通行区分違反容疑で切符回避に成功したtawasiさんの体験談

昔は世の中全体が色々な事が良い意味でアバウトでいい加減で、お互い様という気持ちさえ持っていれば皆が割と快適に暮らせていたと思います。

ところが平成に入ったあたりからは、不寛容と原理主義のような思想が蔓延し、好きな相手を待ち伏せしたらストーカー、タバコはポイ捨てどころか屋外ですら吸う事すら許されない場所だらけ、バイクに至っては歩道にも車道にもどこにも合法的に駐車出来る場所がないという異常な状態になっています。潔癖症レベルの固執する他者に不寛容な者の意見ばかりをルール化して、誰も彼もが暮らしにくい社会になってきていますよね。

で、ブラック企業の経営者や、血税を特定企業や外国にバラ撒いてるだけの世襲政治家、血税で雇われている公僕なのに省益と天下り先の確保しか考えていない売国官僚達は、どれほどの不正を繰り返しても裁かれません。こんな状態で一体どの面を下げて子供達に「ルールや約束を守りなさい」と言えるのでしょうか?

さて、今回はtawasiさんからいただいた体験談にコメントを追記していく形で紹介していきます。

tawasiさんは歩道に停めていた原付に乗り、すぐ近くの施設に入る為に歩道を10m程度走った所で2人組の警官に停められてしまいます。確かに通行区分違反ですが、少し前までの新聞配達の兄ちゃん達はヘルメットすら被らずに歩道を爆走していましたよね。それで誰が困ったかと言えば誰も困っていませんでした。

以下、tawasiさんの体験談です。録画対応したものを全て文字起こししていただいたため、それなりに長いですが、私のように警察対応に慣れている訳ではない普通の方の対応例として非常にリアルなものだと思います。

tawasiさんは40分間の激闘の末に警告指導での決着を勝ち取りましたが、上手く対応していれば10分程度で決着が付きます。

青字は管理人のコメントです。

tawasiさんの40分間の激闘記

深夜の2時過ぎ頃

歩道に原付を一時的に停め、すぐ数分後に隣の建物にそのまま歩道上を走行して移動した時の事です

移動の走行距離は10mくらいです

そこで停めていると体格のがっしりとした警官が歩いて近づいてきました

私(げっ、マジか。めんどくせー!)

ここで軽く初期コンタクトがありましたが、正確に覚えていないので割愛します

初期コンタクトがあって、それからバイクの物入れから携帯を取り出しました

私「警察に対応する時は録画する事にしてるんです」

携帯を操作してカメラを起動しました。ここからはほぼあった事そのまま書きます。

すぐに録画対応したのは素晴らしい対応です。何はともあれ録画・録音です。

私「で、何ですか?」

警官「いや、歩道通行ちゅう、違反なんですけども」

歩道通行なんて違反は存在しません。通行区分違反ですね。さすがはバカ警官…

私「えっと…その違反を、あのー」

警官「私、そこで信号待ちしてる時にぃ、運転手さん、(移動して)あの電信柱の辺りから、びゅーってこう行って、そこに乗り付けてきた」

私「どこの電信柱?」

警官「いま、電気ついてるじゃないですか、あそこに」

私「ああ、あそこの手前の?」

警官「そうそうそう」

私「うーんと…どうなんすかね、まあ私としては、あのー、普通に」

警官「道路は出られて来ました?」

私「公道を走ってたんで、おっしゃられてる事は、多分見間違えだと思います」

警官「道路に出て、こう入られました?」

私「だから僕が公道走ったっていうんですよね? それを見たと」

警官「うん、そうそうそう、公道っていうか、その歩道ね。歩道」

私「歩道を走ったのを見たと、それを違反だとおっしゃってるんですよね? で、私はそういう事していないので、あの、見間違えだと思います」

誤認を主張するのも手ですが、警告指導での決着を狙うなら無理に違反事実を否認する必要はありません。「確かに少しだけ歩道を走りましたが、歩行者もおらず速度も出しておらず、可罰的違法性は低いでしょう。今後は気を付けますので警告指導で済ませてもらえますか?」といきなりボールを投げるのも悪くありません。

警官「そこは、全然否認して頂いて構いませんので。ただ、ようは、私の方がそういう風に見たって事で」

私「ちなみに、そちらの方は、何ですか」

警官「私もいっしょに見てました」

私「ああそうですか」

警官「二人で、こう信号待ちしてたんですけど」

警官「うんうん、待ってたんだよ」

私「ああ、そうなんですね、僕はそれをちょっとやってないので、そういう言いがかりをつけられちゃうと、ちょっと」

警官「それならそれでいいです、ただ私たちは見ている以上、きちんと正規の手続きを取らないといけませんから」

私「じゃあ警察が見たって言ったら、何でも違反にできるんですね?」

警官「そういう訳じゃないですよ、そんな話はしてませんよ」

私「いや、そういう事になってる、してるじゃないですか」

警官「そういう話はしてませんよ、それはあなたが言ってるだけです」

私「だから客観的な証拠を出して下さい」

警官「客観的な証拠は私たちの見たっていう」

私「出せないでしょ?」

警官「のが証拠になります」

私「だから出せないでしょ? 出せないんだから、そういうシステムでやってるんですよね?」

警官「形としては、申し訳ないけど出せないです」

この「客観証拠はないんだよね?」というツッコミは悪くありません。ネズミ捕りのような計測値という物証が残る違反の否認では、「この数値が俺の車(バイク)を測定した物だという事を証明する客観証拠は何もないよね?たった1名の現認係が見たと言ってるだけだよね?てか何で現認係が1名なの?誤認したらどうするつもり?」というような畳み掛ける時に使えます。

