[気象操作]平和目的なら何をしても許されるのか?[台風5号と11号]

出張続きで更新が途絶えてしまいました。

ようやく東京に戻ってきたかと思えば、不思議な不思議な台風5号のお陰で奄美大島あたりでは「50年に1度の大雨」だそうで。

ところで、世の中にはABCDE兵器と呼ばれる物があります。

  • A:Atomic 核兵器
  • B:Biological 生物兵器
  • C:Chemical 化学兵器
  • D:Digital デジタル兵器
  • E:Environmental Modification Techniques , Earthquake 気象改変・地震兵器

311以降はこれにF兵器(Food 食べて応援)が追加されたとされる見方もありますが、まあ、そうなんでしょう。

ABC兵器あたりまでは原因と結果の因果関係がわかりやすいので理解している方が多いですが、DEF兵器あたりになると「まさかそんな事をする訳がない」という洗脳フィルターが働いて俄かには信じられないようです。

もちろん、あらゆる情報には発信者の誘導が入っていますから、俄かには信じない方が良いのですが、だったらTVや新聞に書いてある事もすぐには信じない癖を身に付けた方が良いでしょう。

偏見を捨てた上で台風5号のこれまでの進路を見てみましょう。

1回転して西南に進むとか、偏西風の存在を考えた時にどう説明するのでしょうか?

もっと南方で発生した台風が貿易風(東風)に乗って北西方向に進むのはまだわかりますが、こんな進路は意図的に何か操作を加えない限りは自然には発生しないように思えます。

人工地震や気象改変兵器は、もう何十年も前に実用化された古い技術です。

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「気象操作 1947年 気象庁」の画像検索結果

ちなみにハリケーンの進路や威力をコントロールする技術の特許が既に米国で取られているという話もあります。

この手の技術は軍事兵器として実用化され、それが10年から20年のタイムラグを経て民間利用されるという歴史を繰り返してきています。

みなさんがこの記事を読んでいるかもしれないスマホに搭載されているであろうGPSだって、元を正せば1963年の米空軍の「プロジェクト(Project)621B」から始まり、1989年に人工衛星を打ち上げ、1993年にGPSの運用を正式発表しています。

正式発表する前から空軍や海軍では使っていたに決まっていますよね?

気象操作にしても、気象研究所研究開発課題評価報告とやらに、以下のような形で載せられると、特に違和感を感じない人々が、「台風5号の進路は操作されてるでしょ!」と言われるとその可能性すら検討せずに否定しようとするのは不思議な現象です。

気象研究所研究開発課題評価報告

(副課題1)意図的気象改変に関する研究
国連は2025年までに世界の2/3の人口が水不足に直面すると指摘している。日本でも人口集中域では潜在的な水不足の状態にある。現在、約四十カ国で、100件以上の人工降雨プロジェクトが実施されているが、その大半は社会事業的要請によるもので、その効果の検証や最適シーディング法の開発などが不十分なまま継続されている。

地球温暖化が進むと、少雨・渇水や豪雨・洪水などの異常気象が頻発することも指摘されており、安定的水資源確保や即効的渇水対策のための人工降雨・降雪の可能性を総合的・定量的に評価するとともに人工降雨・降雪技術を早急に確立する必要がある。

現時点でも世界の約40ヶ国で、100件以上の人工降雨プロジェクトが実施されているなんて知っていましたか?

人工降雨は可能で、台風の進路操作が無理だと考える根拠は何でしょうか?

1976年に「環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約」が締結されていますが、

「敵対的使用」が禁止されているだけで、「平和利用」ならOKという解釈なのではないでしょうか?

例えば、日本では非核三原則によって核兵器の保有や製作が出来ませんが、「原子力技術の平和利用」という建前で原発を建てまくってきたわけです。「原子力」なんて呼んだところで、AtomicもNuclearも要するに「核」であり、原子力発電所は「核施設」です。

水不足を解消するという「平和目的」なら、台風の進路を操作しても条約違反にはならないのでしょうし、そもそも日本はいまだに国連の敵国条項から外れていませんから、日本が戦争の準備をしていると判断されれば、日本に対して先制攻撃を加えても国連憲章違反にはなりません。

そんな訳で、日本では頻繁に「1000年に1度の大地震」とか「50年に1度の大雨」とかが起こるのではないでしょうか?

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