痛ましい事件発覚から1週間が経過しました。被害者女性の御冥福をお祈りしています。
沖縄女性殺害事件
米軍属女性死体遺棄事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元米海兵隊員のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)が「乱暴しようと思った。首を絞め刃物で刺した」などと供述していることが20日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、遺体発見時に身に着けていた衣服に刃物で刺したような穴が空いていたという。県警はシンザト容疑者が女性暴行目的で女性に接触したとみて、強姦致死容疑や殺人容疑での立件も視野に捜査を進めている。
米軍基地を抱える沖縄ではこのような痛ましい事件が後を絶たないのですが、どうしてこれほどまでに残忍な事件が多発するのだと思いますか?
海兵隊とは?
その答えは「海兵隊」にありますし、普天間の基地移設問題も「海兵隊基地」である事を考えれば、沖縄にはない方がよい事がわかります。
https://www.facebook.com/shukaku.nagao/posts/1033535750057662?pnref=story
沖縄の基地問題
沖縄でまた、アメリカ軍元海兵隊員によって若い日本人女性の命が奪われました。こういう事件が起こるたびに沖縄では基地問題が盛り上がるのですが、結局は何も変わらないで現状維持となります。本土の人間に関しては、まるで外国での出来事かのような無関心ぶりです。きっと本土の人間は、沖縄に住んでいる人たちは同じ日本人だと思っていなのでしょう。
というのも、本土の人間の大半は、沖縄に駐留している米軍には陸海空軍と海兵隊がいるということすら知らないのですから。陸海空軍の兵士はsoldiersというのに対し、海兵隊はmarinesといいます。海兵隊という部隊は、日本の自衛隊には存在しません。
海兵隊というのは攻撃専門の部隊であり、海兵隊内に陸、海、空の兵力を持っています。正規の陸海空軍は一般的な戦闘行為のほか、祖国防衛の任務も持っていますが、海兵隊は攻撃専門部隊ですから、防衛の任務を負いません。一般的にアメリカが戦争を始める時に真っ先に派遣される攻撃部隊ですから、それだけリスクも大きくなります。
アメリカ軍内でも海兵隊は正規の軍とみなさない風潮があり、陸海空軍の兵士は、「奴らと一緒にするな」と露骨に差別したりしています。というのも、アメリカでは陸海空軍の兵士になるのは比較的難しいのに対し、海兵隊は志願さえすれば誰にでもなれるというものだからです。
非常に危険な任務を負う海兵隊は、それだけ兵士の損耗も激しいので、質を選んでいる場合ではありません。かつアメリカ国内でも海兵隊の人気は無いので、新兵の募集に苦労しています。このため海兵隊は多少問題のある人間、良く言えばならず者、悪く言えば犯罪者であっても採用されるとまで言われています。
アメリカ国内で様々な問題を起こし、本国にいられなくなったような人間が海兵隊員として沖縄に送られてきている、そういう現実をまずは知らなければなりません。普天間基地の移設問題だって、鳩山元首相が当初県外移設と語っていたのは、普天間が海兵隊の基地だったからということが大きいのです。
そもそも海兵隊が攻撃専門の部隊であり、防衛の任務を負わないのであれば、沖縄に駐留している意味は全くありません。在日米軍が日本国の防衛に当たってくれるという、日米安全保障条約からみても、防衛の任務を負わない海兵隊は安保的にも不要な部隊です。
しかも海外侵略や侵攻専門部隊であるのであれば、外国からも標的にもされやすく、テロの標的にもなります。沖縄にとっては駐留しているメリットは無いばかりか、余計なリスクまで背負う羽目になっているのです。
それでもって元々がならず者や犯罪者の集まりときたもんだから(もちろんそうでない海兵隊員もいますが)、沖縄の治安が悪くなるのはこれ必然でしょう。そこに日米地位協定があって在日米兵の身分が守られているとなれば、まさにやりたい放題です。
こうして悲惨な事件があればちょっとは本土でも話題になりますが、どうせすぐにまた忘れられます。そして何も変わらない。それじゃ死んだ人が浮かばれません。同様の犯罪行為があと何回繰り返されれば、この現状が改善されるのでしょうか。
沖縄の基地問題がよくわかる良ポストですね。さすがは自費診療専門で予防歯科を開いている方だけの事はあります。彼のポストの太字部分をまとめてみましょう。5番だけ私が足しました。
- 海兵隊は攻撃専門部隊なので、防衛の任務を負わない
- アメリカでは陸海空軍の兵士になるのは比較的難しいのに対し、海兵隊は志願さえすれば誰にでもなれる
- アメリカ国内でも海兵隊の人気は無いので、多少問題のある人間、良く言えばならず者、悪く言えば犯罪者であっても採用される
- 鳩山元首相が当初県外移設と語っていたのは、普天間が海兵隊の基地だったからということが大きい
- さらに日米地位協定があるのでならず者海兵隊員にしてみれば犯罪天国なのが沖縄県
海兵隊は日本を守らない
TVや新聞で1.の事実が報道された事があったでしょうか?私は寡聞にして知りません。
そもそも海兵隊は攻撃専門部隊であり米国本土においてすら防衛任務を負っていませんから、ネトウヨが大好きな?中国や北朝鮮が攻めて来ても日本を守ってくれたりしません。てゆうか海兵隊は占領部隊なので、沖縄を占領統治し続ける為に沖縄に駐留してるだけなんですけどね。
日米安全保障条約によれば、アメリカには日本を守る義務は無い
これも知らない人が多いので一応書いておきます。アメリカが日本を防衛する義務があると勘違いさせている根拠となりそうなのは第5条くらいしかありませんが、さて、どう書かれているでしょうか?
