今から約1週間前の2017/4/29に、以下の記事を書きました。
上記の記事を書いた時点でのXRP(リップルコイン)の価格は…
上記のように1XRP=5.7298円でした。
それが今日2017/5/5の20時23分の時点でいくらになっていると思うでしょうか?
今は1XRP=11.198円になっています!
先週の記事を読んですぐにXRPを購入した方は、1週間で資産がほぼ倍になったという事です。
これだけ急騰しましたから、急落する可能性ももちろんありますが、仮想通貨の仕組みについて知れば知るほど、中長期目線で見れば、今はまだまだ買い時で、もしかすると投資額の10~100倍ものリターンが得られる可能性がある時期なのかもしれません。
総発行量が決まっている
仮想通貨と日本円や米ドルなどの通貨の何が一番違うのかと言いますと、
日本円や米ドルなどは、中央銀行がいくらでも増刷(マネタリーベースの増加)可能で、刷れば刷るほど今持っている人のお金の価値が減っていきます。
日本円でも、昔は10円でジュースが買えた時代がありましたが、今は130円位します。
50年前の1967年の大卒初任給は26,200円でしたが、今は不景気とはいえ20万円くらいはあります。
当時の2万6000円で買えたものと、今の20万円で買えるものには量的には大差がありません。
つまり、50年間で1万円の価値は10分の1になった訳です。
1万円の価値が10分の1になったのは、経済成長したからではなく、通貨発行量が10倍くらいに増えたからです。
ところが、仮想通貨ではこれは起こらないのです。
どの通貨も作った時点で総発行量が決められており、これはシステムに組み込まれている為後から変更する事が出来ません。例えば有名なビットコインの場合は、総発行量は2100万BTCと決められています。
総発行量が決まっているのですから、知名度や利用機会が増え、皆が買えば時価総額が上がり、その仮想通貨の単価が上がります。
逆に知名度が低いままで、利用機会も増えなければ、誰にも見向きされなくなりますから、その仮想通貨の価値は下がり、やがて消えて行くでしょう。
単純に需要があるかどうかで価値が決まり、中央銀行という名の民間企業が勝手に空気から紙幣を作り出して、今持っている人の紙幣から価値を奪うのとは異なります。
これが、私がなけなしの資金の一部を去年の秋にXRPに投資した理由です。
中長期で見ればまだまだ安いのかも…
1XRP=0.9円くらいで購入した私から見れば、今の11円というのは異常な高値です。(途中で中途半端に利確しなければもっと儲かっていたのですが…)
しかし、ビットコインも最初は1円もしなかったものが、今は18万円弱になっています。
18円の時に買っていれば資産は1万倍。180円の時に買った人も1000倍になっています。
XRPの11円というのも、将来的に1000円位までは上がる余地は十分ありそうです。
もちろん、投資ですから自己責任で行うしかありませんが、小額から投資出来るのに、10倍だの100倍だのの資産増加の可能性があるという意味では、今は仮想通貨のゴールドラッシュ期なのかもしれません。
懐疑の中で育っている?
アメリカの著名投資家ジョン・テンプルトンの言葉の以下の物があります。
相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく
多くの仮想通貨(既に700種類以上はあると言われています)が乱立しつつも、知名度の高い物はまだまだ少ない現在というのは、まさに「懐疑の中で育っている」最中ではないでしょうか?
ビットコインは既に知名度を獲得しましたが、時価総額で上位にいる他の通貨
- イーサリアム
- リップル
- ライトコイン
- ダッシュ
などのうち、あなたが聞いた事があるものはいくつあるでしょうか?
全て知っている方は既に投資をしているでしょうが、まだまだ認知度は低いと思います。
でも、銀行に預けていてもいくらの利子も付かず、年金資金で買い支えている株式市場は「いつ暴落するか?」という段階で、空家率の高さから不動産投資もお先真っ暗という現代において、ネット環境さえあれば投資可能な暗号通貨(仮想通貨)の存在を知った方は、次々にこの試乗に参戦してくるのでは目に見えているとは思いませんか?
