管理人が実際に体験した検挙の様子です。書いたのが随分前なので日記的な文面になっていますがご容赦下さい。
状況
①速度超過(覆面追尾)
日時:平成16年1月某日
場所:小田原厚木道路
箱根へ向かう途中、小田原厚木道路を法定速度+αの速度で走行していたところ、左端の路肩に駐車している白いクラウンを見掛けた。以下の理由ですぐに覆面だと気付いた。
- トランクに太めのアンテナが付いている。
- カーロケ付のオービスセンサーが「カーロケをキャッチしました」と警告した。
- 白い車である。
- 有料道路上の路肩という普通なら駐車しようとも思わない駐停車禁止場所に平然と停めている。
同乗者に対して「あれは明らかに覆面だね」などと言いながらそのまま横を通過。バックミラーを見ると追いかけてくる様子もなく駐車したままなので、まあ大丈夫かと思い走行し続けた。
前を走っていたセリカがそこそこのペースで走行しているので、一定の車間距離を保ったまま後に続いて追越車線を走行していた。数秒に1回のペースでバックミラーを確認していたが、白いクラウンは視界にはない。不意にセリカが左車線に寄ったため、そのまま慎重に追い抜いた。その途端に後方からサイレンが聞こえ、停車を命じるアナウンスがあった。「前の乗用車の運転手さん。路肩に停車しなさい。」
最初は自分の事だとも思わなかったが、いつの間にかクラウンが真後ろまで来ていてチカチカ赤色灯を点滅させている。「なんで俺が?」という思いを抱いたまま路肩に停車。お巡りが降りて来て運転席の横まで来た。有料道路上の車道を歩行して「危険」じゃないのか?
無駄にもめたくなかったので大人しくエンジンを切って覆面に乗り込む。運転していた若手の警官がやたらニコニコしている。中央にある電光板には「99km」と表示されている。
免許証の提示要件で争ってもよかったが、まだ切符を切られるかどうかわからなかったので素直に応じた。警官は当たり前のように私の手から免許証を取り上げクリップのようなものに挟んで、前置きもなく告知書を作成し始めた。
警官は取り合わずに告知書の作成を続けている。
などと不毛な会話を続けているうちに告知書の作成は終わり、予想通り署名を求めてきた。
ここが勝負所だと思った。素直に署名してしまえば後からどう粘ってもどうなるものでもない。追尾方法に違法性があれば違反は検挙できないのであるし、周囲の車の流れに乗って走っていただけで捕まるのも納得がいかない。何よりも覆面の存在に気付いていたのに、赤色灯を点滅させて追尾してくる車に気付かないことなどあるだろうか?間違いなくこの覆面は私の車に追い付くなり停車を命じたのだ。
長いので次の記事に続きます。
続きの記事は覆面追尾・続きです。
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