ハイブリッドカーとワンボックスが流行る国の自動車は終わる①

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※今回の記事はかなり好き勝手に書いていますので、人によっては気分を害する事もあると思います。特にハイブリッドカーやワンボックスを自らの意思で購入された方は、この記事を読む事はお勧めしません。

何故日米はAT比率が高く欧州は低いのか?

昔はMT車しかなかったのに、AT車が登場して以来、特に日本とアメリカではAT車の比率が激増しました。

日本ではMT乗りは絶滅危惧種です

日本ではMT乗りは絶滅危惧種です

出典:現代ビジネス

これがヨーロッパになると違います。一番AT比率の高いドイツでも23%程度で、今でも8割以上の人がMT車を選びます。

MT好きとしてはヨーロッパは羨ましいですね!

MT好きとしてはヨーロッパは羨ましいですね!

この違いはどこから来るのでしょうか?私は次のように考えています。

  • 米国:運転は退屈なだけで出来るだけやりたくない
  • 日本:運転は退屈。渋滞が多いからAT車の方が楽
  • 欧州:運転は楽しい!運転手が主で車が従であるべき

アメリカ人の多くは運転が好きではないのだと思います。理由の一つとして考えられるのが国土の圧倒的な広さです。

車通勤が当たり前ですが、郊外はひたすら直線が続くハイウェイ。都市部だけは大渋滞という環境ですから、運転を楽しもうにも直線で飛ばすくらいしかありません。だから車好きな層であっても求めるのはMore Powerのみ。ドラッグカー人気がある程度あるのも納得です。

通勤以外でも遠方の州に住む親戚の家に行く為に、長いハイウェイをひたすら真っ直ぐ走るだけという状況も多いので、アメリカ人にとって運転は退屈で「出来ればやりたくないもの」なのだと思います。

そんなワケで、AT車の次はオートクルーズが流行し、今は全自動運転を目指して半自動運転の段階まで来ています。

AmazonがAudibleと呼ぶ「聞く読書」なんかも、運転している時間を読書に充てられれば良いという発想の表れかもしれません。単調な直線道路をただ走るだけの環境では、運転時間は無駄な時間でしかないという事でしょうか…

だからアメリカは今後自動運転化を加速させると思います。運転手は乗っているだけで、読書したり音楽を聴いている間に目的地に着ければそれが何よりというお国柄なのでしょう。

ヨーロッパ人にとっては車は従

では、欧州ではAT車比率が低いままなのは何故でしょうか?答えは簡単です。

MT車の方が「自分の意思で操っている感覚があって楽しいから」でしょう。

庶民がずっと奴隷階級だった暗黒の中世を乗り越え、フランス革命などの民衆の蜂起によって自由を手にした(と思っている)欧州人は、人生は自分が主体になって楽しむものだと考えている人が多いようです。

だから、欧州ではブラック企業は成り立ちません。就業時間が終われば皆帰ってしまいますし、時給が低すぎると生活保護の方がマシになるので働かなくなります。北欧では8時間労働でも長過ぎるとして、6時間労働の社会実験が行われているほどです。

また、貴族制度の名残なのか、主従関係に拘る節もあります。これを車に置き換えると、ドライバーが主で車が従です。ドライバーが車の言いなりになって従者になるなどあってはならない事ですし、家族で出かけるにしても一番偉いのは全員の安全に責任を持っているドライバー(大抵は父親)です。

AT車ではギアは任意に変えられません。でも、任意のギアを選択したいドライバーが多いですから、世界販売の為にAT車を増やしてきたドイツ勢も、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)や多段化したトルコンATがメインで、CVTは少数派(ないワケではない)です。

速さだけを追求するなら、今やDCTやトルコンATの方が速いでしょう。それでも欧州ではAT車はまだまだ普及していません。だってクラッチ踏んでシフトを入れ替える動作も楽しいでしょ?

以下の画像はBMWの1~5シリーズのラインナップです。形的には2シリーズのツアラーだけはミニバンっぽく見えますが、日本車の様な腰高なミニバンは見当たりません。

BMW(DE)ラインナップ1

1ユーロ=112円(2016.8.24)で計算してはいけません!日本での販売価格の割高感に苛まれますw

大衆車はVWの管轄なのでしょうか?でも、VWのラインナップを見ても、ミニバンやハイブリッドに力を入れているようには見えません。

VWラインナップ

欧州車はドイツ車だけではありませんが、フランス車を見てもイタリア車を見ても、あるいはスウェーデンなんかを見ても、日本のようにミニバンとハイブリッドばかりなんてラインナップはありません。単に需要がないんだと思います。

では、どうして日本だけハイブリッド車とミニバンが大人気で、右を見ても左を見ても、プリウス・VOXY・アクア・セレナ・アルファードみたいに、ハイブリッドとミニバンばかり(後はコンパクトカーとSUVが少々)という感じになるのでしょうか?

その答えは次回の記事で…

ハイブリッドカーとワンボックスが流行る国の自動車は終わる②
前回の記事では、欧州ではMT車が今でも主流である話と、アメリカでAT車が流行り自動運転に進んでいるというあたりの話をしました。今回は「何故日本ではハイブリッドと...

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コメント

  1. とし より:

    私の周り(20代前半)ですが、私も含め免許はほとんどがMTで取っています、ですが免許取得以降一度もMT車に乗ったことがない人がほとんどです、3人で免許合宿に行き初めてMTに乗ったときはみんな卒業できるか不安になって、励ましあってたのを思い出しますw  たまにですが運転しているときに、MT車に乗りたい気分になります。

    • 取締り110番 より:

      何しろMT車自体がほとんど売っていないのでMT車に乗る機会がないだけで、運転してみたら「自分で操っている感覚が強くて楽しい♪」と感じる人は少なくないと思います。以前はクラッチが重めの車に乗っていたので、都内の渋滞では左足がツリそうなくらい疲れましたが、MT車を買って後悔した事はありません。

      今は家族の事情からAT車に乗っていますが、もう一台買える余裕が出来たらやっぱりMTが欲しいですね~

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