私「だからそういう狂ったシステムで、あのしかも何? そこをちょっと通って? それが違反で?(怒)」

警官「狂ってはないです」「ちょっとじゃないですよ、ちょっともすったくれもないですよ、そんな通っちゃいけないんです、分かります? そこは」

私「あのー、ルールっていうのは」

警官「普通の道路を通るっていうなら分かりますけども、歩道を通るのは、バイクでは通る事は出来ないんです、それはまあ車もそうなんです」

私「だからそうなってるとしても、あのそのルールを決めるっていうのは、何か合理的な理由があって、決めてるんであって」

警官「私たちの目が、そうです」

私「私たちの目は関係なくて、あの、何か例えば」

警官「皆さんね、違反される方そういう事言うんですけど、私たちの目できちんと見てやってますからそこは」

私「だからその、あのー、現行のルールが、正しいか正しくないか、っていう今、視点の話をしてるんですけど」

警官「何ですかそれは」

私「いや現行のルールをまああのー、あなた方は」

警官「じゃああそこに犯人がいて捕まえないんですか? って話ですよ。そんなのおかしいですよね。それと同じ事ですよ言ってる事は」

私「んーちょっと論理、あのー、話ー、ほんと通じなくていつも困るんですけど、警察さんって、あの、柔軟性が無いって言うか」

警官「話通じないじゃない、柔軟性とかじゃなくて、実際に見てるんです、それで」

私「ああ~、分かりました分かりました、はいはいはい分かりました分かりました」

警官「説明してるところです」

私「はい」

警官「うん」

このあたりのやり取りは不要でした。違反の事実や法令の妥当性について争ってもあまり意味はありません。争うべきは「警官側の不法行為」と「可罰的違法性の有無」です。

私「それでー、いつ僕は解放されるんですか?」

警官「今、その手続きを取りますから、それが終わったら解放しますよ」

私「どうぞ、じゃあ」

警官「うん。ですのでぇ、免許証よろしいですか?」

私「え、それは提示する義務はあるんですか?」

警官「提示する義務あります」

私「どういった法律で?」

警官「提示できないと場合によっては、逮捕になります」

私「は?逮捕?」

警官「きちんと提示して頂く事になります」

私「え?逮捕要件は?」

警官「逮捕状無くてもできます、こちらの」

私「え、今ちなみに、ちゃんと録音してますからね?」

警官「うんいいですよ、うん、そういう法律ありますから、きちんと、うん」

私「後であの、審査請求とかさせて頂きますから。で、え、その法律は?」

警官「きちんと私たちも、きちんと私たちも」

私「その法律は? 法律は何て法律ですか?」

警官「道交法ですね」

私「じゃあ後で、あなた方の何て言うか、署長とか? そういう所に問い合わせさせて頂きます」

警官「いいですよ、言ってる事は正しいんで。こちらの」

私「はいはい、じゃあ後で問い合わせさせて頂きますんで」

警官「いいですよ」警官「うんうん」

私「え、じゃあ何ですか? 免許証を出す、出さなければいけないんですね? 私は」

警官「そうですね、提示義務ってありますんで」

私「じゃあ後で、そこはちゃんと、調べさせて頂きますんで」

警官「はい」

道交法に記載されている免許証の提示要件と、青切符の違反でも逮捕して良いとする逮捕要件については自衛の為に知っておいた方が良いです。以前は免許証の提示要件は「無免許運転の疑い」「過労運転の疑い」「大型無資格運転の疑い」くらいしかなくて、切符を切る為に提示させる事は出来なかったのですが、その後の改悪で今は「違反をしたと警察が認めたら提示を求めてよい」みたいな文面になっていますので、提示要件自体について粘ってもあまり意味がありません。

ではどうすれば良いのか?と言えば、警察手帳を先に呈示させて、それを同じ秒数程度だけ提示しながら読み上げてあげるのです。読み上げが終わったら免許証をしまいます。「さっき手帳を呈示しろって言ったらこの程度しか見せなかったじゃん?じゃあこのくらいで提示した事になるよね?え?確認出来なかった?ちゃんと見せながら読み上げまでしてあげたのに確認出来ない程度の認知力で、一体誰の何の違反を見たって言うの?違反なんてもっと一瞬の出来事だよ?」と言うのです。

私「じゃあまずはあの警察手帳をちょっと見せて頂けますか?」

警官「あ、結構です、いいですよ、「「ただ」」(若干間を開けたハモリ)それで撮影させる事はできないですよ」「うん」

私「え、公務員は肖像権を主張できないっていうの知らないんですか?」

警官「見せる事はできます」「見せる事は出来ます、ただ撮影はできない」「それで撮影はできない」

私「だから肖像権を主張できませんけど?」

警官「うん、だから言ってるじゃないですか、撮影はできないです」「それで撮影はできない」

私「いや僕も言ってるじゃないですか」

警官「うん」

「顔を映すな」に対しては「肖像権を含むプライバシー権を主張するなら、公務中じゃないってことだからもう帰っていいよね?」と切り返すのが王道ですが、警察手帳の撮影禁止というのはタダのウソですから、問い質すべきは「警察手帳の撮影を禁じてる法令って何?撮ったらどんな罪になるの?もし、そんな法令が存在していないのに禁止されてるなんて言ったら、少なく見積もっても公務員による虚偽の教示、強制的に撮影を止めたら強要罪、撮るなら見せないって言ったら警察手帳規則違反になるけど、どの不法行為をするつもり?」です。

