行政処分(免停・反則点数)

多くのドライバーにとって理不尽な取締りで困るのは、反則金という名の警察への寄付金の額ではなく、反則点が付加される為にゴールド免許ではなくなってしまったり、免停処分を食らって仕事に差障りが出る事です。

社会通念上は納得のいかないものですが、「刑事処分と行政処分は別扱い」という原則があるため、無茶な検挙を受けて刑事処分では無事に不起訴になったとしても、行政処分に当たる免停や反則点の付加は勝手に行われます。これについて書いた記事は以下の通りです。

さて、ブログ内の記事を精読していただければわかる事ではあるのですが、案外知らない人が多い行政処分のカラクリについてまとめてみます。かなり頑張って書いたので途中で挫折せずに頑張って読んで下さい。このブログは読者にも一定以上の知能と努力を要求します(笑)免停や免許証の更新は「行政処分」である。これが既に厄介な点なのですが、「刑事処分と行政処分は別進行」という原則があるため、理不尽な検挙によって切符を切られ、否認して検察官が不起訴処分(無罪)にしても、行政処分側は勝手に反則点が付加されて処分が執行され...
前記事は免停等行政処分のカラクリです。行政訴訟は敗訴確定。冤罪でも捏造でも全て「警察が正しい。処分は妥当」との判決が出るだけ。私は警視総監を相手取り、二度ほど行政訴訟を起こした事があります。当然敗訴だったワケですが、私の訴訟での判決文を要約すると以下の2点になります。 警官は告知書(切符)捏造することが可能。しかし、それをする動機がないから捏造したわけがない。だから切符にも測定紙にも署名がなく、調書すら録っていなくても被疑者が違反をしたと認められる。 人違いの検挙で真犯人が他にいるとすれば、...
最初にお断りしますが、この記事には大した情報は書かれていません。最近アクセス数の増加に比例して、数多くのコメントやご質問をいただくようになりました。公私共に忙しい為に対応が遅れがちな事をご容赦願えれば幸いです。さて、実質的にはどうでもよい点なのですが、名称や認識が誤っているコメントが多く、言葉に敏感な私としては読む度に違和感を感じてしまうものとして、代表的なものが2つあります。青切符の反則行為で渡される納付書で納めるのは、「反則金」であって「罰金」でも「違反金」でもありません!駐車違反を出頭...
運転免許証がIC化された時から、私は以下の展開を予想しています。下の内容は2012年1月21日に旧ブログに投稿したものですが、そのうちのいくつかは既に現実化してしまっています。2012/01/21時点での予想 検挙時に警官が端末に免許証をかざすだけで切符処理がされるようになる 反則金が全て放置違反金のような行政制裁金になり、刑事手続きを踏まずに金が取れるようになる 行政処分は処分を受けてから、自腹で提訴しない限りは裁判すら受けられない上に裁判官は体制寄りの人物ばかり。自分から提訴する人間は少ないのでほとんどの...
広域指定○力団桜田組の関連企業から「新しい免許証をくれてやるからカネ持って来いや!」という趣旨のお手紙をいただいたので、仕方なく系列の組事務所に出向いて「5年間運転する事を許してやる」という趣旨の免許証を¥3,100払って購入してきました。カネを払って購入しなければ失効して「運転しただけで厳罰を食らう」という状態になるのですから、○力団への上納金としての「購入」という行為以外の何物でもないでしょうね免許の更新にはカネがかかる住所は警視庁の住所なので何かを送っちゃダメですよ(笑)こんなサイトを開設して、...
中型自動車免許を見直す?http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130909-00000044-rps-soci警察庁は、中型自動車免許制度を見直す方針を固めた。近く有識者による検討会を設置し、検討を始める予定だ。中型免許は、2007年に創設され、車両総重量5トン以上11トン未満の車両を運転できる免許(経過措置として8トン未満限定あり)で、受験資格が20歳 以上とされているが、宅配便の集配やコンビニ配送などに使われる2トン車の総重量が5トンを超えるケースが多く、普通免許しか持たない高校新卒者が乗務で きないという問題が起き、以前から...
まあ、ICチップ入り免許証が登場した時から、これが目的だろうと考えていましたし、その当時の記事にも書いた気がするのですが、遂に警察が来年(2015年)から「免許証をかざすだけで反則切符が出てくる夢の装置」を導入するようです。免許証をかざすだけで切符処理警視庁は2007年から管内で発行してきたICチップ内蔵の運転免許証を有効活用するという。10月28日の発表によると警視庁は、交通違反取り締まりの際に、交通反則告知書(通称:青キップ)を発行する携帯端末を全国で初めて導入する。ICチップが埋め込まれた現在の免許証の情...
この記事の内容に従って行動した場合の責任は、全てご自身にある事を自覚して下さい。私は一切の責任を負えません。免停通知が来たら勘違いされている方が多いですが、免停などの行政処分をいつから受けるかは「任意」です。別に出頭日に行かなくても都合の良い日に出頭して免許証を提出すれば免停が開始されます。仕事で車を使う予定などがあり、最初の指定日付近の都合が悪ければ、しばらく車に乗らなくても大丈夫な時期、あるいは短縮講習を受けやすい日程を考えて出頭を延期して構いません。私は最初の指定日の1年半後に受けた事...

