日経新聞によれば、2017年4月末時点で、世界中の株式市場で取引されている株式の時価総額の合計は約9000兆円と言われています。
GW前後からビットコインを代表とする仮想通貨への資金流入が続いていますが、仮想通貨全体の時価総額の合計はようやく10兆円を超えた所という感じです。
株の時価総額 9,000兆円 : 仮想通貨の時価総額 10兆円
だと仮定して、皆さんはこれが5~10年後にはどうなっていると予想するでしょうか?
仮に世界的な金融崩壊が来なかったとして(私は来ると思いますが)今は株で運用されている資産のうちのたった1%が仮想通貨に移動しただけでもこうなります。
株の時価総額 8,910兆円 : 仮想通貨の時価総額 100兆円
新しい仮想通貨の発行も続くでしょうが、単純計算では今将来有望な仮想通貨を買っておくと、価値が10倍になる可能性が十分ある事がわかりますね。
もし、株式での運用資産の1割が移動したらどうなるでしょうか?
株の時価総額 8,100兆円 : 仮想通貨の時価総額 910兆円
仮想通貨の価値が平均で91倍になる事になります。
事実、仮想通貨の世界ではICO(新規公開株のようなもの)時と比べると価値が100~1万倍以上になっているものもいくつかあります。
アベノミクスという名の売国政策によって、我々庶民の所にはなかなか恩恵がありませんが、富裕層の世界ではむしろ資金が運用先を探してダブついている状態ですから、10年経ってみたら、あらゆるお店で仮想通貨による決済が可能になっていて、皆がスマホにインストールした仮想通貨用のウォレットから支払をしているなんて未来が来てもちっとも不思議ではありません。
という事で、4月末あたりから仮想通貨への投資をお勧めしているのですが、国内取引所の中で今一番急成長しているコインチェックという取引所は、スマホから簡単に取引が出来るというメリットがある一方で、指値取引が出来ないという致命的なデメリットを抱えています。
- 様々な仮想通貨に分散投資しておきたい
- 指値注文をしておいて、納得のいく価格での取引がしたい
- デイトレードで細かく稼ぎたい
そのような方はイギリスにある海外取引所のPoloniexに口座を開いておきましょう。
口座開設までに関しての詳しい記事は以下のものです。
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今日は、Poloniexで実際に指値取引をする方法について解説していきます。
上記記事の内容に従って、アカウントの有効化までは終わっているという前提で話を進めます。
2段階認証を設定しておく
セキュリティ問題を考えると、ログイン時や取引時に一手間は増えますが、Google認証システムを使った2段階認証は是非設定しておきましょう。
Poloniexにログインしたら、右上の設定マークから TWO-FACTOR AUTHENTICATION をクリックします。
画面が替わると、QRコードを読み取ってGoogle認証アプリと連動させるページになりますので、スマホかタブレットにGoogle認証アプリをインストールしておきましょう。
スマホにインストールしたGoogle認証アプリからQRコードを読み込むと、1分毎に6桁の数字が切り替わるようになります。これが2段階認証用のコードです。
ログイン用のパスワードと、アプリに表示された6桁のコードを入力し、規約に同意した上で Enable 2FA をクリックします。これで2段階認証が設定されます。
指値注文の方法
実際に取引をする為には、コインチェックやZaifのような取引所からPoloの口座にBTC(ビットコイン)を入金します。
ちなみに、Poloniexで基軸通貨?として取引が出来るのは以下の4つです。
- ビットコイン
- イーサリアム
- モネロ
- 米ドル
この4つの中で、ビットコインが断トツで多くの仮想通貨との取引が可能です。ビットコイン建でしか購入・売却が出来ない通貨が非常に多いですから、取引に慣れるまではビットコイン建で取引しましょう。
例示として、「ビットコインを支払ってイーサリアムが購入したい」と仮定しましょう。
入力出来る項目は以下の3つです。
- Price(1通貨あたりの価格)