少しの間

私「知らない。あ、知らない」

警官「うぅん、何で肖像権を主張できないんですか? 逆に」

私「……ううン! えっとまず警察手帳を…ちょ、ちょっと待って下さい?」

ある物に頼ろうと探す私、それはこのサイトでもらった取り締まり時に使える法律集コピペでした。ちなみに直筆コピー(笑)

いや、そこは印刷したものでもいいですよ(笑)

私(探しながら)「大体取り締まりっていうのは、お金の為にやってるっていうのは、もう明らかな事実なんですよ」

警官「お金の為じゃないです」

私「あのまずぅ、何だ。反則金を何て言うか、財源みたいなの? それをまずあの、年の初めに、予算で設定するんですよね。」

警官「うん」

私「で、それを所轄ごとに、何かあの、それを元に努力目標みたいなのをつけて、でこういう風に何かあの、どうでもいい…取り締まりをどんどんしてく訳ですよ。ほんっと無駄なんスよ。市民としてぇ、ほんっと、こういう警察の活動はほんっといらない」

警官「じゃあ私たちじゃなくてもね、きちんと守ってもらえるんならいらないかもしれないけど、結局今みたいに違反される方がいるんですよ。現に」

私「もっと勉強した方がいいっすよ。あのーほんと。何だろう、違反が…違反だと決まってるから違反だとかそういう」

警官「じゃあ道交法変えて下さい。そういう話になっちゃいますよ、だってそれは市民にとっての権利ですよね?」

私「だからそういう…何て言うんだろう、話、話にならない」

反則金徴収額に予算があり、特交金(交通安全対策特別交付金)の財源になっていることをツッコむのは「交通安全や事故防止の為に取り締まってる」という嘘を警察がついた時です。「いやいや、お前らが取り締まるのは予算があるからだろ?事故防止のためとか嘘つくなよ!」と言って黙らす時に使う戦術です。

警官「きちんと、法律が決まってる以上、きちんと守って頂くのはそれは市民の方のきちんとした権利ですからぁ。ね?
そこは、あの逆にすり替えないで、すり替えないで下さい」

私「ちゃうちゃうちゃうちゃう、あのー、民主的に決まるっていうのは、あのー、何だろう、ルールだから仕方ないとかそういう事じゃなくてぇ」

警官「じゃあみんな守んないって話じゃないですか、そんなの。それはおかしいですよ、それはー、それは普通に、普通に考えて下さい、普通に考えるとおかしな話ですよね?」

私「何が?」

警官「そのために法律ってあるんじゃないんですか?」

私「何の為に?」

警官「んん、きちんと市民の人が守るために、あるんじゃないんですか?」

私「法律っていうのはだからぁ、」

違いますね。法律とは「市民が守るためにある」のではなく、「法の趣旨(目的)を達成する為に作る」ものです。別に国民生活の向上とか治安維持とかは法令によっては無関係です。で、道交法の趣旨は「安全かつ円滑な交通の維持」ですから、自分がした違反がそれを阻害していないなら、違反が事実でも切符を切るほどの可罰的違法性はないだろ?というロジックに繋げるのです。

警官「道交法もそうですけど、道路のこういう風に標識立ってたりとか、きちんとここは通っちゃいけませんっていうルールがあるから、それを皆さんが守って、頂くような形であると思うんですよね。それが無いと、無法地帯になっちゃいますよ」

「それって例えば気に入らない奴の私物を隠したり、教官が気に入らない新人を虐め倒して退職に追い込んでる警察学校みたいな状態ってことですか?あなたも警官ならパワハラどころか明らかに傷害罪が成立するような暴行や、他人の私物を勝手に隠したり壊したりするような窃盗や器物損壊の現場を警察内で見てきたでしょう?それで実行犯を逮捕しましたか?検挙の御褒美にクオカードとかもらって、上司が部下の分まで奪ったら横領罪か窃盗罪が成立しますけど、部下が上司を検挙した事例とかありますか?市民の権利を侵害する前に、警察署内の無法地帯をどうにかしたらいいんじゃないですか?」とか言ってみましょう(笑)

私「だから理由があって、何らかのあのー、安全とかそういう合理的な理由があって、ルールを決めるじゃないですか。あ~、だから、何だろうなあ」

ここで後輩っぽい体格のいい方の警官が、指の関節をさりげなく鳴らしてきました。思わず笑ってしまいますが、実際の所こういう事するのってほんとにいやらしいと思います。私はスルーで続けました。

私「ルールを、どうやって決まったのかを、知ってます?」

警官「そこまで詳しくは分からないです」

警察が決めた交通規制を、東京都以外は3名くらいしかいない名ばかり公安委員が追認して決めてます。つまり、警察が決めて警察が取り締まってます!

私「…で、深く何か考えないで…」

警官「うん、ごめんなさい、そこは専門的な分野じゃないんで、申し訳ないけどそこは私の知識不足です。どういう経歴でそうなったのかって言われちゃうと、私も分からないです」

私「分からないで取り締まりを…大体合ってるだろみたいな感じで…、だってこうやって取り締まりをする事で、点数も加算されるし、お金も反則金として徴収してるワケだから」

警官「根本的な所で言って下さいね。そういう違反をされなければ、そういう事にはならない訳ですよ、それは分かりますよね?」

「じゃあお前は制限速度と追い付かれた車の義務を両方守って運転してるのかよ?追い付かれる度に譲らないと違反になるから、都市部だったらまるで前に進めないけど?守れ言うなら守れるレベルの規制にしろよ。到底守り切れない規制を警察が勝手に作っておいて、ルールを守れとかどの面下げて言うんだよ?結局はどのラインから取り締まるかは現場の警官が主観で決めてるだけだろ?法の下の平等が担保されてないんだから憲法違反。手続きに重大な瑕疵があったら被疑者の違法行為も問えなくなるよ?」と、言ったとして、まともに反論できる知性のある警官は交通課なんかにはいません。そういう輩はもっと上層部でもっと悪い事をやってます(笑)

