今回も予想通りの不正開票システムが稼働したようで、雨にも関わらず投票所は混雑していたのに、「史上2番目の低投票率」との大本営発表がありました。
アベノミクスとやらで消費税と物価だけが上がり、実質賃金は落ち続けているので圧倒的多数の庶民の生活は益々厳しくなっています。それなのに自公が圧勝。立憲民主党は「自民党別動隊」と分離したお陰で躍進しましたが、改憲勢力が3分の2を超えてしまっています。
安倍内閣は「忖度されたマスゴミの世論調査」ですら不支持率の方が高い状態で選挙戦に突入したのに、どうして圧勝したのでしょうか?
いくら政治に興味がなくても、年々生活が厳しくなっていき、年金基金と日銀が買い支えて上げているだけの官製株式相場の恩恵を受けている国民などいくらもいないのに、雨くらいで投票率が下がるでしょうか?
今回の選挙結果を見ても、開票不正プログラムの存在を疑わせる3つの理由が思い当たります。
理由1:与党票は増えていないのに野党票だけが減っている
不正選挙に聞く耳持たない人たちに、以下の数字を教えてあげると良いですより
以下は、2000年代に入って始めて行われた第42回衆議院議員総選挙。つまり、小泉・竹中が登場する以前の衆院選の比例の結果である。
2000.06.25
第42回衆議院議員総選挙
自民16,943,425
保守党247,334
自民+保守17,190,759公明党7,762,032
与党小計 24,952,791
以下は、今回行われた2014.12.14 第47回衆議院議員総選挙の結果
自由民主党 17,658,916
公明党 7,314,236
与党小計 24,973,152
以上のように、ほとんど全く同じ数字である。
西暦2,000年以前だって、偽票とのすり替え等のアナログな手段での開票不正はやっていたかもしれませんが、株式会社ムサシの開票機や票集計システムを大々的に使い始めたのは小泉竹中以降です。
小泉政権時代に「期日前投票の票は当日投票の票を混ぜてから開票する」という謎システムを導入しています。
期日前投票箱は防犯カメラもない部屋に1週間保管されていますから、偽票の入った箱と箱ごとすり替えるのも容易です。そのまま開票所で開票しようとすると、「自民党」とか「公明党」と書かれた似たような筆跡の票の塊が出てくると怪しまれやすい訳です。だから「混ぜたから開票」なんて謎システムになったのでしょうね。
話を戻します。
2000年
民主+共産+社民+自由=33,980,1762014
民主+共産+社民+生活=18,182,115実に15,798,061票の減少である。
1580万票もの票が消えてしまっているのである。
自分の過去の投票先を思い出してもらえればわかると思いますが、人間はそう簡単に主義主張を変えられません。ネトウヨのような自公支持者は、アベノミクスと消費税増税で実質賃金が下がろうが、食料品の内容量が減らされるという実質的な値上げによって食卓が貧しくなろうが、非正規雇用にしかありつけずに辛酸を舐めながら生活保護水準レベルの生活しか出来ていなくても、選挙になれば「自民党」と書くのでしょう。
それと同じで、昔から共産党や社民党を支持していたようないわゆるリベラル層(政策を見ると共産が保守で自公がリベラルという逆転現象になっていますが)は、政権交代を願って民主党などに票が移ることはあっても、自公を支持するようになったりはしません。
浮動票というのは、「与党系の中でどこに入れるか?」「野党系の中でどこに入れるか?」で迷っているだけで、2000年時点と比べて野党系の得票が1,580万票も消えてしまっている理由がどこにも見つからないのです。
高齢者が死んで若者が投票権を得た所で、田中派や経世会自民党による本来の保守的な自民党の政策で生活が向上した記憶がある高齢者の方が自民党支持が多かったでしょうから、一部のネトウヨに騙された若年層が自民党を支持した所で、野党がここまで減っている理由にはなりません。
では何故野党票がここまで減っているのか?その答えは理由3で述べることとして、次の不自然な点に移ります。
理由2:開票所を見に行った人の実感とも乖離する
2017.10.22衆議院選挙比例区西東京市開票レポートより
では、今回のレポート
えー、明らかに立憲民主党が一番多いです。
立憲民主党は、民主党の時と比べて減ると思いましたが(70人ちょっとしか立候補していないため)逆に民主党の時より増えている感じがします。
それと、『民主党』と書かれた得票がかなり目立ちました。自民党は、逆に減っている印象。
共産党は、前回よりも割合が多いです。
それでも、全体でいえば、希望の党よりも若干少なかったです。
希望の党は、もっと少ないかと思いましたが、結構ありました。(おそらく、期日前で目一杯ぶっ込んだのでしょう)共産党が、立憲の半分くらいという感じでした。
そして、比例の卓球台4つのうち3つは、同じ傾向ですが、明らかに左から2つ目の卓球台の得票の傾向が、他と違いました。
