白バイによる取締りを受けて悔しい思いをした方も多いのではないかと思います。
違反だの危険だのと偉そうに言ってくる白バイが、実は一番危険な走行をしている事がわかる報道がありました。
白バイの重大事故
読売新聞 12月15日(火)14時46分配信
白バイ隊員による職務中の死亡・重傷事故が昨年までの5年間に全国で42件発生し、軽傷事故を含めた白バイの事故全体の50%に上っていたことが警察庁への取材でわかった。
重大事故の多発を受け、同庁は、安全確保強化を全国の警察本部に指示した。
同庁によると、2010~14年の5年間に起きた白バイ隊員の死亡事故は4件、重傷事故は38件。合わせた数字は、09年までの5年間と比べ約1・8倍に増加していた。昨年のバイク乗車中の死傷者全体(3万6411人)をみると、死亡・重傷者の割合は約16%にとどまり、白バイの重大事故の多さが目立っている。
12年7月に、福島県警の巡査部長(当時49歳)が乗用車と衝突して死亡。同年8月には、栃木県警の巡査長(同30歳)が県道を走行中に脇の敷地から出てきたトラックと衝突して亡くなった。いずれも取り締まり中で赤色灯をつけていた。
CIAからの資金提供を受けた正力松太郎が社主をやっていたような読売新聞の記事ですから、言いたい事は私とは異なるのでしょうが、白バイによる取締りが如何に危険で不合理なものであるかがわかりますね。
危険な上にいい加減な取締り
考えてみれば当たり前の事ですが、スピード違反をしている車を見掛けて白バイが追尾計測をする場合、追い付くまでは必ず白バイの方が高い速度で走行する事になります。
制限速度以上の速度で走行したら「危険だから」という理由で制限速度が定められているという建前になっていますが、取り締まる方が違反車よりももっと高い速度を出してしまったら「そっちの方が危険」ですよね?
しかも、白バイの場合は単独での取締りになるため、複数の警官がいる時と比べて、よりいい加減で冤罪を作り放題な取締りをしています。以下の動画の3:30頃からを見てみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=AO3QyxToSbE
キャプチャーした画像を使っておかしな点を見ていきましょう。
こんなに広くて見通しの良い3車線道路が50km/h制限という時点で異常なのですが、だからこそ白バイが待ち構えているのですね。3:30過ぎに右奥のベンツをターゲットに決めたようで、この直後に赤色灯を付けて左車線から回り込みます。
別にベンツが特別飛ばしていたようには見えません。赤切符レベルになってしまうと反則金が手に入らないですし、「ベンツに乗ってる金持ちならあっさり払いそうだ」という思惑があってもおかしくはありません。
動画を何回見たところで「白バイがいつ計測したのか?」はわかりません。白バイやパトカーは好きなタイミングで速度ロック(警察車両がその時出していた速度を計測)出来るのですからね。
左車線に出た白バイが2車線を跨いだ状態で速度計測したかどうかはわかりませんが、わざわざ左車線に回り込んだという事は白バイに気付かせて速度を落とさせるのが目的ではなく、気付かれないように死角に入って違反をさせた状態で取締りがしたかったという事です。事故防止なんか眼中にありませんし、そもそもこのベンツは危険な運転をしていません。
左からの追い越しは違反ですが、赤色灯さえ点けておけば何でもOKなんでしょう。危険かどうかではなく、違反でなければOKというのが警察の論理ですね。
道路が緩く右カーブしている事もあって、先ほどよりも白バイとベンツの車間距離が空いています。
で、白バイがベンツより速い速度を出して一気に追い上げていますが、ここで速度ロックをしなかった保証がどこにあるのでしょうか?
白バイが再びベンツの左後方の死角に付いたのが3:52頃です。ルームミラーにもサイドミラーにも写らない死角にぴったり付けていますね。これで急ブレーキを踏まれたらどうするんでしょう?
で、3:56頃には既に停車を命じたようで白バイもベンツも左に寄り始めます。一体いつ「等速度・等間隔で一定距離を追尾」したのでしょうか?
私が以前行政訴訟を起こした時に、証言台に立った警察官は「基準として200m程度は等速度・等間隔で追尾している」と証言していました。
このベンツが仮に72km/hで走行していたとして、分速1200mですから、200mを走行するには10秒くらいは掛かりますよね?
