「警察は、息を吐くように嘘をつく」と常々訴えてきました。
交通違反の理不尽な取締りに納得がいかずに、このサイトに辿りついた方の多くは既にその事を知っていると思います。
しかし、「警察官は防犯や犯罪の検挙などの社会正義の為に働いている正義の味方だ!」という洗脳教育を幼い頃から繰り返し受けている場合、理屈では警察がヤク○○力団に過ぎないことを理解しても、(洗脳の影響を受けた)感情的な思考回路が邪魔をして、「それでも多くの警察官は真面目に職務に励んでいるんじゃないか」とか「正義感に溢れる警察官もいるんじゃないか」などと考えてしまう方も多いでしょう。
そういう方には物証を示すしかありません。物証を示されても警察の悪質性の高さを認めないのは、カルト信者と警察利権の恩恵を受けている者だけでしょう。
職務質問 警察実務研究会
こんなTwitterを見つけました。
警察官は職務質問のときにウソをつくのがマニュアル化されてた😲 pic.twitter.com/Bww95ND7X6
— ヨコチン刑事☆実況 (@yokotindeka_DJ) 2016年10月21日
「クローズアップ実務Ⅰ 職務質問 青年警察官の執行力向上を目指して」というタイトルのようで、「警察実務研究会 編著」となっています。
この本の中身と思われる画像もありますのでちょっと読んでみましょう。
引用マーカーが必要でしょうか?(笑)
相手を降車させる方法として、尾灯等を軽く叩きながら、「片方切れてるよ。ちょっと降りて確認して」などと、降りざるを得ない状況を演出する。降りてきたら、「ああ、ついたよ。接触が悪かったんだね」としらをきり職質に入る(所持品検査・車内検索等)。
どこからどう読んでも「職質の為ならウソをついて、バレそうになってもしらを切れ」って言ってますよね?これが青年警察官が執行力向上の為に読む本のようです。
警察シンパは濡れ衣だと言うが…
こういうツイートには得てして警察シンパやネトウヨが噛み付くものです。実際に噛み付いてきた者が1名いるようです。
@yokotindeka_DJ 善良な市民を演じて悦に入って自己陶酔し、思考停止した偽善者。
自覚してないんだろあな、可哀想 pic.twitter.com/goFFjriyPc— ヨコチン刑事☆実況 (@yokotindeka_DJ) October 26, 2016
この人は「警察実務研究会なる活動実態不明の集団が勝手に作成した書籍」と言っています。この点について検討してみましょう。
確かに、ググっても警察実務研究会というのがどこにあるのか、誰が運営していてどんな人間がメンバーなのかはわかりませんでした。誰か知っていたら教えて下さい。
しかし、Amazonで販売されている書籍類を見ると、どう見ても警察との繋がりが窺われるような書籍ばかりです。
「三段対照式 交通実務六法」とか「地域警察官のためのチャート式事件処理要領」とか、警察と無関係な団体が勝手に作れるレベルの本ではないでしょう?(笑)
果ては「第一線捜査書類ハンドブック 三訂版」なんてのもありますね。司法関係者以外が捜査書類を見れる機会は公判時くらいしかありませんし、その取扱いについてのハンドブックなんて、完全に内部事情に詳しい人間以外には書けない代物です。
これらの本が警察学校での教本や副読本として使われている可能性は高いですし、そうでなくても推奨本として多くの警察官に売り付けていると見るのが筋でしょう。警視庁だけで4万人以上も警察官がいるのですから、カネと権力が大好きな警察であれば、末端構成員に買い取らせてそこからも利潤を得ようとするのは至極当然の行動です。
ちなみにこの研究会の本は、こちらもどう考えても現役警察官以外のニーズはない本ばかり扱っている東京法令出版のサイトでも扱われています。
やはりどう見ても警察関係の研究会(という名の天下り機関?)の一つが作った警察官用のマニュアル本ですよね?
で、その中には堂々と「こういう風にウソをつけ」と書かれているのですから、私が常々言っている
- 警察は息を吐くように嘘をつく
- 嘘つきは警察の始まり
というあたりの主張が説得力を持ちそうなものです。
読んでみたい本があるが…
この「職務質問」の本は正直どうでもいいですが、この記事を調べているうちに可能ならば読んでおきたい本が3冊ほど見つかりました。
読みたいんですが、高いです…
左から順に4,968円(新品)・8,700円(中古)・11,077円(中古)です。
右の2冊については、新品がもう売られていないのかAmazonには流れて来ないだけなのかわかりませんが、「交通違反否認事件の措置要領」だなんて、このサイト的には是非とも読んでおきたいところですよね(笑)
左端の「道路交通法解説」も中身に「適正な運用を図るため、具体的事例に即した質疑応答を掲載」されているらしいので捨てがたいです。
一応amazonのほしい物リストを公開しておきますので、寄付してもいいよ!という方がいらしたら是非お願いします。ちゃんと読み込んでから有用そうな点を片っ端から記事にしていきますよ~
とはいえ、右の2冊はいくらなんでも高過ぎます。知り合いに警官を辞めた人がいてたまたま持っていたとか、古本屋巡りが好きで安く売っているのを偶然見つけた、なんて方がいらっしゃいましたら、コメント欄からお知らせ下さい。改めて「私にタダで下さい!私もタダで記事にしますから!」ってお願いします(笑)
コメント
言いたかったことを的確に取り上げていただき、ありがとうございます。
こちらこそ貴重な情報流通をしていただきありがとうございます!
