[仮想通貨]クラウドマイニングの3つのリスク[ビットコインバルブ?]

ビットコインの高騰が止まりませんね。

直接取引をしてキャピタルゲインを狙うのも良いですが、「ビットコインが増やしたい」と考えた私は、リスクを承知でクラウドマイニングに投資しています。

クラウドマイニングとは、ASICなどのマイニング専用機器を用いた仮想通貨のマイニング(採掘)を業者に依頼し、採れた仮想通貨から手数料を差し引いた物を受け取るという投資方法です。

ビットコインを直接マイニングするには、SHA-256という計算方法の採掘能力(ハッシュパワー)が必要ですが、一昔前ならいざ知らず、今は1台30万円程度もするようなASICと呼ばれる専用機器でないと実質的にはマイニング出来ません。

クラウドマイニングの有名所には、Genesis Mining(ジェネシス・マイニング)とHashflare(ハッシュフレア)がありますが、Genesis MiningのSHA-256は基本的に売り切ればかりなので、リスクを承知でハッシュフレアに投資しています。

HashFlare

今は日本語対応のサイトになっているので、登録は特に難しくないと思います。

私は何度かに分けて計25TH/sのハッシュパワーを購入しました。

合計で3,182USD≒約35万円分の投資をしている状態という事になります。

貯金からではおいそれと出せる額ではありませんが、春先のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)バルブのお陰で含み益が出たので、それをビットコインに変えてBTCで支払いました。もちろん、クレジットカードなどでも購入は可能です。

これだけ投資して実際にどれだけ掘れているかなんですが、

BTCの高騰によって予想以上の収益予想で怖くなりますね。

今のペースでマイニングが続けば(難易度が上昇するので実際はそうはなりませんが)1年間で1.73BTCくらい採掘出来て、それは今のレートで18,497USDのくらい価値があるということになります。

3,182ドルの投資が1年後に18,497ドルになったら資産が5倍くらいになる計算です。(投資した3,182ドルは掛け捨てなので6倍になるわけではありません)

ROI(投資額が取り戻せるまでの日数)は約64日ですから、2ヶ月くらい順調にマイニングしてくれれば元が取れる事になり、こんなに回収期間が短いのはSHA-256だけです。

こんなに旨い話があってよいのでしょうか?もちろん、多大なるリスクがあるという事を伝えておかなければなりません。

Hashflareでクラウドマイニングをする場合のリスクは以下の3つです。

  1. Hashflareなどのサイトが突然閉鎖されたら終わり
  2. 採掘難易度の上昇やBTC相場の暴落によっては投資額を下回るリスクがある
  3. メンテナンスなどで引き出しがすぐに出来ない事がある

この3つのリスクを背負えない人はクラウドマイニングには手を出さない方が良いです。

海外のマイニング企業なので突然サイトが閉鎖されたら手も足も出ません。

私の予想ではビットコインのバブル的な相場はあと1~2年は続く(続いて欲しい)と思っていますが、いずれは政府が発行する仮想通貨などに切り替わって価値がなくなっていく可能性も十分あります。

Hashflareはよくメンテナンスをやっていて(それ自体は良い事なのですが)BTCのハードフォーク(大きな仕様変更)などが起こると、最低引出額が一時的に0.1BTCに引き上げられたりします。

0.1BTCって、今のレートだと10万円以上の価値がありますから、少額投資だとメンテナンス中は引き出せないというようなケースも考えられます。

そこまでのリスクを考えた上で、それでも私は「パチスロや宝くじに賭けるよりは余程いいでしょ。相場に関わらずにBTC自体は増やせるんだから」と思って投資しました。

ずっとHashflareのウォレットにBTCを入れておくと、サイトが飛んだ時に全てを失いますから、少し貯まるとZaifコインチェックなどの国内取引所のウォレットに送金させて引き出しています。

