[スピード違反]48km/h超過容疑で検挙されたOYさんが不起訴になるまで[折れない心]

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50km/h制限の道路を98km/hで走行したとして、スピード違反の48km/h超過容疑をかけられたOYさんが不起訴を勝ち取るまでの体験談です。

OYさんの感覚としては70km/h程度しか出していなかったそうですので、98km/hという計測値はあまりにも感覚と異なります。

計測器は設置方法を間違えるといくらでも誤った数値が出ますし、他の車両を計測した数値を見せられても被疑者側にはどうしようもありません。

測定器は絶対に故障しない、とか、現認係は絶対に誤認しない、などという珍妙な主張を認める形で成り立っているのが今の交通行政ですが、暗黒の中世並みの法制度が働いている国、それがニホンです。

[スピード違反]やはり警察は誤測定をしていた[冤罪]

では、以下はOYさんの体験談です。目次的な表題は私が入れさせていただきました。

はじめに

こんにちは。個人的な都合で遅くなりましたが、48キロオーバーでネズミ捕り、一発免停になってから、おかげさまで不起訴になった事例を報告させていただきます。

事例から一年たってしまいましたが、昨年の「春の交通安全運動週間」でのこととなります。
私は50代の地方公務員ゴールド免許でした。

検挙状況

場所は県境をすぎたC県、片側2車線のまま左へ分岐する、地元の方ならポイントとして知っているであろう場所で、下って上るゆるい左カーブのところです。

手前まで日ごろ渋滞しているところで、その先を超えると一気に見通しが良くなりますので、仕事のうっぷんもあり右側車線から1,2台追い越し、前方を走る営業バンに追いついたところで、左へポール車線規制された右から警察官が出てきました。

制限速度は50キロ、メーターは見ていませんでした。
日ごろから取り締まりに気を使っていますので、加速の時はしっかりと道路わきを見ながらアクセルを踏みました。

警官とのやりとり

警察
スピードの取り締まりで停止させました。

まあ20キロオーバー位は仕方ないだろうと思っていたところ

48キロオーバー、一発免停です。と、98キロと印字されたレシートのような物を見せられました。

そこまで出していませんよ。と否定すると、

警察
認めても否認しても裁判所での手続きになるから。

と、あっさりしたものでした。

エンジンを切るよう促され、パトカーに移動し調書です。

そのときネズミ捕り設置方向をよーく見ましたが、全く見えませんでした。

警察
ここは何キロ制限だかわかりますか?

OYさん
60くらい?

警察
何キロくらい出したかメーターは見てましたか?

OYさん
・・・でも、前にも車がいたのでそこまでは出ていませんよ!

警察
車の色は黒ですね?

OYさん
いや、青か紺ですよ。

職業は言いませんでした。調書に拇印を求められましたが、拒否しました。

が、98キロのレシートを見せられ、「このスピードで嫌疑がかかっていることは認めますか?」ということで、そのことについては認めますと、レシートにはサインしました。

その後警察署から連絡があるということで、電話番号を教えて帰りました。(間違えた電話番号を教えておけば?)

日ごろから責任のある行動に気を付けてきたと思う生活が、一発で刑事罰の嫌疑。とりあえず処分がある場合があるので、職場に報告。ハラハラの毎日です。

取締り110番.comを発見

それからこちらのサイトにたどり着きました。

しばらくして、もしかして連絡来ないんじゃ?と思っていた4週間後にC県警察署から着信履歴。数日後二回目で、折り返し電話しました。(こちらから連絡しなかったらどうなったのか?)

あらためて調書を取りたいということだったので、悩んだ結果、現場で言ったことがすべてなので断る旨を伝えました。

すると、身上調書だったらいいでしょうというので、後日出向きました。

数日後警察署に出向いたところ、若い警察官が対応でした。スマホで録音しようとしましたが、持ち込み拒否されました。

あらためて調書作成には断りの旨を伝え、家族構成や職場での地位、趣味嗜好、交通違反の検挙歴、表彰などの有無を聞かれ身上調書を作成され、押印しました。

今気にかかっていることは?について、この警察とのやり取りが一番ストレスなので、何とかしてくれと訴えましたが、今あなたは否認事件の容疑者だといわれ、そこでもう腹をくくりました。検察で送検されれば裁判まで行く覚悟です。

検察庁で上申書を提出

さらに2カ月位過ぎて、免停講習の通知が届きますと、その2日後、申し合わせたように検察庁から携帯に電話がかかってきました。話を聞きたいとのこと。で、あまりラフでない服装で出向きます。

この時までにはいただいた上申書の例を参考に、並走して走っていた車がいた事や、前方にも車がいた事、メーターは見ていないが、到底98キロなど出していない事。警察官が車の色を間違えた事。などを付け加え作成しました。

受付から待合室へ通されると、逃げ得は許さないポスターがずらり。プレッシャーがかかります。部屋へ案内されると、正面に検察官、左側に書記のようなPⅭを打っている人。検察官は検事であったと思います。

始まって間もなく、上申書を渡しましたが、速読のように見ただけ。ここで初めて光電管による取り締まりとわかりました。警察側の分厚い資料に機械の正確さや、こちらのスピードを出している状況が横目で見えます。

検察
当初から否認しているわけだね?