明らかにそこだけ、希望と公明が多かったのです。今回特徴的なのは、公明党が明らかに数を減らしていたことです。
見た目、共産党の半分より少ないです。
全体的に相当少ない印象。もしかすると、私達が通常考えているよりも、公明党の基礎票というのは、相当少ないのかもしれません。
『維新』は、2014年の時は、通常部分ではほとんど存在していませんでしたが、底の方に巨大な自民と公明と維新しか無い地層があり、そのために1万票くらい得票していましたが、今回も通常の部分ではほとんど無く、全体の三分の一くらいまで見た中で、たったの3票しか見つけられませんでした。
ところが、前回の『次世代の党』と同じく、固まりの得票がありました。
おそらく、前回の『次世代の党』の固まりと、今回の維新の固まりは、同じ種類の得票と思われます。
結果として2000票くらい得票していました。社民党は、少なかったですね。
『支持政党なし』は、ぱらぱらと得票がありました。ウェブ屋がやっているみたいですが。。
西東京市では、1位立憲民主党26,344、2位自民党25,562、3位希望の党14,685.、4位共産党9,321、5位公明党8,341でした
city.nishitokyo.lg.jp/siseizyoho/senkyo/topics/shugiin.html
ので、順番としては合っていると思いますが、立憲と自民では、立憲の方がもっと多かった印象です。希望の党と共産党は、もっと接近していて、若干共産が少ないくらいなので、前回の共産党が13,929 で、今回9,321というのは、明らかに辻褄が合いません。
共産党の票は、開票所でかなり削られていると思います。おそらく、今回のシナリオは、共産党の票が立憲に食われて減ったというものですが、開票現場を見ると、立憲も共産も共に割合が増えていました。
これは、おそらく、自民党支持の保守派の中の護憲派が立憲支持に回ったこと。
民主党に入れていた人の中で、立憲は十分に足りているので共産に入れた人が居たことなどが原因と思われます。
そして公明は、もっと少なかったと思います。
あと、今回目についたこととしては、ムサシの読み取り機になかなか入れない得票があったこと。
そして、読み取り器で後から出てきたのは、自民と公明が多かったことです。
最終的に残ったのも、自民と公明でした。
1時 開票率75.42%の時点で、自民16000、公明が4000から
1時15分 開票率95.09%の時点で、自民25000、公明8000になっています。
後から数えたということです。それから、立憲民主党の得票だけ、票の確認作業になかなか持っていかなかったこと。長い間ずっと山になっていたことです。
これ、途中集計で、立憲民主党がダントツだとマズいので、集計が遅れるように山のままにしていたと思います。
ムサシの読み取り器から票の確認に持っていく人は、2名ですので、その人達に権限があるのだと思います。
ジャージを着たおじさんは、全く立憲民主党の票を持っていきませんでした。そして、そのおじさんは、どこかから票を籠の中に返していました。
それが何かは不明。
あと、立憲民主党の束をムサシの計数器に持ってきていたのは、そのおじさんでした。
選挙管理委員には、何人か、そのおじさんと同じような顔つきの人が居ます(ようするに、明らかに一般人では無い顔)で、公明党と立憲民主党の得票を同じ計数器で数えていました。
見に行った方が双眼鏡を使って観察した限りでは、
- 立憲民主への投票はもっと多かった
- 公明と共産票はもっと接戦だった
- 維新票や自民票はどこからか塊が出てくる
- 選挙管理委員には明らかに堅気ではない人がいる
というような感じですかね。
開票・集計システムのプログラムにバックドアがあり、外部からの侵入が可能であれば、ソフトを扱っている本人にも気付かれずに票を操作をすることが可能です。
民間企業「ムサシ」。選挙の作業を民間企業に任せていることに、重大な疑念をいだくべき。外部から遠隔操作すれば、開票に携わっている本人にも分からない。https://t.co/nLOs5Le1Qy pic.twitter.com/Kmgn9PKn99
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) October 23, 2017
そもそも、憲法で保障された選挙の作業を公務員ですらない民間企業に任せてしまっている時点で、カネさえあればどうとでもなることがわかります。
たった一人が双眼鏡で見た印象では正確な票配分はわからないという反論もあるかと思いますが、この方は21時から2時半まで5時間半も休憩も取らずに観察し続けたのです。
麻生太郎や竹中平蔵の関連会社がやっている出口調査がどれだけのサンプルを取ったか知りませんが、開票所で5時間半も票の束を観察し続ければ、そのサンプル数の方が出口調査よりも余程膨大な数になるでしょう。