私「じゃあ僕がした違反っていうのは、どれだけの重大性があるんですか? その点数と、反則金に充当する違反としてどういった合理的な理由が?」

警官「歩行者しか通ってはならない所を、バイクで通ったって事ですね」

私「歩行者しか通っちゃいけない?」

警官「まあ場合によっては自転車も通る事も出来ますけども」

私「え、原付だって通ってる事ない?」

警官「通っちゃダメです、違反になっちゃいますから、歩道は」

私「絶対ダメだって?」

警官「ダメですよ」

私「じゃあどうやって建物の中に入るんですか?」

警官「例えば歩いて押していけば、それは歩行者になりますから、それは問題ないですよ」

私「あー、じゃあいちいちエンジンを止めて…」

警官「そうですね」

便利なワードなので「可罰的違法性」という言葉は覚えておきましょう。また、歩道の向こう側にある敷地に入る場合は、歩道の手前で一時停止が必要ですがエンジンを切る必要なんかありません。押して歩けとかこの警官も相当レベルが低いですが「え?じゃあ警察署の前にも歩道があるけど、お前らはパトカーのエンジン切って押しながら歩道を通過してるの?」とか突っ込んでおきましょう。

そうすると「横断するだけならいいんだ」とか言い出しますので、「俺もそこの敷地に停める為に通過しようとしただけで、歩行者もいなかったんだからやはり可罰的違法性なくない?てかお前今もまたバレバレのウソついたし、そろそろウソつくのやめてくれない?この録画ファイルを監察室に送って、ついでに上司の管理責任を問うよ?」あたりが常道です。

私「それはじゃあ、何法の何条のなんとかとはあなた方は知らないけど、そうなってるって主張されるんですね? だから今取り締まりをしてると。はい分かりました」

警官「そうですね、で運転手さん、免許証を、ご提示お願いします」

私「(先ほど探したメモを見ながら)警察手帳規則第5条に基づき、まず警察手帳を提示して頂けますか?」

警官「あ、いいですよ。ただ撮影はダメです」

私「(同じくメモを見て)職務の執行にあたり、警察官、後宮護衛官、交通巡視員である事を示す必要がある時は、…あ、これは違うな、うーん」

警官「提示はしますけど撮影権は無いですよ」

私「ちょっと肖像権に関しては、ちょっと分からないな」

警官「それはあくまでも警察官の姿が…報道機関とかが撮影した時に警察官が映っちゃったっていうのなら分かりますけど、わざわざ警察手帳を提示して、それを撮影するって事はしてないですよ」

私「ん? んー、してないというか、そう決まってない?」

警官「そういう法律は無いです」

私「え、じゃあ私は今、こうやって取り締まりを」

警官「肖像権、この姿撮るのは別に構わないかも知れませんけど、ただ、手帳を出してそれを撮影するって事は無いです法律上」

私「なぜ?」

警官「分かります? 今提示したとしても、それをあなたが…お名前お聞きしてもよろしいですか? 何さんですか? 何さんとお呼びすればいいですか?」

私「うーん……~~(苗字)です」(記憶では何か言う事をためらって、大分長い事沈黙した気がしたのですが、後で映像を確認するとほんの2~3秒でした。すごい回転するんですね、非常時って(笑))

警官「~~さん?」

私「はい」

警官「~~さんに、手帳見せる事はしますけど、それを撮影するって事は、法律上ないですよ」

私「何で?」

警官「そういう法律がないからです」

私「そういう法律はないんですね?」

警官「無いですね」

私「分かりました、じゃあそれは後で調べときます」

警官「はい」

このやり取りも私にすれば驚きです。日本では「罪刑法定主義」と言って「やってはいけない事は全て法令に書いてある。法令に書いてない事は全てやっても構わない」という事になっています。警察手帳の「撮影権」なんて最初から存在しないし必要もないのです。法令で公務員の身分証の撮影が禁止されているのでなければ、誰でも撮影して構わないのです。

私「で、もし間違いがあったら審査請求させて頂きます」

警官「分かりました」

私「じゃあ私読み上げますので、お名前とあと警察手帳番号を」

警官「読み上げるとは? そこまでさせる必要が?」

私「いや、切符切られて、審査請求になった時に間違った事をしてたって分かったら責任をとってもらわないといけないので」

警官「切符の方に名前書きますよ、私たちの」

私「う~ん、それでいいのかな?」

警官「それで分かると思います。私は~~と申します」「私は~~です」

私「~~さん? ~~さん?」(二人の下の名前もちゃんと確認)

私「はい、分かりました」

警官「じゃあ申し訳ないんですけど、免許証ご提示お願いします」「免許証提示お願いします」

私「提示には応じるけど、違法行為はしてないから否認しますんで」

警官「それは結構です」

私「不当に告知書を交付するというのなら受理します。じゃあよろしくお願いします。免許は渡さないです」

警官「そのままでいいですから、提示し続けて下さい。私たちは書かないといけないので」

私「それも別に義務は無いですよね? 一度見せたんだから、義務は果たしてますよね? 切符作成の為に提示し続ける義務は無いですよね?」

警官「それは提示してない事になりますよ、申し訳ないすけど」

私「ではどうなります?」

警官「見えないですよ」

私「見えなくてどうなります? 僕は一度提示したので、提示した義務は果たしてると思います」

警官「さっき説明した通り、これから切符作成しますんで、きちんとこちらでお名前とか書かないといけないんですね。それにはきちんとした提示をして頂かないとこちらのほうも書けないですから。本来であればちょっとお借りして、こちらで切符を書いたりするんですけど。それができないっていうんであれば、提示だけで結構ですから」