OYさん
・・・まあ、そうです。

検察
認めてないなら、印字された用紙になぜサインしたの?

OYさん
このスピードで嫌疑がかかっていることは認めるよね。ということでしたので。

検察
スピードを出していないという主張は、何を根拠にしているの?

OYさん
・・・沈黙(汗)長年の運転歴からくる感覚といいましょうか・・・。

などを聞かれ、警察官が車の色を間違えたことは興味があるようでした。

録音の用意はしていきましたが、終始威圧的な態度はなく、当初からの否認は一貫しているよね。ということで、15分位で終わりです。

これまで、警察署や検察庁でのやりとりで、終始略式に応じろなどということがなく、淡々と流れに沿って来たような感じです。

行政処分後に問い合わせると不起訴

行政処分は受けるつもりでいたので、1日短縮講習受講。免停の審査請求が知った日から3か月以内ということなので、約3か月後に検察庁に問い合わせると、不起訴!刑事処分なしの結果です。

そこで、地元公安委員会へ審査請求A4、1枚、ゴールド免許でなくなる不都合などを描いて出してみましたが、やはり通りませんでした。通知は3回も来ました。

トータルで1年近く、労力も要りますが、この不起訴の流れは検察庁の地域差による不起訴率、検挙時からの否認が考えられるでしょうか?

日ごろから周りには気を使いながら運転し、生活しているなか、ふとしたところで刑事罰被疑者。警察という組織は何のためにあるのか、疑問を感じました。スピードが乗りそうなところで、完全に身を隠しての取り締まりには、いまだに憤りを覚えます。

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管理人のコメント

トータルで1年近くかかったとの事ですし、やはり行政処分の取り消しは通りませんでした。

しかし、50km/h制限の道路での98km/h容疑というのは、制限速度の倍近い速度という事で、通常であれば不起訴率は減少し起訴されやすい状況であったとも言えます。

設置角度のミスによって大量の冤罪を作り出した前科のあるレーダー式測定器と比べると、光電管式の測定器では無罪判例が非常に少なく、その意味でも不利な案件でした。

それでもOYさんが不起訴を勝ち取ることが出来た要因は、要約すると以下の数点にまとめられると思います。

  1. 検挙の現場段階から否認を貫いたこと
  2. 車の色に対する警官の誤認証言をちゃんと記憶していたこと
  3. 検察に対して上申書を提出し、略式には応じないという意思を見せたこと

赤切符の不起訴率の全国平均は40%前後です。

しかし、このサイトの相談者の方の不起訴率は現時点では80%を超えています。

担当検事(副検事)の当たり運が悪いと、何をどうやったところで起訴されて有罪判決が出ますが、上限が罰金10万円以下の速度超過の公判維持は、検察にしてみても苦労の割に合わない微罪に過ぎません。

とはいえ、ゴネているだけの被疑者を全て不起訴にしていては司法が舐められますから(事故を起こしていない交通違反を起訴する理由なんてこれだけです)上申書等を用意して毅然とした態度で否認する者は不起訴にし、超過速度が高すぎて不起訴にしづらい案件(一般道で50km/h以上の超過や高速で60km/h以上の超過など)は起訴しているのではないかと推測されます。

行政処分の取り消しがまず成功しないという点においては痛み分けな部分もありますが、48km/h超過ですから、素直に略式起訴に応じていていたら罰金相場は9~10万円だったでしょう。(超過速度1km/hあたり2000円で万単位で切り捨てが相場です)

不起訴によって支払わずに済んだ罰金額が、OYさんの苦労に見合うものかどうかはわかりませんが、検挙に納得できない以上は、否認する権利を行使するべきであり、公判も辞さずという覚悟を決めた方の中にだけ、不起訴という果実を得られる方が出るのです。

制限速度の倍近い速度容疑での不起訴は私としてもあまり記憶にありません。今回のOYさんの事例は読者の皆さんを勇気付ける物になると思います。

体験談をお寄せいただいたOYさんにも、この場を借りて御礼申し上げます。

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