私も長年こんなサイトを運営していますが、検挙現場で否認し、その後検察からの電話があったにも関わらず、反則点が加点されずに済んだというレアな事例の体験談です。
一読の価値があると思いますので、是非shumariさんの体験談を御一読下さい。
以下、shumariさんの体験談です。例によって青字は管理人のコメントです。
一時不停止容疑で検挙されるも…
こちらのサイトで勉強させていただいてから、前にも増して安全運転しています。
昨年の件ですが、ある日、とある交差点を過ぎたところで、後ろから来たパトカーに停車を命じられました。
一旦停止違反ということでした。最初にパトカーから降りてきた警官に
と言われました。
私としてはしたのですが、警官側から見ると停止している時間が短かったと見えたのかも知れません。
クルマを停止しエンジンを切り、開けた窓から
と言いましたところ、
と言われたので、
と、言いました。
最悪だったのは、二人目の大柄な警官です。近づいてくるといきなり
とすごい剣幕で、このときにただならぬものを感じました。
我々の血税に寄生して生きている公僕のクセに、納税者に対して「ふざけるな!」じゃないですよね。ふざけてるのは警察の方です。
この二人の若い警官に
と、言うと
と言われたので、自分の名前と住所、電話番号を伝え、免許証を手渡すのではなく「提示」しました。
この「提示」にも大柄な警官は引きつっていた感じです。
免許証を手渡さなかったのは正解です。提示は義務だが提出は任意です。提出して得をすることなど何もありませんので、絶対に提出してはなりません。
そんなことも知らないのかよ…
ともうメチャクチャです。
まあ、日本って膿の本体が「膿を出し切る!」とか言う国ですからね。証拠を突き付けられても「それは証拠じゃない!」と認めないようなアホが首相をしている国では、警察が増長するのも当たり前です。
スマホで撮影を開始
この時点で撮影します、といい撮影を始めましたが「撮影はやめろ」と言うので
と、言うと「ある!」といいます。
残念ながら、この部分だけは警察が正しいです。公務中の公務員であっても「肖像権」自体はあります。しかし、公務執行に当たってはプライバシー権に含まれる肖像権を理由とした撮影拒否などは出来ません。ましてや、冤罪かもしれない容疑の被疑者が証拠保全の為に撮影する行為を止める権利は誰にもありません。
と、言うと沈黙しています。それでも二人が距離を詰めてきて「やめろ」と言われましたが、続けました。
と、言うと、渋々名前だけ名乗るので階級を再び聞くと、これも渋々答えました。
と、言われたので
と言うとまた沈黙。
素晴らしい対応です。「乗れと言われたから乗ってしまった。任意だとは知らなかった」というような方が多いですが、カルト国家においては無知はもはや罪です。
犯罪捜査規範219条を知っている事をちゃんと警察に伝えているお手本通りの対応です。これを言えるか言えないかで警察の対応もまた大きく変わるのです。
と言うと、大柄な方の警官がわけのわからないことを喚きながら私との距離を2cm程に詰めてきました。公務執行妨害を誘発しようとしているのはすぐわかりましたので、
と言いましたが、その距離をキープしたままでまだなにか罵っています。
警察=ヤクザ暴力団 ですからね。顔や体を故意に近付けてきて、ちょっとでも触れたら「何ぶつかっとんじゃ、ワレェ!」となるのは、ヤクザと警察のどちらでしょうか?答えは両方です(笑)
所轄に電話してみた
もう埒があかないと判断したので、所轄の警察署に電話しました。
事情を話していると、警官側の携帯にも警察署から電話が入り、いろいろ指示が出ていたようです。
その後、二人の警官はパトカーに乗り引き上げていきました。
二日後に交通課の課長を名乗る人から電話が入り、「実地見分をしたいので付き合って欲しい」と言われました。
公務員の課長って、一般企業で言ったら部長か専務レベルの階級です。課長対応になっている時点で本来は結構オオゴトです。
と言うと、また「お話を」と言うので
と尋ねると沈黙。あと三回このやり取りをした後、「同じ話を繰り返してますのでもう切ります」といって電話を切りました。
翌日、留守の時に問題の警官二名をつれてこの課長が来たようです。ドアフォンのモニターに撮影されていました。
普通の家庭であればある程、警察が自宅や会社まで来たというだけで風評が立って被害を受けますからね。プレッシャーに負けてこの時点で認めてしまう被害者も数多くいるでしょう。これらに動じなかったshumariさんは大物ですね。
検察から電話が来る
3ヶ月ほどして検察から電話がありました。身分を確認すると事務官ということでしたので、たぶん警察からの出向でしょう。
と言います。この事務官の応対もかなり恣意的なものを感じました。
