[広島県警]県警で8千万盗難 全額補填へ[予想通り迷宮入り]

私が発生直後から「実行犯としては署長が怪しい」「主犯は県警本部長が怪しい」と言い続けてきた広島県警の会計課から盗まれた約8,500万円ですが、「県警職員から集金して補填」という意味不明の決着になりそうです。

一度でも広島中央署署長井本雅之or副署長山田博実に対しての取り調べは行われたのでしょうか?

日刊スポーツの記事

県警で8千万盗難 全額補填へ

http://archive.is/2vIYV(魚拓)

2019年02月06日 22時13分 日刊スポーツ

広島県警広島中央署(広島市中区)で特殊詐欺事件で押収された現金8572万円の盗難が発覚した事件で5日、県警は職員らが現金を出し合って全額補填(ほてん)する前代未聞の方針を固めたことが分かった。

元兵庫県警刑事で警察ジャーナリストの飛松五男氏(74) 警察組織全体の信頼を失う極めて異例の事態と言えます。広島県警で現金を徴収されるといわれる所属長以上の警視正、警視は70人ぐらい。内訳は警視正が約10人、警視が約60人とみられます。これに加えて県警の全職員が加入する互助会、OB組織からもお金を出させて全額を集めるということですが、これは不祥事の慰謝料じゃないんですよ。「とかげの尻尾切り」のように終わらせられる問題ではありません。

私は事件発覚後の昨年1月に広島県警を取材しています。状況的に内部犯行と思われますが、事件発覚からやがて2年が経過しようという今になっても、何ら明らかになっていない。まず第一に、盗まれた多額の現金は重要な証拠品です。警察では証拠物は厳重な管理下に置かれ、何重もの厳しいチェックを行うのが基本中の基本です。それが警備厳重な金庫から盗まれた。実に不可解極まりなく、証拠隠滅に等しい事態です。

県警全体で責任を負うようですが、広島中央署には特別課徴金を課したほうがいいぐらいでしょう。このままでは「身内に甘い」と言われてもしょうがない。

私がどうして署長が怪しいと思ったかについては、過去の記事で詳細に検討しています。

[犯罪者は]警察署で8500万円盗難=金庫内の証拠品―広島県警[警察署にいる]

[だから署長を]広島中央署現金盗難 署長判断、担当外の会計課で管理[尋問しろ]

[やっぱり]広島中央署盗難 消えた8572万円「公費で弁済かも」[裏金化が目的か?]

[主犯は県警本部長?]広島中央署8500万円盗難 早くも囁かれる“迷宮入り”の声[実行犯は署長?]

[主犯は県警本部長]広島中央署で8500万円盗難事件 30代捜査員が謎の死[実行犯は署長か会計課長]

[調べるなら]8500万円どこへ?広島県警、疑う内部犯 警官宅捜索[署長から]

会計課の金庫に保管指示を出したのは署長

署長の井本雅之氏への事情聴取が必須である理由はいくつもありますが、まず第一に「8,500万円もの現金が会計課の金庫内にあることを知っていた人物」はそう多くありません。

広島中央署現金盗難 署長判断、担当外の会計課で管理

http://archive.is/Mwp3q(魚拓)

毎日新聞2017年5月10日 15時00分(最終更新 5月10日 15時00分)

広島県警広島中央署の金庫に保管していた詐欺事件の被害金8572万円が盗まれた事件で、証拠品は事件の担当課で管理するのが原則だが、現金が多額のため、署長の判断で容量の大きい会計課内の金庫に入れていたことが捜査関係者への取材で分かった。現金の保管は一部の関係者しか把握していない一方で、会計課は課外の署員の出入りも比較的多く、県警は署員らに管理状況を聞き取るなど捜査を進めている。

