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オウム返し作戦
前回の最後の警察の発言からリスタート
私はこれを「オウム返し作戦」と呼んでいる。警官を興奮させ、売り言葉に買い言葉という感じになった時に引き出したセリフをそのまま引用して返すのだ。覆面追尾は同じような速度で走行しなければ不可能なわけだから、こちらが犯した危険性はPCも犯したことになる。何故こちらだけ罪を問われなければならないと言うのだ?当然、警官のトーンは一気に落ち、しどろもどろになってきた。
急展開
すると今まで沈黙を守っていた助手席の中年の警官が初めて口を開いた。
既に財布にしまってあった切符を差し出すと、中年警官がそれを私の手から取り上げた。
この急転回には驚いた。1時間近く怒鳴りあってきて、突然の告知書の取り下げである。
後で考えてみれば、私の住居が東京都なのに対して取締りを受けたのは神奈川県。都道府県を跨ぐと何かと書類の処理が面倒らしいので、それで取り下げてきたのかもしれない。
いずれにせよ勝ちは勝ちなので、「もう速度超過はしません」と約束した。運転席の若手警官は納得がいかない様子で「一つ言わせてもらえば!」とか言いながら、警官は休みが少ないとかナンバープレートカバー(合法だが)をしているから取締りたくなるんだ、とかいくら取り締まっても出世にもならないんだ、とか関係のないことを怒鳴り続けていたが、勝ち誇った私はにこやかに対応して覆面を後にした。
ちなみに覆面の後部ドアはオートロックではなく内側から開くことが出来た。ちなみにパンダPCは内側からは開かない。
意気揚々と車に戻った私を待っていたのは、窓を開けてエンジンを切ったまま1時間近くも1月の寒空に放置された同乗者からの警察よりも怖い怒号であった…
その同乗者を次のSAで降ろす降ろさないの騒ぎになったり、帰りの高速でも喧嘩になって海老名SAに置き去りにしたりしたのは、また別のお話である…
コメント
速度取締りの追従には最高速度の制限はない。
最高裁判例ででている。
信憑性のないデマは閲覧者を落とし入れるのでやめたほうがいい。
この体験談を読んでそういう解釈をする人がいるんですね。勉強になりますw
私は警察に「ちゃんと裁判官に判断してもらいたい」と主張しただけで、そんな判例があるなら警察がその場で「速度取締りの追従には最高速度の制限はない。最高裁判例で確定してる」と言って突っぱねれば良かっただけです。この体験談のどこにも追従に最高速度の制限があると解釈出来るような表現はないと思いますけどね。
信憑性のないデマってのは、「警察の取締りは交通安全や事故防止の為にやっている」って事でしょう?
交通事故統計2013を読み解く①[取締りは事故を防止しない]