警察は交通違反切符を捏造しています

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交通違反の反則切符は、警官がその気になれば警察署内のデスクワークだけで捏造が可能です。

私は以前からその事を訴えてきて、自分の行政訴訟時にもそれを指摘しましたが、裁判所の判決は「確かに可能だが、発覚したら重い処分を受ける事を知っている警官が捏造したとする主張は認められない」みたいな感じで敗訴しました。

しかし、実際に警察は交通違反切符の捏造をしている証拠が出てきてしまいましたね。

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北海道新聞の記事

森署幹部「内密にして」 交通切符捏造、違反者扱いの女性証言

北海道新聞 11月28日(土)18時13分配信

「なぜ私の名前が」憤る女性

交通違反の点数切符を捏造していたとして森署の巡査長が逮捕された事件で、違反をでっち上げられた渡島管内森町のパート従業員女性(47)は「なぜ私の名前が狙われたのか分からない」と憤った。捏造で加算された交通違反の点数2点は取り消されるものの、女性は「悪い人を捕まえる警察官がこんなことをしていたなんて」と不信感を募らせている。

女性は11月中旬、北海道新聞の取材に答えた。

「違反者講習をこの通知から1カ月以内に受講してください。理由なく受講しない場合、免停になります」。10月21日、女性宅に突然、函館運転免許試験場から「違反者講習通知書」が書留で届いた。

「最近は違反した覚えがないのに」。通知書には9月27日にシートベルト装着義務違反をし、累積点数が6点に達したと書いてあった。慌てて免許試験場に電話すると、担当者から「ほかにも7月14日にシートベルト装着義務違反をしている」と告げられた。

女性によると、違反をしたとされる7月14日午前10時55分は水産加工場でパート勤務をしており、職場のタイムカードで裏付けられたという。9月27日午後2時半ごろも、長女と一緒に自宅にいた時間だった。

「おかしい」「一体誰が書いたのか」

「おかしい」と思った女性は違反者講習の通知が届いた翌日の10月22日、森署で担当の捜査員に事情を説明。捜査員からは「違反した証拠」として、取り締まり時に自分が署名したとされる違反通知書を見せられた。

だが、筆跡は自分の字と全く違う。見慣れない字で、自分の名前や住所、車のナンバーが記載されていた。「一体誰が書いたのか」

その後、勤務中だったことを示すタイムカードや自分の筆跡など女性が示した証拠を元に、同署は調査に着手。違反通知書に押された指印と照合するため、両手のすべての指紋も採られた。「あなたは違反をしていなかった」。そう告げられたのは、およそ10日後だった。

巡査長が27日に逮捕されるまでの約1カ月間、捜査の途中経過については何ら説明されず、同日午後、森署から逮捕を知らされた。「ようやく嫌なことが終わった。これで少しは安心できる」とほっとした。

女性によると、森署が捏造を認めた際、幹部から「この件が外に漏れたら大変だ。内密にして胸の内にとどめてほしい」と口止めされたという。

「他の人は同じ被害に遭っていないのだろうか。説明してほしい」。女性には多くの疑問や疑念が今も残ったままだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151128-00010003-doshin-hok

(魚拓)https://archive.is/LZcTJ

魚拓もそのうち消えるのでスクリーンショットも貼っておきます。

切符捏造1切符捏造2

挙証責任はどうした?

少なくとも建前としては、ニホンという国は法治国家で、「刑事裁判においては、被告人が犯人であることが合理的な疑いの余地がない程に立証されていること」が必要とされていて、その挙証責任は検察≒警察にある事になっています。しかし、それが幻想である事がこの記事からもわかりますね。

その後、勤務中だったことを示すタイムカードや自分の筆跡など女性が示した証拠を元に、同署は調査に着手。違反通知書に押された指印と照合するため、両手のすべての指紋も採られた。「あなたは違反をしていなかった」。そう告げられたのは、およそ10日後だった。

これがもうおかしいんですよね。警察がその捏造された切符が本物だと主張するなら、「そこに書かれた署名や指印がその女性の物である事を警察が立証しなければならない」のに、女性側がアリバイを示す為にタイムカードを見せたり筆跡を提供したり、挙句の果てには両手の全ての指紋まで採られています。

これではまるで「無実の証明」を被疑者側がさせられているようなものなのですが、そもそも被疑者側にはそんな挙証責任はない上に、「何かをやったこと」の証明は可能でも、「何かをやらなかったこと」の証明は立証がかなり困難です。場合によっては不存在の証明は不可能という、いわゆる「悪魔の証明」を求められる事にもなりかねます。

この事件が検察によって起訴され、刑事裁判で有罪無罪を争っているようなケースであれば、弁護側の戦術としてタイムカードの写しを証拠提出したり、筆跡鑑定の結果を示したりすることはあり得ますが、それはあくまでも検察側の立証には「合理的な疑いの余地があること」を示す為であって、無実であることの挙証責任が被疑者あるいは被告人側にあるわけではありません。

それなのに警察段階で指紋まで採られています。これが如何に異常な話であるかは少し考えれば誰でもわかるのではないでしょうか?

