[読書シリーズ]管理人が読んで良かったと思う本①[子供の為にも!]

こんな反権力的なサイトをやっている管理人が普段読んでいる本は何なのか?という御質問をいただきましたので、読んで良かったと思う本を不定期で紹介していこうと思います。

レビューに関してはリンク先のレビューの方が参考になると思いますが、簡単な感想も付けておこうとは思います。

明治維新という過ち

カテゴリー:歴史・政治

通常本

明治維新という過ち―日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト

Kindle版

明治維新という過ち―日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト

感想

教科書には載っていない歴史を少しでも学んだことがある人なら、明治維新と呼ばれているものが長州テロリスト達による革命でしかなかった事は常識とも言えますが、その顛末をしっかりとした裏付けの下に解説してくれている良本だと思います。

今の日本政府は明治維新によって、江戸幕府から政権を乗っ取ったテロリスト達が作り上げてきたものです。正史と呼ばれるような歴史は勝者が自分達に都合よく書くものですから、明治維新の立役者達は英雄的に描かれるのが当然です。外国資本の手先として武器売買に精を出していた「死の商人」坂本龍馬がやたら英雄視されるあたりもその典型ですね。

この本では、正史では水戸学派とされている吉田松陰が提唱したものが如何に異常でおかしなものであったのか。そもそも水戸学がどうして建前重視の精神論に偏っているのかについても歴史的背景を含めてわかりやすく説明してくれています。

この本を読むと、黄門様として有名な水戸光圀という人物に対する印象も180度変わるでしょうし、日清・日露戦争でどうしてあそこまで大量の戦死者を出さなければならなかったのかの謎まで解けてきます。

長州は今の山口県にあたり、渡来人が多く住んでいた田布施町(熊毛郡)がありますね。そう言えば安倍晋三も山口県出身でしたね。どうして彼は統一教会の機関紙の表紙を何度も飾っているのか?そのあたりの謎もこの本を読むと解けると思います。

今の日本が何かおかしいという事に気付いている人は多いと思いますが、それは別に戦後の自民党がおかしくなったとか、自民党自体がCIAの資金提供で作られた政党であるという事が原因なのではありません。日本は戦前からおかしくて、戦後もおかしいままなのです。

おかしくなかったのは江戸時代までです。徳川幕府が万能で失政のない政権だった訳もありませんが、江戸時代の庶民は今の非正規雇用の労働者やブラック企業に勤める社畜さん達よりも余程幸せだったようです。

世界史的にはミラクルピースとしか呼べない戦乱のない300年を過ごせた江戸時代がどうして終わらなければならなかったのか?このあたりについてもこの本を読むことによって見識が広がるのではないかと思います。

歴史カテゴリーとしては今年読んだ中で一番価値のある一冊でしたし、Kindle版はAmazonプライム会員なら「月一冊無料」の対象本ですので、幕末の英雄達が好きな人も嫌いな人も、今の日本がどうやって出来たのかを知っておいて損はないのではないでしょうか?

プーチン 最後の聖戦

カテゴリー:政治

通常本(Kindle版はありません)

プーチン 最後の聖戦 ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?

感想

元KGBで冷酷なイメージのあるプーチンですが、やはりこの本を読むと印象が変わるでしょう。彼はロシアの愛国者であり民主主義者とすら言える非常に能力の高い政治家です。

私は日本の政治家よりはプーチンの方が信用できますし、いずれ来るであろう米ドルの崩壊後に世界の趨勢を左右するのはロシアの動向だと思っています。

今世界で起きている争いは、国家間の争いではありません。自称エスタブリッシュ達がよる金融支配が争いの原因であり、プーチンが戦っている相手も欧米ではなくこれらの金融資本家達のようです。

もちろん、戦うためには資金も必要ですし、プーチンをバックアップしている貴族もいるのでしょうが、プーチンが金融資本家達をロシアから放逐するために振るった手腕には感動すら覚えます。日本の水道事業を民営化して海外資本に売り飛ばそうとしている麻生太郎とはまさに格が違うという事もこの本を読めばよくわかるでしょう。

Kindle版がないので少々高いですが、一読の価値がある本だと思いますので、図書館にあるようなら借りてみる事をお勧めします。

とりあえず2冊くらいずつ紹介すれば良いですかね?

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コメント

  1. meron より:

    プーさんと、明治維新という過ち買ってみたが、
    いま調査しているのもあるし、時間とらねばならんな(・ω・)

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