横断歩道、手を挙げていたのに 一人歩きの小1死亡

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うちにも小さな子どもが二人いるので、こういう事故には本当に胸が締め付けられます。

警察は「事故防止のためだ!」とウソをついて、事故とは無関係な違反ばかりを検挙していますが、本当の事故原因は警察が取り締まるような違反ではありません。

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朝日新聞Digital

http://www.asahi.com/articles/ASK235S48K23UUPI002.html?ref=yahoo

http://archive.is/Wj5SX(魚拓)

 2014年2月、鹿児島市の小学1年生、徳永慎之介君(当時7)は下校後に友達の家で遊んだ。事故に遭ったのは、夕方の帰り道だった。

自宅まで350メートルほどの信号機のない横断歩道を、両親に教わったように手を挙げて渡った。左から乗用車が近づいてきた。それを見た別の車が危険を知らせるクラクションを鳴らしたが、身長120センチ弱の小さな体は乗用車にはね上げられた。

「しんのすけ」。慎之介君は、運び込まれた病院で自分の名前を口にした。胸を強く打ち、腕や足の骨は折れていた。事故から3時間半後に亡くなった。

刑事裁判の記録によると、60代の女性が運転する乗用車は時速40キロで走っていた。午後5時20分、対向車線には、離れたところにある信号を待つ車が連なっていた。列にいたトラックの陰から慎之介君が小走りで姿を現した。

物思いにふけっていた。横断歩道があることは知っていた」。女性は警察にそう話した。道路交通法では、横断歩道は歩行者が優先で、車が安全配慮の義務を負う。女性は裁判で「安全確認を怠った」とされ、執行猶予のついた禁錮刑を言い渡された。

実際の事故原因は「漫然運転」

記事にある通り、女性が運転する車は時速40km程度で走行していたようです。現場の特定はしていませんが、片側1車線の路線ですから制限速度も40km/hでしょう。

警察がやたら取り締まっている「速度超過」はこの事故の原因ではありません。

横断歩道上の事故ですから、「横断歩行者等妨害」違反が事故原因としてカウントされるのでしょうが、本当の事故原因は女性が自ら語っている通りです。

「物思いにふけっていた。横断歩道があることは知っていた」

横断歩道がある事は知っていたし、故意に歩行者妨害をしようとしたワケでもありません。「物思いにふけりながら運転していた」=漫然運転が事故原因です。

この事実は、当の警察が作成している統計資料からも明らかです。

事故原因はスピード違反みたいな交通違反ではなかった[知ってた]

安全運転義務違反:61.5%
その他の違反  :9.7%
歩行者妨害等  :6.4%
最高速度    :5.6%
通行区分    :5.0%
信号無視    :3.3%
優先通行妨害  :2.8%
一時不停止   :2.4%
違反不明    :2.3%
酒酔い運転   :0.6%
過労運転    :0.4%

今回の不幸な事故は、構成率第3位の「歩行者妨害等」にカウントされるのでしょうが、前述の通り、本当の事故原因は「漫然運転」です。

漫然運転は「安全運転義務違反」に含まれますが、この内訳も警察の資料からある程度は明らかになっています。

  1. 安全運転義務(漫然運転)
  2. 安全運転義務(脇見運転)
  3. その他の違反(何それ?)
  4. 安全運転義務(安全不確認)
  5. 安全運転義務(運転操作不適)

もう明らかですね。不幸な交通事故は「ドライバーがボーッとしながら運転している時」に最も起きやすいのです。

警察の取締りは事故を防止しない

このサイトでは繰り返しお伝えしていますが、警察が交通違反の取締業務をしている理由は

交通反則者納金予算(反則金徴収予算)達成のため = カネを集めるため

ただ、それだけです。

交通違反で理不尽な取締りが多い理由は交付金?
※2015.12.10に再編集しました。道交法くらい誰でも知ってるし、交通ルールもわかってます。しかし、実際には違反をしてしまう人が多く、たまに検挙されて悔しい思いをす...

