神戸製鋼、アルミ部品など強度改ざん 200社に出荷

神戸製鋼と言えばアベシンゾーが唯一勤めた事がある民間企業です。

神戸製鋼と言えば殺されたオウム真理教の村井秀夫も勤めていた企業です。

そんな神戸製鋼がアルミ部品の強度などを偽装していたという問題ですが、こういう素材系の強度不足は大事故に繋がります。さて、誰が責任を取るのでしょうか?

神戸製鋼、アルミ部品など強度改ざん 200社に出荷

http://www.asahi.com/articles/ASKB84K3HKB8ULFA003.html?iref=pc_extlink

http://archive.is/5quGe(魚拓)

 神戸製鋼所は8日、アルミニウムや銅製品の一部で強度や寸法などを偽って出荷していたと発表した。対象品の納入先はトヨタ自動車や国産ジェット機「MRJ」を開発する三菱重工業、東海道新幹線のJR東海など約200社に及ぶ。改ざんが判明したのは、今年8月末までの1年間で2万トン超にのぼる。

 同社は昨年も、グループ会社でばね用ステンレス鋼線の強度を偽って出荷した不祥事が発覚。品質軽視とずさんな管理体制が明らかになり、川崎博也会長兼社長ら経営陣の責任が問われそうだ。

 同社は出荷先への説明と、品質の検証を始めた。現時点で安全面の問題は起こっていないという。8日に記者会見した梅原尚人副社長は「ご心配をおかけし、おわびする。経営陣の責任も考えている」と謝罪した。業績への影響は不明という。

 同社によると、不正な製品は真岡(もおか)製造所(栃木県真岡市)、長府製造所(山口県下関市)、大安(だいあん)工場(三重県いなべ市)のアルミ・銅製品をつくる全3工場と、子会社コベルコマテリアル銅管の秦野工場(神奈川県秦野市)から出荷。アルミ・銅製品約2万1500トン、アルミ部品約1万9400個で、年間のアルミ・銅出荷量の約4%(出荷額約120億円)にあたる。

 出荷前の自主検査で、顧客企業との契約上の仕様が満たされていないことがわかったあと、添付する「検査証明書」のデータを改ざんしていた。日本工業規格(JIS)が定める水準は満たしていたという。

 管理職を含む数十人が改ざんに関与したことがわかっており、梅原副社長は組織ぐるみだったと認めた。10年前から行われていたケースもあり、常態化していた疑いも強い。問題は拡大しそうだ。川崎会長兼社長を委員長とする調査委員会を設置し、外部の法律事務所にも調査を依頼した。

 世耕弘成・経済産業相はこの日、「公正な取引の基盤を揺るがす不適切な行為。信頼回復に向けて最大限の努力を求めたい」とのコメントをだした。(野口陽、清井聡)

検査証明書のことをミルシートと言います。

ネットでは、ミルシートの偽装に関わった元神戸製鋼の社員が知恵袋に質問をしていたという事でスレが立つほどの賑わいぶりです。

ミルシートの偽造をしていたかも

これを機に島津論文を読もう

神戸製鋼の強度偽装の問題点や今後の展開予想については、他サイトの方が詳しいですから、このサイトでは神戸製鋼繋がりで「島津論文」を読んでおくことをオススメします。

その筋のクラスタでは有名すぎる記事なので「何を今さら…」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、一度読んでおいて損はない記事なので紹介しておきます。島津論文通称「島津論文」とは、かつて日本最大の英字紙「ジャパンタイムズ」の編集長だった島津洋一氏が、2011年10月2日付で公開した記事の事です。一言で言えば、「福島第一原発4号機の爆発は、ニホン・アメリカ・イスラエルの3カ国による兵器級プルトニウム輸送計画の結果として起こった」という事ですが、裏事情を知らない人には何のことやら?でしょうね。先に書いておき...

島津論文には以下の一節があります。

原文:Abe has wide knowledge of esoteric technologies. His first job in the early 1980s was as a manager at Kobe Steel. One of the researchers there was astrophysicist Hideo Murai, who adapted Soviet electromagnetic technology to “cold mold” steel. Murai later became chief scientist for the Aum Shinrikyo sect, which recruited Soviet weapons technicians under the program initiated by Abe’s father. After entering government service, Abe was posted to the U.S. branch of JETRO (Japan External Trade Organization). Its New York offices hosted computers used to crack databases at the Pentagon and major defense contractors to pilfer advanced technology. The hacker team was led by Tokyo University’s top gamer, who had been recruited into Aum.

After the Tokyo subway gassing in 1995, Abe distanced himself from his father’s Frankenstein cult with a publics-relations campaign. Fast forward a dozen years and Abe is at Camp David. After the successful talks with Bush, Abe flew to India to sell Cheney’s quadrilateral pact to a Delhi skeptical about a new Cold War. Presumably, Cheney fulfilled his end of the deal. Soon thereafter Hurricane Katrina struck, wiping away the Abe visit from the public memory.

安倍には、難解なテクノロジーに対する広い知識がある。彼の1980年代最初の仕事は、神戸製鋼のマネージャーだった。その研究者のうちの1人が、天体物理学者村井秀夫で、彼はソビエトの電磁気テクノロジーを「常温形成」鋼に適応させた。村井は後にオウム真理教の主任科学者になったが、オウム真理教は安倍の父によって始められたプログラムの下、ソビエトの武器技術者を雇い入れた。安倍は政府の活動を始めると、JETRO(日本貿易振興会)の米国支所に配属された。そのニューヨーク事務所は、ペンタゴンと主な防衛システム開発請負業者の先進技術を盗み出すための、データベースを解読するコンピュータのホストをつとめた。そのハッカー・チームは東京大学の最高のゲーマーにより率いられ、彼はオウムに入った。

1995年の東京地下鉄サリン事件後、安倍は公共関係のキャンペーンのため、オウムと距離を置くことになる。そしてその12年後には、安倍はキャンプ・デービッドにいた。ブッシュとの会談後、安倍はインドへ飛び、新しい冷戦に懐疑的なデリーで、チェイニーの四カ国同盟を受け入れさせようとし、チェイニーがこの取引をおそらくさせることになる。このすぐ後にハリケーン・カトリーナがアメリカを襲い、安倍訪問は一般の記憶からぬぐいさられた。

「成長力」も書けないアベシンゾーに、難解なテクノロジーに対する広い知識などあるわけがありませんから、この部分は著者なりの皮肉ですね。

私は「成長力」なんて一言も言っておりません!

それはさておき、オウム・安倍一族・福島原発の関連性については予備知識として頭に入れておいた方が良いでしょう。

和訳版ならばサラッと読めますので、「どうして福島第一原発は4基も爆発したのか?」について自分なりの考えを持つためにも、島津論文は是非一読してみて下さい。

[島津論文]福島第一原発4号機が爆発した理由

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