この小学生を殺したのは警察です

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小学6年生の男の子が、左折するトラックに巻き込まれて死亡するという痛ましい事故が起きました。

警察はトラック運転手を過失運転致死傷罪で逮捕したそうですが、ある意味ではこのトラック運転手も被害者であり、主犯は「自転車はタイヤが付いているから車両だ。車両だから自転車は車道を走りなさい」となどという、幹線道路においては常軌を逸しているとしか思えない自殺政策を推し進めてきた警察官僚です。

自転車の男児 トラックにはねられ死亡 兵庫・伊丹市

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171123-00010009-asahibcv-l28

http://archive.is/gWRb4(魚拓)

トラックにはねられ男児死亡 運転手の男を現行犯逮捕

23日午前、兵庫県伊丹市の交差点で、自転車に乗っていた小学6年の男の子がトラックにはねられ、死亡しました。

午前9時20分ごろ、伊丹市鴻池の交差点で、自転車に乗っていた小学6年の男子児童(11)が、左折しようとしたトラックにはねられ、頭を強く打つなどして死亡しました。警察は、トラック運転手の黒岩正人容疑者(51)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕。当時、信号は青で、警察は、黒岩容疑者が左折の際に自転車に気付かず、そのまま巻き込んだとみて事故の詳しい状況を調べています。

この報道を見た多くの人は「巻き込み確認をちゃんとしなかったトラックの運転手が悪い」と思わされてしまうのでしょうが、私はそうは思いません。

この小学生の男の子が横断歩道を渡ろうとしていた所ではねられたなら、100%トラック運転手の過失でしょうが、改竄されにくい初期報道において「左折の際に自転車に気付かず、そのまま巻き込んだ」と報道されています。

つまり、男の子の自転車は車道を走っていたのです。

鴻池字三刈の交差点はどんな場所?

報道では「兵庫県伊丹市の交差点」としか書かれていませんが、報道映像にOASIS TOWN伊丹鴻池店が映っていることから、この場所は331号線と335号線が交差する鴻池字三刈の交差点だとわかります。

ストリートビューで現場を確認してみましょう。

左奥に見えているのが、ストリートビュー撮影時は建設中だったと思われるOASIS TOWNです。

見ての通り、片側2車線の幹線道路で日中の交通量も多そうな路線です。

当たり前の事ですが、こんな幹線道路の車道を自転車で走行するのは自殺行為に等しく、著しく危険な行為です。

そして、警察は自転車の事故を増加させる事によって、交通安全対策特別交付金の増額と、新たな自転車利権を手に入れるために、「歩道を暴走する自転車は危険だ。自転車は車両なのだから車道を走らなくてはならない」というプロパガンダを何年も前から続けてきたのです。

知らない方の為に解説しておきますが、軽微な交通違反の違反者から徴収している反則金を財源として、各都道府県には交通安全対策特別交付金という名のキックバックがばら撒かれるシステムになっています。

そして、交付金額はざっくり言えば

その都道府県の交通事故数/全国の交通事故数

によって決定されますから、簡単に言えば

交通事故は多ければ多いほど沢山のカネがもらえて儲かる奴らがいる

という事です。

交通違反で理不尽な取締りが多い理由は交付金?

戦争で儲かる奴らが戦争を煽るのと同じ構図で、交通事故によって儲かる者(=警察官僚)は交通安全を唱えながら実際には交通事故が増えるような施策を推し進めるのです。

[何言ってるの?]死者数全国ワーストの大阪 自転車事故急増で一斉取り締まり[警察のせいでしょ?]

[幹線道路]自転車に車道を走らせるな[自殺行為]

警察は「自転車は車道を走れ」と言っている

三権分立などという虚構を信じている人には受け入れがたいでしょうが、日本で法律を作っているのは、国会議員ではなく各省庁の官僚達です。

道路交通法などは、警察官僚が恣意的に作った法令が、形式的に国会を通過して法令化されるだけですし、実際の交通規制については公安委員会=各県警がこれまた恣意的に決めているだけです。法令に民意が反映される日などあと1000年経っても来ません。

で、交通関係の法令を勝手に決めている警察にとっては「タイヤが付いているものは車両」ですから、自転車が車両ならリアカーも車両です。戦後間もない土の道の時代ならともかく、平成も終わろうとしている現代において、実勢速度が80km/hくらいで流れる幹線道路を自転車も一緒に走行させるなどという行為は、自転車乗りに「定期的に死ね」と言っているのと同じです。

でも、それが現実なのです。警視庁のHPにははっきりと書いてありますね。

自転車安全利用五則 自転車は、車道が原則、歩道は例外

死亡した男の子は小学生ですから、「13歳未満は例外として歩道を走行してもよい」とはなっていますが、「例外として歩道を走行してもよい」だけであって、原則はあくまでも車道走行なのです。

従って、この男の子が無謀にも車道を走行していたのは、警察が決めたルールに従っていただけであって、違法な事はしていません。

つまり、法律を守っていたら命に関わる事もあるということなのです。

でも、おかしいでしょう?もう一度上のストリートビューを見て下さい。

こんな場所を自転車で車道を走っていたら、いつ事故に遭ってもおかしくない危険な路線でしょう?

