ストーカー事件から学ぶ警察の本音[市民は見殺し]

事件の概要

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131009/crm13100922400021-n1.htm

リンク切れ対策に引用から。

署の連携不足、足りぬ警告…防げなかった「ストーカー殺人」

2013.10.9 22:33

mitaka

鈴木沙彩さんが刺されて死亡した事件で、現場付近を調べる捜査員ら=9日午後2時55分、東京都三鷹市

「数日前から元交際相手に自宅周辺で待ち伏せされていて、怖い」とストーカー被害を訴えていた鈴木沙彩さん。警視庁の対応が具体的に判明してくる につれて、専門家からは「殺人という最悪の事態に直結するストーカー犯罪は、110番並みの緊急性を要する。警察はあまりに対応が杓子(しゃくし)定規で 遅すぎる」との批判の声が上がっている。今回の事件でも、過去の数々のストーカー殺人の教訓が生かし切れていない実態が露呈してきた。

■署同士の連携不備

警察への被害の訴えは、事件の4日前に行われていた。高校側は鈴木さんから相談を受け、今月4日午後には担任が地元の杉並署に相談。杉並署は三鷹署を相談場所として勧めたが、三鷹署からは連絡がないまま、鈴木さんは事件当日の8日午前9時ごろに両親と同署を訪れた。警視庁幹部は「100点満点とはいかないが、署同士で連絡はしている」と“弁明”する。

ただ、4日の相談時点で、池永容疑者は「殺すぞ」とメールを送っていた上、上京して都内の 鈴木さん宅周辺をうろついていた。ストーカー犯罪に詳しい常磐大大学院の諸沢英道教授(被害者学)は「警察は最悪の事態を想定して、110番通報並みの緊急性で扱うべきだ。なぜその日のうちに杉並署と連携し、三鷹署が鈴木さん宅に聞き取りに行かなかったのか」と疑問を呈する。

■家訪れず電話のみ

3日に施行されたばかりの改正ストーカー規制法が改正されたのは、そもそもストーカー行為と殺害行為が別の県で行われた長崎県西海市のストーカー殺人が発端の1つ。長崎、三重、千葉各県警の連携が取れていなかったからだ。警察関係者は「県警の間どころか、警視庁管内の署同士でもこの程度の連携では、相談に 迅速対応しようという改正の趣旨が生かされたとはいえない」と指摘する。

欧米では警察に相談があった時点で、すぐに自宅などに出動する仕組みが整っているが、三鷹署が警察官を派遣したのは、鈴木さんが刺された110番通報を受けてからだった。

改正ストーカー規制法では、警察による文書警告などに加え、公安委員会による接触禁止命令も定めている。こうした「最後の手段」を取る前に自宅へ警察官を派遣したり、待避のための施設を提供することもできるが、8日に鈴木さんと両親による訪問相談を受けた三鷹署が試みたのは、電話での口頭警告だけ。しかも、相手が電話に出なかったため、それ以上の対応は事実上していない。

警視庁では、不審者情報などの110番通報があると、交番の警察官 を派遣している。警視庁幹部は「被害者の申し出がないパトロールを毎回するわけにはいかない」と抗弁するが、諸沢教授は「ストーカー規制法に縛られて、本来、警察ができる他の手段をなおざりにしている。『自宅周辺で待ち伏せされている』と訴えたのだから、帰宅時間に合わせて警察官を派遣するなど、被害を本当に防ぐには何が必要かを考えるべきだった」と指摘する。

とりあえずの感想

ストーカーから「殺してやる」と強迫され、藁にもすがる想いで警察に相談しても、ストーカーに電話を一本かけただけ。しかも「出なかった」で対応終了。ストーカーじゃなくても知らない番号からの着信なんか普通は出ないだろが。

で、被害者は無残に殺されてしまったわけだが、警察のコメントは、「100点満点とはいかないが、署同士で連絡はしている」「被害者の申し出がないパトロールを毎回するわけにはいかない」としか言っていない。

つまり、「被害者は殺されたけど、警察の対応は間違っていなかったし責任もない。だから反省もしないし改善もしない」と言っているに等しいんだけど、税金使ってこいつらを養う意味ってあるの?

さて、ここで一つのリンクを見てみよう。

http://nensyu-labo.com/koumu_tihou_keisatu.htm

警察官の平均年収は、40.7歳で813.5万円なんだけど、殺されそうでも守ってくれない奴らへの用心棒代としては高すぎるだろ。

http://nensyu-labo.com/heikin_suii.htm

ちなみにサラリーマンの平均年収は、下がりも下がったりの409万円なんだけど、税金を浪費するだけで何も生産しない警察官に、その倍額を払う意味はどこにあるのだろうか?