私「そういう事をする義務があるっていうんであればやりますけど、じゃあその義務を教えて下さい」

警官「今言った通り、提示は、私たちが確認できるように提示して下さい。それができないっていうなら提示義務違反ですよ」

私「はい、今話を聞いてませんでしたね」

警官「ん、何ですか?」

私「根拠を教えて下さいと言ってるんです、法的な。僕が、告知書を交付するために、提示し続けなければならない義務があるという、法的根拠を教えて下さい。で、私仕事中なんでマジ速くして下さい」

警官「でしたら速く見せて下さい」

私「だから法的根拠を教えて下さいと言ってます」

警官「…………」手帳を調べだしました

警官が警察学校で習うテキストや、取締りのバイブル的に使っている「交通実務の手引き」には、警察にとって都合の良い情報しか載っていません。六法全書の内容を全て理解している者など、弁護士や裁判官ですらほとんどいないでしょうから、高卒でもなれる末端警察官の知識量はたかが知れたものです。

私「……だから上に言われたままやるなって、こんなことさぁ。ほんと何の生産性もないから(怒)だってもしその違反を俺がやってるとしてもさ、何がその取り締まりの対象になる案件なのか分からない」

警官「…………」

私「……もっと暴走族とか、大事故に繋がるような人を捕まえた方が良いっすよ、ほんとに…ムダ! ほんっとムダ!」

私「…ちなみに警告指導で済ます事もできるんですよ、司法警察官っていうのは。そういう権限になってるはずですよ」

ここで警告指導処分という選択肢があることを伝えたのは良かったです。もっと前半で出していればそれだけ早く決着がついたと思います。

警官「何に関する権限ですか?」

私「違反を見つけた時に、必ず告知書を交付しなければいけないんではなくて、警告指導で済ます事もできるんですよ、司法警察官っていうのは」

警官「うんうんうん」

私「それをしないのは分からないし、これぐらいさぁ、見逃しゃいいのにさ、切符が欲しいんですか? 交付金?自分たちの財源が欲しいからやってるっていうは、僕は結構長い事勉強したんですよ。だから、こういう事も(撮影)やってるワケ」

一人が離れて無線で連絡し始めています

私「聞く耳あるのか知らないけど、ほんとに市民の事考えてるんなら聞くはずなんですけどね」

一人は無線で離れて、もう一人も沈黙、一時休止状態に入りました(笑)

私「警告指導なら素直に聞きます」

警官「警告指導とは?」

私「こういう事をやっちゃいけませんよ、こういうルールになってるんで、お願いしますね、というのだったら、あ、はい、すいませんでした、ってこっちもなるんですけど、そこで告知書、点数、で罰金、罰金というのは任意ですけどね」

警官「反則金です」

私「反則金、みたいな話になるとこっちも抵抗せざるを得ないでしょ、って話っすよ…。で、前ねえ、何か一時停止線で?」

警官「はいはい」

私「止まらなかったとか言って、後ろからいきなり付いて来られてぇ」

警官「はいはいはい」

私「やられたんすよ、そっから僕もう勉強して、ほんと何これ異常!って思って、この状況」

警官「うん」

私「ほんとそこから勉強して…」

警官「なるほどそれで、(さっき探して出したメモを指し)こちらのメモがあるという訳ですね?」

私「そうそうそう、僕もあんま興味ない事って頭に入ってこないから、こうやって(笑)、書いて覚えてるんですけど、覚えられない、そんな細かいのはね」

警官「勉強しないと、確かに分からないですよね」

私「そうそう、分からないっす。…………もうほんっと、警告指導でお願いしますよ。はぁ~あ。否認したとしても点数は付けられちゃうんですよね」

警官「点数が付けられてぇ」

私「不起訴になっても、点数は、これもおかしなシステムになってるんですけど、勉強したんですけど、点数はもう付けられちゃって、長い長い起訴で(??)…日本の一審有罪率が99%とかいう訳の分からない、カルト国家らしいんですけど、行政起訴とかやっても、必ず、被告側?って言うんですか? これは不当だーって言った方が負けるシステムになってるとか、ほんと日本ヤバいすね」

警官「うん…」

私「…………はあ、長い。…何さんでしたっけ?」

警官「私~~です」

私「~~さん? ~~、~~さん(フルネーム)でしたね?」

警官「はい」

私「警告指導でお願いします」

警官「……全部ねえ、警告指導でやったってねえ」

私「今、僕の気持ちを受け止める気があるのかはちょっと、僕には分からないんですが、とても疑問なんですが、警察学校を卒業した方々の、何かこう、どういう環境にいた方々がねぇ、こっちの話を聞いちゃいけないみたいな、頭から考えてるかも知れないから、だから今ほんと、…疑ってるんですけど、…警告指導でいいじゃないスか、こんなの。…で、警察さんももうちょっとねえ、上の言われた事にほいほい従うんじゃなくて、人から金取る訳だからさぁ、もっと、よく考えてやらないと、ダメよ。これマジな話。って思わないスか?何も感じないすか?」