一部の投票所で一部の時間帯しかやっていない出口調査があれほどの精度で当たるのに、開票所で眺めた印象と結果が乖離するのは説明が付きません。
統計学というのは偽科学の筆頭みたいな学問だと思っていますが、予め結果とシナリオが決められていて、大手マスゴミには事前にデータが渡されているとしか思えない展開ですね。
理由3:雨でも投票所は混んでいた
2012年の大規模な不正選挙でもそうでしたが、今回も投票所は混雑していました。
事前の世論調査(笑)でも、「投票に行く」「行くつもり」を合わせた数は83%にも上りました。
NHKの世論調査で「必ず投票に行く」と答えた人は「56%」、全国の市町村で「ムサシ」の自動集開票機を設置しているのは「56%」、さて、今日の投票率は何パーセントだろう。台風のため史上最低の投票率なのか? それとも「56%」なのか? pic.twitter.com/iZpzlwShMf
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) October 22, 2017
だから雨を降らせて低投票率を偽装したのでしょうが、これも少し考えればおかしなことに気付きます。
自公政権で甘い汁を吸っているのは一部の富裕層だけですし、TVや新聞などのマスゴミの嘘デマ扇動を素直に信じてしまうようないわゆるB層は、そもそも政治に関心が薄い層です。
そういう層は雨なら投票に行かないかもしれません。
しかし、立憲・共産・社民などの支持者というものは、現政権には不満があり、社会を変えたい変えて欲しいと考えている層です。投票日に予定があれば期日前投票(すり替えられますけど)に行くでしょうし、雨だろうが台風だろうが万難を排して投票に行くのはこういう問題意識がある層です。もちろん、私も長靴を履いて傘を差して風雨を押して投票してきました。
ならば、天候不順で低投票率なら、野党の得票が増える方が自然なのです。
NHKの世論調査が正しい保証もどこにもありませんが、出口調査と同じサンプル調査では
- 投票に行く:56%
- 行くつもり:17%
- わからない:10%
- 行かない:5%
だったのです。投票率は最大で83%まで考えられる状況だったと仮定しましょう。
ところが発表された投票率は53.6%で戦後2番目に低い投票率です。
ここで数字を整理して考えてみましょう。
比例得票数を例に取ります。
【時事通信社調べ】(選管確定)
党派名 得 票 数 得票率
自 民 18,555,717 33.2
希 望 9,677,524 17.3
公 明 6,977,712 12.5
共 産 4,404,081 7.8
立 憲 11,084,890 19.8
維 新 3,387,097 6.0
社 民 941,324 1.6
日 こ 85,552 0.1
大 地 226,552 0.4
幸 福 292,084 0.5
支 持 125,019 0.2
諸 派 - -
無所属 - -
合 計 55,757,552 100.0
(2017/10/24-06:57)
有権者数の合計が101,236,029人ですから、単純計算で投票率は55%で、53.6%という推定値での報道と大差ありません。
中身を見てみますと、
与党(売国リベラル勢力)
- 自民 18,555,717
- 公明 6,977,712
- 与党合計 25,533,429
2000年衆院選の与党合計:24,952,791
2014年衆院選の与党合計:24,973,152
2017年衆院選の与党合計:25,533,429
見ての通り大差がありません。
改憲勢力(自民党別動隊)
- 希望 9,677,524
- 維新 3,387,097
- 日こ 85,552
- 幸福 292,084
幸福をここに入れてよいかはわかりませんが、希望・維新・日本のこころは戦争ビジネスで儲けたいという自民党の別動隊ですから、票は弄っていないか少しだけ盛ったかのどちらかでしょう。私はこのあたりの政党は自公の対立軸にならないので、票操作はほとんど行われなかったと考えています。
野党系(本来の保守勢力)
- 立憲 11,084,890
- 共産 4,404,081
- 社民 941,324
- 大地 226,552
- 小計 16,656,847
2000年
民主+共産+社民+自由=33,980,176
2014
民主+共産+社民+生活=18,182,115
2017
立憲+共産+社民+大地=16,656,847
さらに150万票減らしていますが、小池の希望の党に騙されて希望に入れた層もいくらかはいるかもしれません。それでも2000年と比べると1600万票以上減らしています。こんなことはあり得ません。
そこで、試しに野党の得票を倍にしてみます。
- 立憲 11,084,890×2=22,169,780
- 共産 4,404,081×2=8,808,162
- 社民 941,324×2=1,882,648