参加者が増えれば増えるほど仮想通貨の単価は上がります。
既存通貨や株式市場への信頼が落ちれば落ちるほど、仮想通貨への投資(投機)は増えるでしょうから、我々が予想すべきは「どの通貨が生き残るのか?」という事だけです。
勝手な予想を書いておく
勝手な予想ですので一切の保証はしませんが、私の中では以下のように考えています。
中長期で持てば儲かる時期が必ずありそうな通貨
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
イーサリアムはポストビットコインの最有力候補です。既に時価総額がそれなりにあるので、急騰は望めないかもしれませんが、確実に上がっていくのではないかと思います。
リップルというシステムを利用したXRPという仮想通貨は、使用を前提とした通貨ではなく金融機関間の送金システムに利用される予定のシステムのようなものですので、他の仮想通貨とは趣が異なります。
他の通貨は「仮想通貨」そのものであるのに大して、XRPは「借用証書」のようなものです。
そこを懸念している投資家もいますが、大手金融機関が使用するというニュース自体がXRPの信用性を裏付ける結果となるので、民間利用が制限されるまでは急騰と急落を繰り返しながらも上昇していくと予想しています。
ライトコインはもう少し短期向きです。ビットコインが困っているスケーラビリティという問題解決の為のシステムを積んでみた実験的な通貨がライトコインです。
この実証実験の結論が出る前日までは上がり続け、実証実験の結果が○なら急騰、×なら失望売りで急落しそうです。
よって、今買っておいて結論が出そうになったら売っておけば確実に儲かるのではないかと。(私は小額しか投資していないので急騰に賭けてホールドしますが…)
投機対象としては面白そうな通貨
- ネム(NEM)
- ダッシュ(DASH)
- ゼットコイン(ZEC)
リップルはシステムですが、ネムは通貨です。時価総額がリップルの6分の1、ライトコインの半分しかありません。
つまり、資金が流れ込んだら急騰する余地が大きいという事です。
というワケで、あくまでもギャンブルとしての投機対象としては面白いかと。
ダッシュとゼットコインは両方とも「取引の秘密性の保持」を謳い文句にしています。
タックスヘイブンを駆使する超富裕層達は、当然資金の移動を国税当局等には知られたなくと考えているでしょう。
今はタックスヘイブンの存在によって、余裕で節税(合法的脱税?)出来ている彼ら超富裕層ですが、世論に阿った各国政府がタックスヘイブンの是正に動いた場合、資金の流れを隠す為に秘匿性の高い仮想通貨に資産を移す可能性もあります。
超富裕層の持っている資産は天文学的数字ですから、その数割でも流れ込んだらこれらの通貨の価値はトンデモないレベルになるでしょう。
そういう意味で、やはりこいつらもギャンブルとしての投機対象としては面白いです。
夢を買うという意味では宝くじ以上
私は資金力がないので、微々たる額しか投資していませんが、それでもどれかの通貨が100倍になったら新車が買えるでしょうし、1000倍になったら住宅ローンの完済、うっかり1万倍になる通貨が現れたらセミリタイヤ出来るかもしれません。
もちろん、これらは夢で終わる可能性が高いですが、それでも1等の当選確率が1000万分の1の宝くじを購入する行為に比べたら、遥かに実現可能性の高い投資ではないでしょうか?
まずは口座開設
仮想通貨が購入出来る取引所も数多くありますが、多くの取引所では有名なビットコインとイーサリアムくらいしか取引が出来ません。
初心者でも小額から気軽に投資出来て、将来化ける可能性がある他の仮想通貨(ビットコインに対してアルトコインと呼ばれます)を購入出来るのは、コインチェックという取引所です。
このGW中は、毎日総資産が10%くらいずつ増えて行くという恐ろしい体験をしました。株式市場がお休みなので富裕層の遊びで振り回されたのかもしれません。
このまま全ての通貨が右肩上がりになるとは思いませんし、一時的な急落もあると思いますが、私は今が「懐疑の中で育ち」だと思っていますので、成熟前に参加しておいて損はないと考えています。
繰り返しになりますが、投資は自己責任で。私は自己責任で少しずつでも買い足して行こうと思います。
何故なら、仮想通貨には夢があるからです。