警官「もちろん、まあね、点数だけで、人生狂わせる事って、もちろんありますよ」

私「そうそう。特にドライバーさんなんてそうじゃないすか一番。生活に直結してる」

警官「うん、ドライバーさんねぇ。うんうん」

私「そういう人達を、こう見逃すとか、できるんすよ別に。見逃すって言うか、警告指導っていう、ちゃんと法に乗っ取ったね、形でやる事もできるのに、何故か…」

警官個人の感情に訴えるやり方でこの部分は感心しました。私はロジックと揚げ足取りで対応してしまうことが多いので、こういう方法もあるのだなと勉強になりました。

ここで離れてたもう一人が戻ってきました

警官「道交法の67条」

私「なぜやらないんだ?」

警官「67条に、提示義務が載ってる」

私「…提示はしたんですけどね、俺は」

警官「提示は、先ほど言った通り、きちんと見せて頂いて、読み取れるような形で、じゃないと提示にならないんですよ」

私「それは……法の文書をちょっと教えて頂けます?」

警官「え?」

私「法の文書をそのまま教えて下さい」

警官「(無線で相手に)法の文書をそのまま教えて下さいって言ってるんですけど…。…警察官は車両等の、」

私「はい」

警官「運転者が、」

私「はい」

警官「第64条?…第、一項、はい、一項の二項(??)、第一項と、第65条、第一項、第66条、第72条の、4。はい?
…第71条の4、はい。第3項から、第6号まで、または、第85条、第5項から、第7項、(第2項を除く)、までに、あるの規定に、違反して、車両等を運転していると、認める時は、同該車両を停止させ、及び、同該車両等の、運転者に対し、第92条、第一項の、運転免許証、または、第107条の二の、国際運転免許証、もしくは外国運転免許証、の提示を求める事ができる。…という内容なんですけど」

私「え…提示はしましたが」

警官「提示というのは、先ほども申し立てたように、警察官の方に提示して頂いて、警察官が確認できる状況じゃないと、ダメです」

道交法67条は4項までありますが、違反に関する提示義務について書かれているのは主に1~2項です。

第六十七条 警察官は、車両等の運転者が第六十四条第一項、第六十五条第一項、第六十六条、第七十一条の四第三項から第六項まで又は第八十五条第五項から第七項(第二号を除く。)までの規定に違反して車両等を運転していると認めるときは、当該車両等を停止させ、及び当該車両等の運転者に対し、第九十二条第一項の運転免許証又は第百七条の二の国際運転免許証若しくは外国運転免許証の提示を求めることができる。
2 前項に定めるもののほか、警察官は、車両等の運転者が車両等の運転に関しこの法律(第六十四条第一項、第六十五条第一項、第六十六条、第七十一条の四第三項から第六項まで及び第八十五条第五項から第七項(第二号を除く。)までを除く。)若しくはこの法律に基づく命令の規定若しくはこの法律の規定に基づく処分に違反し、又は車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊(以下「交通事故」という。)を起こした場合において、当該車両等の運転者に引き続き当該車両等を運転させることができるかどうかを確認するため必要があると認めるときは、当該車両等の運転者に対し、第九十二条第一項の運転免許証又は第百七条の二の国際運転免許証若しくは外国運転免許証の提示を求めることができる。
やはりどこにも「告知書作成の為に必要がある時は」とは書かれていません。仮に違反を警官が認めても「引き続き当該車両等を運転させることができるかどうかを確認するため」でしか免許証の提示は求められないのです。
では、「運転させるかどうかを確認する」とはどういうことなのかと言えば、第1項に書かれているような飲酒運転・無免許運転・過労運転・大型無資格運転ではないことを確認することです。無免許ではないことを免許証で確認し、飲酒運転の疑いが無いなら、運転資格がある者に運転するなとは警察は言えないのですから、切符処理の為に見せ続ける義務などどこにもありません。

私「だから確認して頂いたと思うんですけど」

警官「そのまま提示してもらっていいですか? そのまま」

私「だからそれをやる、義務は何ですかと聞いてるんです。僕は」

警官「その提示し続ける義務は何ですか?と聞いてます(無線相手に)」

私「……」

警官「…警察官が確認できてないからです」

私「確認はしましたよ」

警官「確認できてません。先ほども言った通り、見せてるだけじゃ、提示にならないです」

私「ちなみにその法律っていうのは、身分を証明するっていう意味の法律なんじゃないですか?」

警官「身分を証明するっていうではないです。提示って言ってるじゃないですか」

私「じゃあ告知書を発行する為の法律があるんですか?」

警官「告知書を発行する為の法律があるとかじゃなくて、提示の話です。提示をするのは、警察官に対して提示をするのは、義務ですから、きちんと提示っていうのは、きちんと警察官の方にきちんと、読み取れないと、提示にならないです。分かります?こちらの方で今、名前も住所も確認できてません。それを書きますんで、そのまま提示してもらっていいですか? そんな早く書けませんから」

まあ、多くの場合はこういうやり取りになってしまいますから、提示する際には免許証を見せながら「名前は〇〇です。住所は○○県××市△△町〇ー〇ー〇ですね。顔写真から間違いなく本人だとわかりますね?では、居所氏名不明ではもうなくなりました。免許証番号は〇〇〇〇で、普通自動車(あるいは二輪や大型)の免許資格があり、有効期限も〇〇年の×月までなので無免許運転の疑いはありませんね。これで提示義務は果たしましたのでよろしいですね?え?確認出来なかった?指差しながら読み上げたのに確認出来ない人が、一体何の違反を見たと言うのですか?」と言いながら免許証をしまうのが良いです。

私「だからぁ、告知書を書くために、僕が提示し続けなければいけない?」

警官「だったらこっちでちょっとお預かりして良いです?」

私「嫌です」

警官「きちんとこちらで確認できないと提示にはならないですよ。提示しないんですね? 提示しないんですね?」

私「しましたけど」

警官「提示しないんで、ちょっと、考えますんでこっちで」

ここで警官が一人離れ、無線で提示しないって言ってますと言い始めました。

私「(カメラに向かって)えー、今私は提示をしているというのに、提示をしていないという風に、勝手におっしゃっています。これは不当…不当逮捕の予感がします」

私「(少しして戻ってきた警官に向かって)…ちょっと私には、あなたが、告知書を書くために提示し続けなければいけない、し続けて下さいっていう、事の、根拠となる法律を今電話で確認して?僕に教えて下さったんだと思うんですけど、ちょっとそれの意味が、僕にはちょっと理解できなかったんですけど」