一読すればいかにふざけたシステムになっているかがよくわかります。

では、反則点や免停などの行政処分については諦めるしかないのでしょうか?

いいえ、違います。諦めずに自分に出来る事をやってみた方の中には、免停回避や行政処分の取消に成功された方もいます。

確率は低いですが、私にも実現できなかった「行政処分の回避or取消」に成功された方の体験談は一読の価値があるでしょう。また、確率が低くとも処分歴の取消を求めて審査請求する補法についても記事化してあります。

平成23年7月に34km/h超過容疑で検挙され、最終的に刑事処分は不起訴、普通はなかなか抹消させられない反則点数の抹消にも成功したkitaさんの事例を紹介いたします。コメント欄に体験記を投稿していただきましたので、そのまま記事にしたいと思います。以下本文です。※当初は無料記事で掲載しておりましたが、警察関係者に読まれて対策をされては困りますので有料記事とさせていただきます。会員の方はログイン後にお読みになれます。状況平成23年7月10日日曜日午前8時14分40km規制の道路にて74kmなので34kmオー...
2010年12月に初めてご相談をいただいたハンドルネームnakaさんの事件を紹介します。nakaさんはネズミ捕り式のスピード違反で60km/h超過容疑で検挙されますが、取締りには不可思議な点がありました。一旦は90日免停という処分を受けたものの、諦めずに審査請求をしたnakaさんに奇跡が訪れます。なんと、一旦執行された免停処分が取り消される事になるのです。※当初は無料記事で掲載しておりましたが、警察関係者に読まれて対策をされては困りますので有料記事とさせていただきます。会員の方はログイン後にお読みになれます。nakaさんと...
このサイトで学んだ事を活かしてしっかりと否認すれば、青切符に関しては99%以上が不起訴。赤切符であっても40~80%程度の確率で不起訴を勝ち取る事が可能です。しかし、警察の一存で加点出来る反則点や、それに伴う免停などは行政処分に当たるため、どれだけ頑張っても取り消されないのが通常です。だからと言って諦めてはいけません。勇敢なサイト読者の方の中には、レアな県令を見つけてたり、携帯の通話記録から取締りの矛盾点などを指摘して行政処分の取消に成功された方もいます。行政処分(免停)の取消に成功!審査請求が認め...
納得いかない交通違反で検挙されても、青切符ならば反則金は99.9%以上支払わずに済みます。赤切符関連の記事も読んでちゃんと否認すれば、一発免停相当の赤切符であっても60~80%程度の確率で不起訴になって罰金刑はなくなります。しかし、切符を切られてしまうと勝手に付加される反則点が厄介で、これをどうにかしたい、免停を回避したい、ゴールド免許になるハズだったのにブルーになってしまったなどの悔しい思いをした方も多いのではないでしょうか?もちろん、私もその一人です。行政処分の記事に詳しく書きましたが、反則点だけ...

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読んだからと言って免停回避が至難の業である事に変わりはありませんが、仮に今回は行政処分を受ける事になったとしても、対処法も合わせて習得すれば、もう二度と免停の恐怖に怯えずに済むようになるでしょう。

元首都高の走り屋でもゴールド免許が取れました。 あなたに出来ない訳がありません!

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