米国人男性「警察の違法捜査を受け、PTSDが悪化」慰謝料求め、東京都を提訴[見習うべき]

米国政府は二ホン以上に大企業と国際資本家(大銀行など)に牛耳られている非人道的な政府ですが、米国でも不正選挙ばかりですので国民は悪くありません。さて、そんな無辜の米国人を二ホンの警察が虐めたようですが、そこはさすがは訴訟社会で育った米国人。ちゃんと「不当な扱いを受けたから補償しろ!」と訴えているようです。

米国人男性「警察の違法捜査を受け、PTSDが悪化」慰謝料求め、東京都を提訴

ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160623-00004817-bengocom-soci

魚拓:http://archive.is/fY4kN

警察から違法な職務質問や捜索を受けたことで、名誉を傷つけられたうえ、当時患っていたPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が悪化したなどとして、アメリカ国籍の40代男性が6月23日、東京都を相手取って、慰謝料200万円と謝罪文の交付を求める訴訟を東京地裁に起こした。

●許可してないのに車の助手席ドアを開けられた

訴状などによると、原告の男性は都内で、日本人の妻と子どもと暮らしている。2015年3月、在留資格更新のために池袋で車を運転していたところ、警視庁池袋署の警察官が「なんで外人がこの車を運転するの?」などと、何の嫌疑もないにもかかわらず、職務質問をしてきたという。

警察官はさらに、男性の許可がないにもかかわらず、助手席のドアを開けて、グローブボックス(小物入れ)を調べるなど、プライバシーを侵害するかたちで車内を捜索。その後、男性を池袋署に同行して、約3.5時間にわたって取り調べたうえ、謝罪文を書かせたという。

男性は当時PTSDを患っていたが、一連の捜査を受けて、その症状が悪化したそうだ。

●「今でも警察はこわい」

男性は提訴後、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開き、「とてもこわかった」と捜査を受けた当時の心境を振り返った。「日本の運転免許も持っていたし、スピードも出していなかった。なぜ警察は私に意地悪したのか。日本は好きだけど、今でも警察はこわい」と語った。

男性の代理人をつとめる戸舘圭之弁護士は「(日本人の)私が運転していたら、こういう事態にならなかった」と述べ、捜査の背景に外国人差别があったことを指摘した。また、磯部たな弁護士は提訴の意義について「警察に違法なことをおこなったことを認めさせ、反省・謝罪してもらうことだ」と説明した。

問題点

警視庁池袋署の警察官が「なんで外人がこの車を運転するの?」などと、何の嫌疑もないにもかかわらず、職務質問をしてきた

二ホンは警察国家なので、警察官はいつでも誰でも職務質問が出来ると勘違いしている人が多いですが、職務質問の要件は警察官職務執行法でちゃんと規定されています。

職務質問の要件

  1. 異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者
  2. 既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者

「外国人が自動車を運転している」というのが、警視庁池袋署の基準では「合理的に判断すると、何らかの犯罪を犯そうとしていると疑うに足りる行為」なんでしょうね。

私は前々から「北朝鮮は二ホンの劣化コピー」だと考えていましたが、最近は「北よりも酷い」感じになってきていますよね。

男性の許可がないにもかかわらず、助手席のドアを開けて、グローブボックス(小物入れ)を調べる

令状なしでここまでするんですね。今回の裁判で被告になった東京都は間違いなく「警察官の捜査は適切に行われており、車内の捜索などは原告の同意を得て行ったものだ」と嘘をつくでしょうね。

今回は原告が宗主国アメリカの国民なので、場合によっては勝訴する可能性もありますが、これが二ホン人が原告だったら間違いなく負けます。その時に裁判所は「許可なく捜索しても合法」なんて判決文は書きません。「原告(被害者)の同意を得たという警察官の証言は信用できる。仮に「捜索に同意する」というような具体的な発言がなかったとしても、それだけで直ちに同意がなかったとまでは言えない」なんて感じの珍妙な判決文を書くのが二ホンの裁判官です。

そういや大阪地検は「抵抗が弱まったから同意してると思った」という集団強姦犯の警察官達の証言を採用して不起訴にしたんでしたよね?

警察は強姦しても不起訴です

元警察官らの集団強姦、被害女性が検審申し立て 「不起訴は不当」2016年6月22日

男性を池袋署に同行して、約3.5時間にわたって取り調べたうえ、謝罪文を書かせた

これも任意同行に被害者が応じたという論理なんでしょうね。何も悪い事をしていないのに、自らの意思で警察署に同行して3時間半も軟禁される事に同意する人間がどこにいると言うのでしょうか?

あと、謝罪文を書かせたそうですが、この米国人男性は一体何に対して謝罪をしなければならなかったのでしょうか?まさか池袋の道路で自動車を運転した事が悪い事なのでしょうか?

負ける戦いであっても戦うべき

上の方にも書きましたが、訴訟社会で育った米国人だったからでしょう。この池袋署の横暴に対して慰謝料を求めて提訴しています。こういう所は我々ももっと見習うべきですね。

私も警視総監を被告とした行政訴訟を2度まで提訴し、予想通り敗訴しました。それでも、法廷まで持ち込んで争ったからこそ身に付いた知識や、裁判までもが茶番劇でしかないこの国の惨状に気付く事が出来ました。

この国は、警察に検挙され、検察に起訴されたら「一審有罪率99.98%以上」という異常な国家です。推定無罪の原則も検察挙証主義も関係ありません。無罪判決を出すような裁判官は家裁や簡裁に左遷させられますから、実際に公判を行う地裁以上の裁判所には、上ばかり見ている通称「ヒラメ裁判官」しかいません。

何しろ、裁判官の人事を決める最高裁事務総局にいるのは、元検事総長などの検察キャリアだったりしますからね。検察OBが裁判官の人事権を持っているのですから、検察の決定を否定するような裁判官を出世させる訳がありません。


最高裁の罠

で、交通違反なんかを処理する区検では、司法試験を突破していなくても簡単なペーパー試験だけでなれる副検事や、副検事にすらなれない検察事務官が、特例を悪用して理不尽な取締りを受けたドライバー達の起訴や不起訴を決定しているのです。

[驚愕]区検では事務官にまで公訴権を与えている[検事じゃない]

原告が米国人である事に配慮して賠償を認めるのか、二ホン人と同じ扱いで敗訴させるのかはわかりませんが、可能なら傍聴に行きたいような裁判ですね。

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