警官「だから先ほど言った通り、提示する義務が、その法律に乗っ取ってあるんですね。意味とかじゃなくて」

私「提示はしたんですけど」

警官「提示じゃないです、それじゃあ」

私「これじゃあ提示じゃないとおっしゃる」

警官「警察官の方できちんと確認して、きちんとこちらの方でメモを取れるぐらいのレベルであるんだったら分かりますけども、ただ掲げてるだけですそれじゃ。提示じゃないです」

ここでの返し方は「じゃあさっきの警察手帳の呈示もメモを取れるレベルではなかったので呈示しなかったということですか?警察手帳規則に基づいて呈示を求めたのに、あなたは不法に呈示を拒否したと認めるわけですね?」です。

私「と、おっしゃる訳ですね」

警官「そうです」

私「分かりました。それもあとで調べますので」

警官「はい。で、ええとー、これ何回も、私提示して下さい提示して下さいって言ってるんですけど…」

これはあまり良い流れではありません。複数回提示を求めたのに被疑者が拒否したと主張されると居所氏名不明での逮捕要件を満たしてしまいます。今回は録画対応していたので避けられましたが、録画も万能ではなく、逮捕されてしまったらスマホも没収されて勝手にデータを消されても事実は闇の中です。

私「私は、何故なんですかって…」

警官「提示しないってんであれば、申し訳ないですけど、先ほども言った通り…」

私「(カメラに向かって)警察官がこちらの言ってる事を全く聞いてくれませーん!」

警官「先ほどから言ってるんですけど」

私「私も説明してるんですけど」

警官「説明してるんですけど」

私「私も説明してるんです」

警官「何ですか?」

私「だからぁ、あー、何だっけ?」

警官「先ほどから説明してるんですけど、」

私「それはちょっと分からないんですね、私。おっしゃった話で、だから、何だろう、交通違反の取り締まりで、違反を現認したら、被疑者は?
こっち側は、これを提示し続けなければいけない、告知書を書くために、見せ続けなければいけない的な?
そういう法律がちゃんとあるって分かれば、私もやるんですけど」

警官「今言ったのが提示ですよ。今言ったのが法律ですよ」

私「だから要するに、ええと、(名前)何て言いましたっけ?」

警官「私~~です」

私「~~さんは、そういう法律があるので、提示をし続けなければならないとおっしゃる訳ですね。分かりました。じゃあしますんで。で、それはあとで調べさせて頂きます、はい。っていう話なんです。っていう話なんです!あとはこちらでやりますが、そういう話に何でするんですか? 訳が分からない」

…私が書かせるために提示し続けているので、警官がメモの用意をしています。

私「…じゃあ法律に乗っ取って、正当な行為だとおっしゃるので、提示をさせて頂きます」

警官「そうですね」

私「提示をし続けさせて頂きます(怒)告知書を書くために。…………え、何やってんの? 速くしてよ」

警官「んー、今ね、間違えないようにお調べしますんで」

手帳?の裏側にある法律集を参照し始める警官たち。また、相手の電話がなったりする。

私「……………………あのー、~~さん」

警官「はい」

私「ちなみにあの、あなたは、警告指導で済ます事もできるんですけど」

警官「んー、できない…レベルですね」

私「いや、そういう話じゃなく、あー、まあいいや、できないレベル? あーそうなんすね、はいはい。……ちなみにそれの理由というのは? どういった理由ですか?」

警官「理由っていうのは、歩道通行し過ぎですね、いくら何でも。歩道通行し過ぎ、んー、まあ」

私「し過ぎ! 何メートル僕は歩道通行しましたか?」

警官「それは…ああ…こちらの方で後できちんと書きますんで」

私「……うわ。……うわ。……ちなみに客観証拠はない訳ですよね」

警官「ですから先ほど言った通り警察官の現認が、証拠になりますんで、否認されるんだったらそれで結構ですから。…………~~くん!? …(電話受けに)行っちゃったな」

今回の案件が警告指導で済んだのは、この「何メートル通行したか?」と確認した事だと思います。当然警官は正確には覚えていませんし、測らなければわからないことですから、その場では答えられません。そして、その「現場では答えられなかったことを録画された」のは警察にとってはマズいのです。後で捜査報告書等を作る時には、テキトーに巻き尺で測って「歩道を12.5mに渡って通行し…」みたいに証拠を捏造するのですが、現場では答えに窮したシーンを録画されていると「現場では答えられなかったのに、後で測って数値をでっち上げた」と主張されると苦しいからです。

私「……あの~、カメラに撮られてるからってそんな遅くなるんじゃあ、いつもからちゃんと正しい事してないって事じゃないすか。決められた事を」

警官「…ちゃいますよ、最初提示しなかったんで、その件で交通の専門の所にちょっと電話させてもらってます」

免許情報をメモする警官

警官「ご生年月日がちょっと見えにくい…あ、ありがとうございます」

私「いえいえ…」

警官「ご住所はこのままでよろしいですか?」

私「ああ、住所は一番後ろ…一番後ろの一番下です」

その後少しして寒いので貧乏ゆすりで見えにくかったりして指摘されてああ、はいみたいな事をして…裏をかき終わって表にしてと言われてそうしたり…警官が無線で何かやり取りしたり…

私「長いねぇ! 長いねぇ! なぜ!? なんでこんなかかるの?」(メモ取り始めてから3分経過して)

警官「……はい、結構です、ありがとうございます」

私「はい…」

ここで離れていた警官はすでに戻ってきていたのですが、何かその人に呼ばれて勝手に二人ですっと離れて行きました(笑)免許証情報は取ったから逃げられても大丈夫とマニュアルで教えられているのでしょうか?