「切符を渡そうとしたが被疑者が受け取らなかった」はセーフですが、渡そうともしていないのに後で切符を作って勝手に送検するのは完全にアウトです。虚偽公文書作成等の罪で1年以上10年以下の懲役ですが、カルト国家なので佐川が有印公文書を変造しても不起訴になります…
と言うと、事務官も沈黙する。
日本が抱える最大の問題点は、「国民側が大人し過ぎる」という事に尽きます。おかしいものをおかしいと言う。そんな当たり前の事が出来る日本人がドンドン減っています。
一応、当日の件をかいつまんで事務官に伝えました。「処分は文書で回答して下さい」といっておいたので、後日「不起訴処分」との書類が届きました。
「不起訴処分」もなにも、切符も切っていないのですから書類送検していること自体がおかしいのです。現場で切らなかった切符を後日(恐らく署内で)切って、それをもって検察に書類送検する、というこんなことまで許されているのですね。
今日の朝刊にも警察職員の酒酔い運転での事故の記事が載ってました。年がら年中警察は不祥事だらけです。
この若い警官二人は警官だったらなんでもやっていいんだと思っているふしがあり、大柄の方は広域団体の構成員のような態度でした。
まあ、兵庫県警レベルになると、犯罪者みたいな人間しか警官になれないシステムが出来上がっていますからね…
検察も相次ぐ国策調査と違法行為で国民の信頼が地に落ちて、組織存亡の危機を迎えているいるのに、グルになってこんなことをやっています。検察も警察もなんとも酷い組織です。
以上、ご参考になるかどうかわかりませんが、私の拙い体験談でした。こちらのサイトで短期間に集中して学んだことが100%役に立っています。ありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
私はこの体験談をいただいた時に、「不起訴処分ということは送検はされているのだから、反則点は勝手に付加されてしまっているのではないか?」と思い、shumariさんに運転記録証明書の請求をお勧めしました。もし加点されているようなら、録画映像を根拠に抹消を求めるべきだと思ったのです。
追記:反則点は付加されていない
ところがその後、shumariさんから続報が入りました。
月曜に申請した、累積点数証明書が今日届きました。
自動車安全運転センター 事務所長の名前です。
結果は、0点。つまり、先日の件も減点されていませんでした。
実はこれは凄い事なのです。
通常は、現場で切符(告知書)を渡されなくても、勝手に「交付しようとしたが被疑者が受領を拒否した」という事にされ、所轄で違反登録をした段階で反則点が勝手に付加されます。
その上で、否認事件の場合は送検して最終的に不起訴が出るのですが、「送検されているのに違反登録はされていない」というのは、かなりのレアケースで、私自身ほとんど記憶にありません。
そして、このパターンが存在するという事は、「反則点の付加は義務ではなく、警察は送検とは無関係に反則点を付加するかどうかを判断できる」という事を意味します。
shumariさんの場合は本当に切符を切られていませんが、仮に切符を切られたとしても、「刑事処分の決着が付くまでは違反登録はするな!違反登録しなくても送検して不起訴が出た事例を知っているぞ!」と主張する事が出来るということです。
貴重な体験談を御寄稿いただいたshumariさんに御礼のメールと、ダイヤモンド会員へのアップグレードを通知しましたところ、以下の内容のメールをいただきました。
ここは○○県というところです。
まだ住み始めて数年ですが、近隣の方に聞きましても、かなりここの警察はやりたい放題やっているようです。
去年のこれと一昨年も不起訴になってますので、 だんだん習熟してきました。
ダイヤモンド会員にしていただきましたので、 さらに貴サイトで勉強を続け、 レベルアップを図りたいと思います。
なにかまた貢献できることがあれば嬉しいです。
rakuchiさんは貴重なことをされている方ですので、どうぞお体を大事になさって下さい。
私がやっていることなど、ただの撤退戦ですので、いくらも役に立ててはいないと思いますが、このサイトで学ばれた方には、以下の3つの可能性が開けます。
- 反則金は一生払わずに済むようになります(100%)
- 赤切符を切られても否認して不起訴が勝ち取りやすくなります(約80%)
- 検挙されそうになっても切符を切られずに済むようになります(約50~80%)
- 警察の取締りロジックを学ぶと、どこで待ち構えているかが事前にわかるようになります
- 警察を怖れずに運転しつつ、ゴールド免許が保持出来るようになります
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