[レンタルバイク]Ninja250を1週間レンタルした感想[走り屋が通勤で使うとどうなる?]

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少しだけ自由になるお金が手に入ったので、カワサキのNinja250を1週間レンタルして通勤などに使ってみました。

Ninja250のレビューサイトはいくらでもありますので、峠やサーキットでの乗り味についてはそちらに任せるとして、私は都内の下道の通勤メインでのレビューをしてみたいと思います。

その昔、首都高を攻めていた元走り屋目線でのレビューですので、まるで参考にならないと思いますし、何も信じないで下さい(笑)

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1週間レンタルでコミコミ32,500円也

試乗だけならそのあたりのショップでもOKの所が沢山ありますが、15~30分の試乗ではわからない事だらけです。

レンタルバイクで1日ツーリングをするという手もありますが、それでは下道での通勤の感覚がわかりません。

どうせ借りるなら1週間と思って探した所、レンタルバイクセンターなら、1週間レンタルでコミコミ32,500円で借りられる事がわかりました。

これを高いと見るか安いと見るかは人によると思いますが、仮想通貨で儲けたあぶく銭ですので思い切って借りてみました。

保険代等を入れてコミコミ32,500円。他サイトと比べるとかなり安いです。

レビュー1:ライディングポジションなど

私は179cm62kgという細身体型ですが、CBR600F4iやCBR954RRに乗っていた頃も含めて、足付きで苦労した事はありません。

Ninja250はコンパクトなクォータースポーツですので、予想通り両足が踵までペッタリで足付き性は何の問題もありません。

それより問題だったのは、ステップが高すぎ&近過ぎて足首が痛くなることでした。

左足のシフトはまだ許せるレベルなのですが、右足でブレーキを掛けようとすると、ヒザも足首も相当折り畳まないと掛けられません。

これがツーリングであればそれほど気にならなかったかもしれませんが、ストップ&ゴーの連続の都内街乗り通勤時には、どうしてもリアブレーキを多用するため非常に疲れます。

足先をズラしてブレーキに爪先を掛けなければ大丈夫なのですが、スリ抜けも多用する都内の街乗りでは、一瞬の判断の遅れが事故に繋がりますから、ブレーキから右足を離す訳にはいきません。

Ninja250はコンパクトで足付き性も良い為、「身長が低い方でも安心して乗れます」というのが売りの一つだと思うのですが、実際に乗ってみてわかったのは、

ある程度以上(175cm以上)の身長がある人にとっては、ステップが近過ぎて窮屈な姿勢を強いられる

という事です。

敢えて厳しい言い方をするのであれば、「身長が低くても乗れる」ではなく「身長が低くないと街乗りでは安心して乗れない」という事でもあります。

バックステップを付ければ良いというアイディアもありますが、街乗りでは速度が乗らない分前傾姿勢を保とうとすると両ひざや両腕で体重を支えなくてはならず、これはこれで疲れます。

身長が高めの方は、購入する前に必ず試乗してみることをお勧めします。

レビュー2:トルクや馬力

水冷並列2気筒エンジンで、

  • 最高出力:23kW(31PS)/11,000rpm
  • 最高トルク:21N・m(2.1kgf・m)/8,500rpm

というスペックのエンジンを積んでいますが、レッドゾーンは13,000回転からとなっており、かなり高回転型のエンジンだと思います。

実際に乗ってみると、やはり「回してナンボ」のエンジンであることがわかります。

5000回転以下はまるで加速しないドン亀状態ですので、交通の流れをリードしたいなら常に5000回転以上を維持する必要があります。

回し気味に乗れば、シグナルダッシュでも原付2種に遅れを取る事はありませんが、どうしても発進時に回転が落ち込みますので、7000回転位でクラッチミートしても一瞬もたつく感覚が残ります。

6000回転を超えたあたりから回転が一気に上昇し、回転数に比例してリニアにパワーが出る感覚があり非常に楽しいです。

最高出力は11,000rpm付近ですが、12,000まではストレスなく回ります。そのまま13,000のレブまで回りますが、レブまで回すよりも12,000付近でシフトアップした方が速いし楽しいと思います。

街乗りでも2・3速をメインで走るのであれば、10,000回転以上も使えますが、都内ではあっという間に信号に捕まりますので楽しいのは一瞬だけです。

1週間のレンタル中に3回ほど高速走行も試しましたが、130km/h位まではストレスなく加速する為、周囲の流れに乗れないという事はありません。最高速チャレンジはしていませんが、おそらく150km/hちょいが実用域の限界ではないかと思います。

シフトインジケーターが無いのは残念です。何度も「幻の7速」に入れようとしてしまいました(笑)