県警によると、現金は同署1階の会計課にある金庫一つにまとめて保管しており、8日夜に課員が鍵を開けて確認したところ、なくなっていた。

捜査関係者によると、事件の証拠品は各担当課にある「証拠品庫」で保管するのが原則で、詐欺事件の証拠品の場合は上階にある刑事2課などで管理するはずだった。しかし、現金が多額で同課にある証拠品庫に収まらず、1階会計課の金庫での保管を署長が指示したという。同課の金庫は、本来証拠品を入れるものではなく、遺失物などの貴重品を保管するものだった。この金庫の鍵は会計課内に保管され、保管責任者の会計課長以外の十数人の課員も場所を把握していたとみられる。会計課の部屋の扉にも鍵があり、勤務時間以外は施錠されていたという。

また、現金は、生前贈与を持ちかけ多額の現金をだましとったとして今年2月に検挙した詐欺事件の被害金で、以降署内で保管されていたことも判明した。高齢の投資家になりすまし、メールで生前贈与を持ちかけて手数料名目で現金をだましとったとして県警サイバー犯罪対策課と同署が男女5人を逮捕。被害総額は約1億6500万円に上るとみられ、その一部という。

この8500万円は詐欺事件の証拠品ですから、本来は刑事2課の証拠品庫で保管すべきものだったのですが、大きすぎて証拠品庫に入らないという理由で署長の判断で会計課の金庫に納められたのです。

8500万円は確かに多額ではありますが、ランドセル1個分くらいの大きさです。刑事2課の証拠品庫に入らなかったとの事ですが、一体どれだけ小さな証拠品庫なのでしょうか…

ともあれ、この事件を解くカギは、「この犯罪を実行できたのは誰か?」という事です。以下は私が以前の記事で検討した内容です。

素人の私が思い付くだけでもすぐに4つの条件が挙がります。

  1. この建物のどこに金庫があるか知っていたのは誰でしょう?
  2. 金庫の中に多額の現金が入っていたのを知っていたのは誰でしょう?
  3. 金庫の開け方を知っていたのは誰でしょう?
  4. 人目に付かずに会計課の金庫にアクセス出来たのは誰でしょう?

1.は広島中央署の職員なら誰でも知っていたかもしれません。

2.になると、署長・副署長・会計課職員・捜査2課の職員まで絞られます。

3.になると、署長・副署長・会計課長・会計課の一部職員まで絞られます。

もうこの時点で容疑者が20名もいないのですから、この20名をポリグラフにかければすぐに犯人がわかったでしょう。

さらに、4.を考えると、容疑者はもっと絞り込めるのです。

会計課の職員なら常に金庫の近くにはいたでしょうが、勤務時間中は複数の人間が一緒にいますから犯行には及べません。実行するなら会計課の職員が帰宅した深夜などです。

しかし、廊下を通ると人目につく危険性があります。しかも現金8,500万円とは、バッグに隠せるようなサイズではないのです。

この85%の体積の物を人目につかずに運び出せますか?

上の画像が現金1億円です。8,500万円ですからこれの85%の体積があります。

こんなものを大きなカバンに入れて持ち出そうとしたら人目につきます。いくら管理が杜撰な警察署と言っても、署内のどこにも防犯カメラがない訳もないでしょう。

ところが、一人だけ人目につかずに会計室に出入りする事が出来て、金庫の鍵の場所や開け方も知っていて、かつ、後で少額ずつ持ち出す事が可能な人物がいるのです。

署長なら廊下を通らずに会計室に入れたのでは?

下の画像は広島中央署1階の見取り図です。何か気付きませんか?

署長室から繋がるドアがありそうな配置図です

廊下に防犯カメラがあったかどうかはわかりませんが、玄関付近に当直席がありますから誰にも見られずに8500万円を一度に運び出すことは難しい事がわかります。

しかし、多くの企業の社屋がそうであるように、署長室や社長室というものは、内扉によって他の部屋と繋がっている事が多いものです。震災発生時の避難経路として通路が確保されている事もありますし、秘書がいるなら秘書室等と裏で繋がっているというのはよくある話ですよね?

