今までのオービスはループコイル式であれLHシステムであれ、固定式で一度設置されたら場所さえ覚えておけば(GPS搭載のオービスレーダーを積んでおけば)対処可能なものでした。
しかし、ここに来てさらに効率的に集金したがっている警察は、レーザー式の移動式小型オービスの試験導入を相次いで発表しています。
[警察は]持ち運び可能なオービスで軽微な速度違反も取り締まる予定[スピード違反]
軽量コンパクトなレーザー式オービスなのでどこにでも持ち運べ、生活道路などでも取り締まる予定だという話です。
誤測定の嵐であるレーダー式よりはマシとも言えますが、事故が減ってしまっては困る警察が、本当に事故防止に繋がるような取締りをするワケがありません。
私の予想では、幹線道路ではないが見通しが良く事故も少ない場所なのに不思議に30km/hとか40km/h規制という路線にこの移動式オービスを設置して集金活動を激化させるつもりでしょう。
その先にあるのは、放置違反金と同じく行政制裁金という形での集金にして、取締り自体を民間委託すらしてくる可能性があります。
警察にしてみれば、利権さえ確保してカネの流れさえ作れれば、いくらでも天下り先を用意させる事が出来るのですから。
いずれ本格運用が始まると思われますが、我々に出来る対策は無いのでしょうか?
今回は移動式レーザーオービスに対抗する手段について検討してみましょう。