サイト読者のmagumaguさんは、高速道で覆面パトカー(クラウン)に気付き、覆面パトカーを追跡しました。
ドライブレコーダーが記録していたのは、覆面パトカーが速度超過と車間不保持を繰り返す様子でした。
そもそも(この単語には「基本的に」なんて意味はありませんw)覆面パトカーが高速道で主に取り締まるのは速度超過(スピード違反)なワケですが、違反車両以上の速度で走らない限りは絶対に違反車両に追い付けません。
自分が稼いだお金でクルマを購入し、自動車税などを支払い、ガソリンを入れ、欧米と比べたらあり得ないほど高い高速道路料金を支払って走行しているドライバーが、事故も起こさずに高速道路をクルージングしていると、違反者として検挙され反則金や罰金を支払わされます。
ところが、国民から絞り取った税金で高級車を購入し、リミッターを解除して200km/h以上も出せるように改造し、ガソリンを入れ、高速道路料金も免除されて走行している犯罪者集団(警察)は、どれだけスピード違反をしても捕まるどころか業績に反映されるという異常なシステムが運用されています。
法律でそうなってるから問題ないですって!?そりゃ法律の方が間違っているのです。
何しろ、ニホンは民主国家ではありませんからw
magumaguさんから提供された動画を私が編集し、字幕を入れたのが以下の動画です。9:24ほどにまとめてありますので、お時間のある時に見てみて下さい。
スクショで解説
動画を見れる環境ではないor動画を見るのは面倒臭い方の為に、スクリーンショットを使って解説を入れておきます。
まず、冒頭部で覆面パトカーであるクラウンロイヤルサルーンを見掛けますが、この時点ではmagumaguさんは覆面だとは気付かなかったそうです。
magumaguさんが気付かなかった理由ですが、それまでにmagumaguさんが見た覆面はどれもリアのエンブレムがなくなって(スムージングされて)いたものばかりだったそうです。
ところが、この覆面にはRoyal Saloonとエンブレムが付いていた為、一旦は覆面ではないと判断して追越しをします。
しかし、追越し中にクラウンの運転席を確認すると、青い制服を着た税金泥棒が座っていたので気付いたという事だそうです。
怪しいクルマを追い抜く時にはナンバーと運転手を確認する。これは鉄則ですね!
ちなみにクラウンロイヤルサルーンは、一番安いものでも4,476,600円もします。パトカー仕様はこれに速度計測機やら赤色灯やらのオプションがテンコ盛りですから、安く見積もっても600万円以上は掛かっているでしょうね。もちろん支払いは皆さんが払っている税金です。
さて、うっかり覆面を追い抜いてしまったmagumaguさんですが、追越し中に覆面だと気付いたので、走行車線に戻って様子を見ます。
覆面はターゲットを見つけたとばかりに追い上げてきますが…
これは動画で確認していただければわかりますが、明らかに覆面パトカーも速度超過をして追い上げているのに、赤色灯は一度たりとも点滅していません。
後方ドラレコを搭載したクルマはまだまだ珍しいですから、赤色灯なんぞ点けなくても、後でモメたら「赤色灯を確実に点灯させた!取締りは適切に行われた!(キリッ)」みたいなウソをつけば、それで通ると思っているのでしょうね。まあ、カルト国家なんで本当にそれで通るんですけど…
さて、覆面の後ろからステップワゴンが追い越してきました。クラウンが覆面だとは気付かなかったようで快調に飛ばしています。
私に言わせれば、白・銀・黒で地元ナンバーのクラウンを抜く時くらいは運転席を確認するのが常識だと思いますが、ミニバン乗りの何割かは運転に対して興味がないのでしょうか?