Twitterもフォローさせていただきましたので今後も鋭い指摘を期待しております!
寄贈される方がいらして、良かったですね!
『道路交通法解説 16訂版』平成26年4月1日発行
(直後の4月25日に16-2訂版が発行されており、
平成26年以降の改正ポイントは印刷して挿んであります)
と
『交通違反否認事件の措置要領Part1[補訂版]』(平成25年5月10日発行)
は、私にとってもバイブルになっています。
お譲りすることはできませんが、お貸しすることは可能です。
http://tachibanashobo.co.jp/products/detail.php?product_id=3213
『立花書房』のサイトを見ると、Part1とPart2が1冊にまとまって、
『クローズアップ実務 交通違反否認事件の措置要領 セレクト16事例』
が発行されていますね。
以前は、もう少し内容が紹介されていたのですが(たぶんamazonでも)、
今はどういう否認事例が載っているのか分かりませんね。
Part1に私が濡れ衣を着せられた『一時不停止違反』の事例が載っていて、
Part2は余り捕まる違反ではないと思ったので、Part1だけ購入しました。
少し後に一般向けの販売はしなくなっていたので、ギリギリセーフでした!!
記録の不備・虚偽記載を指摘する上で、このPart1はとても参考になっています。
『新交通事件供述調書 記載例集』(最新は第4版)
も買っちゃいました!記載例より、資料に興味がありました。
『信号無視の否認例[黄色?赤色?]』の記事内の「スピードと停止距離の目安」より
この本掲載の「資料6 時速別制動距離表」の停止距離の方が、かなり短いです!!
いやあ、これ酷い内容だ
嘘ついたら警察が始まってしまいますわ、これ
瀬賀谷亮太w
これまた恥ずかしい人間がいたものですw
洗脳でもされているのでしょうか?ww
青切符や赤切符に関しては、もっともっと不起訴になる事実を広め
支払い拒否の割合を3割4割と増やしていきたいものです
個人名を晒すのはどうかとも思ったのですが、twitterはクローズドサークルではありませんから自業自得でしょうね。
私も否認率を少しでも上げれればと思って旧ブログから初めて10年くらい経ちましたが、否認率はむしろ落ちる一方で今やたったの1.5%です。
交通事故統計2013を読み解く⑤[みんな反則金払い過ぎ!]
今のニホンがこんなに悲惨なのは、施政者の責任が第一ですが、大本営発表を疑って調べてみたり、自分の頭で考えたりすることがしようともしない国民側の責任も大きいでしょうね…
あなたが晒したのは個人名ではなくユーザー名です
しかもオープンにされているもので微塵も問題はありません
某サイトから引用ですが
『反則金は、取り締まりに不服がない人のための特別な、任意のペナルティですから、警察組織は、「ほとんど100%の違反者が取り締まりに納得している」と胸を張り、同じ取り締まりを続けることができるわけですね。』
納得してねーよ!
みんなハラワタ煮えくり返って、それでも逮捕や刑罰が怖くて収めているのが現状
知って欲しいな
青切符がいかに払わなくていいものかを
管理人様
いつも楽しく拝見しています。サイト内の記事はすべて読ませていただき自分も取り締まりには否認しております。
コメントの方は前後のつながりがもっと読みやすくなると途中から読む人にとってもありがたいと思っております。可能でしたら、改善をお願いいたします。
欲しいものリストpart1の方ですが、日頃のお礼を兼ねて寄贈させていただきます。
否認に対しての警察対応への知識も装備された上で、いままでの記事がパワーアップされることを願っております。
ありがとうございます!まさか本当に寄贈していただけるとは思いませんでした!届いたらしっかり読み込んで記事の改良及び新記事の執筆に活用させていただきます!
過去コメントをまとめてQ&A集を作った方が良さそうですね。階層が5階層までしか設定出来ない上に、質問者が新コメントとして書き込まれると前のコメントとのリンクは生じないので、私も対策法がわからず困っています。「お久しぶりです!」あたりから始まるコメントは、過去コメントを検索しないと私でもどの事案だったか思い出せなかったりします(笑)
寄贈本の件、本当にありがとうございます!大切に使わせていただきます!