自民・公明・維新などの改憲勢力が、「選挙で信任された」という嘘デマを吹聴して憲法を改悪し、緊急事態条項を追加して議会制民主主義を「形式的にも廃止できる状態」にするのが今回の参院選の焦点です。
不正選挙システムがあるので既に「実質的には民主国家ではない」のですが、これからは大手を振って国民の人権を制限できるようにしたいというのが安倍政権の悲願なのでしょう。


改憲されるとどうなる?
長々と書く必要もないと思いますが、以下の画像を見ればヤバさがすぐにわかりますね。
基本的人権の削除より
ざっくりまとめるとこんな感じです。
- 国民主権→国家主権
- 基本的人権は削除
- 公共の福祉に反しない限り→公益・公の秩序に反しない限り
- 政府を縛る憲法→国民を縛る憲法(立憲主義の否定)
- 緊急事態条項で国会無期限停止もOK
詳しく知りたい方は以下のサイトをどうぞ
緊急事態条項って?
簡単に言うなら「首相の一存で無期限に国会機能を停止させられる権限」です。
「基本的人権に関する規定は最大限に尊重する」とか書いてありますが、その基本的人権は「公益・公の秩序に反しない範囲でしか認めない」なのですから、人権よりも公の秩序が優先されます。公の秩序を決めるのは政府と警察です。まさに「それってどこの北朝鮮?」でしかないのですが…
組織票など存在しない
不正選挙システムの根幹は「集計ソフトの改竄」だと思いますが、他にも主に期日前投票などの投票箱のすり替えや開票機による不正なども行われているでしょう。何も不正の手段は一つとは限らないわけです。
「パソコン画面上は正しく入力した票が、設定の誤りで別の人の票になっていた」と報道されていますね。つまり、集計ソフトの設定を弄ればいくらでも開票結果が操作出来るのです。
この「伝家の宝刀」があるのですから、組織票を動員する必要などありませんし、「組織票によって自公が勝つ」と思わされている事自体が洗脳です。百歩譲って組織票があるとしたら、創価公明の信者による投票くらいなもので、それ以外の正当に組織票なんてものは存在しません。投票ブースでどこに投票するかまで見張るなんて事は介護を受けている老人以外はあり得ないのですからね。
以前からバレない程度に不正選挙システムを発動させ、たまに野党に政権を取らせる事によって不正選挙に気付かれないようにしてきたつもりなのでしょう。まあ、野党政権の時だけ阪神淡路やら東北やらの大震災が起きたのも単なる偶然と思わせたいんですかね?
都知事選でわかる不正選挙
急に叩かれて辞めてしまった舛添氏ですが、そもそも都民は彼を選挙で選んでなんかいません。前回の都知事選の選挙風景を見てみましょう。
細川・小泉陣営の聴衆
宇都宮陣営の聴衆
舛添陣営の聴衆
そういや山本太郎氏が当選した2013の参院選の時も丸川珠代に100万票くらい上乗せして発表していましたね。
これがこうなる
丸川珠代の得票率は18.9%もあります。都民の皆さんは周囲の人に聞いてみれば良いでしょう。「前回の参院選って投票に行った?ちなみに誰に投票した?」ってね。選挙結果が事実なら投票に行った人のうち、5~6人に一人は「丸川に入れたよ!」って答えるハズですが、現実はどうでしょうか?
不正を抑えられれば三宅洋平が当選する
というように、不正選挙は大っぴらに繰り返されているワケですが、建前上は不正がない事になっているので、不正をする側が「ここまでやったらさすがにバレる」と考えるレベルの世論の盛り上がりがあると不正はある程度は抑えられます。これが重要です。
前回の参院選では山本太郎氏に投票した人がもっと多かったでしょう。本当は落選させたかったのでしょうが、あまりにも多かったので渋々4位で当選させています。
今回も皆さんが投票に行って「まだマシだ」と思う人に投票すれば、東京選挙区に関しては三宅洋平氏が当選するでしょう。
自民の対立候補は中川雅治氏らしいですが、いくら検索しても聴衆が集まっている画像が見つかりません。
挙句の果てには自民党は比例区で元SPEEDの今井絵里子なんぞを擁立していますが…
今回もきっと開票不正をして摩訶不思議な選挙結果が出るでしょう。それでも、皆で投票に行けば三宅氏くらいは国会に送り込めるかもしれません。彼は谷亮子が裏切った生活の党に合流し、生活の党は何とか5名の政党要件を満たして山本太郎の政治活動の継続が可能になります。
山本太郎なんてただの役者上がりじゃないかって?バカを言ってはいけません。彼がどれだけ真実を突いた鋭い質問をしてきたことか…
国会質問でアメリカの事を平気で「宗主国の顔色を伺ってるんですか?」とか言ってますよ(笑) 放射能汚染についても「ストロンチウムの計測を!」と非常にまともな事を言っています。
私は性格上、誰かを100%信じる事など出来ませんが、彼は信用できるし、彼の活動が色々な事態の改悪の歯止めになっている事は確かです。退却戦において、彼のような存在は非常に得難い戦力なのです。

皆さん、選挙に行きましょう。そして一票を投じながら色々な事を感じ、考えてみて下さい。
- どうして無記名の秘密投票なのか?
- どうしてツルツルの紙に鉛筆で書かされるのか?
- どうして投票所で開票せずに開票所に運ぶのか?
- どうして開票所に運ぶ車を追い掛けようとすると警察に停められるのか?
- どうして開票所の見学に行っても立入禁止エリアばかりなのか?
- どうして集計はバーコードの読み取りで行うのか?
- どうして開票と同時に当確が出るのか?
- どうして投票所はそこそこ混んでたのに投票率が低かったと報道されるのか?
それでも選挙には行くべきです。改憲勢力が3分の2を取れば、次の参院選の頃には憲法が国民を縛る恐ろしい物に変わっているかもしれません。後で歴史を振り返ってみたら、この2016年の参院選が最後のチャンスだったと思うかもしれません。
仮にそういう恐怖国家になってしまったとしても、自分で投票に行き、「その一票がカウントされなかったこと」を肌で感じてくる事が大切です。
民主国家ではないのですから、「選んだ国民の責任ではない。選ばせてもらっていないのだから」という観点が必要です。
その上で「衆愚に陥っても構わないから、自分の国の事は自分達に決めさせろ!」という新しい戦いをしていくしかないでしょう。