それはさておき、覆面をターゲットをこのステップワゴンに切り替え、猛然と追い上げを開始します。もちろん、赤色灯なんか点けません。警察を取り締まる機関など名目上はともかく現実的には存在しないのですから。
グリル部に赤色灯が仕込まれているハズですが、1ミクロ秒たりとも点けていません。今のフザけた道交法に照らしても完全に違反車両です。
わざわざ追尾したのですからステップワゴンに停車を求めてカネをせびるシーンが見れるかと思いきや、ここからこの覆面は何ら有意義な事をしません。まあ、存在自体が無意味もしくは有害ですから、そもそも有意義な事なんて出来ないのですが…
その後はストーカーよろしくステップワゴンが車線変更すると覆面クラウンも車線変更をし、高速道路を快調にクルージングしていきます。
別に危険な運転をしているとは思いませんが、magumaguさんによれば、この時の高速道路の実勢速度は130~140km/hだったそうです。大型トラックが制限速度+αで走っていると考えれば、覆面クラウンが明らかに速度超過をしている事はわかると思います。
赤色灯も点けずにこの速度でクルージングしている覆面パトカーが危険でも違法でもないと言うのであれば、最初から高速道路の制限速度を130~140km/hにすればよいですね。
高速道路において、速度超過の次に検挙数が多いのが「通行帯違反」です。
これは、追越が完了しているのに走行車線に戻らない事が違反だとされているものですが、取締り基準は例によって警官の胸先三寸で、一応通説では1km~2kmくらい追越車線を走り続けたら違反だそうです。
もちろん、この覆面も通行帯違反を繰り返します。
速度超過の取締り中であると言うなら、概ね200m程度等速度・等間隔で追尾すればOKというのが警察の主張なのですから、さっさとサイレンを鳴らしてステップワゴンに停車を命じれば良いのですが、どういう訳かそれはしません。
動画で確認した所、
- 覆面クラウンが追越車線に車線変更:2:07
- 覆面クラウンが走行車線に車線変更:4:00
となっていますので、1分53秒間は追越車線を走り続けていた事になります。
時速を低めに見積もって120km/hと仮定しても4km弱
あり得ませんが100km/hと仮定しても3km以上は追越車線を走行し続けています。
もちろん、走行車線に戻るチャンスはいくらでもありました。
ノルマに追われた神奈川県警交通機動隊とかなら、余裕で因縁つけて取り締まるレベルの通行帯違反ですね。
まあ、神奈川県警の交機は狂っているので、制限速度で走っていても冤罪を仕掛けてくるのですが…
その後も覆面クラウンは快調に飛ばし続け、それなりのペースで追跡しているmagumaguさんの車両を引き離していく様子も録画されています。
140km/h程度は出さないとこういう離れ方にはなりません。元走り屋の私の目測ですからそんなに大外れはしていないと思います(笑)
って、笑い事ではなく、高速道で40km/h以上の超過で捕まると一発免停です。この覆面クラウンのドライバーも免停にしてもらわないと納得がいきませんね!
その後も覆面クラウンは一途にステップワゴンをストーキングし続け、パーキングエリアまでついていきます。
てっきり、停車した所で声を掛けて因縁でも付けるのかと思いましたが、何故か覆面クラウンはそのままパーキングエリアを通過していきます。
じゃあ、なんでパーキングエリアにまでついて来たのか説明してくれ!
全くもって意味がわかりませんし、行動に一貫性も合理性もありません。さすが公務員…
その後も高速道路を気持ちよく流しただけで、結局覆面クラウンは出口から出て行きました。
おそらく料金所の手前か奥でまた特権を活かしてUターンして、今度は反対車線を高速クルージングするのでしょうね…
動画の字幕にも書きましたが、
覆面パトカーというのは警察車両だとバレないように一般車両であるかのように「偽装」しているワケですが…
「偽装」というのは、誰かを騙したり悪事がバレないようにしたいと考える人間がすることです。
正しい事をしているなら、「偽装」なんて必要ないハズです。
それにしても酷い税金の使われ方でしたね。
あのステップワゴンが仮に検挙されていた所で、公共の利益には何の影響もありません。別に危険な運転はしていませんでしたから。
ニホンって税収が50兆円くらいなのに、公務員の人件費だけで公称26.5兆円くらいあります。
もちろん、数字のトリックを使いまくっていますし、天下り先や無意味な独立行政法人への委託料や交付金は別ですから、実際には50兆円を超えているでしょう。何しろ、天下った高給官僚に年収1500万円を保証させる為に、5000万とか1億とのか土産を付けた額で随意契約を結ぶのですから。
どこからどう考えても、日本経済が立ち行かなくなっている一番の原因は「公務員の人件費及び天下りコストが高過ぎること」です。
とりあえず交通課なんてものは、事故処理係だけ残して後はクビでいいでしょう。こんな無意味なクルージングをしている警察官の平均年収は800万円です。