考えてみれば、道交法違反の検挙も含めて、警察は「防犯」には興味がない。事故を減らす目的なら、事故が少ない場所で取り締まる意味がないし、現に交通事故数はアップダウンを繰り返しているだけで、交通戦争時代と変わっていない。単に自動車と緊急医療の進化で「事故後24時間以内に死亡する者」が減っているだけ。違反すると事故になるって言うなら、違反をさせないようにするべきなのに、一時停止線の手前に立ってる警官って見た事あるかな?

もし俺の身内がストーカー被害に遭ったら、俺は迷わず暴○団事務所に行って「ストーカーに二度と付きまとわないよう脅しをかけて欲しい」と頼むね。それでいくら請求されるのかは知らないが、仮に100万~200万のカネを請求されたとしても、それで身内が助かるなら安いモンだし、そこらのカス警官が毎年800万ももらっている事を考えても全然高くない。で、ヤ○ザの方が何とかしてくれる期待値が高いという悲惨なクニに住んでいる事を再確認するだろうね。

ヤ○ザが必要だと言っているわけではないが、ヤ○ザの方がマシというのが警察の実態なのであって、殺されてから犯人を捕まえられてももう被害者は帰って来ない。身内が殺されても警察は謝りもしない。で、今後も税金から高給が支払われ続ける。だったらヤ○ザのショバ代の方がナンボかマシなんじゃないかと考えてしまうよね。

疑問点

さて、警察が穀潰しの冷血カル○集団である事を再確認した上で、この事件の謎について考えてみよう。疑問点は以下の5つ。

  1. 首に傷を負ってそれが致命傷だが、首を切りつけることは難しい。
  2. そもそもアイドルをやっていた女子高生がなぜ容疑者と付き合う必然性があるのか。
  3. 母親がいる被害者宅に窓から侵入し、被害者の部屋の中に隠れて待つことがやはり不自然。母親にかち合う可能性や、内部の配置を知らない建物内に入ることのリスクを考えると、自宅の外で待ち伏せるのが普通。
  4. 自分の部屋で襲われたということは、路上に逃げるまでに少なくとも部屋のドアと玄関のドアの二つがあったことになる。なぜ、容疑者は路上に被害者を逃がしたのか。
  5. もし捕まることを覚悟していたなら逃げないはず。

仮説

答えなんて出るわけもないんだけど、この手の事件には裏がある事が多いのがニホンの現状なので、考察だけはしてみよう。

  1. 首を切りつける事は難しい → プロの仕業?
  2. アイドルをやっていた女子高生が何故付き合ったか? → 本当に付き合っていたのか?
  3. 室内で待ち伏せをしていたのは不自然 → 容疑者の供述以外に証拠はあるのか?
  4. なぜ、容疑者は被害者を路上まで逃がしたのか? → 元々路上で襲った可能性は?
  5. 捕まることを覚悟していたなら逃げないはず。 → 本当に容疑者が犯人か?

警察の狙い

これが仕組まれた事件であった場合、必ず仕掛けた側には目的があるはずだ。「改正ストーカー規制法が施行された直後にストーカーを防げずに被害者を殺された」という事実を鑑みると、

従来の規制法ではストーカー被害は防げない!

→怪しい人間を予備拘束出来る法律を作るべきだ!

→戦前の治安維持法を名前を変えて成立させてしまえ!

→権力者にとって都合の悪い人間は、みんなこの法律で逮捕拘留可能だ!

なんて、悪魔のようなコンボを考え出すのがこのクニの支配層だよね。交通反則通告制度だって、

全てを裁判所で判断していたらパンクしてしまう

→カネを払えば刑事処分を免除してやろう

→そのカネは警察に還流させよう

→直接還流だと目立つから特別交付金にして都道府県に配ろう

→交付金だから予算が必要だ。「交通安全対策」と名付けちゃったから、事故が多い所ほど沢山もらえる事にしよう

→警察「事故が減ると予算が減っちゃうから事故を減らさないように検挙だけしろ!」

ってことになったわけでしょ?

今後の展開はわからないし、事件の真相も突き止めようもないが、これで「今のストーカー規制法では対応しきれない」なんて話が出てきたら、上記コンボの可能性に注意すべきだろうね。

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