[ミスリード]出頭要請に応じず反則金未納 交通違反者524人逮捕[印象操作]

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最近本業が忙しくてなかなか記事が書けないのですが、今日職場で数名の同僚から「反則金未納で逮捕って報道されてるけどどうなってるの?」と聞かれました。このサイトをやっている事を知っている同僚も多いので、道交法絡みの話になるとよく聞かれます(笑)

もちろん私は

取締り110番
よくあるマスゴミによるミスリード報道じゃないですか?逮捕されたのは時効近くまで検察か警察の交通執行係からの出頭要請を無視した人だけで、反則金を払いたくなければ出頭して否認すれば逮捕なんかされませんよ

と答えたのですが、同僚の何名かは「でも反則金未払いで逮捕って言ってたよ?」と半信半疑でした。

このサイトをちゃんと読めば誰でもわかる話なのですから、車やバイクを運転するなら取締り110番くらいちゃんと読んどけって思いますね(笑)

で、彼らが見たのは以下のニュースのTV報道のようです。

出頭要請に応じず反則金未納 交通違反者524人逮捕

http://archive.is/M0JJq(魚拓)

 交通違反をしたのに反則金を納めなかったり出頭に応じない違反者561人に対して警視庁が逮捕状を取って捜査していた事件で、524人が逮捕されたことが分かりました。

29日までに逮捕されたのは、都内でスピード違反や信号無視などの交通違反をした男女524人です。警視庁は再三の出頭要請にも応じず、反則金を納めないなどの悪質な違反者で時効が迫ったものを対象に今月から逮捕状を取って捜査してきました。524人が払った罰金は合わせて665万円に上るということです。一方、「ニュースで逮捕状が出たのを知った」と言って出頭した11人は逮捕されませんでした。都内で出頭要請に応じない人がまだ600人近くいて、警視庁は出頭に応じなければ逮捕する方針です。

落ち着いて読めば中学生でもわかるレベルのミスリード報道です。何しろ、強調した2ヶ所の部分だけでも違う内容が書かれていて矛盾しています。こういうのを自家撞着と言うのですが…

まずは前半部分を見てみましょう。

交通違反をしたのに反則金を納めなかったり出頭に応じない違反者561人に対して警視庁が逮捕状を取って捜査していた事件で、524人が逮捕されたことが分かりました。

交通違反をしていないのに誤認や言いがかりで検挙された人もいるでしょうに、勝手に交通違反をした事にしているのはおかしいという点はさておき、「反則金を納めなかったり出頭に応じない違反者」という日本語は、次の内容を意味します。

A: 反則金を納めなかった違反者

または

B: 出頭に応じない違反者

このどちらかの条件を満たしていれば「反則金を納めなかったり出頭に応じない違反者」という和集合に含まれるとしか読めない日本語です。

ところが、報道の後半では違う事を言っています。

警視庁は再三の出頭要請にも応じず、反則金を納めないなどの悪質な違反者で時効が迫ったものを対象に今月から逮捕状を取って捜査してきました。

この日本語が指すものは、以下の条件の積集合(共通部分)です。

A: 再三の出頭要請に応じない者

B: 反則金を納めない者

C: 時効が迫った者

逮捕されたのは真ん中の黒い部分の人だけ!

交通反則通告制度、通称「反則金制度」とは、本来は道路交通法という特別刑法に違反した被疑者に対して「反則金を払えば刑事処分には乗せずにカネで許してやるからジャンジャン払えよ~」という公的賄賂システムの事です。

他の刑法犯罪と同じく、検挙に納得がいかずに否認したり、違反自体は認めるとしても量刑を争いたいなら反則金を支払わずに刑事処分で争う権利が国民にはあります。

で、実際に否認してみると青切符は99.9%以上が不起訴になるのですが、マスゴミは絶対にそんなことは報道しません。海外メディアや独立系の報道メディアは真実を報道することもありますが、日本の御用メディアは権力者の為に国民を洗脳するためだけに存在していますから、まともな報道をすることなど滅多にありません。

反則金を納めたら刑事処分は行われないのですから逮捕は不可能です。よって、Bに該当しなければ逮捕されないのは当たり前です。

反則金を納めなければ半年~1年後に区検または区検併設の「交通執行係」みたいな警察の部署から出頭要請が来ます。これに応じて1回だけ出頭して否認すれば不起訴で終了です。

ところが世間には稀に、反則金を納めていないのに出頭要請も無視する無知な人々が存在します。せっかく犯罪捜査規範219条に以下の規定があり、交通違反ごときではまず逮捕されないようなシステムになっているのに、わざわざ不出頭を貫いて警察に逮捕事由を与えてしまう無知蒙昧な人々の事です。

第219条

交通法令違反事件の捜査を行うに当たつては、事案の特性にかんがみ、犯罪事実を現認した場合であつても、逃亡その他の特別の事情がある場合のほか、被疑者の逮捕を行わないようにしなければならない。

ちゃんと書いてあるじゃないですか。「逃亡その他の特別の事情がある場合以外は逮捕しちゃダメ」って…

その他の特別の事情というのは、免許証を提示せずに居所氏名不明であると判断されたような場合、あるいは時効が迫っていてこのままだと罪に問えなくなるような場合の事です。逃亡せずに免許証を見せているなら逮捕は出来ないのです。

ところが、不出頭を繰り返してしまうと「逃亡の恐れがある」という言い訳を警察に与えてしまいます。

それでも自宅で暮らしているならそうそう「逃亡の恐れがある」とは言えませんから、Aに該当しても大半は逮捕されません。

で、残るはCの「時効が迫っている」です。

ほとんどの道交法違反の公訴時効は3年間ですから、たまに警察が見せしめ的に逮捕しているのは、どれも検挙から2年以上が経過し、このままだと時効が成立してしまう人々ばかりです。

検挙から2年もあったなら、一度でいいからネットで調べておいてこのサイトを読んでおけば助かったのですが、無知な人々とは自分が無知であることも知らない人々の事ですから、ネットで調べる程度の事もしていなかったのでしょう。

こういう無知な人を上手く利用して、「反則金を納めないと逮捕される可能性がある」という誤った印象を人々に植え込むのがマスゴミのお仕事というワケです。少なくとも大手メディアには本当の意味でのジャーナリストなど存在しません。本物のジャーナリストは独立系メディアにしか居場所がないのが悲しい日本の惨状なのです。

本当はA~Cの積集合の人しか逮捕されていないのに、冒頭ではまるで「反則金を納めない」∪「出頭要請に応じない」の和集合に含まれていれば逮捕されるリスクがあるかのように誤解させるような報道をして、警察にイチャモンを付けられたらすぐにカネを払えと言っているのですから、テレ朝が左翼的だなんてトンでもありません。ちゃんと警察という国家権力に阿り、体制維持の為に尽力している立派な御用メディアではないですか!

割とメジャーなメディアの中で、まともな報道をしているのは日刊ゲンダイと東京新聞の一部くらいなもので、ほとんどのメディアには嘘や誘導が含まれています。

嘘を見抜く眼力を鍛えておかないと体はおろか心まで奴隷のままになってしまいます。気を付けましょう。

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コメント

  1. アラフィフ より:

    https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2001.htm

    神奈川県警察は
    「長期間反則金を納めないでいると、逮捕されることもあります。」
    と、明らかなミスリードをしています!!

    交通反則通告センターが免許センター内に移りましたが、
    「青キップを受けた人」の説明内容に変更はありませんでした。

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