動画を見る限りでは、白バイとベンツの速度が同程度だったのは左車線走行時でも3~4秒。後に張り付いてからは2秒くらいしかありません。これだと最大でも80mくらいしか追尾していないのですが、加速中や減速中は正確に計測できないのですから、こんな短距離の追尾で良いワケがありません。
追尾計測って本当にいい加減な感じで行われていて、数々の冤罪が日々作られているのでしょうね。
赤色灯は事故を防止しない
若干ショッキングな動画なので閲覧注意と申し上げておきます。まあ、単なる自業自得なんですが。
自分の方は赤信号なのに、赤色を点けて強引に飛び出した白バイがタクシーにハネられています。
まあ、タクシーの方も多少の速度超過はしていそうですが、あんな死角からいきなりバイクに飛び出されても止まれるワケがありません。
赤色を点けていたところで、見えた時には手遅れなワケですし、青信号の交差点なのに中央からの飛び出しまでケアしていたら円滑な交通の維持など不可能です。
でも、きっとこの事故は、タクシー側の前方不注意で過失割合も大、下手をすれば業務上過失障害で送検されている可能性が高いです。
で、こんな事故も白バイの重大事故に入るのでしょうが、誰がどう見ても自業自得な上に、本来ならば事故に遭わずに済んだタクシードライバーを道連れにしていますね。
高知の白バイ冤罪事件は他人事ではないということです。
まとめ
- 白バイによる重大事故率はバイク全体の重大事故率の3倍もあるようです
- 違反車両に追い付く為には白バイの方が速度を上げる必要があり危険です
- 赤色灯に事故を防ぐ効果などありません
- もう白バイによる取締りとか止めたらどうでしょう?
コメント
相手が警察だと、それはもう、過失割合については警察の言い分が100%以上通るんでしょうねえ
こりゃあ「警察を見たら泥棒と思え」という格言が納得できますね
有名な高知白バイ冤罪事件がありますからね。
相手がスピード違反の白バイだと、「停車している所にぶつかられても実刑判決」が出る事もあるという恐ろしい状態です。
転び公妨もそうですが、警察の場合は国家権力を振り翳してくる分、リスクを背負って絡んでくるヤク○よりもタチが悪いです。
「赤色灯は事故を防止しない」の画像、録画していた車のすぐ右側が警察署ですね。
身近で、このタクシーのような事故に遭った人がいます。
相手が警察ではなく、普通の車でしたから、相手の方が過失割合は大きかったです。
片側二車線道路で、右側車線が渋滞していて、
青信号の交差点手前で止まっていた車が、パッシングをして譲ったらしく、
対向車線の右折車が安全確認をせずに、突っ込んで来たそうです。
青信号でしたからノーブレーキで、右後方に突っ込まれていました。
この画像では、タクシーのスピードが出過ぎという指摘がありますが、
逆にもう少しスピードが出ていれば、当たらなかったのに・・・
もっとゆっくり走っていたら、物損ではなく人身事故?!でした。
片側一車線じゃないんだから、パッシングなんかしないでよ!ですが、
複数車線あるなら、それぞれの車線の安全確認をすべきです!!
いくら緊急走行中であっても、この画像のように交通量が多い場所では、
騒音でサイレンの音が聞こえにくいですよね。
「特権意識が強い」から、こういうことになるのでしょう。
こんな注意力に欠ける人間が取締りをしているのに、
なんで警察官の現認は絶対となってしまうのか・・・悔しいです。
まぁ、そうなんでしょうな。
私の友人も高級バイクに乗ってて自分だけ捕まったと言ってました。
特に地方だと時間のかかりそうなヤツや暴力団員、チンピラ風、日の丸とか
菊のご紋章のステッカーを張ったエセ右翼、不法改造車なんかはうまく取締りを避けて
素直そうなスクーターの高校生狙ったり。
否認事件は手間もかかって効率が悪い、あくまでも件数でしょうから。
仕事が終わると民間人に罵声を憂さ晴らしに吐きかけてみたり。
私服なんかは手続きに来た人にさえ仕事中でも罵声の少年少女合唱団というところも?
中には強姦などの犯罪までやる者もいるようですが。
日本中どこでも善良な人が安心して暮らせて欲しいですが
なるべく関わり合いになりたくないですな。
まあ、警察=ヤク○暴○団 ですからね。関わらないのが一番なのは確かでしょうね。
警察について知れば知るほど、ヤク○との差がわからなくなるどころか、むしろ本物の極道の方がマシなのではないかと思うくらい酷いですよね。
ヤク○は自分達の力でシノギをしますが、警察は強制的に集めた税金で運営費・人件費を出した上で、さらに「もっとカネをよこせ」と言ってくるワケですし、警察を訴えると訟務課あたりが弁護士付きで対応してくるのですが、警察が雇った弁護士に支払われる費用も原資が税金なのですから、我々庶民は敵に送りたくもない塩を奪われた上でさらに年貢を寄こせと言われているようなものです。