ついでに言えば、一人が無線で確認する為離れていた際に、もう一人がこちらの話を聞く雰囲気を出してたのも、やり口であろうと思います。何でもいいから話を合わせろとでも教わっているのでしょう。

そして戻ってきた警官二人

警官「うちの方も、今回、こんな暗いですから、距離の方が、ちょっと曖昧な所が出たんですね。それで、それだと、はっきりしませんから、あの、そちらに不利益が講じてしまうんで、今回は申し訳ないんですけど、今更かも知れないんですけども、警告という形にさせて頂きますんで」

やはり「正確に距離を答えられなかった」のが勝因ですね。これは追尾計測による速度超過の否認でも使えるパターンです。思えば初めて私が警告指導に切り替わる瞬間を経験した時も、「実際にどこからどこまで何メートル追尾したのか?」と発言した時でした。

私「…ありがたいです」

警官「ええ。それで納得してもらってよろしいですか?」

私「ああ、全然します」

警官「はい、じゃあ申し訳ないんですけども、今後ちょっとやっぱりこういう事で、もっとね、現認が良くてね、距離がもっと長いとか、しっかりしたものであれば、あの切られても仕方ないという事は、」

私「え? もう一回お願いします」

警官「告知されてもおかしくないって事は…」

私「その前、その前、その前を…」

警官「あのー、例えば何ですけど、これ以上距離が長く走った場合で、しっかりとこちらも更にきちっと見てた場合、明るい場所でね。であれば、切符の方告知されても仕方ない状態になりますから、そうならないように、歩道は、バイクで走らないようお願いします」

私「分かりました」

警官「よろしいですかね?」

私「あ、いちおー私、否認してる立場なので、やってないとは、言っておきますが、あのー、おっしゃってる事は、よく分かりました」

警官「はい、ただ私達の方も、こう見てもらえば分かるように暗いんで、ちょっとはっきりとしない所があるんで、今回は、申し訳ないんですけど、ちょっと、警告にさせて頂きますんで」

私「ありがたい」

警官「じゃ、ちょっと寒い中、申し訳なかったです。長時間かけて、ええ」

私「はい。…あー、ありがとうございます」

警官「いえ、じゃ、お気をつけて」

私「あの、いつもそういう、何て言うの、融通というか?あのほんと、何かすごい僕がねぇ、調子乗って歩道をぶんぶんブンブンやってたら、それはやられてもしょうがないと全然思うんすけど、この程度の事で、融通効かしてくれるんだったら、まあ警察さんにね、ちょっと僕も、理解できますし、理解示す事もできるんで。今はもう完全に僕、敵だと認識してましたから。敵、あの、警察っていうのは。調べたら」

警官「私たちも、色々確認した上で、こういう回答しましたので、申し訳ないですけども、あの、よろしくお願い致します」

私「分かりました」

警官「では、すみません。お時間取らしちゃって、申し訳なかったです」「気を付けて、寒いんで」

私「寒いです、はい」

録画はここで切りました。警官に止められてから解放されるまで全部で40分程度の戦いでした。

しかし私はここで、このサイトで学んだ財源の為の取り締まりだという事を、良かったら教えましょうか?と去ろうとする警官の一人に言ってしまいました(笑)

しかし相手が聞きたそうにはしなかったので、初めにまず予算を決めて、それに基づいて所轄毎に努力目標を立て取り締まる、事故が少ない県は交付金額が減る、といった事を軽く伝えて、市民としては勉強して欲しいです、と言って自分も去りました。聞かされた警官は、そういう事はそのうち私は分かると思いますとか言ってました。

現場の警官にしてみれば「薄々気付いてはいるが知りたくはない不都合な真実」でしょうね。交通違反の取締りは末端警官にとっては結構な苦行です。良心を捨てたカルト信者なら喜々としてやるかもしれませんが、危険でもない違反を検挙し、被疑者からは不満を持たれて恨みがましい視線を向けられ、相手が職業ドライバーなら相手の人生を壊してしまうこともある訳ですから、少しでも良心が残っている警官なら心が痛みます。

自分が長い時間と労力をかけてやっている仕事が、市民の役に立たないどころか害悪でしかなく、しかもそれには予算があって集金目的で反則行為ばかりを取り締まっているだなんて、気付いていてもちゃんと認識はしたくないことでしょう。

この点に関しては現場の警官を責められません。我々だって、フクイチの原発には今も建屋に穴が開いたままで、収束どころか毎時1000万ベクレルの放射性物質が今も漏れ続けているという不都合な真実には目を背けている人が多いでしょう。あるいはユニクロ等で購入する安価な服は、ベトナムなどで人権を無視した低賃金労働によって提供されていて、その工場で働く人々も我々と同じ人間なのだということからも目を背けていますよね…

諸悪の根源は交通反則通告制度というシステム、あるいは新自由主義という名の行き過ぎた資本主義システムです。我々が支配者層に人生を翻弄される奴隷に過ぎないのと同じように、警官もまた奴隷に過ぎないのです。

だからと言って、上級奴隷が下級奴隷をイジメている現状は許せません。免許を持っているのだから、安全かつ円滑な交通の維持さえ阻害していないなら、切符切って人の人生を狂わすんじゃねぇよ。私がこのサイトを続けている理由の一つです。

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