[仮想通貨]一時的なバブルなのか、バブルの始まりに過ぎないのか?[一攫千金]

ビットコインに代表される仮想通貨(暗号通貨・クリプトカレンシー)への注目が集まり、相場が急騰状態であることについて、過去に2つの記事を書きました。

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[貧乏人こそ]仮想通貨のゴールドラッシュか?[夢を買え]

私はなけなしの資産をXRPと呼ばれるリップルコインに投資していますが、私が2016年10月頃にXRPを買った時の価格は1XRP=0.9円くらいでした。

それが3月に高騰し、最初の記事を書いた2017/4/29の時点の相場は…

上記のように1XRP=5.7298円でした。

これがGW中に高騰し、2番目の記事を書いた2017/5/5の20時23分の時点では…

1XRP=11.198円になりました。

では、本日(2017/5/8の14:30頃)にはどうなっていると思いますか?

驚愕の1XRP=23.863円です。

4/29の記事を見てすぐに買った方は4倍

5/5の記事を見てから買った方でも2倍

になっています。これが僅か10日間の出来事なのです。

私がビビって中途半端な利確をしていなければもっと資産が増えていましたが、まあ、過去を振り返っても仕方ないのでそれは良いでしょう。

問題は、これが一時的なバブルなのか、これから始まる仮想通貨バブルの始まりに過ぎないのか?です。

XRPは銀行間決済で使われる代替通貨

ビットコイン以外の仮想通貨をアルトコイン(またはオルトコイン)と言いますが、リップルコインとも呼ばれるXRPだけはちょっと特殊です。

他のコインはビットコインのように、将来的には個人利用も可能な仮想通貨としての普及を目指しているのに対して、XRPはB to Bと呼ばれる企業間(銀行間)決済用の代替通貨としての利用を目指しているからです。

マーケットメーカーのためのRippleより

そういう意味では、将来的には個人利用は出来ない通貨なのですから、個人投資家が持っていてもいつかは使えなくなります。

銀行が使うという実需がある為に高騰していますが、このバブルはいつかは弾けるでしょう。

弾けるまでは一攫千金のチャンス

現実的な価値があまりない物に投資するのは気が引けますが、ちょっと思い出してみると、人間は価値のない物に多額の投資をしてバブル相場を作り出す事が度々あったことに気付かされます。

1990年頃まで日本は空前の不動産バブルに湧いていました。

実際にはそこまでの価値がない事は誰が考えても明らかなのに、千代田区の地価を足したらカリフォルニア州が買えるという意味不明の水準まで高騰しました。

リーマンショック前のアメリカもそうです。

サブプライムローンなんて、考えるまでもなくいつかは破綻する事が目に見えていたローン商品ですが、マイホームを所有するという夢を見た人々が飛び付いて利用し、このローン債権を金融商品化した実質的には無価値な商品が高値で取り引きされ、初期に投資して高値で売り抜けた人々だけが得をしました。

人間は、金儲けの話となると理性よりも感情が優先され、論理的思考が出来なくなるようです。

どちらにしてもバブル期が3~5年は続きました。ポイントはここです。

仮想通貨、特にビットコイン以外のアルトコイン(オルトコイン)のバブルは、2017年の3月がその始まりだと思います。

今急騰している相場は途中で調整を挟んで短期的には損失が出る時期も必ずあると思いますが、向こう数年間は仮想通貨バブルが続くのではないか(続いて欲しい)というのが私の読みです。

御存知の通り世界経済の先行きは不透明で、日本もアメリカも中国もEUも今後に経済が高度成長する余地はほとんどありません。日本は小泉竹中以降は中流層を絶滅させ、消費税を増税し、下流層から富裕層への富の移転を一所懸命に行っていますから、そもそも成長なんかしていませんが。

アベノミクスによって実質賃金はもっと下がってます!

今までは株式や不動産で稼いでいた投資家達にしてみると、投資先が無ければ儲けが出せませんし、見込みのある投資先がどんどん減っている状況で、投資資金がダブついていると考えても合理性はあると思います。

すると、大多数はいずれは消えゆく運命だとしても、仮想通貨の技術と概念はなかなか斬新ですから、投資可能資金の1~2割程度までなら仮想通貨に対する投資を今後活発に行っていく可能性があります。

世界の超富裕層の資産は莫大ですから、そのうちの数%が投資されただけでも仮想通貨の相場は高騰し、中米日欧の準富裕層や中産階級は、利率の低い銀行に預けておくくらいなら仮想通貨に投資してみようかと考え始める気がします。

日本だけでもタンス預金の総額が800兆円以上と試算されているくらいですから、中米日欧を合わせたら2000兆円はあるでしょう。

そのうちの5%が仮想通貨に投資されただけでも100兆円規模の相場の加熱が起こる訳です。

XRPが23円というのは、0.9円で買った私からすれば高すぎるように感じます。

でも、仮想通貨バブルに気付いた人々が投資を続けたら、1XRP=100円とか、下手をすれば1XRP=1000円という時代が「一時的には」来るかもしれません。その時に「なんで23円の時に買っておかなかったんだ!」と後悔しても後の祭りです。

もちろん、致命的な不具合等が見つかれば、0.9円くらいの元の価格まで落ちる可能性もあります。だから今はまだ投機に近いのかもしれませんが、既に富裕層向けにはセミナーが開かれている所をみると、やはりカネのある人々は投資先を探しているのですから、しばらくはバブル相場が続きそうな気がしてなりません。

まずは口座開設

仮想通貨が購入出来る取引所も数多くありますが、多くの取引所では有名なビットコインとイーサリアムくらいしか取引が出来ません。

初心者でも小額から気軽に投資出来て、将来化ける可能性がある他の仮想通貨(ビットコインに対してアルトコインと呼ばれます)を購入出来るのは、コインチェックという取引所です。

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

このまま全ての通貨が右肩上がりになるとは思いませんし、一時的な急落もあると思いますが、アメリカの著名投資家ジョン・テンプルトンの以下の言葉

相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

について考えてみた時、私は今が「懐疑の中で育ち」だと思っていますので、成熟前に参加しておいて損はないと考えています。

繰り返しになりますが、投資(投機)は自己責任で。私は自己責任で少しずつでも買い足して行こうと思います。

何故なら、仮想通貨には夢があるからです。

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