アリバイがなかったら?

この女性にはたまたまアリバイがあり、切符を捏造した警官が自分の指紋を押すという暴挙に出たので警察も警官の犯罪を認めましたが、これがもし女性側にアリバイがなかったらどうなっていたのでしょうか?

また、このサイトに来た方なら既に御存じのように、被疑者が否認する場合は切符に署名・押印する必要はありません。そもそも署名も押印も任意ですからね。

で、否認されたからといって現場で調書を録るかどうかは警官次第です。

つまり、否認事件の場合は被疑者の署名も押印もない切符であっても警察は違反登録が可能で、反則点の付加と行政処分は可能という事になっています。

これでは切符の捏造が防げない事がわかりますか?

たとえば…

1:警察に、切符を捏造して反則点を付加して免停などに追い込みたいターゲットがいるとします。

2:ターゲットが車を運転するのを待って、その車が実際に道路を通行した時間と場所を確認します。

3:その時間・場所においてターゲットが交通違反をして検挙された事にして切符を捏造します。

4:車のナンバーは監視現場でも見れますし、免許証情報は警察署内の端末から検索出来るでしょうし、過去の違反履歴からターゲットを選べばもっと簡単です。

5:捏造した切符の内容を違反登録します。反則点の累計が6点を超えればターゲット免停または違反者講習に出来ます。

ドラレコでも防げない

警察にこの方法を使われた場合、ドラレコを搭載していても実質的に防ぎようがありません。

何しろ、反則点の累積が6点以上にならなければ免停にはならず、冤罪を仕掛けられた側は自分の違反歴が勝手に増えている事に気付けませんから、切符処理をした日と免停や違反者講習の通知が来るまでにはかなりのタイムラグが発生します。

まさかドラレコの映像を全て半永久的に保存しているという方はまずいないでしょうから、仮にドラレコを搭載しても上書きされてしまって半年以上も前のデータなど残っていないのが普通です。

そして、ドラレコの映像でもない限りは「被疑者がその日時にその場所では警察の検挙を受けていない事」を立証する手段がありません。

検察が起訴してくれればまだ勝ち目もあるでしょうが、免停などは行政処分ですから、処分を受けてから行政訴訟でも起こさない限りは裁判所の判断すら問う事が出来ません。行政訴訟は弁護士なしでも2万円程度の訴訟費用と準備書面や証拠の準備、平日に出廷する必要が生じます。

で、そこまでやっても行政訴訟は敗訴するでしょう。何しろ、実際のそのターゲットがその日時にその場所を車などを運転して通過した事実さえあれば、裁判所は簡単に「警官の言っている事は信用できる。運転手の言う事は信用できない」として棄却の判決文を書くであろうからです。

アホ警官だったから助かった

この事件で女性が助かったのは、捏造した警官がアホだったからです。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0206842.html

https://archive.is/4IZ5g(魚拓)

斉藤容疑者は、過去の違反記録の中から森署管内の住民を選び、住所が変わっていないことを確認した上で、虚偽の点数切符を作成。自らの字体を変え、住民になりすまして署名し、指印を押していた。

自分で署名して指印まで押していますよ、こいつ。そんな自分が捏造した犯人である事を示す証拠をわざわざ作る奴はまずいません。相当IQが低い警官だったのでしょうね。もう少しだけでもまともな頭を持っていたら上記のような「通過する所くらいは現認してから切符を捏造」にしたでしょう。

だって、自分で捏造した切符に関して誰かが反則金を支払うワケがありませんよね?ならば否認事件という事にしておいた方が余程辻褄が合います。そんな事すら考えられない程度の人間が警官をやっていたこと自体が悲劇とも言えますが、異常な人間しか警察官にはなれないの記事を見ればわかる通り、警察の内部はアホばっかりなんでしょうね…

まとめ

  1. 警察は交通違反の切符を捏造している。
  2. 捏造者が余程アホでなければ運転手側には予防手段はない
  3. 「たまたまこの警官だけがおかしかったんだ!」なんて思ってしまう者は、この警官並に頭が良くない

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コメント

  1. ABC より:

    管理人様
    ヤフーニュースのコメント欄で、交通違反と入力し検索すると
    不祥事がドバ~と出てきます。森署の話、兵庫県警の話、もみ消して有罪を食らった話など。。。ふと思ったのですが、警察の不祥事がここまで続くと逆に警察が強硬になって交通違反のような、身近で被害者がいないような軽微な犯罪の厳重注意率がガクッと下がりませんか。「厳重注意?お前が言える立場やない。俺が決める。反省してへん証拠やのぉ~」という感じで。「最悪」、相手の警官も告訴してやりますがwww

    ところで、警察24時を前見ていたのですが(これは風俗店の話なのですが)部長?が
    「積極的な事件化を」と言っていました。つまり、事件化しない=捜査するか否かは警察次第 ということのようですね。

    http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-2618.html
    缶の中に埋もれて何年も・・・ということがあるようですね。