- 大地 226,552×2=453,104
- 小計 33,313,694
2000年の数値とほぼ同じになりました。希望の旧民主党議員に入れた層も入れれば微増くらいな感じでしょう。
この2倍した票で投票率を出し直してみますと、
- 総得票数(野党を2倍)72,289,380
- 有権者数:101,236,029
- 投票率:71.4%
これが肌感覚とも、事前に「投票に行く(つもり)」と答えた人の割合とも矛盾しない妥当なラインに思えます。
NHKの世論調査で「必ず投票に行く」と答えた人は「56%」、全国の市町村で「ムサシ」の自動集開票機を設置しているのは「56%」、さて、今日の投票率は何パーセントだろう。台風のため史上最低の投票率なのか? それとも「56%」なのか? pic.twitter.com/iZpzlwShMf
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) October 22, 2017
鈴木宗男の事を誤解している人が多いですが、彼は親露派というだけで、本来の愛国心がある政治家です。ちゃんと交渉すればロシアは米国よりも100倍はまともな国ですし、日本が極東開発に力を貸す代わりにパイプラインを引いてもらえばウィンウィンな関係になれます。だから宗男は特捜にやられたわけですが… 今回も頑張りましたが得票を半分にされたら勝てませんね。
コメント
高槻市在住の大阪10区有権者です。
候補者の政策は折り込みチラシでもテレビでも流れてて判るし、ネットで不正選挙について数年前から知ってたのでどうせ今回も当選者が最初から決まってる出来レースなんだろうと冷めており、枝野が来ようが安倍が来ようがわざわざ候補者の演説を聴きに足は運んでません。
ただ、選挙4日前18日の昼12時半頃にJR高槻駅の改札すぐ傍の広場で自民大隈の街頭演説に遭遇しました。ここ大阪10区は事前のマスコミ報道で立憲辻元と自民大隈が接戦、維新松浪は苦戦と報道されてました。すごく人通りの多い場所なんですが足を止めて聞いてる人もビラを受け取る人もすごく少なくてびっくりしました。こんなに人が集まってないのに不正選挙で勝たせるのかと・・・
で、やはりあれだけ不人気で大隈が辻元に勝ったりほぼ同じ票だったら怪しまれるからか、辻元がある程度離して勝ちました。
ただ、前回2014年の票数も見ると
辻元
2014年61725+共産浅沼14318=76043≒2017年75788
大隈
2014年53160 2017年56483
松浪
2014年50516 2017年44938
結局、野党候補一本化で前回出てた共産候補の票が辻元に上乗せされただけ、あとの二人は数千票変わっただけ。
>小選挙区の細工についてはよくわかっていません
他の選挙区も当選者はもちろん、票数も野党半減プログラム同様予め決まっててそれに演説の集まり具合でムサシのソースコードを微調整してるのではないでしょうか。
以上、大阪10区の一有権者(といっても私の投じた一票がちゃんと数えられてるかなんて知る由もありませんが)のプチ報告アンド分析でした。
貴重な情報提供をいただきありがとうございます。
メディアがまるで信用できない現代においては、twitterの情報の方が精度が高い(精度が高いだけで当然嘘デマ扇動も多々あります)ことも多いですし、マイケルさんのような個人の方の素直な感想の方が真実に近い事がよくあります。なので非常に参考になります。
自民大隈の街頭演説にはほとんど人がいなかった。この情報が大切です。
それほど不人気の大隈ですら、56,483票も取れるのですから、自民や維新に失望した(あるいは最初から期待していない)大阪十区の人々は、自公政権の暴走を止めたいというだけの理由でも辻元に入れたのかもしれません。それも発表された票数の数十%増しで。
2012年以降は完全にプログラムが稼働中ですから、2014年の辻元の61,725票も当然削られた後の数字であり、大阪十区内には辻元支持者が10万人程度、共産支持者が3万人程度いてもなんらおかしくありません。誰がどう考えても、自民や維新の政策で潤っている人々よりも、生活が増々苦しくなっている人々の数の方が何倍も多いのですから。
大阪の謎は橋下のような日本人が憎くして仕方ないとしか思えないようなヤクザの息子を府知事や市長に祭り上げたことです。最初はともかくホンの数年で奴はかなりの「実績」を出していましたからね。
橋下氏はどんな実績を残したのか検証してみよう~(1)府の財政は黒字に?いいえ、赤字は過去最高に悪化より
まあ、維新は自民の別動隊ですから、野党分断政策の一つとして維新を祭り上げて不正選挙で当選させ、改憲などでは自民党に協力させるというシナリオで当選しただけで、本物の大阪人は橋下になんぞ投票していないかもしれませんが…
大阪10区で当選した辻元議員はなんで勝てたんでしょう、公正にしているぞということでしょうか?
