[料理のさしすせそ]まずは安全な調味料を入手しよう[子供を守ろう]

警察の交通行政を見ればわかるように、この世の中は嘘と毒に満ちています。国家や政府は本来、国民の幸福や財産を守る為に存在しているハズですが、それ自体が幻想であり、実際には貧乏人と子供から殺されていく世の中になってします。

大人は自己責任ですから、何を食べて何を食べないかをある程度選ぶ事が出来ますが、子供は親が与える物を食べるしかありません。だから親が気を付けてあげましょう。

砂糖や人工甘味料などの害については別の記事にしますが、何かを変えようと思うのであれば、まずは毎日使用する調味料(さしすせそ)を良質な「本物の調味料」に変えてみてはいかがでしょうか?

害についてばかり述べても「だったらどうしろって言うんだ?」「何を買えと言うのだ?」という通称「クレクレ君」が多い世相ですので、「うちではこうしています」というものを紹介していきます。

本物の調味料の定義

私の中の基準は以下の通りです。

  • 遺伝子組換食品不使用(絶対)
  • 自然発酵・天然醸造などで手間と時間を掛けたもの(絶対)
  • 農薬・化学肥料不使用(かなり重要)
  • 添加物ゼロ(かなり重要)
  • 放射性物質検査済(あればベター)
  • 継続して購入できる価格・入手ルート(重要)

調味料は毎日使うものですが、一回の使用量は多くはありません。自然なもの、手間暇掛けたものは、スーパーで売られている廉価品よりは高価ですが、以下の物で揃えても月間コストは3000円程度しか増加しません。

3000円と言ったら安めの飲み屋で1回飲む程度の金額です。子供の為なら何とかしたい額ですね。

さ:酒

うちでは料理酒は使っていません(笑)

使う事になったら良い物を探して紹介しますね。

し:塩

塩は天然ヒマラヤ岩塩を使っています。1kgあれば半年は持ちますね。

「塩分の摂り過ぎは身体に悪い」というのは半分事実ですが、悪いのはJTの食卓塩のように人工的に作られた精製塩です。あれはNaClが99%以上という恐ろしい物質ですからね。

良質の海塩や岩塩であれば、普通に美味しいと感じるレベルで味付けをして構いません。ミネラルも豊富に含まれているので良いでしょう。

ちなみにバスソルト用としては以下の商品を使っています。毎日は面倒なので週1~2回ですが、重曹と一緒にカレースプーンで2杯分ずつくらい入れてゆっくり浸かると汗が沢山出てデトックスになりますよ。

す:酢

お酢が身体に良い事はよく知られていますが、私はあまり得意ではありません。本当は黒酢などを少量飲んだ方が良いのでしょうが、とりあえず使う時の為に良さげなものを購入しています。

せ:醤油

醤油はよく使いますよね。で、スーパーで売られている安価な醤油は偽物の醤油である事が多いです。

醤油に偽物があるって知ってた?本物の見分け方とは?

では、一体偽物の醤油とはどんなものなのでしょうか。
偽物の醤油は、もろ味にアミノ酸を入れて科学的に熟成させたり、発酵や熟成をさせず、生揚げ醤油にアミノ酸液を入れるだけのものもあります。

しかも、中には丸大豆ではなく、脱脂加工大豆を使用しているものもあるのです。
脱脂加工大豆というのは大豆から油を取り除いたものです。
スーパーに並んでいる醤油で安価なものは大抵原料に脱脂加工大豆と書かれているはずです。

大豆から脂肪分を取り出すことで大豆油として活用できるからなのです。

さらに、その大豆を輸入品にすることで、コストが抑えられるので安く済ませることができるのです。
しかし、輸入大豆を使用するということは、輸入時のポストハーベスト問題や、遺伝子組み換えの可能性も否定できません。

大量生産で安価な醤油は、海外の脱脂加工大豆を使い、発酵をほとんどさせていない醤油もどきなのです。
短期間で作られるため、発酵も熟成もしないので、当然色も薄く、旨味も出ません。

なので、偽物の醤油もどき商品の中には「カラメル色素」で色をつけ、足りない旨味を化学調味料で足さなければ、醤油らしくならないのです。

というワケで、原材料が「大豆・米・小麦」などの原料と「塩」のみで作られている本物の醤油を選びましょう。

うちでは以下の2つの商品を何となく買っています。

国産特別栽培生醤油 1L
価格:1048円(税込、送料別)

丸中醤油/720ml
価格:1555円(税込、送料別)

そ:味噌

日本人なら味噌は大事ですよね。味噌汁を毎日飲む人も多いと思います。なおさら良質の味噌を使っておきましょう。

美袋乃唄(麦みそ)1kgまるみ麹本店
価格:980円(税込、送料別)

同じシリーズで米味噌やこうじ味噌もありますが、好みに合わせれば良いと思います。

さっきの醤油と同じヤマキが良ければ以下の味噌がオススメです。

玄米味噌 1kg
価格:1166円(税込、送料別)

大したコストアップではない

この手の本物の調味料は、粗悪な添加物塗れで大量生産されている廉価品と比べれば若干値が張りますが、ちゃんと計算してみると大した価格差ではない事に気付かされます。醤油をコップに注いでグビグビ飲む人なんかいませんから、消費量が少ないのですから。

4人家族のうちの場合、上記の商品で消費が激しいのは味噌くらいです。消費期間はざっくり以下の通りです。購入コストには送料も入れてありますが、例えば岩塩に関してはバスソルトと一緒に買えば送料無料になったりするので実際にはもっと安く手に入ります。味噌はクール便になって送料が高いのでまとめ買いしたりしています。

  • ヒマラヤ岩塩1kg\840+\600:半年で消費→1ヶ月あたり\240くらい
  • 丸中醤油720ml\1555+\400:2~3ヶ月で消費→1ヶ月あたり\800くらい
  • 美袋乃唄1kg\980+\700:2ヶ月で消費→1ヶ月あたり\840くらい

スーパーで安売りされている偽物の醤油や味噌だって200円~300円くらいはしますよね?だとすればコストアップは月1000円程度です。うちではあまり使わない料理酒やお酢を良い物に変えても、コストアップは月1500円~2000円程度で済むのではないでしょうか?

このくらいの額なら続けられる家庭も多いと思いますし、このような本物の調味料を作ってくれるメーカーを支える事は、将来にとっての保険にもなります。

とはいえ、食品業界にとっては化学物質を使ってでも安いコストで製造できた方が利益が出しやすいですし、無添加の食品は腐りやすいですから保存性の面でも添加物まみれの食品の方が流通ルートに乗せやすいという事情もあります。利益至上主義の資本主義経済においては、消費者の消費行動が変わらない限りは、安くて不健康な食品ばかりが流通し続けるでしょう。

100点を目指しても無理ですから、出来る範囲で70点くらいを目指してやっていますが、今回紹介した調味料を変えるだけでも20点くらいの価値はあるのではないでしょうか?

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