横断歩行者等妨害違反という名のカルト条文[冤罪の宝庫]

Twitterでこんなのを見つけました。

信号機のない交差点の横断歩道付近で、十分徐行して渡ろうとした歩行者には進路を譲ったものの、立ち止まってなかなか渡ろうとしない女性より先に横断歩道を通過したら、その先で待ち構えていた警官に止められて切符を切られたという事件ですね。

正確な場所はわかりませんが、県民の警察信頼度ワースト1の神奈川県警のようです…

このツイートに対するコメントを見ると、「これは酷い」「警察はおかしい」というまともな意見と「一時停止していないから違反だ」「止まって先に行かせるべきだった」という思考停止したアホな意見が対立していますが、そもそも横断歩行者等妨害という違反項目がおかしいという意見は見られません。

交通弱者の保護という観点から、事故発生時により大きくより重い車両側の過失責任を大とする判例が多いのですが、本当はそれ自体がおかしな事だと気付ける人が日本では少ないのです。

以前記事にもしたのですが、不幸な交通事故を本気で減らしたいのであれば、事故発生時の過失割合を実態に合わせて変更すべきなのです。

人身事故にせよ物損事故にせよ、交通事故は必ず誰かを不幸にします。現実的には事故ゼロとはいかないでしょうが、事故が少なくて困る事はありません。事故が多い県ほど...

夜間に路上で人が寝てたら10:0で車が悪いとか…

夜間に泥酔して車道上で寝ている自殺志願者を轢いてしまったら、10:0で車が悪いそうです。誰がどう考えても歩行者側の過失が100%で、百歩譲っても1:9くらいでないとおかしいパターンです。

警察の交通安全の標語では「気を付けろ。車は急に止まれない!」というような真っ当な事を唱える事もありますが、まさにその通りで、車は急には止まれないのです。

時速40kmでも停止距離は22m時速20kmでも9mは必要だそうです

歩行者側の停止距離はどの程度でしょうか?誰がどう考えても1mもあれば止まれますよね?

  • 車に気付いたら1mで止まれる歩行者
  • 20km/hで走っていても9mは必要な自動車

譲るべきはどちらでしょうか?私は歩行者側だと思いますし、自分が歩行者として移動している時も、信号機のない横断歩道なら車の流れが切れるタイミングまで待ってから渡っています。

ところが、警察が勝手に作った横断歩行者等妨害という異常な法令によって、歩行者や自転車が過度に守られ過ぎている。それがいけないのです。

「そんなことを言ったら交通量の多い通りでは歩行者が渡れないではないか!」とアホな説を唱える人もいますが、年間600億円前後も信号機等を設置するための交通安全対策特別交付金を配っているのですから、しばらく待っても渡れないような場所には信号機を付けろというだけのお話なのです。

それでも横断歩道上で事故が起きたら、7:3くらいで車の過失割合を大としても構わないとは思いますが、まともな国なら無条件に歩行者が優先ではなく、右(左)を見て車が来てなかったら渡れという指示を出しているものなのです。

これはイギリスの横断歩道です

日本では一事が万事このような不合理なルールが罷り通っています。

結果として道交法は遵守が不可能な状態になっており、警察の一存でいつでも誰でも検挙出来る恐怖独裁国家と同じ状況に陥っているのですが、その結果として思考停止してしまって自分の頭でどうしたら社会がマシになるかを考えられないカルト信者ばかりになってしまっています。

違反しなければいいですって?そんなおかしな発想をしてしまう時点で、道交法を理解していない事がバレバレなのです。道交法を遵守していたら交通量の多い場所など運転できないのですから。

交通違反に対する警察の理不尽な取締りの実態について語る時、必ず出てくる警察擁護派の主張は「そもそも交通違反をしなければよい」という嘘デマです。道交法遵守は不...

無検挙=無違反ではありません。警察車両も含めて道交法を遵守している車両など日本に一台も存在しません。

たまたま自分が捕まっていないというだけで、「追い付かれた車の義務」も守らずに右側車線を低速走行し、先を急ぐドライバーが譲ってくれと意思表示しただけで「煽られた!」と騒ぐおかしな国家、それが日本です。

石橋被告のような頭がおかしい者にまで免許を与えている事の方が問題ですし、あの事件の問題は煽った事ではなく、譲っているのに前に回り込んで高速道路上で車を停止させ、車外に降ろして事故に遭わせた事であったハズです。

過度の煽り運転を検挙するのは構いませんが、ならば譲らない方も検挙しなければ片手落ちなのです。1車線道路ならともかく、2車線以上の道路では追い付かれたら左車線に寄って追い抜かせろと法令には書いてあるのですから。

横断歩行者等妨害違反は冤罪の宝庫であり、余程気を付けていないと狙われたらやられます。対処法をしっかりと学び、このような被害に遭わないよう十分気を付けましょう。

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