[またか]栃木県警で交通違反切符の捏造が発覚[冤罪の宝庫]

交通違反の反則切符はいくらでも捏造が可能です。財務省の決裁文書という有印公文書ですら偽造・変造をしまくっていたのですから、公務員末端の警察官がやらない訳がありませんね。

過去にも以下のような事例がありましたが、今回は栃木県警で「会った事もない高齢者の免許証情報を利用して交通違反を捏造した」という事件です。

警察は交通違反切符を捏造しています

だから交通違反の切符は捏造出来るって事ですよね?

産経の記事

「運転しない高齢者ならばれない」交通違反虚偽で点数切符 男性巡査長を書類送検 栃木県警

http://archive.is/Je9yA(魚拓)

2018.3.10 09:12

虚偽の交通違反で点数切符(白切符)を作成したとして、栃木県警は9日、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いなどで、日光署地域課の男性巡査長(31)を書類送検した。また、県警は同日付で巡査長を停職3月の懲戒処分とし、巡査長は依願退職した。

書類送検容疑は、平成28年9月22日、交通違反の事実がないのに、県内在住の高齢男性がシートベルト装着義務違反をしたとする虚偽の白切符を作成したとしている。県警監察課によると、巡査長は同署で集計している活動実績を示すために「1点、点数切符を切りました」と嘘の報告をした後、虚偽の白切符を作成したという。

過去の事件関係者で覚えていた男性の名前を使い、「運転しない高齢者なら、ばれないだろう」と交番の端末機器から男性の運転免許情報を抜き出した。男性は巡査長との面識はなく、巡査長は「大変なことをした。謝罪したい」と今年1月、自ら上司に申告した。

北村修首席監察官は「極めて遺憾。今後、業務管理や職務倫理教育を徹底し、再発防止と信頼回復に努めたい」とコメントした。

活動実績という名の評定項目がある

警察は「交通違反の取締りにノルマはない」と平然とウソをつきますが、予算があるのですからない訳がありません。

具体的に1人何件というノルマを課さなくても、検挙数を「活動実績」という勤務評定の項目で管理すれば、現場に出る警官にしてみれば「一定数は検挙しなければならない」と考えるに決まっていますね。

切符の捏造を白状したのは地域課の警官ですから、本来であれば活動実績は交通違反でなくても良かったハズですが、被害者が存在しない交通違反の検挙が一番捏造しやすかったということでしょう。

他の一般刑法犯を検挙したら、被疑者供述調書を録っていないのはおかしいという話になりますが、交通違反であれば是認した被疑者からは署名だけ取れば十分ですし(署名も簡単に捏造できます)今回のように反則金が発生しない白切符であれば、反則金が納められなくても問題が発覚しないというメリットがあります。

さらに言うなら、この問題の根幹は「被疑者が現場にいなくても署内のデスクワークだけで切符の捏造が可能である」というシステムそのものにあります。

交番の端末機器で免許証情報が抜ける

記事にあるようにこの警官は「交番の端末機器から男性の運転免許情報を抜き出した」そうです。わざわざ本署に行かなくても、交番の端末をいじるだけで、切符処理に必要なだけの免許証情報が抜き出せるということです。

そして、免許証情報さえあれば、被疑者が現場にいなくても、そもそも運転すらしていなくても切符の捏造が可能で、捏造された切符の違反登録情報を元に反則点の加点がなされるのですから、今の交通反則通告制度という切符処理のシステム自体に重大な欠陥があると言わざるを得ません。

この警官が何があって自ら白状したのかは知りませんが、白状しなければ発覚しなかった訳ですから、良心の欠片も持ち合わせていない交通課の警官に狙われた場合、以下のようなルートで切符を捏造されたら我々には防ぎようがありません。

  1. 違反が多い地点を通りかかった車のナンバーと運転者の特徴をメモしておく
  2. 車のナンバーから所有者を割り出し、所有者の免許証情報を抜き出す
  3. 免許証情報に基づいて切符を捏造し違反登録する

反則金が未払いになると通知が届きますから、当然所有者からは「検挙なんか受けていない」とクレームが来るかもしれません。

しかし、現場を通りかかった車をターゲットにされた場合、検挙されたとされる日時にその場所を通りかかっている事は事実ですから、他のアリバイなどを主張して身の潔白を証明する事は難しいです。

ドライブレコーダーの映像があれば冤罪が晴れる可能性もありますが、ループ録画タイプのドラレコの場合、数日~1週間も経てば記録は上書きされてしまいます。反則金の督促が来るのは早くても2~3ヶ月後ですから、督促が来た頃には当然ドラレコの映像は消えています。

このように、悪意を持って運用されたら誰もが冤罪で免停なり免許取消なりに追い込まれてしまうのですから、警察官の目撃証言のみで検挙可能というシステム自体がおかしいのです。

道交法違反といえど、立派な特別刑法犯罪なのですから、最低でも警官が録画して客観証拠を残さなければならないというように制度を変更しなければなりません。録画が映像があれば、一時停止でちゃんと止まったか徐行だったかというような議論にも容易に決着がつくのですから。

しかし、警察はそのような前向きな変化を望みません。

いつでも、誰でもを検挙出来る状態にしておきたい。それがカルト国家二ホンの警察が望んでいる事なのです。

警察がちゃんと機能していれば、世の中にブラック企業など存在できません。

警察がちゃんと機能していれば、フクシマインパクトを起こしておいて逮捕者ゼロなどという不可思議な事は起こりません。

警察がちゃんと機能していれば、アベ友のレイパー山口が、女性に薬を飲ませてレイプしておいて不起訴などという事にはなりません。

我々はいい加減、「警察は犯罪から国民を守る為に存在している」という幻想をやめ、現実を直視しなければならないのです。

現実は「警察は国民から権力者を守る為に存在しているヤクザ組織である」という事です。

我々の血税で養われている警官が、警護しているのは誰ですか?

ストーカー被害を訴えている女性にSPは付きますか?

国民から巻き上げた血税を、湯水の如くアベ友のお友達企業にばら撒き、国有地を実質無料で加計学園に差し出し、売れない米国債を50兆円も買い増して円の価値を棄損させているアベシンゾーが乗る車であれば、警官が箱乗りしても無罪なのですが、これがウツクシイクニなのでしょうか?

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