しかし、10区には安倍、麻生、小泉進次郎が自民党議員を応援しに来てたのに負けたってそうとう恥ずかしくないですか笑 まあ比例当選しましたけど。
自民が勝ってもお前たちが勝ったわけじゃないんだぞという上からの戒めでしょうか。
私はアンチグローバリストであって右翼も左翼も嫌いですが、もし大阪10区に在住していたら「立憲民主党だから」という理由で辻元に投票したでしょうね。
それこそB層と呼ばれてしまう人々は、CSISの小泉進次郎には騙されるかもしれませんが、そもそもB層は雨の中投票に行ったりしません。
安倍の支持者は実際には2%くらいしかいませんので(以前長野駅前でサラリーマン有志が2000人に世論調査したら安倍支持者は2%でした)安倍が応援に来てもただの逆効果です。
麻生の支持者も地元に行けば組織票があるかもしれませんが、それ以外ではそれこそネトウヨ・ネトサポくらいしかいませんので、「消去法で辻元」票は案外多かったのではないでしょうか。
野党への比例票が1/2されているのはほぼ間違いないと思いますが、小選挙区の細工についてはよくわかっていません。2012年の衆院選以降はずっとそうですが、小沢の未来の党や生活の党の候補者がいた選挙区では「小沢党の候補者の小選挙区の得票よりも比例区の得票が不思議に少ない」という現象が続いています。さすがに半分にはならず、小選挙区×0.6=比例区という感じになっています。
小沢信者も一種の宗教みたいなものですから、当時の未来の党の候補者に入れた人間が、比例では他の政党に入れるなど考えられない事です。比例票が1/2されているとすれば、小選挙区は0.9倍くらいなのかもしれません。1割違えば接戦区のほとんどで自公が勝てるのでそれでよしとしているのかもしれませんね。ただ、この方法だと総投票数が合わなくなるのでどうやっているのかよくわかりません。時間がある時に検討してみたいと思います。
いずれにせよ、辻元の印象が悪いのは、それこそTV・新聞・ネット上での印象操作の結果によるものかもしれず、橋本維新を選んでしまうような大阪府民にはある程度の人気があるのかもしれません。辻元ファン+反政権票としての立憲支持で実際はもっと大勝していたのかもしれませんね。
人間は見たくない者は視界に入らない傾向があります。私はそれを自覚して気を付けているつもりですが、それでも「良識のある警察官」などというものは幻想にしか思えませんし、安倍の演説の前で国旗を振っていた人々が「動員されていない通りすがりの民間人」にも見えませんでした。
与党の得票数がほとんど変わらないのもおかしな話で、世の中B層ばかりではありませんから、経世会が潰された今、自民党の得票が本当にあんなにあるとは思えません。でも、それは私が見たくないだけの現実で、日本人のうちの2500万人くらいは、中流が絶滅して下流ばかりの貧困国になっても構わないから自分だけは美味しい思いがしたいとか、中韓ガー・在日ガーと騒いでヘイト活動が出来れば、自分の生活が困窮していても構わないと考えているのかもしれません。それでも、毎回毎回与党の得票が2400~2500万でほとんどブレないってのもおかしな話ですけどね。
おそらく、人類史上本当に民主的だった国家などまだ登場していないのかもしれません。「民主主義という名の幻想」の中で、民主的に選ばれていない経営者を儲けさせる為に働き、民主的に決められていない交通規制のせいで円滑な交通も実現せず、僅かな休みにショッピングモールでいずれにゴミになる消費財を買って憂さ晴らしをしているだけの奴隷のまま一生を終わりたくはないので、こんなサイトをやっています(笑)