今回は第1編にあるデータから少しだけ考察をしてみましょう。
初めに言っておきますが、全て私の個人的な見解なので、私の言う事など一言たりとも信じてはいけません。気になったら自分で調べて自分で考えて下さい。
保有台数の推移
昔に比べて車が増えているような気がします。保有台数の推移を見てみましょう。
ちゃんと読むのも面倒だと思いますので、抜粋して平成元年と平成24年を比べてみます。
自家用普通自動車
32,512,548台(平成元年) → 59,294,608台(平成24年) プラス26,782,060台
私が何が言いたいかと言うと、これだけ保有台数が増えて自動車税でどれだけ増収になったのか?という事です。自動車税は国交省の利権なんですかね?
平成元年と24年では税額も異なるでしょうが、まあ平均くらいという事で、2000cc未満の年39,500円をかけてみます。
約1兆2800億円(平成元年) → 約2兆3400億円(平成24年) 年額約1兆円アップ
自動車税だけでこんなに取られているんですね。
これにプラスして異常に高いガソリン税も払い、さらにガソリン税にまで消費税がかかるという二重課税までされて莫大な税金を支払っているのに、いまだに高速道路は無料にならずにさらにカネを取られ、一般道を走っているだけなのに今度は警察が反則金を払えと言ってくるんですね。
原動機付自転車(原付)
14,033,811台(平成元年) → 6,899,459台(平成24年) マイナス7,134,352台
これは意外でした。私の印象では自動二輪(いわゆるバイク)は減っているけど、原付は根強い人気があると思っていたのですが、自動二輪は増えていて原付1種だけが激減しています。
やはり30km/h制限はキツイと思う人が多いのでしょうか?
そう思った方はこちらの記事もご一読下さい(笑)
免許証保有人口
59,159,342人(平成元年) → 81,487,846人(平成24年)
かなり増えていますね。女性の免許取得率が上がっている事が要因かと思います。
で、気になるのは免許証を保持する為の更新手数料です。青5年やゴールドの人もいますので、平均更新期間を4年と考え、一般の場合の\3,300で計算してみましょう。
4年で3,300円ですから1年あたり825円ですね。
約488億円(平成元年) → 約672億円(平成24年)
これって完全に警察の天下り先&再就職先である交通安全協会だの交通安全学校だのを支える為のカネですよね?
何しろ更新料が払えなければ免許証が失効するのですが、知識と技術があるから与えられた免許を、どうしてカネを払わないと維持できないのでしょうか?
警察にしてみれば毎年毎年黙っていても670億円以上も入ってくるのです。さらに反則金で約700億円ってのは欲張り過ぎだと思うのですが、欲に際限はないという事なのでしょうね。
今回のまとめ
- 自動車税が増えて官僚は喜んでます
- 免許の更新手数料だけで毎年670億円以上が警察関連団体に流れます
- さらに反則金も払えだなんてヒトデナシにも程があります