純正スクリーンの風防効果はたかがしれているため、長距離ツーリングに行くならスクリーンの交換は必須だと思います。

フルカウルなので足への風は感じませんが、意識的に前傾姿勢を取らないと胸から上はかなりの風を受けてしまいます。

レビュー3:ブレーキ性能

フロントはシングルディスク・リアもシングルディスクですが、一人で乗っている分には必要十分な制動力を発揮してくれました。

サーキットや峠を限界まで攻めようとしたら色々と不満が出ると思いますが、街乗りメインならブレーキは弄る必要はありません。

普段使っているアドレスV125S(フロントローター大型化&リアは強化ブレーキシュー)よりも遥かに短距離で止まれます。ブレーキを強化しても如何にアドレスが止まらないかがわかってしまい、自分のアドレス君にガッカリしてしまいました。

レビュー4:サスペンション

リアのみ調整可能ですが、おそらく純正のままと思われる設定で乗った所、街乗りではリアが硬過ぎです。実際に購入して乗るなら普段は最弱にしておいて、長距離ツーリングや峠を走る時だけ少し硬くすれば良いと思います。

おそらく、タンデムで後ろに60kgくらいの人が乗っても大丈夫なように硬めの設定になっているのかもしれませんが、リアシートの硬さや狭さを考えると、タンデムツーリングには明らかに不向きなバイクです。

タンデムはあくまでもエマージェンシーと考え、サスに関してはもう少し柔らかめのセッティングの方が良いと感じました。

高速を走っていても安定感があって良いのですが、良い意味での剛性感とは異なる種類の「硬さ」を感じるのです。

回していてもそれほどエンジンの振動で疲れるというような事はないのですが、せいぜい150km/hくらいまでしか使えないバイクなのに、後述するフロントの重さも合わさって、一言で言えば「モッサリ感」が拭えないのです。

レビュー5:ハンドリング(旋回性能)

乗り出して最初に思ったのが、

フロント重っ!!

です。

アドレスと比べての話ではありません。昔乗っていたCBR600F4iやCBR954RRなどの大型SSバイクと比べても、フロントの重さが際立っているのです。

実際には小回りも悪くないのですが、特に低速域ではフロントの重さを非常に感じる為、車の間をスイスイ抜けて行くのが面倒に感じるタイプの重さです。

大体60km/h以上出しているとフロントの重さは消え、倒せば倒した分だけ曲がるという面白さを感じる事が出来ます。

全体的に安定感を重視したバイクなので、旋回中も不安感はありませんし、タイヤさえちゃんとしたのを履けば余裕でヒザも擦れるでしょう。

切り返しも遅くはありませんが、250ccならもっと軽くても良いかなと思いました。切り返しに関してはCBR600の方がもっと軽く素早く切り返せました。

都内の街乗りだと交差点の右左折でヒザを擦る訳にもいきませんから、中低速まで落としてハンドルで曲がる機会が多いのですが、そういう時には前述の「ハンドル重っ!」が襲ってきます。

友人に「Ninja250乗ってみてどうだった?」と聞かれたら、私の回答は間違いなく「フロントが重かったよ」になると思います。

レビュー6:積載性など

これは期待するだけ無駄というものです。リアシートの下に若干のスペースがありますが、グローブがギリギリ入るか入らないかというスペースしかありませんので、ETCを付けたら終わりではないでしょうか?

レンタルバイクにはETCが付いていなかったため、料金所でその都度止まってポケットからETCカードを出すのが面倒臭かったです。

リアシートを外すとヘルメット用のフックが左右にあります。

内蓋を開けると車載工具が入っていました。

この内蓋の下のスペースにETC車載機と書類を入れたら終わりだと思います。

とはいえ、積載性については工夫さえすればどうにでもなりますから、バックパック1つで通勤に使う分には何とでもなります。

ヘルメットホルダーが使いにくいというレビューも見掛けましたが、リアシートの脱着は純正キーのままで可能なので私はこれを面倒とは思いませんでした。

考えてみれば、ヘルメットホルダーは降りた時と乗る時の2回しか使わないのですから、それぞれ15秒で済む動作が多少面倒でも負担にはなりません。

そんな事よりフロントの重さが…って何度も言いたくなってしまうくらい、都内の街乗りには向かないバイクだな~と思いました。

総評・まとめ

Ninja250を私なりにまとめると以下のようになります。

  • 身長が高い人には不向き、170cm未満の方に推奨
  • エンジンは回してナンボ、燃費運転がしたい人は別のを買え
  • 1万円高くてもシフトインジケーターは付けて欲しかった
  • 良く言えば「スポーツ走行も出来るツアラー」
  • 悪く言えば「全てが中途半端」
  • Ninjaのスタイルが好きなら買い、性能や実用性重視なら買うな

右腕と右下肢を骨折する事故から14年ぶりに首都高を走りましたが、我ながらよくこんな場所で限界走行をしていたものだと思うくらい首都高は難しいコースだなと思いました。

車の流れに乗って飛ばしていなくてもそう感じるのですから、当時は頭のネジが何本もぶっ飛んでいたのでしょう。今だってそれが直ったとは思いませんが。

警察利権が増えるのは嫌ですが、首都高は別免許にした方が良いと思います。初心者や高齢者がおいそれと走ってよいような場所ではありませんし、下手なドライバーが減速し過ぎるせいで万年渋滞に起こっている場所が何か所もあります。

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