警察が「犯罪から国民を守るために存在している(べき」と考える人は善良ですが現実を知りません。
警察は「国民から権力者を守るために(のみ)存在している」の現実ですし、秩序維持の為ならたまにやり過ぎて国民を殺してしまっても問題ないとされてしまうようです。
裏口卒業したウソツキが森羅万象を司っている国は違いますね…
2019/02/27 21:44
大阪市都島区で昨年10月、酒に酔った男性(当時33)がパトカー内で警察官2人に取り押さえられた後、死亡したことについて、大阪府警は27日、対応に問題はなかったとする捜査結果を発表した。
府警は同日、取り押さえた都島署地域課の巡査部長(29)と巡査長(38)を業務上過失致死容疑で書類送検。一方で2人の行為は「正当な職務執行」として、大阪地検に対し起訴を求めない意見を付けた。
捜査1課によると、男性は昨年10月20日夜、同市都島区で乗っていたタクシーの運転手と酒に酔って口論になり、通報で駆けつけた都島署員2人にパトカーの後部座席で取り押さえられた。その直後に男性は意識を失い、病院に搬送されたが同日に死亡した。
司法解剖の結果、死因はうっ血性心不全による肺うっ血とされた。府警は取り押さえられたことと死亡との因果関係を捜査。その結果、取り押さえられた時間は2分24秒~3分4秒で、医師の鑑定でも肺うっ血の症状が取り押さえられる前から出ていた可能性が高いこともわかった。あざや骨折もないことから、2人の行為自体は適正で、対応に問題はなかったとしている。
殺されてしまった男性の過失は「酔っぱらってタクシー運転手と口論になったこと」です。手を出していたら「タクシー運転手を殴りつけ」くらいは書かれるでしょうから、本当に口論だけだったのでしょう。
酔っ払いは迷惑ですし、タクシー運転手に暴言を吐いたり、タクシーを蹴ったりしたなら、器物損壊罪くらいは犯していたかもしれません。でも、それって死刑に相当するほどの重罪ではないですよね?
なのに、パトカーの後部座席という「密室」で肺うっ血になるほど押さえつけられて殺されてしまいました。
パトカーに乗せている時点で手が付けられないほど暴れていたわけではなさそうです。
車内では息が出来ない程押さえつけられたら、生命の危機を感じて抵抗したかもしれません。なので意識を失うまで2分以上も2人がかりで押さえつけていたのでしょう。
これが「未必の故意」による殺人でなくて何なのでしょうか?
これが「正当な職務行為」で「対応に問題はなかった」という大阪府警の主張を認めてしまったら、今後もパトカーに乗せた被疑者を死ぬまで押さえつけても正当な職務行為ということになってしまいます。
警察なら酔っぱらってトラブルを起こしただけの国民を殺しても良いのでしょうか?
あざや骨折がなければ相手が死ぬまで押さえつけていても「正当な職務行為」になるのでしょうか?
大阪地検の判断が待たれますが、おそらく不起訴(嫌疑不十分)が出るでしょう。司法に公平性を期待できるほどこの国はまともな国ではありません。
集団レイプしても不起訴。集団で殴り殺しても逮捕されずに1名を除いてあとは不起訴。アベトモなら税金から補助金詐欺で何百億も盗んでも立件すらされない国、それがウツクシイクニの実態です。
鑑定に関わった医師名も公開すべきですね。肺うっ血なんてそうそうなるものではありませんし、都合よくパトカー内で急に発症して死んだりしません。
さすがは体感治安全国最下位の大阪府警。警官自らが治安を悪化させ続けています。
死亡した男性の御冥福をお祈り致します。日本は既に酔っぱらってタクシー運転手と口論したらリンチによる死刑が即時執行される国になってしまいました。