従って、この事件を読み解くには、「署長室に他の部屋と繋がる内扉はあるのか?」「署長室と会計課の間の部屋は何なのか?」という情報が必要不可欠です。しかし、これに関する情報は一切出てきません。広島中央署が署長の関与の可能性を否定したいなら、内扉が無い事を立証すれば良さそうなものですが、そもそも署長が会計課職員から事情を聴くとか意味がわかりません。一番怪しいのはお前だろ?という話なのです。

確かに、会計課長や会計課職員の一部は、金庫の鍵の在処とダイヤル番号を知っていたでしょう。しかし、人目に付かずにランドセル1個分の大きさの8500万円を署外に運び出す事が出来るでしょうか?廊下はともかく玄関には防犯カメラくらいあるでしょうし。

ところが、署長か署長の指示を受けた部下が内扉を使って会計課から署長室に現金を運んだなら人目には付かずに8500万円が移動出来ます。そして、署長室にも金庫があるなら、一旦そこに保管しておいてから、日常的に使っているバッグに入る分だけ小分けにして持ち出しても誰にも疑われないのです。署長室にもう一つの金庫がある。これが私の仮説です。

県警本部長は補填するのか?

実行犯が署長だとしても、私は彼が主犯だとは思いません。8,500万円に人生を賭けるほど署長の所得は少なくないからです。彼に犯行を指示出来る人物を挙げるなら、県警本部長名和振平氏が最有力候補です。

この名和という人物の経歴についてはこちらの記事で詳しく述べていますが、神奈川県警時代はセクハラを放置し、福島県警時代はパワハラによる自殺に何ら有効な手を打たず、常に不祥事が付き纏う男なのに広島県警本部長に栄転した1年後にこの8500万円盗難事件が起きています。

こんな不祥事を起こし、今回の「職員から集金して補填」では彼も身銭を切るでしょうか?いいえ、切りません。この手の輩は絶対に自らは責任を取らないのです。前述の記事にこのようにありました。

広島県警で現金を徴収されるといわれる所属長以上の警視正、警視は70人ぐらい。内訳は警視正が約10人、警視が約60人とみられます。これに加えて県警の全職員が加入する互助会、OB組織からもお金を出させて全額を集める

実際には互助会やOB組織からの集金が大きく、キャリア組の自己負担額など微々たるものなのでしょうが、名和本部長はこれにすら含まれません。何故なら、広島県警本部長の階級は警視監なので徴収対象の警視正や警視よりも上なのです。

http://radiolife.com/security/police/15693/より

実行犯として一番怪しい署長は、何故か捜査する側に回って会計職員の事情聴取をする。

主犯として一番怪しい本部長は、何故か処分する側に回って警視正以下に補填させる。

「お前が国難」と名高い総理大臣が、国難を叫んで中流層以下を貧困に落とす。

どれも似たような構図ですが、責任を取るべき人間が一番責任を取らない国、それが日本です。

「それでも税金は使われずに警察官から集金して補填するならまだいいじゃないか」なんて思ってはなりません。既にこの事件に絡んで1名が不審な自殺をしているのです。

[主犯は県警本部長]広島中央署で8500万円盗難事件 30代捜査員が謎の死[実行犯は署長か会計課長]

誰かを実行犯に仕立て上げて自殺と見せ掛けて殺す気じゃないかと危惧していたら捜査員が謎の死を遂げました。

最初から裏金作りが目的で税金で補填する気じゃないかと危惧していたら、職員で補填とか言い出しました。

私がする「最悪の予想」とは少しだけ異なりますが、ほとぼりが冷めるのを待ってこっそり公費で補填を目論んでいたら、予想以上に県民からの視線が厳しいので妥協案を出してきた気がしてなりません。

そもそも、本気で犯人を挙げたいなら署長の井本氏への事情聴取が必要不可欠なのに、それをしないという時点で犯人が誰かを自白しているようなものです。

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