経験からどうしても納得できない気持ちになりました。
    しかも、その警官が非常に居丈高で、急いでいるというと反省してないのか、みたいなことをいうので、青い切符にサインする気になれなくなり、サインはしないといいました。チャートには切符を切られたがサイン無しに当たります。
    そのあと、わたしを「被疑者」と呼びはじめ、その場で私の言い分を作成しなければならない、と言い、急いでいるので・・と言っても「後ではダメだ」。どのくらいここに止め置かれるのでしょうか?と聞くと「自分で考えろ」という事だったので、あきらめました。そして私の言い分を警官が勝手に書き、読み上げ、サインしろというので、書いた内容が私の言い分と違う、と言って書き直ししてもらいました。そしてサインして、合計一時間以上そこに止められました。

    質問です。
    取り締まり内容に納得がいかないときには、免許証を出さなくて良いらしいことはこのサイトで分かりました。信号無視の証拠があるなら見せてほしいというべきだったでしょうか?私の言い分は、直前まで青信号だったのに、トラックで見えなくなった数秒のうちに青から黄色、赤に変わるとは思えない、という内容なので、警官は私の言い分を聞いたら映像を見せてくれても良いのにという思いがします。なぜ見せてくれなかったのか、本人に聞かなければわからないことですが、どのような可能性が考えられますか?
    質問その2
    青い切符にはサインせず、私の言い分を書いた文章にサインしましたが、その写しはもらえませんでした。読み上げられただけで、直接読ませてくれませんでした。でもサインはしました。後から考えると、読み返してよく吟味してからサインすべきだったと思うのですが、その場でサインしないと帰してしてくれませんでした。写しももらえなかったのですが、今からもう一度内容を確認することはできますか?
    その3
    帰るときに、青い切符と罰金の納付書を渡されましたが、これには何か意味がありますか?どこかに出頭するようにとは口頭では言われませんでしたが、このまま何かが届くのを待っていれば良いのでしょうか?チャートには裏面に書いてある場所に出頭するようなことが書いてありました。何も言われなくても出頭するという事でしょうか。(するべきかどうかは別として)

    普段、取り締まりについて深く考えることはありませんでした。この経験から無知はまずいと思うようになりました。

    蛇足ながら、バイパスのその場所は、乗用車の女性ばかり捕まえるといううわさでした。私は乗用車の若くない女性で、怖がってすぐサインしそうだったのかもしれません。警官のあまりの態度にプチっと切れました。

    • 取締り110番 より:

      既に切符を切られてしまっているため、不起訴は簡単でも反則点の抹消が難しい事案ですが、車両にドラレコは搭載されていたでしょうか?
      もしドラレコ映像があるのであれば、すぐにPC等に保存してデータが消えないようにしておきましょう。交差点通過時の信号が映っていなくても、最後に信号が映っている位置から交差点までの距離や走行速度を計算することによって、「この地点で青信号だったのだから、進入時に赤信号だったことはあり得ない」という立証が出来れば、切符処理の取消にも可能性が出てきます。

      ひとまず、御質問にお答えしておきます。

      質問1「証拠を見せろと言うべきだったか?見せてくれなかったのは何故か?」
      回答1 セオリーとしては「パトカーのドラレコ映像を見せろ。見せられないなら証拠が無いのと同じじゃないか!」とスマホ等で録音しながら対応すべきでしたが、仮にそう言っていても警察が映像を見せた可能性は非常に低いです。法令上は交通違反の検挙に映像証拠等の客観証拠は必要なく、警察官が「確かに見た」と言えば切符処理が可能なシステムになっています。仮に信号が青で信号無視容疑が完全な冤罪だったとしても、警察官が嘘をついて「確かに赤だった」と言えば切符は切れてしまいます。
      [警察官は]富山県警が「信号無視」交通切符誤交付[色もわからない]

      こんなシステムはおかしいですよね?だから私のような者がこんなサイトを運営せざるを得ない状況になっています。信号無視・一時不停止・白バイ追尾による速度超過などはいくらでも冤罪が作り出せるシステムになっていますので、警官が意図的であれば誤認であれ、数多くの冤罪が毎日のように発生しているでしょう。そして、仮に冤罪でもドラレコ証拠等で反証出来ない限りは反則点の加算は合法とされてしまっています。残念ながら、日本はまだ法治国家にはなっていないのです。

      質問2「調書の内容を今から確認できるか?」
      回答2 おそらく出来ません。請求すれば警官には被疑者供述調書を見せる権限はありますが、義務ではないのでまず見せてきません。ただし、青切符の否認事件は99.9%以上が不起訴になりますので、調書の内容がどうであれ特にメリットもデメリットもありません。否認を貫けば不起訴にはなるが、行政処分側で勝手に反則点が加算され取り消せない。そういう状況です。

      質問3「渡された告知書と反則金仮納付書には意味があるのか?」
      回答3 反則金の仮納付書を渡されたということは、今回の事件はまだ否認事件扱いになっていません。その納付書で反則金を納めると違反を認めた事になり、刑事処分は終了し、反則点が加算されて終了です。本来は告知書への署名を拒否して否認した場合は、すぐに通告処理をして否認事件として検察併設の部署への出頭を指示しなければならないのですが、警察が欲しいのは反則金であって罰金ではありませんので、調書を録って脅しだけ掛けておいて、反則金の納付書を渡してカネを払えと言われている状態です。

      期限までに支払わずにいると通告書と本納付書が書留で届き、それも支払わないと複数回の督促状が来た上で最終的に簡裁併設の部署からの出頭要請が来ますが、放っておくとそこまで進むのに半年~1年以上掛かったりします。

      すぐに送検してもらって不起訴が欲しいのであれば、取締りをした所轄に連絡して「当初から否認しているのだから納付書を渡したのはおかしい。さっさと送検処理をしろ」と言うか、青い告知書の裏面にある通告センターに出頭して同じことを言うかです。もちろん、ドラレコ映像があるなら早めに証拠を揃えて所轄に乗り込みましょう。

      蛇足に関してですが、警察の交通違反の取締りの99%は、反則金集金のためのみに行われています(残りの1%はアリバイ作りの飲酒検問や、通報があった場合の暴走族の取締りなどです)
      集金が目的なのですから、逃げ切られそうな相手や、頑強に否認してきそうな車・バイクは狙わず、女性・高齢者・職業ドライバー(トラック・タクシーなど)を重点的に狙うのが警察のセオリーです。

      とはいえ、止めるまではドライバーが女性かどうかまではわからないケースも多いですから、女性のみを狙っているとは言い切れませんが、もし貴女が乗っていた車両が乗用車ではなくナンバーを隠した大型バイクだったら、パトカーで追ってもどうせ逃げ切られるだろうと判断して追わなかった可能性が高いでしょう。私は乗用車もバイクも乗りますが、バイク乗車時にパトカーに追われた事は一度もありません。捕まえやすいのを捕まえて効率良く反則金を徴収する。それが警察に与えられた使命であり、違反事実の有無や交通安全など最初から彼らの眼中にはありません。

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