既に引き出した合計額が0.36BTCくらいですから、今のレートだと113万円×0.36=40万円くらいという事になり、既に元手は回収出来たと考える事が出来ます。

Hashflareの契約期間は1年間ですので、最初に掛け捨てでハッシュパワーを購入し、その後1年間にマイニングできたものから手数料が引かれた分が手に入るという事です。元手は回収できたので、これからは契約期間が切れるまでの間は、毎日50ドル=5,500円くらいずつのお小遣いが入ってくると考えると、リスクを背負うのもたまには良かったかもと思いますね。

クラウドマイニングを始めるまで

リスクを背負いたくないと考えた方は読むのをやめて下さい。ここから先は「失っても後悔しない額でやってみよう!」と考えた方用の解説です。

国内取引所に口座を開く

BTCをそのままクレジットカードにチャージする方法もありますが、Hashflareからの引出先のBTCウォレットが必要ですし、現金(日本円)にしたければどうしても国内取引所に口座を持っておく必要があります。

オススメはZaifかコインチェックです。

ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin

どちらでも構わないと思いますし、最大手のbitFlyerでも構いません。そこらへんはお好みで。
bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

迷う人の為に私なりの感想を書いておきますと(私は3つともに口座を開いてあります)

  • Zaif:指値取引が出来て取扱通貨も多め。個人的なオススメ
  • コインチェック:スマホアプリが使いやすく初心者向け。指値が出来ないので私は…
  • bitFlyer:最大手で取引量も多いが、トレードはBTCだけ。他通貨は販売・買取形式でスプレッド大きすぎ

こんな感じですかね。まあ、正解はないのでご自由に。

Hashflareに登録

国内取引所の口座が開設出来れば、BTC受け取り用のアドレスが見れるようになります。イメージとしては各銀行の銀行口座のようなものですね。

BTCアドレスさえあればクラウドマイニングが始められます。ハッシュフレアのサイトに行って登録を済ませてしまいます。
HashFlare

右上の国旗のマークを日本の国旗に変えれば、日本語表示になりますので特に迷うこともないと思います。登録を押して必要事項を記入します。

別に難しくないですね。メール認証があるので、登録したメールを開いて承認するとログイン出来るようになります。

ハッシュパワーを購入する

ログイン出来たら、「設定」を押して、引出先となるBTCアドレスを登録してしまいましょう。

アドレス変更後2週間は引き出しが出来ませんので、早めにやっておいて損はありません。

あとは実際にハッシュパワーを買うだけで、ScryptやETHASHなどの他の仮想通貨をマイニングするハッシュパワーも購入できますが、個人的にはSHA-256一択です。仮想通貨界の基軸通貨がビットコインである以上、ビットコインの価格が一番落ちにくいと考えています。

試しに5TH/s購入しようとすると以下のような感じになります。

スライダーを動かして購入したいハッシュパワーを決めると、米ドルとBTCでの価格が表示されます。BTC送金では手数料もかかるので、あくまでも目安として下さい。

右下の「処理済み」というボタンを押して購入画面に進みます。

支払方法は上記の通りです。

クレジットカードでも購入できそうですが、私はBTCでしか支払った事がないのでここから先は自己責任でお願いします。クレジット番号を入力したくない方は、それこそ国内取引所でBTCを購入し、そのBTCを送金して支払ってしまうのも良いと思います。

購入が終わるとハッシュパワーに反映され、翌日くらいから報酬の支払いが始まります。

私は計25TH/s購入してありますので、上記のような画面が出てきます。

この記事を書いている間にもBTC相場が上昇したようで、1年間の利益予想が19,000ドル超に増えていますね… 3日前位は13,000ドル位だったのに…

短期間でこれだけの変動があるため、当然下振れすることも考えられます。

繰り返しになりますが、投資は自己責任で。私の言う事など一言たりとも信じずに、自分で考えた上での行動をお願いします。

それでも、毎日ちょっとずつBTCが増えていくのを見るのはなかなか楽しいですよ。一度ハッシュパワーを購入してしまえば、相場に張り付く必要もなく、勝手にマイニングされてくるのを受け取るだけですから。

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