幹線道路では自転車に車道を走らせてはなりません。車道走行は制限速度が30km/h以下の生活道路のみ可としなければなりません。

歩道を暴走する自転車が迷惑だの危険だのという傲慢な歩行者の意見も理解は出来ますが、自転車対歩行者の事故は多くが軽傷事故で、死亡事故は年間2~3件しか起こりません。一方で自動車対自転車の事故は当然重傷以上の事故が多く、年間300名以上が命を落としています。

自転車が原因で死亡した歩行者は年間2名

乗用車と貨物車を合わせて334名の自転車乗りをハネて死なせています。

命の重さに軽重はありませんが、

  • 自転車に歩道を走らせると年間2名の歩行者が死亡する
  • 自転車に車道を走らせると年間334名の自転車乗りが死亡する

という現実を見たら、自転車にどちらを走らせるべきなのかは自明の事ではないでしょうか?

死角とは「物理的に見えないので確認のしようがない場所」である

トラックの運転手が、自転車の男児に気付いていたなら、当然巻き込まないように注意したでしょう。望んで事故を起こすような人間はいないのです。

しかし、トラックにはどうしても死角があります。大型トラックならば見えない範囲が本当に広く、これは実際に経験した人しかわからないレベルで「見えないものは見えない」です。

私は大型自動車の免許を取得する際に、11tトラックを運転してみて初めて実感として理解しました。賢者は歴史に学ぶそうですが、私は愚者なので経験に学んだということでしょう。

本当に見えないのに、どうやって確認すればいいのでしょうか?

まして、相手が小学生で小さかった場合、自転車全体が死角に入ってしまう事も珍しくありません。

ネット上では、愚かな自転車乗り達が「左折する車が幅寄せしてきてマジでムカついた」とか「幅寄せしてきたからミラーをへし折ってやった」などと馬鹿自慢をしている事もよくありますが、

左折前に左に寄せるのは巻き込み防止と直進車両に円滑な追い抜きをさせる為に必要な行為

ですし、

そもそも死角に入られたら物理的に確認しようがないのだから、死にたくないなら少なくとも車の死角くらい理解しておけ

という話なのです。

警察の行き過ぎた交通弱者の保護によって、事故の際に死亡する確率が高い者ほど交通安全に気を付けないという「ウツクシイクニ」になってしまったのが今の日本です。

亡くなった小学生の男の子を殺したのは、「自転車は車道を走るのが原則」と言い続けてきた警察であり、少し考えてみればそれが如何に危険な行為であるかを知っていながら、自らが無謀な装備で自転車で車道を走るという「悪いお手本」になった大人達です。

もちろん、15年も前から警察の交通行政の異常さに気付いていながら、力がない為に反則金制度一つ廃止に追い込めない私にも責任があります。こういう事が起こるであろう事をずっと前から私は知っていたのですから。

だから私は悔しいです。自分の無力さが悔しいです。

私にもう少し情報伝達力があって、この男の子の両親に

[幹線道路]自転車に車道を走らせるな[自殺行為]

の記事だけでも読ませる事が出来たならば、この不幸な事故は防げていたかもしれません。

私にも息子がいて自転車に乗っていますが、「大通りでは絶対に歩道を走れ」「交差点や曲がり角は絶対に一時停止して安全確認をしろ」「事故でお前を失ったら本当に悲しい」といつも言っています。

今はまだ私の声が届くようですが、中高生になって調子に乗って車道を走り始めたら、私は生まれて初めての体罰をしてでも歩道を走らせる為に全力を尽くすでしょう。

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コメント

  1. kyotohukei より:

    私にも6年生の息子がいます、今、私のなかに煮えかえる憤りは表現のしようがありません、すべては代弁していただいてますが、ただ悔しい。

    • 取締り110番 より:

      自分に子どもが出来て以来、子どもが被害者となる事件を見る度に胸が締め付けられ、ニュースサイトを読んだだけで涙が出る事もあります。

      直接の加害者が悪い事も多いですが、交通事故絡みの悲劇はどれも「警察が事故防止の為の施策をしてこなかったばかりか、むしろ事故を増やすような施策をしている」という事が背景にあります。

      警察は「交通安全対策特別交付金」という名の交付金を毎年平均で700億円程度も還流させ続けているのですが、その多くは警察官僚の天下り先企業に流れ、天下りした者の法外な報酬に消えてしまい、残りの交付金も「自転車に車道を走らせる為に道路を青く塗る工事」や「雪国では冬に雪が融けずに役立たずになるLED信号機」などに使われているのですからやってられません。

      交付金の計算式が全ての元凶ですが、この交付金にしても本当に事故防止を目指してちゃんと使っていれば、今頃全国の多くの幹線道路には「自転車専用レーンの為のガードレール」が出来ていたことでしょう。

      警察がちゃんと事故防止の為の施策と取締りをしていれば、交通事故死亡者の数は、ゼロは無理でも今よりも遥かに減っていたはずで、諸悪の根源である交通反則通告制度の創設以来、失われずに済んだはずの命の数は数万人にも及ぶでしょう。

      全ては学校教育やTVマスゴミ、あるいは地域社会を通して植え付けられた「権威や権力には盲目的に従え」という儒教教育の結果です。騙され、洗脳され続けてきた国民側にも責任はありますが、騙す方が悪いに決まっています。

      だからこそ、自分の無力さが悔しく、何年経っても官僚・政治家・大企業オーナー・銀行家・国際金融資本などへの公憤が治まらないのだと思います。

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