    • 取締り110番 より:

      私からすると、警察のどうでもいいような不祥事が報道されている時は、政府や支配者層が注目されたくないもっと重大な不祥事や、重大な政策変更が裏で行われている可能性が高いのではないかと見てしまいます。

      例えば集団的自衛権(どう見ても違憲)の話題で報道が一色に染まっている裏では、施行前のマイナンバー法制が改正され、銀行口座にも紐付けされるというような監視社会の推進政策が推し進められました。

      支配者層側からすれば、集団的自衛権が違憲であっても、実際には戦争には至らなくても、防衛装備庁みたいのを新設して軍需産業にカネを流し込めれば十分儲かりますし、その裏でマイナンバー制度を押し付けて、被支配層の資産や言動を極一部の人間だけで監視できるようになればもっと支配権が強まります。

      話が変わりますが、立件するかどうかは警察の判断ですから、警察の胸先三寸で犯罪になるかならないかが決まり、仮に立件されても検察が起訴するかどうかで有罪・無罪が決まります。ニホンの一審有罪率は99.98%というカ○トぶりですからね。

  2. 風のない海で抱きしめて より:

    怖い事件ですよね・・・。警察が組織として動けば被害女性を黙らすこともできたでしょう。
    ひどいところだと女性が申し出ても門前払いとかありそうですよね・・・。

    それにしても逮捕された警官がこういうことをしたのはやはりノルマがあったからなんですかね。

    • 取締り110番 より:

      全くですね。

      反則金に「予算」がある以上、各都道府県に予算配分され、それが所轄単位に割り振られているであろう事は明白です。

      交通事故統計2013を読み解く③[警察は予算の為だけに検挙している]あたりのデータからも疑いようがありません。

      この件については切符にアホ警官の署名と指印があったのでもみ消すのが難しいと考えたか、たまにこういう「警察にとってはどうでもいい瑣末な不祥事」を公開して、より大きな不正から目線を逸らしつつ、庶民には警察には自浄作用があるという幻想を与えておくという作戦ではないでしょうか?

  3. アラフィフ より:

    兵庫県警に続き、「追い風」ですかね?!
    早く告訴状を・・・と思いながらも、ゴタゴタしててまとめられなかったことが、
    かえってラッキーだったかもしれません。
    いいタイミングで告訴状が受理された気がしています。

    被害者が勤務記録という確実な証拠を持っていたから、
    疑いを晴らすことができたけれど、そうじゃなかったら、
    有耶無耶にされた可能性大では?!
    10本全部の指紋まで採られて、まるで犯罪者扱いですよね?!
    (この指紋データは、いつまで残るのでしょうか?!)

    「やっていないことの証明」は、本当に難しいです。
    ドラレコを付けていなかったので、
    「一時停止していた=違反していない」ことの証明はできず、
    不起訴処分決定後に初めて記録を見て、ウソを突くことができそうだと思いました。
    警察が虚偽公文書作成の実績を順調に積み上げてくれているので、
    検察庁での記録の閲覧・謄写は一段と認められやすくなっているのでは?!

    あと、徹底的に否認する場合、
    rakuchi様は実況見分の立会いには否定的な感じですが、
    私は時間の都合がつくならば、立会った方がいいと思っています。
    勿論、録音・録画態勢で!
    今後ハンディ端末によって、書くことが少なくなればなおのこと、
    バ○には書かせて、ボロを出させた方がいいと思うのです。
    兵庫県警の70人書類送検、北海道警の1人逮捕33人書類送検で、
    慎重になっているかもしれませんが、だからこそ、
    心境としては、余計な実況見分調書を作成したくないのでは?!
    実況見分立会いで、軽い仕返しにはなると思います(笑)

    • 取締り110番 より:

      私も赤切符ならば実況見分に立ち会うと思います。その方が不起訴率をより高められると思いますしね。

      しかし、青切符に関しては「どうせ不起訴」ですから、警察の都合に合わせて実況見分に立ち会うのは面倒ですし、このサイトを読みに来る方々ですら、その大多数は「そんなに面倒なら反則金を払ってしまった方がいい」と考える方々だと思います。

      なので、基本的な対応法に関しては、「逮捕のリスクが生じる簡裁併設部署からの出頭要請にだけ応じておけばOK」と簡略化しておき、一人でも多くの方に否認してもらいたいという私なりの誘導なのです。

      運転者が半数くらいが私やアラフィフさんみたいな徹底抗戦論者だったら、とっくの昔に反則金制度は崩壊していたと思います。代わりにもっと酷い行政制裁金制度になっていたかもしれませんが、それすら皆が支払わずに抵抗したら、全員の給与や財産の差押など、公務員のマンパワー的に出来るワケがないのです。

      だからこそ支配者は、マイナンバー制度を導入して「少数が多数を管理できる社会の構築」を目指しているワケですが、調べたり考えたりする事が嫌いな人々は、通知カードを素直に受け取るだけでなく、マイナンバーカードの申請までして「顔認証システム」に自ら画像データを提供してしまっているようですね…

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