それでも、取締りにも一定の効果があって事故が減るならまだマシですが、残念ながら取締件数と事故発生件数には何の因果関係もありません。

警察が取り締まっても事故は減りません。全くの無関係です。

本当に事故を減らしたかったら?

日本の人口10万人あたりの交通死亡事故発生率は、世界ランキング163位で死亡事故に遭う確率は他国と比べるとかなり低い方であるとは言えます。

世界・人口10万人あたりの交通事故死者数ランキング

しかし、いくら確率が低くても、愛する子どもを事故を失った人の悲しみは消えませんし、交通死亡事故発生率で目指すべき目標はゼロです。

不幸な事故を本当に減らしたかったら、何をすべきなのでしょうか?

私の考えでは、以下の施策を実行すれば確実に交通事故は減らせると思います。

  1. 免許更新時に実技試験を実施
  2. 死亡事故に対する厳罰化
  3. 車道で歩行者がハネられた場合の歩行者側の責任強化
  4. AT車を規制してMT車を増やす
  5. 事故多発地点には警官を常駐させる

これらについては別記事で述べていますが、今回の不幸な事件に関して言うなら、2.と4.あたりが気になります。

街中でMT車を運転していたら、頻繁にシフトチェンジする必要がありますから、「物思いにふけりながら運転」なんて出来ません。

自動車 = ぶつけたら生命を奪いかねない走る1t以上の鉄の塊

なんですから、その気になれば中学生でも運転できるほど操作を簡単にしてはならないのです。

関東から運転?14歳が大阪で事故 道交法違反の疑い

 大阪府警は24日未明、埼玉県草加市の中学2年生の男子生徒(14)を道交法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕したと発表した。車は横浜ナンバーで、関東地方から運転してきたとみられる。

また、この小学1年生を殺してしまった女性は、「執行猶予のついた禁錮刑」に処せられていますが、執行猶予がついていますから収監されるわけでもありませんし、無職や年金生活者だった場合は生活にも大した影響もありません。

事故とはいえ、自らの重大な過失で前途ある人間の人生を奪っておいて、本当にそれで良いのでしょうか?

ちなみに、殺した側が警察官だったりすると、もっと罪が軽くなって罰金刑で済んだりするのがニホンと呼ばれる国です。

[量刑不当]萩原流行さん死亡事故、護送車運転の警官に罰金[甘すぎ]

 東京都杉並区で昨年4月、俳優の萩原流行さん=当時(62)=がバイクで転倒して死亡した事故で、東京簡裁は29日までに、警視庁の護送車が転倒の原因になったとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)罪で、運転していた高井戸署の袖崎賢訓警部補(57)に、罰金70万円の略式命令を出した。

罰金70万円と高いと見るか安いと見るかは、加害者か被害者かによって印象が変わるかもしれませんが、人の生命を奪っておいてこれはないでしょう。

例えが悪いかもしれませんが、「裏ビデオを販売した」ような場合はわいせつ物頒布等の罪に問われ、「2年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金もしくは科料に処し、または懲役および罰金を併科」ですよ?

危険な鉄の塊を運転している自覚もなく人の生命を奪ってしまった者よりも、裏ビデオを販売したりネットに流したりした者の方が罪が重いってどういう社会なのでしょうか?

性風俗やアダルトビデオの問題は、女性の貧困化が主因です。消費税を廃止して、欧米の付加価値税に当たる物品税を復活させ、ベーシックインカムでも導入して貧困層にカネを配れば、風俗産業なんてあっという間に縮小化するでしょう。

暮らすのに十分なだけの収入があったら、身体を売ってまで稼ごうとする女性は勝手に減ります。スーパーのレジ打ちでは生活保護水準以下の生活しか出来ません。

従軍慰安婦の問題にせよ、風俗産業の問題にせよ、過度な貧富の差があるから身体を売るしかない女性が出てしまうのです。富裕層の子女が自らの意志で風俗産業で働いた例なんて聞いたこともないでしょう?

話が逸れましたが、車は危険な乗り物です。ドライバーも歩行者も、そのことを忘れてはなりません。

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