- Amount(購入・売却量)
- Total(何BTC分購入するか)
1.の価格は手動で入力しても良いですし、売り板や買い板の誰かが注文しているPriceの部分をクリックする事によっても入力が可能です。
2.か3.はどちらか片方を入力すれば残りの1つは自動入力されます。
上記の画像では、
1ETHあたり0.1435BTCという価格で、0.1BTC分購入したい
という注文を出す場合のものです。
Priceに0.1435と入力し、Totalに0.1と入力すれば、Amountの分は自動で計算されて表示しくれます。
あとはBuy(購入)を押せば注文処理は完了です。
Fee(手数料)のところの 0.15%/0.25% という数字ですが、それぞれMaker手数料とTaker手数料となっています。
- Maker手数料(売り注文や買い注文の板を立てる時に必要な手数料)
- Taker手数料(誰かが立てている注文に応じて購入・売却する場合の手数料)
株やFXの経験が全くない方の場合はよくわからないかもしれませんが、高い方のTaker手数料でもわずか0.25%ですので、私はあまり気にせずに注文をしています。
注文の確認とキャンセル方法
誰かの注文に応じる形で購入・売却をした場合は、すぐに注文が成立して決済が完了しますが、現在価格から離れた注文を入れた場合は、注文が成立するまでは Order のタブから注文の確認やキャンセルが可能です。
これで指値注文が出来るようになりました。
ビットコイン建でも全く困らない
BTC建の取引になるため、以下のような疑問や不安を抱かれる方が多いと思います。
- 利益が出た時にどうやって日本円に変えるのか?
- BTCが暴落しそうな時は何に逃げれば良いのか?
私の回答はそれぞれ以下の通りです。
- 使いたい分はバンドルカードにチャージすればOK
- 暴落から逃げたい時は米ドルにしておけばOK
もちろん、多額の取引をしている方の場合は、一旦BTCをコインチェックなどの国内取引所に送金し、そこで日本円に売却して銀行振込をしてもらうという方法も使う事があると思います。ある意味、それが正攻法でもあります。
しかし、余剰資金で夢を買っているのであれば、日本円には戻さずにビットコインやイーサリアムの保有量を増やす為の取引をすれば良いと思いますし、たまに一部を利確して欲しかった物やサービスを利用したいのであれば、バンドルカードを作っておくと非常に便利です。
[仮想通貨]ビットコインはバンドルカードにチャージすればどこでも買物出来る[使いやすい]
バンドルカードとは、ビットコインから直接チャージが可能なVISAデビットカードです。VISAが使えるお店ならどこでも使えて(ガソリンみたいに額が確定しない物は除く)入金手数料も0.6%程度と格安です。
1日3万円分まで、1ヶ月12万円分まで、チャージ残高は最高10万円までというような制約はありますが、本人確認不要で学生でも作れるVISAデビットカードですので、今後は爆発的にヒットする可能性を秘めていると思います。詳しくは上記の記事をどうぞ。
国内取引所の口座を持っておこう
日本円(JPY)の資金をPoloに移動してデイトレードや指値取引がしたいのであれば、一旦はBTCを購入し、BTCを送金するのが一番確実でしょう。
こういう面でも実際に使ってみると、BTCという通貨が現在の仮想通貨における基軸通貨になっており、それこそ分裂でもして致命的なトラブルを抱えない限りは(その可能性もあるから皆が騒いでいるのですが)価値が下落しても大した下落にはならない事が身を持って理解出来るでしょう。
もちろん、投資(投機)ですから私は何の責任も持てませんし、BTCの分裂騒ぎに乗じて仕手筋が介入して価格が乱高下する可能性も高いですが、SBIバーチャルカレンシーズが参入する前の6月中が仕込みのチャンスだと思います。
いずれにせよ、仮想通貨で一攫千金という夢を買いたいのであれば、日本円を仮想通貨に替える為の国内取引所への登録が必要ですから、まだの方はコインチェックかZaifに口座を開設しておきましょう。
コインチェックは今ならキャンペーン中で最大5,000円分のビットコインがもらえます。
Zaifは取引通貨が少ないですが、日本人に人気のXEM(ネム)が指値取引で購入できます。