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(外務省HPより)
第五条
各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
まとめます。
- 日本が攻撃されても、アメリカの平和・安全を危うくするものだとアメリカが認めなければ行動する必要はない
- 仮に前項の危険を認めても、アメリカ合衆国憲法の規定に従って行動する
では、アメリカの憲法には何と書いてあるでしょうか?
大統領は陸海空(海兵隊、沿岸警備隊も含まれる)の軍隊と各州兵の最高司令官です。しかし大統領の決定で戦争をはじめられるいわゆる戦争権限を明示している条文は合衆国憲法のどこにもありません。
他方、合衆国憲法1条8節11項に「宣戦布告権」の規定があります。連邦議会で武力行使の権限付与に関する決議案が可決されると大統領は遂行できる仕組みになっています。
ベトナム戦争のようになかば大統領が勝手に始めた戦争があって結局泥沼化して敗退した苦い経験から連邦議会が監視することを目的とした「戦争権限法・War Powers Resolution 1973.11」が作られました。それ以後アメリカが武力行使するときは連邦議会を無視できなくなりました。ちなみにイラク戦争では議会で決議案が成立し、ブッシュ大統領に武力行使権限が条件つきで授権されました。繰り返しになりますが、安保条約の第5条に「自国の憲法上の規定及び手続に従って・・・」とわざわざ条件をつけているのは、アメリカが無用な戦争に巻き込まれないための防波堤であることがわかります。さすが、ぬかりはありません。繰り返しますが連邦議会の決議がないと武力行使(戦争)を始められないということです。
もう明らかですよね?仮に日本が攻撃されても、アメリカ議会が決議しなければアメリカは日本の防衛戦争には参加しなくてもよいのです。これのどこが「安全保障」なんでしょうか?
私が今首相を僭称している(不正選挙2012)男の事を「祖父の代からの売国奴」と呼ぶのはこのあたりにも理由がありますね。
- 1961年1月19日に日米安保に署名したのはどこの誰でしたっけ?
- そいつはA級戦犯とされたのに赦免されてその後首相にまでなれたのは何故でしょう?
- 普通は戦争で負けても、平和条約が結ばれたら占領軍は撤退します。ニホンでは70年経っても米軍が撤退していないのは何故でしょう?
そういう事が繋がった結果として、沖縄ではうら若い女性達がならず者集団である海兵隊員や元海兵隊員(今回の犯人なんて海兵隊すら辞めた軍属でしたよね?)の性欲の餌食となり、性犯罪はおろか殺されてしまう事まで起きているのです。
アメリカが一方的に悪いのでもありません。米軍を日本に駐留させているのは日本側に売国奴がいるからに他なりません。
その為には9条改正だの自主防衛の為の核武装だのとネトウヨが騒ぎそうですが、日本が本当に防衛すべき相手は中露よりもアメリカの方でしょうし、アメリカの背後にいるのはロックフェラー、ロックフェラーの背後にいるのはロスチャイルド、ロスチャイルドの背後にいるのは… 案外僕らの近くに住んでる妙な一族かもしれませんよね。
今日はこのへんでやめておきますが、私の言う事など一言たりとも信じずに、自分で調べて自分で考えて下さいね。